ハート飾り枠
                トヨタ記念病院 ハートフルコンサート        2015年1月28日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
まだむ楊
My Memory 「冬のソナタ」挿入歌 作曲:パク・ ジョンウン
編曲:佐藤たかひろ
2 (ピアノソロ)
まだむ楊
白い恋人たち 映画 「白い恋人たち」より 作曲  フランシス レイ
編曲  Kyouko Sukegawa
3 (ピアノソロ)
まだむ楊
文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
編曲:石川 芳
4 (ミュージックベル)
全員
たき火 文部省唱歌 作詞:巽聖歌
作曲:渡辺 茂
5 (ミュージックベル)
全員
文部省唱歌 作詞作曲不詳
6 (ミュージックベル)
全員
故郷 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:丹羽みどり
7 (ミュージックベル)
全員
夕焼け小焼け 文部省唱歌 作詞: 中村雨紅
作曲: 草川 信
8 (ピアノソロ)
りぃ
ムーン・リバー 映画「ティファニーで朝食を」より 作詞:ジョニー・マーサー 
作曲:ヘンリー・マンシーニ
編曲:鈴木奈美
9 (ピアノソロ)
りぃ
アメージング・グレイス 讃美歌2編167番 作詞:ジョン・ニュートン
作曲者不詳
編曲:森乃リコ
10 (ピアノソロ)
りぃ
ホール・ニュー・ワールド 映画「アラジン」より 作詞:ティム・ライス 
作曲:アラン・メンケン 
編曲:吉田洋
11 (うた&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説

1.My Memory・・・・日本に韓流ブームを起こしたテレビドラマ「冬のソナタ」の中で使われた曲です。
寒いスキー場で愛しい人に暖かく語りかけるような表現を目指して練習しました。
短い曲ですが、すべての音を丁寧に弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



2.白い恋人たち・・・・この曲は1968年にフランスのグルノーブルで行われた 
第10回冬季オリンピックの記録映画のテーマ曲です。
雪の中、氷の上での華麗な競技が思い浮かぶように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



3.雪・・・・ドビュッシー風の雪の降り方で始まるアレンジが気に入ってこの曲を選びました。
イントロとエンディングは降り続く雪を透き通った音で表し、
メロデイ部分は子供も犬も元気に走りまわっている様子や、
猫が炬燵で丸くなる様子を表現できるように弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



4.たき火・・・・晩秋~冬といえば、私はこの曲は欠かせないです。
 昭和16年(1941年)に作られた曲です。今でも小学校2年生の音楽の教科書に載っており、
子どもから高齢者まで、歌い継がれている唱歌で、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。

 今回は、お聴きくださる方々とともに、ミュージックベルでこの曲を楽しんだあと、
ピアノ連弾で、アレンジの違いも楽しんでいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5.雪・・・・冒頭の歌詞を「雪やこんこん」と歌ってしまいがちですが、正しくは「雪やこんこ」なのです。
「こんこ」は「来んこ=来い」という意味だそうです。

 上記「たき火」と共に、冬に親しまれている唱歌で、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。
 今回は、お聴きくださる方々とともに、ミュージックベルでこの曲を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.故郷・・・・作詞の高野辰之が幼少時代を過ごした故郷の風景・望郷の思いを描写したと伝えられ、
兎を追った山は、大平山・小鮒を釣った川は斑川であるということです。
 作曲の岡野貞一は、鳥取出身で、こよなく愛し故郷の砂丘のイメージを思い浮かべたであろうと言われています。
この歌は、大正五年(1914)「尋常小学唱歌(六)」にはじめて登場したそうです。
 この曲の歌碑が、作詞:高野辰之の出身地豊田村の、岡野貞一の出身地鳥取市の久松公園入口にあるそうです。
因みに鳥取のキャッチフレーズは「山青き水清き ふるさと 久松山」だということです。
 今回は、お聴きくださる方々とともに、ミュージックベルでこの曲を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.夕焼け小焼け・・・・この曲の作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、
当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、
教員をしながら童話後に童謡を作るようになったそうです。
 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。

 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、
八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。
 
 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、
同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。
しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。

 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。

 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.ムーン・リバー・・・・オードリー・ヘプバーンの主演映画「ティファニーで朝食を」の主題歌で、
「アカデミー主題歌賞」と「グラミー最優秀歌曲賞」を同時に受賞した曲です。
映画では、オードリーがギターを抱えて、どこか寂しげな表情で歌うシーンが印象的です。
とてもきれいなメロディーと不安定な恋心を歌うせつない歌詞がり映画にぴったりだと思いました。
今回はジャズアレンジで演奏します。ムードたっぷりの響きを大事にピアノで歌いたいと思います。(コメント:りぃ)



9.アメージング・グレイス・・・・2003年にドラマ「白い巨塔」の主題歌にも使われたとても有名な私も大好きな曲です。
とても美しいメロディーで、ジョン・ニュートンの歌詞には神の恵みへの感謝がつづられています。
私も日々生かしていただいていることや、いつもいろんな方たちに支えられていることを感謝しながら演奏したいです。
今回はジャズ風で、遠くからバグパイプがだんだん近づいてきたり、
メロディーが輪唱のように追いかけっこしたりするおしゃれなアレンジをピアノでたっぷり歌えたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



10.ホール・ニュー・ワールド・・・・ディズニー映画「アラジン」の主題歌です。
アラジンとジャスミン姫が魔法のじゅうたんで世界中の空を旅する場面で流れています。
ためらうジャスミン姫にアラジンが「さあ、僕を信じて・・・」と手をさしのべふたりは飛び出してゆきます。(私のお気に入りのシーンです。)
ふたりきりの素敵な夜空の旅をイメージして、ゆったりと演奏できたらいいなぁと思います。 (コメント:りぃ)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

演奏日の感想   2015/1/28UP♪

 今回は、私は、25日(日)にインフルエンザにかかってしまったので、欠席しますが、
今まで、父の危篤の時も、母が亡くなった翌日でも、
一人でも楽しみにしていて下さる方がいらっしゃると思い、中止せずに頑張ってきた思いを
生徒に伝えたら、まだむ楊さんもりぃちゃんも、快く、私がいなくても頑張って演奏してきてくれると言ってくれました。

 曲目も、二人とも、急遽ソロを3曲に増やして、曲数もいつもどおり11曲にプログラムを作り直してくれました。

 よい生徒に恵まれ、私はとても幸せものです、
ことしも、よい誕生日プレゼントがいただけたと思います。

 まだむ楊さん、りぃちゃん、お願いします♪


 ということで、二人は、無事にコンサートをやってきてくれました。
私の感想(?)は日記に書きましたので、よろしければ
こちらをお読みいただければと思います♪



new りぃちゃんの感想♪   2014/1/29UP

 月曜日に先生から、
「インフルエンザにかかり、患者さまにうつしてはいけないので、今回のハートフルはまだむ楊さんと私で演奏してきてもらえませんか?」
と連絡がありました。
できるかどうか不安でいっぱいでしたが、先生がいろいろ大変な時も、何をおいても続けてこられたコンサート…。
先生の気持ちを普段からすごく感じているので、できるかどうか不安でしたが、まだむ楊さんと相談して、やってみることにしました。

 それぞれソロの曲を増やして、ベルも先生の提案で2曲増やし、いつものように11曲のプログラムを作ることができました。
ベルのときも、ちょうど「ベルふぁみりぃ」で使っている楽譜があって、
コードネームを書き込んで根音だけですが、伴奏も入れて4曲演奏して、とても勉強になりました。

 自分たちでやってみて、先生の凄さも改めて感じました。
会場の方たちに上手に話しかけたり、その場の雰囲気を和やかにする♪
やっぱり、学校や施設でたくさん活動されている経験からくるものなのですね。
私もまだまだですが、なるべく笑顔で話しかけたり、まだむ楊さんと頑張って無事演奏してこられてよかったです。

 そして、まだむ楊さんがいてくれて本当によかったです。私ひとりでは無理でした。
一緒に相談して曲を決めたり、準備したり、心を合わせてコンサートをすることができました。
まだむ楊さん ありがとうございました♪

 new まだむ楊さんの感想♪   2015/1/30UP

 ハートフルコンサートでの演奏を10年以上147回、毎月休む事無く続けてこられた先生が、
初めてお休みされると聞いた時は、ほんとに驚きました。
抵抗力の弱い入院患者さんに配慮しての事です。。

 生徒だけでコンサートを行うのは、とても不安でしたが、大先輩のりぃちゃんが居てくださるので頑張ってみようと思いました。
曲の順番を考えてプログラムを作ったり、ミュージックベルの伴奏をしてもらったり、
あらゆる事をりぃちゃんが引き受けて下さったので、無事コンサートを継続することができました。

 演奏は一応止まらずに弾けましたが、ミスタッチが多く和音の所を単音で弾いたりして所々編曲してしまいました。(笑)
私もりぃちゃんみたいにすぐに弾ける曲を何曲か持てるようになりたいと思います。
コメントも私は最初に3曲まとめて曲説明をしましたが、りぃちゃんは1曲づつ説明されてました。
聴いてくださる方には1曲づつ説明した方がわかりやすいですね。

 先生のように優しく毅然とした立ち居振る舞いや、そこから放つオーラのようなものは決して真似できるものでは無く、
時間もいつもより早く終わってしまいましたが、生徒同士協力して頑張ったことは良い経験になりました。
先生、りぃちゃん、ありがとうございました。



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