ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2007年8月22日(水)
プログラム
     演奏:丹羽みどり/りぃ/mina/ゆうみ/ベルふぁみりぃ      
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ〜優  海 丹羽みどり
 
2 (E・ピアノソロ)みどり G線上のアリア    管弦楽組曲第3番(BWV1068)より J.S.バッハ
   
3 (うた&ピアノ)
   ゆうみ&みどり
Lovin' You ミニー・リパートン 作詞・作曲:M.Riperton/R.Rudolph
 
4 (ミュージックベル)
出演者全員
夏の思い出 文部省唱歌 作詞:江間章子
作曲:中田喜直
 
5 (ピアノ連弾)りぃ&mina 夏の思い出 文部省唱歌 作詞:江間章子
作曲:中田喜直
 
6 (ミュージックベル)全員 夕焼け小焼け 文部省唱歌 作詞: 中村雨紅
作曲: 草川 信
 
7 (ピアノソロ)mina 涙そうそう 夏川りみ 作詞:森山良子
作曲:BEGIN
   
8 (ピアノソロ)mina タイム・トゥ・セイ・グッバイ 作詞:ルシオ・クアラントット
作曲:フランチェスコ・サルトーリ
    
9 (ピアノソロ)りぃ エリーゼのために L.V.ベートーベン
 
10 (ピアノソロ)りぃ ホール・ニュー・ワールド 映画「アラジン」より A.メンケン
  
11 (うた&ピアノ)
  ゆうみ&みどり
ENDLESS STORY 映画「NANA」より
REIRA starring YUNA ITO
  (伊藤由奈)
作詞・作曲:Dawn Ann Thomas
 
12 (ピアノソロ)みどり 夏の終わり 森山直太朗 作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗
   
13 (ピアノソロ)みどり 少年時代 井上陽水 作詞:井上陽水
作曲:井上陽水、平井夏美
 
14 (ピアノソロ)みどり 明日に架ける橋 サイモン&ガーファンクル ポール・サイモン
 
15 (ピアノ&E・ピアノ)
  
みどり&りぃ
めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より アンドレ・ギャニオン
 
16 (うた&ピアノ)
  ゆうみ&みどり
生きてこそ Kiroro/TVアニメ
「甲虫王者ムシキング
 〜森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春
作曲:Kiroro

コメント:

 今回も大人の生徒さんの『りぃ』ちゃん、『mina』ちゃん、私の娘の『優実(ゆうみ)』が参加。
そして、今回は特別ゲスト(?)で、生涯学習センター美里交流館の自主グループ『ベルふぁみりぃ』のメンバーから、
小学6年生の3人娘が参加!!!!♪
 
 今回も にぎやかで楽しいコンサートになることと思います。



曲目解説

1.みどれみ〜優海(ゆうみ)・・・・オリジナル曲。「みどれみ〜」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海(ゆうみ)」に入ります。

 「優海(ゆうみ)」について・・・・私は「海」が大好きなので
実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、
管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。
 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が
バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦)
だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。
 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノ独奏用にアレンジされたものを弾きます。
※ストリングスとチェンバロ(E・ピアノによる)の音色で弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.Lovin' You・・・・1975年にヒットしたミニー・リパートンの曲。
メロディーを聴くと、「どこかで聞いた曲」と思われる方 が多いと思います。
4オクターブの声域を持ったミニー・リパートンは1979年に31歳で癌で他界されたそう。
それでもなお、この曲が、音楽が人の心に響くというのは、すごく素晴らしいことだと思います。
 今回は、優実が心をこめて歌います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



4.夏の思い出・・・・夏の曲といえば、やっぱりコレ! という感じです。歌詞にある「尾瀬」は、群馬県だそうです。
私は行ったことがないので、一度は行ってみたいと思っています。
 今回は、ミュージックベルで演奏後、ピアノ連弾で、お楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5.夏の思い出・・・・日本人なら誰でも一度は聴いたことのあるこの名曲は、
1949年に「戦後の国民に夢と希望を与える歌を」と、NHKに頼まれた江間章子さんの詩に
当時、東京音楽学校(現東京芸大)出身の新進作曲家だった中田喜直さんが曲をつけてできました。

 詩は、作詞者で詩人の江間章子(えましょうこ)さんが
戦時中、食糧物資を求めて、木炭トラックに揺られながら群馬の山あいを訪れた際に
眼前に開けた真っ白な眩しい水芭蕉の花に見愡れたのをイメージして作られたそうです。

 江間さんが見た風景を思い浮かべながら、涼やかな山あいの夏の風景を表現できたらと思います。 (コメント:mina)


 歌詞に出てくる尾瀬は群馬県にあるの湿原地帯で、四季折々に数百種の高山植物が見られるそうです。
私は尾瀬には一度も行ったことがないのですが、この曲を聴くと尾瀬の風景が浮かんでくるようなとてもきれいな歌詞の曲です。
 
 作曲者の中田喜直さんも尾瀬には一度も行かないままこの曲を作曲したそうです。

 実際に水芭蕉が咲くのは5〜6月ですが、水芭蕉=夏の花というイメージが私にあるのはこの曲の影響だと思います。
まだ行ったことのない尾瀬、白く涼しげな花を咲かせる水芭蕉の風景を、想像し思い浮かべながら演奏したいです。(コメント:りぃ)




6.夕焼け小焼け・・・・作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、
当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、
教員をしながら童話後に童謡を作るようになったそうです。
 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。

 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、
八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。
 
 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜−新しい童謡−」に掲載されたものの、
同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。
しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。

 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。

 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.涙そうそう・・・・2001年に夏川りみがシングルカバーし大ヒットした曲。
森山良子が、ライブで共演したBEGINと意気投合して、沖縄の曲を依頼。

 デモテープのタイトルに書いてあった「涙そうそう」は沖縄の言葉で「涙がぽろぽろこぼれ落ちる」という意味であると聞き、
森山が若くしてこの世を去った兄を想う歌詞をつけました。

 もともと好きな曲でしたが、私自身2年前に父を亡くしたことで、この曲に対する思いは、いっそう深くなったと感じています。
8月は父の誕生月であり、また命日月でもあります。

 もういちどお父さんに会いたい。

そんな気持ちをこめて演奏したいと思っています。(コメント:mina)



8.タイム・セイ・トィ・グッバイ・・・・曲名にグッバイ、と入っているため悲しい別れの歌だと思われがちですが
実は“新しい世界に旅立とう”という前向きな歌詞の“旅立ちの歌”です。

 原曲は、イタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリの「コン・テ・パルティロ(Con Te Partiro)」
 1996年にサラ・ブライトマンが英訳詞にて『タイム・トゥ・セイ・グッバイ(Time To Say Goodbye)』
としてカバーして全世界で大ヒットしました。
 以後も楽曲の素晴らしさから多くのアーティストに愛され、歌われています。

 日本でも歌手の 故 本田美奈子さんがカバーして話題になりました。(コメント:mina)



9.エリーゼのために・・・・小学校の頃ピアノを習っているお友達が音楽室で弾いてくれて
「ピアノっていいなぁ・・・」って思った憧れの曲です。
愛する人”テレーゼ”のために作った曲ですが、楽譜の曲名を読み違えられ『エリーゼのために』
として世に出されたというエピソードがあります。
 音楽室のくしゃくしゃ頭のベートーヴェン・・・。「愛する人を諦めなければならないけど、でも諦めきれない・・・」
ベートーヴェンの苦悩、激しさや気持ちの浮き沈みがこの曲に込められていると思います。
 本番も右手と左手の掛け合いや響きをよく聴いて演奏できるようにしたいです。(コメント:りぃ)




10.ホール・ニュー・ワールド・・・・ディズニー映画「アラジン」の主題歌です。
アラジンがジャスミン姫が魔法のじゅうたんで世界中の空を旅する場面で流れています。
ためらうジャスミン姫にアラジンが「さあ、僕を信じて・・・」と手をさしのべ(私のお気に入りのシーンです。)、ふたりは飛び出してゆきます。
ふたりきりの素敵な夜空の旅をイメージして、ゆったりと演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



11.ENDLESS STORY・・・・数週間前に、映画「NANA」と「NANA2」のDVDを観て以来、この曲の虜になりました。
すぐに楽譜を入手、優実に歌ってぇ〜♪ とお願いし、今回の選l曲・・・ということになりました。
 この曲が劇中でライヴハウスで演奏されるシーンで、中島美嘉演じるNANAの回想シーンが、すごく歌詞と合っていて、
私はこの曲を弾いたり聴いたりするだけで、涙ぐんじゃいます。・・・・・・・・・・・パブロフの条件反射みたい・・・・汗;

 気持ちを込めた、親子競演といきたいです。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



12.夏の終わり
・・・・2003年にヒットした森山直太朗の曲です。
なぜか毎年、「夏の終わり」になると弾きたくなります。
多分、「戦争」のことを決して忘れてはいけないという魂の叫びなのかも・・・・と思います。

 この曲のメロディーを聴くと何故か「懐かしい」印象、日本の情緒を感じませんか?
実はこの曲には、「日本的音階」が使われているからです。
音階の第4度音と第7度音、つまり、「ファ」と「シ」の音を欠いた5音音階・・・・いわゆる、「ヨナ抜き音階=日本的音階」を使ったものです。

 音楽は感覚的な要素が多いですが、いろいろこだわりを持ち調べてみると、意外にその論理的な理由というのもみつかります。
そうすれば、音楽は数倍身近になり、もっっと興味を持って聴いたり演奏したりできると思います。
 この曲については、歌詞に使われている言葉も「日本的」な言い回しが多く、まさに曲と歌詞がぴったりした作品と言えます。
 私は、この曲の歌詞は「戦争」のことをテーマにしていると感じているので、いつもよりも増して丁寧に心を込めて弾きたいと思います。
 忘れてはならないことを訴えたこの曲はきっと何年経っても色あせることはないと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




13.少年時代・・・・「夏が過ぎ 風あざみ・・・・」井上陽水さんの曲です。
この曲のエピソードですが、そもそも「少年時代」とは、作家「柏原兵三」の『長い道』を藤子不二雄Aが漫画化し、
1978年(昭和53年)から1979年(昭和54年)まで週刊少年マガジンに連載されたそうで、
その後、1990年に東宝系にて映画化され、日本アカデミー賞を受賞。
 その映画の主題歌となったのがこの曲だということです。
しかし実際にヒットしたのは、1991年にソニーのハンディカムのCM曲として起用されてからだそうです。

 それにしても、ヒットしたのが15年前、、、、。
でも未だによく耳にするし、いつ聴いてもなだか懐かしいような、切ないような、
そんな気分になるとってもいい曲だと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




14.
明日に架ける橋・・・・1970年に発表されたサイモン&ガーファンクルの最も代表的な不朽の名作。
私がこの曲を初めて聴いたのは小学校4年生くらいだったと思います。
 隣の兄の部屋からいつも聴こえてきていて、私は特に3コーラス目のあの「海の波音」がとても印象に残っています。
今思えば、私は小さいときからずっと海が好きだったんだなーと思います。
 
 今回弾くピアノアレンジ楽譜は、本当にオリジナルに忠実で、弾いていてすごく気分いいです。
 もう、何度もこのハートフルコンサートでは披露していますが、
今回も「レインスティック」を3コーラス目で使って(りぃちゃんお願いっ!)波音の効果音も入れたいと思います。

 さてこの曲についてですが、サイモン&ガーファンクルが教会で聞いたゴスペルが元になったということです。
ゴスペルとは「福音=よい知らせ」の意で、イエス・キリストが告げた救いのメッセージのことだそうです。
「Bridge over deep water(深い水に架ける橋)」と歌われていた原曲を
サイモン&ガーファンクルが「Bridge over troubled water(荒れ狂う水に架ける橋)」と読み替えて作ったそうです。

 この曲が発表された1970年のアメリカでは、ベトナム反戦運動など激動期だったためか、大ヒットということです。

 私は、この曲の
「僕が体を横たえるから、荒れた海にかかる橋のように
 逆巻く水に架かる橋のように、僕が身を投げかけてあげよう」
と言う歌詞に、「愛」そのものの純粋な気持ちを感じます。(コメント:Saint Cecilia/碧)



15.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のテーマソングとして毎回弾きます。
※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」で
BGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、
1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、
いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
 それからずっと弾き続けていますから、もう13年目。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて
弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:Saint Cecilia/碧)



16.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?
生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子供たちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。

 今回も、2006年9月の院内コンサートで好評(?)だった親子デュオ再結成で、お届けしま〜す♪
(コメント:Saint Cecilia/碧)


new 演奏日のエピソード  2007年8月22日UP♪

 今日は、予定どおり、いつものりぃちゃん、ゆうみ、そしてminaちゃんが、子ども2人を連れての参加、
ベルふぁみりぃの小6娘3人の参加で、とてもにぎやかで楽しくコンサートができました。


 びっくりしたのは、会場に30分くらい前に到着し、大人たちが楽器の準備をしている間に、
入院患者の同じくらいの年の子と、すっかり仲良くなって、一緒にはしゃいでいる minaちゃんの子どもたち♪
 やっぱり、子どもっっていいな〜ってほほえましかったです。

 さて、11時ちょうどに演奏を始めましたが、13曲目を弾き終わって、
なんとなく、気になった私は、りぃちゃんに時間をたずねると、12時5分前ということだったので、
 あと5分ってことは、あと1曲か・・・・。
それならやっぱり、子どもたちにも人気のあの曲だな!と思って、
「生きてこそ」で締めくくりました。

 やっぱり「ハモリパート」は 楽しいです♪


★今日の発見!

 歌のときのゆうみの立ち位置。
 ピアノの真上が3階まで吹き抜けになっているので、その下あたりが一番 声が響いていい感じです。
 でも、マイクなしで、グランド・ピアノの伴奏なので、私は本当にかな〜り、音を控えめに弾きました。
自分のピアノの音よりも ゆうみの歌声がしっかりと聴こえるように・・・・♪




 最後に・・・・。

 実は約1ヶ月前、ゆうみは原付の事故で左足にけがして、救急車でこの病院に運ばれました。
幸い打撲と擦り傷だけなのでしたが、つい一昨日、やっと通院を終えたところでした。

 思えば、私の両親、家族、もちろん私自身も、みんなこの病院にお世話になっています。
感謝の気持ちが 音色になって、たくさんの人に届いているといいな〜って思います。



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new  りぃちゃんの感想♪   2007年8月22日UP♪

  今日は、さすがの猛暑ハートフルの会場もとても暑く準備を終えた時点で”汗ぐっしょり”
・・・そんなコンサートの始まりでした。

 夏休みで”べるふぁみりぃ”の子たちも参加してくれて準備も手伝ってくれていました。ありがとう。
私もminaちゃんも”べるふぁみりぃ”の演奏に少し参加させてもらって楽しかったです。

 連弾『夏の思い出』は、去年も演奏したことのある曲だったので、去年の演奏よりも
自分がメロディーのところは大きく、先生がメロディーのところは控えめに・・・を注意して演奏できてよかったです。

 演奏の最後、音をのばして先生と一緒に手を上げるところで、先生の小指が私の小指に触れる感じで上にのって
小刻みにふるえてる私の小指を「ふるえなくてもいいんだよ・・・♪」って押さえてくれているような感じがして
すごく”ほっ”としてリラックスできたのがすごく印象的でじんわり心が暖かくなりました。

 ソロ『エリーゼのために』は、4月の発表会以来ずっと練習し続けている曲なので、
・メロディーよりも伴奏は小さく、でもベースは出してベースの音もよく聴いて
・曲のメリハリをつけるように、静かに弾くところはしっかり静かに、フォルテのところはしっかり出す
・休符も音が無いのをよく聴き感じて間をしっかりとる など細かいところを意識しながら演奏できるようになってきました。

 たくさん弾き込むと細かいところまで意識できるように少し余裕ができてくるので、これからも1曲1曲をたくさん弾きこんでいきたいと思います。

 ただ本番で、本番のピアノで、意識していてわかっていても調節が出来ないのがまだまだ修行不足です。
場数を踏んで頑張りたいと思います。

 ソロ『ホール・ニュー・ワールド』は、前回よりも落ち着いて演奏ができてよかったです。
和音でメロディーの盛り上がる部分を演奏することが多い曲なので、上の音をよく聴いてよく出すように
家の電子ピアノでの練習では意識して練習していたのですが、
本番あまり上の音が響くように演奏できませんでした。

 あと、テンポが途中からどんどん速くなっていたのが、自分でもわかっていたのですが、
これも本番途中で直せなかったです。

 本番で自分なりのベストな演奏をするってほんとうに難しいですね。これからも、もっともっと修行が必要です。

 優実ちゃんと先生のピアノ&歌はさすが親子♪息がぴったりで、
優実ちゃんの声も会場によく響いて聴いていてとても心地よかったです。

 私もいつか聴いていて心地よいピアノが演奏できるようになりたいです。

 今日は、聴いていてくれた子どもさんとminaちゃんの子どもさんがすぐ仲良くなって、
(子どもさんって会ったその日にすぐ仲良くなれていいですね♪)
私も少しふれあって、微笑ましい楽しいコンサートでした。みなさんありがとうございました。

new  minaちゃんの感想♪   2007年8月23日UP♪

 今回は上の子も連れての参加となりました。
夏休みとあってか、患者さんに小さな子供が何人か見られ、子供たちはすぐに意気投合、とても楽しそうに過ごしていました。

 子供にとって、入院生活は怖くて、退屈で大変です。
私自身も下の子が何度か入院したとき、気持ちを紛らわせることに心を砕いて過ごしましたので
ちょっとでも音楽を聴くこと、お話して遊ぶことで気分転換ができていたらいいなって思います。

 「涙そうそう」は途中で間違えたところもありましたが、今までで一番落ち着いて弾けたと思います。
手がふるえてきた時は、歌を口ずさみながら、お父さんに聞いてもらいたい、
という気持ちをこめて弾くことが出来ました。

 「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」は出だしの和音を間違えてしまい、ちょっと動揺しましたが、止まらず弾ききることができました。
 でもまだペダル、ベース、リズムなど、納得できないところもたくさんあったのでもう少し弾き込んでみたいと思います。

 「夏の思い出」は、かなり練習したので弾けなくて残念でしたが、仕方ないですね・・・。
来年再チャレンジかな・・・。

 子供に気を取られてしまい、なかなか先生やりぃちゃんのお手伝いもできず足をひっぱってばかりで、
本当に申し訳ないですが、できれば、来月もまた頑張りたいと思っています。
よろしくお願いします。




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