ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2019年10月30日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊/美由紀/NH)& 6CHOME BAND
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
3 (ピアノソロ)
美由紀
旅のはじめに NHK「にっぽん紀行」テーマ曲 作曲:ウォン・ウィンツァン
4 (ピアノソロ)
まだむ楊
七つの子(ジャズアレンジ) 文部省唱歌 作詞:野口雨情
作曲:本居長世
編曲:松下美千代
5 (歌・ピアノ)
NH・みどり
里の秋 文部省唱歌 作詞:斎藤信夫
作曲:海沼実
編曲:山田香
6 (歌・ピアノ)
NH・みどり
落葉松 作詞:野上彰
作曲:小林秀雄
7 (トーンチャイム)
全員
どんぐりころころ 文部省唱歌 作詞:青木存義(3番:岩河三郎)
作曲:梁田貞
8 (トーンチャイム)
全員
大きな栗の木の下で イギリス民謡 作詞・作曲:不詳
作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫
9 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
大きな栗の木の下で イギリス民謡 作詞・作曲:不詳
作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫
編曲:ヤマハ
10 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
もみじ 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:ヤマハ
11 (6CHOME BAND) 翼をください 赤い鳥 作詞:山上路夫
作曲・編曲:村井邦彦
ピアノアレンジ:山田香
12 (6CHOME BAND) アメイジング・グレイス 讃美歌2編167番 作詞:ジョン・ニュートン
作曲者不詳
編曲:山田香
13 (6CHOME BAND) Twilight In Upper West T-SQUARE 作曲:和泉宏隆
アレンジ:丹羽みどり
14 (6CHOME BAND) 中島みゆき 作詞・作曲:中島みゆき
編曲:山田香
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
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曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」というイメージで作ったので、
コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲で、
 これまでにいろいろな場面で使用されてきました。
  ・1996年4月 柴門ふみ原作 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
  ・1995年10月~12月 TVドラマ「恋人よ」BGM
  ・ドキュメンタリー番組の感動の場面のBGM
  ・2013年~ トヨタ自動車「トヨタウン」CM曲

 原題はフランス語「Comme au premier jour」、直訳では「1日目のように」で、
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、邦題の「めぐり逢い」という印象がとても強く心に響き、この曲が大好きになりました。
それ以来ずっと弾き続けています。

 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら弾くと、とても気持ちがいいです。 
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際に、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出が、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)




3.旅のはじめに
 大好きなウォン・ウィンツァンさんの曲の中からの1曲、「旅のはじめに」。
HNK「にっぽん紀行」のテーマ曲として使われていました。
 旅への憧れ、旅に出ようと決めたときのワクワクした思い、そんな感情をうまく表現できればと思います。(コメント:みゆき)




4.七つの子
 童謡「七つの子」をジャズ風にアレンジした曲を弾かせていただきます。
 「七つの子」は、作詞者の野口雨情が、七歳で母親と別れたので、「七歳の子」とする説と、「七羽の子」という説がありますが、
私は、にぎやかなのが、好きなので、「七羽の子」を思い浮かべて、弾きたいと思います。
 また、作曲者の本居長世は、国学者 本居信長の6代目子孫で、「赤い靴」「汽車ぽっぽ」等の作曲でも有名です。
 ジャズアレンジは、苦手で、かなり苦戦しましたが、本番では、メリハリをつけて、かっこ良く弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



5.里の秋
 1945年(昭和20年)12月24日、ラジオ番組「外地引揚同胞激励の午后」の中で、
引揚援護局のあいさつの後、川田正子(かわだまさこ)の新曲として全国に向けて放送されました。
放送直後から多くの反響があり、翌年に始まったラジオ番組「復員だより」の曲として使われました。

 作詞家の斎藤信夫(1911年~1987年 千葉県生まれ)が太平洋戦争の始まりを知らせる臨時ニュースに高揚感を覚え、
その思いを書き上げたと言われ、1941年12月に「星月夜(ほしづきよ)」として1番から4番までの歌詞で作られました。
早速、童謡にするため海沼実に依頼したが、曲を付けられることはありませんでした。

 終戦を迎え、海沼実(1909年~1971年 長野県生まれ)は放送局から番組に使う曲を依頼され、
要望に合った歌詞を探して見つけたのが「星月夜」でした。
しかし、3番と4番が軍国主義的な内容でこのままでは使えないと判断した海沼が斎藤に歌詞を変更するよう依頼しました。
電報を受けた斎藤はすぐに東京へ出向き歌詞を書き換える作業をしました。
曲名が「里の秋」に変えられたのは放送当日でした。

 戦争で外地へ出兵した家族の無事を祈り、戦後の衣食住すべてが困難な中で年の瀬に家族の帰りを待っている、
心の支えや癒しをこの曲に見出したその温かさを表現したいと思います。

「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれています。



6.落葉松
 北原白秋も同名の詞を書いていますが、今回は野上彰の詞です。
また、小林秀雄も同姓同名の評論家(批評家)がいますが、この作曲家の小林秀雄とは別人です。

 この詩は野上彰(1909年~1967年 徳島県生まれ)が1947年(39歳)の時にこよなく愛した軽井沢でこの詩を書き、
1959年(昭和34年)出版の野上の小説「軽井沢物語」の巻末に掲げられています。

 1972年(昭和47年)秋、作曲家の小林秀雄(1931年~2017年 東京府生まれ)は
翌年春に開催予定の野上彰を追悼するコンサートのために、
主宰者であるアルト歌手・四家(よつや)文子から作曲依頼を受けました。
 四家から野上の遺稿を手渡された小林は、その中の『落葉松』という詩に目を留め、
「深く激しい感動のうちに一気に初演楽譜を書き上げた」と語ったそうです。

 初演はソプラノの小林久美(小林秀雄の妻)、ピアノは鷹取淑子により行われ高い評価を得ました。
 日本歌曲として愛唱されたこの曲は1976年女声合唱に編曲され、その後、混声合唱、男声合唱、ピアノ曲としても編曲され、
作曲から40年以上たった現在でも広く演奏され続けています。

 信州の夏の避暑地では秋の訪れが早く秋の雨も冷たいです。気温差で霧が出たりして秋の雨は冷たいのだけれど、
その雨で濡れた木々に陽が射しキラキラと輝く自然の美しさや厳しさの中に人も動物も生かされていることの
充実した気持ちを表現したいと思います。




7.どんぐりころころ
 2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、
1921年(大正10年)に刊行された『かはいい唱歌』(共益商社書店)に掲載されたのが最初だそうです。

 JR東日本の青梅線奥多摩駅の発車メロディで
「どじょうが出て来て こんにちは ぼっちゃん一緒に 遊びましょう」の部分が使われているとのことです。

 後に3番が付け足されています。
3番を作詞した作曲家の岩河三郎は、1986年(昭和61年)、どんぐりころころを合唱曲にするために3番を付け足した折、
「童謡はお母さんの愛情を感じさせる音楽だと思います。母の愛情を表現するために、3番を作りました」と語っているそうです。

3番の詞は以下です。
どんぐりころころ 泣いてたら  仲良しこりすが 飛んできて
落ち葉にくるんで おんぶして  急いでお山に 連れてった


 今回は、お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルの
柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




8.9.大きな栗の木の下で
 イギリス民謡をもとにした童謡で、ヤロミール・ヴァインベルゲルの編曲(1939年)が知られています。
アメリカでボーイスカウトの間で歌われたと言われているようです。
 日本に伝わったのは太平洋戦争後にGHQの人々が歌っていた曲を、聞き伝えで歌い出したことがきっかけと言われています。
NHKテレビ「うたのおじさん」で友竹正則が動作をつけて歌ったことによって広まり、手遊び歌として親しまれている。
 2007年(平成19年)に、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 イギリス民謡をもとにした童謡です。
太平洋戦争後にGHQの人々が歌っていた曲を聞き伝えで歌い出したことがきっかけで 日本に伝わり
NHKテレビ 『うたのおじさん』で大竹正則が動作をつけて歌ったことにより広まりました。
連弾で可愛く弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



10.もみじ
 1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。
作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、
その美しさに惹かれてこの詞を作ったということです。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。
作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、
その美しさに惹かれてこの詩を作ったということです。
 この曲を聴くと色とりどりの秋の山を思い浮かべます。子供の頃に合唱や輪唱で楽しく歌っていた曲です。
今回は連弾で楽しく演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



11.翼をください
 フォークグループの赤い鳥が1971年2月5日に「竹田の子守唄」のB面曲として発表した曲ですが、

のちに、1970年代後半から小・中学校の教科書に収録され、合唱曲として有名となり、
日本国内では老若男女誰もが歌える愛唱歌となりました。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




12.アメイジング・グレイス
  作詞者のジョン・ニュートンは、ロンドンで生まれ、父親の商船の仕事を手伝うようになり、やがて自分で船を持つようになりますが、
その若き船長となった彼に託された仕事が、アフリカからアメリカへの黒人たちの奴隷の運搬でした。
 あるとき、彼は航海中に大きな嵐に出会い、もうダメかと思った時、初めて「神よ助け賜え」と心から祈ったのです。
すると不思議なことにその祈りのあと急に嵐はやみ、彼の船は奇跡的に助かりました。
 この時から生まれ変わった彼は、船の仕事から引退後、一生神に仕えるためにラテン語を学び、聖書も勉強しなおして、教会の神職となりました。
 
 このアメイジング・グレイスは1765年頃に書かれたものと思われますが(作曲者は不詳)、
奴隷貿易などという罪深いことをしていた自分のようなものにまで、
神は祈りに応えて救いを与えてくれたという奇蹟に対する感動と感謝を歌ったものです。 
因みに邦題は「われをも すくいし」です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



13.Twiligh In Upper West
 T-SQUAREの曲で、バラードです。黄昏時の西の空の綺麗な夕焼けの色を思い浮かべて演奏したいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



14.糸
 1998年のテレビドラマ『聖者の行進』の主題歌として使用された曲です。
その後、多くのアーティストによってカバーされており、今では、結婚式の定番曲となっています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

演奏日の感想♪   2019/10/31UP

 今回から、6CHOMME BANDは、電子サックスで参加することになりましたが、
都合によりギターの加藤さんは欠席で、2人で頑張って演奏しました。
なかなかウケが良かったです。音量もOKでした。

 まだむ楊さん、美由紀さん、NHさんも楽しい演奏で良かったです。

 私は今回特に苦労したのが歌の伴奏「落葉松」でした。
「伴奏」というよりはピアノソロ曲の様で、豪華すぎる伴奏・・・・(^^;)
頑張って練習した成果はあったと思いました。
 
参加した方の感想


NHさん


 ピアノ・サックス(デジタル管楽器使用)・トーンチャイム・歌と多種多様な音楽を聴いたり参加したりで、
あっという間に楽しい時間が過ぎました。

 発声方法が少し変わってきているのですがまだ中途で声種が混在してしまいました。
全体的にもっと輪郭がはっきりした声に仕上げていきたいと思っています。
高音と低音との行き来を円滑にすることも並行して行きたいです。
これらの観点から、全体的にムラがあったと思いますが、避けて通れない通過点で現在進行形です。
これからも更に研究を重ねていきます。

 「里の秋」は聴きにいらした皆様方が一緒に歌ってくださったのでとても嬉しく、楽しかったです。
 ご来場の皆さま、会場を提供してくださったトヨタ記念病院の皆様、
そして一緒に演奏してくださった方々、ありがとうございました。
まだむ楊さん
 
 今回もプログラムが無くなる程たくさんの方が聴きにきてくださいました。
トーンチャイムに参加してくださったり、一緒に歌える歌は元気に歌ってくださったりと、
楽しんでいただけたのではないかなと思っています。
 そして久しぶりにNさんが参加して秋らしい歌を2曲歌ってくれました。

 6CHOMEBANDさんは残念ながら一名欠席でしたが4曲披露してくれました。

 今回自分はソロ演奏も連弾も過去に何回か弾いた曲なのでちょっと油断してました。
同じ曲でも新鮮な気持ちで緊張感を持って演奏しようと思います。


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