曲目解説
1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。
「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。 優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
2.愛の挨拶・・・・「愛のあいさつ」は、彼が31歳のとき、婚約者キャロラインに贈るために書いた作品で、もとはピアノ独奏曲でしたが、
翌年管弦楽に編曲、今日では圧倒的に後者で知られています。
愛妻家としても知られているエルガーが生涯愛し続けた妻にささげた作品だけに、
親しみ深く美しいメロディーは人々の心をとらえ、世界中で愛好されています。
よくCMなどでも使われていて最近では某カップ麺メーカーの製品についてのお知らせCMのバックで流れていて
家事をしながら流しっぱなしにしているTVも自分が練習している曲が流れると”おぉ”と目がいくものですね。
ピアノを習うようになってドラマのBGMや何気なく流れている曲にも耳が意識するようになって
楽しみが増えたなぁと思っています。(コメント:りぃ)
3.もみじ・・・・ちょうどこの辺りも紅葉し始めてぴったりの季節に演奏できて、ハートフルコンサート会場のガラス越しに見える
木々を見ながらみなさんに聴いていただけたらうれしいなぁと思います。
とっても素敵なアレンジで先生と連弾します。
私もこの曲もアレンジも大好きでレッスンの時もう1回弾きたいなぁと思ってしまいます。(コメント:りぃ)
4.いつか王子様が・・・・白雪姫が、いつか王子様に会える日を夢見て、歌っている曲です。
ロマンチックな感じで弾けたらいいなぁと思います。(コメント:ふ~)
5.ホール・ニュー・ワールド・・・・アラジンとジャスミン姫が空飛ぶ絨毯に乗って、
新しい見たことのない景色を旅する時に、歌っている曲です。
少しでも、空を飛んでいる感じが出せたらいいなぁと思います。(コメント:ふ~)
6.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、
管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。
バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が
バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦)
だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。
今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノソロ用にアレンジされたものを
電子ピアノのストリングスの音色で弾きます。
私はいつもこの曲を弾いていると、自分自身がすごく癒されます。
それは、J.S.バッハが教会のための音楽を作っていたことや、私がSaint
Ceciliaにあこがれているからだと思います。
甲府教会で賛美歌を弾いたときのことも思い出しながら弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
7.夕焼け小焼け・・・・作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、 当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、 教員をしながら童話後に童謡を作るようになったそうです。 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。
この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、 八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、 同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。 しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。
東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。
今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
8.故郷・・・・お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみ、その後、
りぃちゃんのソロ演奏で、ピアノの音色を楽しんでいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
9.故郷・・・・私の大好きな作詞・高野辰之さん、作曲・岡野貞一さんコンビの『故郷』を演奏します。
このコンビで作詞・作曲されている『朧月夜』や『紅葉』も好きな曲です。
私の名前は、里に栄える子と書きます。ふたり姉妹の妹にも里という字が使われています。
両親が女の子なので、遠くへお嫁にいってもふるさとを大事に思ってくれるように、
出来れば近くにお嫁に行ってもらいたい・・・という想いをこめてつけくれたと聞きました。
自分の名前をとても気に入っています。素敵な名前をつけてくれた両親に感謝の気持ちをこめて、
そして、近くにある故郷、遠くの故郷、心の中にある故郷、
聞いてくださる方それぞれの故郷を感じてもらえるように演奏したいと思います。(コメント:りぃ)
10.涙そうそう・・・・・BEGINが作った曲に、森山良子さんが歌詞をつけた曲です。
森山良子さんの亡くなってしまった大好きな”にぃに(お兄さん)”への思いがつまっている曲です。
クリスマス会でminaちゃんの演奏を聴いて私も弾いてみたいと楽譜を買いました。
前にもハートフルで弾いたことがある曲なので、前よりももっと歌詞の内容をじっくり頭にうかべ、
心を込めて演奏して、聴いてくださる人に気持ちを届けれたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)
11.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のテーマソングとして毎回弾きます。
※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。
この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。
しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。それからずっと弾き続けています。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。
この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
12.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?
サビでは
生きてこそ 生きてこそ 今ここから始まる
生きてこそ 生きてこそ 広がってまたつながる
生きてこそ 生きてこそ 無限に羽ばたいてく夢
生きてこそ 生きてこそ その根は 深く 太く 強く
生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子どもたちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。
今回は娘の優実とデュエットしま~す♪(コメント:Saint Cecilia/みどり)
演奏日のエピソード (Saint Cecilia/みどり) 2008年11月12日UP♪
今日も、楽しいコンサートでした。
会場にいらっしゃった方は少なかったですが、
「本当は聴きたいけど、病室にいないといけないので・・・・」
という方が多かったです。
ベルのときは、患者さんが一人いらっしゃったので、急遽、私がベルで演奏し、
それにあわせてふ~ちゃん、りぃちゃんも一緒に、ベルを鳴らしてもらいました。
最後の曲「生きてこそ」のときには、患者さんが2名いらっしゃり、お二人とも、演奏後、涙ぐんでいました。
「いい曲ですね、心にじ~んときて、涙が出ちゃいました・・・・」
とおっしゃったので、私は、
「音楽療法では、涙を流すことは心に溜まったものを出して、すっきりするから
とってもいいことですよ、
やっぱり、泣きたいときには泣き、笑いたいときには笑うっていうのがいいですよねっ♪」
と言いました。
お二人とも、
「ありがとうございました」
と言ってくださり、私も、
「ありがとうございました」
と言いました。
本当にこのコンサートをやってて、よかったな~と思いました。
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りぃちゃんの感想♪ 2008年11月12日UP
今日は、私が弾く1曲目『愛のあいさつ』(連弾)で、いきなりのハプニング!!が…。
連弾の楽譜が”ズルッ”とななめにずれて、何とか読めるけど今にも落ちそうに!!
どうしよう…どこで上にあげよう…落ちずにこのままいけるかな?とか考えながら弾いていたら
やっぱり心の動揺がピアノに、出てしまいました。
先生が途中で楽譜を”パッ”と上に引き上げてくれて、なんとか止まらずに弾けたけど
動揺いっぱいのバタバタした演奏になってしまいました。
先生はタイミングを見計らって”スッ”と対応してくれましたが(さすが先生です!)
私は”どうしよう”と考えることしかできませんでした。
ピンチにも動じないようにもっともっと修行しなくてはですね。
もう1曲の連弾『もみじ』は、今回は歌を歌いながら演奏しようと決めていて、ちゃんと歌えてよかったです。
みなさんで楽しむベルは、今日はめずらしく会場に誰もいなくて、先生が急きょメロディーのベルをそろえて
メロディーをベルで演奏しながら、私とふぅちゃんで歌を歌いながらいつものベルをしました。
先生は、すぐにベルをセットしてメロディーを演奏できてすごいなぁと感心しました。
2曲目のベルの前に、患者さまがきてくれて1曲一緒に楽しめてよかったです。
ふぅちゃんのソロは、ピアノの音色がしっかり響いていてふぅちゃんの演奏でピアノが気持よく
歌っているみたいですごくよかったです。また聴きたいなと思える演奏で見習いたいところがいっぱいです。
ふぅちゃんまた聴かせてくださいね♪
先生の電子ピアノの演奏『G線上のアリア』で、清掃の職員の方が思わず立ち止まりしばらく
聴いていかれる姿を見ました。何気なく通っていたけど立ち止まりたくなるような演奏ができるって素敵ですね。
私もいつかそんなふうになれるのかなぁと憧れます。先生はやっぱりすごいなぁ♪
今日は、連弾のハプニングやそんな出来事で尊敬できる先生に教えてもらえて幸せだなぁと改めて思った1日でした。
ソロ2曲も今日は歌って弾く目標で、歌いながら弾けてよかったです。
少し歌の方に気がいって、ピアノの音色に耳があまり向かなかったように思うので、
歌を歌ってもピアノもしっかり聴けるように練習していきたいです。
先生、ふぅちゃん、2階や3階からも聴いていてくださったみなさんありがとうございました。
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ふ~ちゃんの感想♪ 2008年11月14日UP
いつも、りぃちゃんはニコニコしてるんですが、今回は、しょっぱなから、 りぃちゃんの笑顔にノックアウトされ、癒されてました(^^) これって、大切なことですよね♪
演奏の方は・・・ 「いつか王子様が」の方は、ピアノがいつもよりすごく弾きやすい感じがして、 気持ち良く弾けました。もう少し流れる様に弾けたら、さらに良かったと思います。
「ホール・ニュー・ワールド」の方は、気持ちの切り替えが曖昧なまま始めてしまい、出だしで、とちってしまいました(^^;
気を取り直して、弾きましたが、表現したかったことの半分も、表現できてなかった気がします。
気持ちの切り替えって大切だなぁと、つくづく思いました。
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久々に、優海で
りぃちゃんに レインスティックを
やってもらいました。 |
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連弾「愛の挨拶」 |
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ふ~ちゃんの「いつか王子様が」 |
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「ホール・ニュー・ワールド」
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G線上のアリア
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りぃちゃん「故郷」 |
涙そうそう |
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めぐり逢い |
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生きてこそ |
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