トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2014年12月23日(火・祝)11:00~12:00 | ||||
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊/ミッキー) | ||||
1 | (ピアノ) みどり |
みどれみ~優 海 | オリジナル曲 | 作曲:丹羽みどり |
2 | (ピアノ) みどり |
冬の夜★ | 文部省唱歌 | 作詞・作曲:不詳 ピアノアレンジ:丹羽みどり |
3 | (ピアノ) みどり |
青い目の人形 | 文部省唱歌 | 作詞:野口雨情 作曲:本居長世 ピアノアレンジ:丹羽みどり |
4 | (ピアノ) まだむ楊 |
My Memory | 「冬のソナタ」挿入歌 | 作曲:パク・ ジョンウン 編曲:佐藤たかひろ |
5 | (ピアノ) りぃ |
アメージング・グレイス | 讃美歌2編167番 | 作詞:ジョン・ニュートン 作曲者不詳 編曲:森乃リコ |
6 | (ミュージックベル) 全員 |
冬景色★ | 文部省唱歌 | 作詞作曲不詳 |
7 | (ミュージックベル) 全員 |
お正月★ | 文部省唱歌 | 作詞:東くめ 作曲:瀧廉太郎 |
8 | (ピアノ連弾) ミッキー・りぃ |
主よ人の望みの喜びよ | カンタータ第147番より | 作曲:J.S.バッハ 編曲:マイラ・ヘス |
9 | (ピアノ) ミッキー |
即興曲エディットピアフを讃えて | 15の即興曲集より | 作曲:F.プーランク |
10 | (ピアノ) みどり |
めぐり逢い | 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM |
作曲:アンドレ・ギャニオン |
11 | (うた&ピアノ) 全員 |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.冬の夜・・・・明治45年3月「尋常小学唱歌(三)」に発表された唱歌です。 歌詞の「いくさの手柄を語る」という部分が、戦意高揚であると一部の人々に否定されたことから、 戦後に発行された教科書や各社の「唱歌・童謡集」では「過ぎし昔の思い出語る」と改変されました。 しかし、そうなると、なぜ子どもたちが「拳を握って」興奮するのか意味が不明となる、とする意見も提示され、 再度、オリジナルの歌詞に戻す動きが出てきて現在に至っているとのことです。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 3.青い目の人形・・・・1921年(大正10年)発表された童謡。 作詞者の野口雨情は、当時の日本で人気があったセルロイド製のキューピー人形を見て歌詞を着想したということです。 私は、歌詞がとても優しい感じで、気に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 4.My Memory・・・・日本に韓流ブームを起こしたテレビドラマ「冬のソナタ」の中で使われた曲です。 寒いスキー場で愛しい人に暖かく語りかけるような表現を目指して練習しました。 短い曲ですが、すべての音を丁寧に弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊) 5.アメージング・グレイス・・・・2003年にドラマ「白い巨塔」の主題歌にも使われたとても有名な私も大好きな曲です。 とても美しいメロディーで、ジョン・ニュートンの歌詞には神の恵みへの感謝がつづられています。 私も日々生かしていただいていることや、いつもいろんな方たちに支えられていることを感謝しながら演奏したいです。 今回はジャズ風で、遠くからバグパイプがだんだん近づいてきたり、 メロディーが輪唱のように追いかけっこしたりするおしゃれなアレンジをピアノでたっぷり歌えたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 6.冬景色・・・・1913年(大正2年)に『尋常小学唱歌 第五学年用』に掲載された曲です。 1番は水辺の朝、2番は田園の昼、3番は里の夕方と、日本の冬の景色を歌っています。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.お正月・・・・共益商社編『幼稚園唱歌』(共益商社楽器店)1901(明治三十四)年7月25日発行の中の一曲です。 作詞者東くめが、東京・浅草の仲見世や境内の羽子板市など、暮から正月にかけての賑わいを観ながらイメージして作ったといわれています。 旋律は、「日本音階(ヨナ抜き長音階)」でできています。 (ヨナ抜き長音階とは、明治時代に伊澤修二によって考案されたもので、ドレミファソラシの七音を、ヒフミヨイムナと呼んで、 ヨ(ファ)とナ(シ)を抜いた五音からできている日本の音階です)。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.主よ人の望みの喜びよ・・・・ヨハン・ゼバスティアン・バッハが1723年に主の母マリア訪問の祝日のために作曲したと推測される 教会カンタータ『心と口と行いと生活で』の中で登場するコラールです。 コラールとは、ルター派教会にて全会衆によって歌われるための賛美歌です。 この曲は、テレビのCMで使われたり、いろいろなところでBGMとしても使われているので みなさんもどこかで耳にしたことがある曲だと思います。 テーマになるメロディーの陰に別のメロディーが美しく重ねっていくバッハらしいとてもきれいな曲です。 私はこの曲を聴くと教会の厳かな雰囲気を感じて心がすぅーとする気持ちになります。 今回はミッキーさんと心を合わせて美しいメロディーを紡ぐように演奏したいと思います。(コメント:りぃ) 9.即興曲エディットピアフを讃えて・・・・今回紹介するのは、フランス6人組の中の一人であるプーランク作曲の 「エディットピアフを讃えて」を演奏します。 この曲は「15の即興曲」の15番にあたり、1959年に作曲されました、比較的最近の曲になります。 ご存知のとおりエディット・ピアフは当時、フランス国内はもとより世界中で大人気だったシャンソン歌手でした。 彼女が亡くなったときには、皆が葬式に駆けつけるためパリ中の交通が麻痺したとかいう逸話もあるほど。 彼女の偉大な功績を讃え(おそらくファンだったため)プーランクが作ったものだと思っています。 今年初めてその曲を聴いたのですが、虜になってしまいました。 ピアノの音域を幅広く使い、どっしりとした低音に浮かび上がるメロディーがとても印象的です。 プーランクはそれを繊細に、大胆に、そして妖艶な(色っぽい)味付けに仕上げております(とにかく指示が多いです) メロディーだけなら簡単なのですが、基本的に3声以上で進行するので、メロディーが浮かび上がるよう弾くのが非常に大変です。 前奏部分だけでもどれだけ練習したことか。 また、音域が広いため跳躍が多く苦労しました(覚えにくい)。 ただ、一番苦労している部分は表現です。ややこってりとした妖艶なルバートを目指しているのですが、 些細なことでそれが崩れてしまうので気が抜けません。正直まだこの世界を表現できる技量はありません。 まだまだお耳汚しにしかならないかもしれませんが、きれいな旋律に耳を傾けていただければ幸いです。(コメント:ミッキー) 10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。 その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。 アンドレ氏が、リサイタルの時に 「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ) |
演奏日の感想 2014/12/25UP♪ 今回も、楽しいコンサートになりました。 最初から最後まで聴いていてくれた小学1年生の女の子とご家族の方、 とても楽しんで、ベルも参加してくださり、ありがとうございました。 コンサートが終わってから、その子が大事そうに持っているぬいぐるみ=ジジのぬいぐるみでした。 それで私が、ウチのジジの写真を見せてあげると、とても喜んでくれたのもよかったです。 |
まだむ楊さんの感想♪ 2014/12/25UP 今年最後のハートフルコンサートはミッキーさんも参加してくれて、素敵な演奏を聴かせてもらいました。 ハートフルコンサートでの演奏は、まず、季節を考えて選曲します。四季があるので季節に合った曲を選ぶのは楽しいものです。 その他、場所柄を考えたり、聴いて下さる方の年齢を想像したりします。 練習は病院のピアノを意識してペダルを深く踏み込むようにしてる……つもりですが、これがなかなか難しくて上手くいかないのです。 持ち運び出来ない楽器のツライところです。今回も一番盛り上がるところでミスしてしまいました。 止まらずに弾きましたが最後まで盛り上がらない演奏になってしまったことを反省しています。 いつも一生懸命指導してくださる先生と、りぃちゃんをはじめとする、ピアノ教室の皆さんの優しさに感謝して来年も頑張りたいと思います。 |
りぃちゃんの感想♪ 2014/12/25UP 今年最後のハートフルコンサートに参加しました。 ソロの演奏は、今年1年先生やピアノ教室の仲間、聴いてくださるみなさんに支えられて ハートフルコンサートで演奏させていただけたことに感謝して気持ちを込めて『アメージング・グレース』を 演奏しました。今年の自分の演奏の中で1番集中して心の中で歌って演奏できました。 連弾もクリスマス会で失敗してしまったところも今回は気をつけて、ミッキーさんの音を良く聴いて集中して演奏できました。 楽しかったです。 ベルのコーナーでは、かわいい女の子がいっぱいの笑顔で、楽しそうに歌ってベルを鳴らしてくれて 「ハートフルコンサートに参加させていただいてよかったなぁ…。」とうれしかったです。 最後の歌は、声がふるえてしまうのが気になってピアノが少し集中に欠けてしまったのが反省点ですが、 心を込めて歌うことができました。 また来年も先生やまだむ楊さん、ミッキーさんと連弾したり楽しくハートフルコンサートを 続けていけるように日々練習に励みたいと思います。 |
ミッキーくんの感想♪ 2015/1/11UP 本日は珍しく平日の曜日に参加させていただきました。 休日とは違い、お客さんの雰囲気も少し違うのかなと感じました。 今日はクリスマス会で弾いた2曲(エディットピアフを讃えて、主よ、人の望みの喜びよ(連弾)) を弾かせていただきました。 両曲とも多少のミスはあったものの無事弾けたのかなと思います。今年の弾き収めにふさわしい場だったかなと思います。 一緒に弾いてくださったりいちゃんには感謝しています。 来年もできるだけ参加してきたく思います。 最近はレパートリー曲を弾くことも多いのですが、新しい曲へも挑戦していきたいと思います。 |