ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2018年8月29日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
みどり
潮騒   作曲:アンドレ・ギャニオン
3 (ピアノソロ)
みどり
夏の終わり 森山直太朗 作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗
ピアノアレンジ:村上由紀
4 (ピアノソロ)
まだむ楊
Oriental Wind サントリー「伊右衛門」CM曲 作曲:久石譲
5 (ピアノソロ)
まだむ楊
となりのトトロ 映画「となりのトトロ」より 作曲:久石譲
ピアノアレンジ:川田千春
6 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
浜辺の歌 文部省唱歌 作詞:林古渓
作曲:成田為三
7 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
我は海の子 文部省唱歌 作詞:宮原浩一郎
作曲:不詳
8 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
少年時代 井上陽水/映画「少年時代」主題歌 作詞:井上陽水
作曲:井上陽水・平井夏美
ピアノアレンジ:上田浩司
9 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
我は海の子 文部省唱歌 作詞:宮原浩一郎
作曲:不詳
ピアノアレンジ:野呂芳文
10 (ピアノ連弾)
みどり・まだむ楊
浜辺の歌 文部省唱歌 作詞:林古渓
作曲:成田為三
ピアノアレンジ:野呂芳文
11 (ピアノ連弾)
みどり・まだむ楊
かもめの水兵さん 文部省唱歌 作詞:武内俊子
作曲:河村光陽
ピアノアレンジ:野呂芳文
12 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
13 (う  た)
全員
花は咲く 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング 作詞:岩井俊二 
作曲:菅野よう子 
ピアノアレンジ:川口晴子
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
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曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」というイメージで作ったので、
コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.潮騒
 カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンによる
1991年発表のアルバム「静かな生活」の第1曲目に収録されている曲です。
バレエ音楽や映画音楽まで幅広く手掛けてきたアンドレならではの、情景描写に長けた癒しの音楽です。
原題はフランス語で「Un Piano sur la Mer」、直訳すると、「海でのピアノ」です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.夏の終わり
2003年にヒットした森山直太朗の曲です。
私は、この曲は多分、「戦争」のことを決して忘れてはいけないという魂の叫びなのかも・・・・と思っていましたが、
この曲について調べてみると、森山直太朗本人も、「反戦歌」だと言っていることが分かりました。

 この曲のメロディーは、「日本的音階」の音を中心に作られているので、「懐かしい」印象、日本の情緒みたいなものを感じます。
※日本的音階=音階の第4音と第7音(「ファ」と「シ」の音)を欠いた5音音階
 歌詞に使われている言葉にも「日本的」な言い回しが多く、まさに曲と歌詞がぴったりした作品と言えます。

 忘れてはならないことを訴えたこの曲はきっと何年経っても色あせることはないと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




4.Oriental Wind
 緑茶(伊右衛門)のコマーシャルでおなじみの曲です。
今回は、CMバージョンで、弾かせていただきます。
オリエンタルウインドは、アジアの風という意味です。

アジアの生暖かい風を感じながら、
すっきりした、緑茶を飲む・・・ような雰囲気をだせるように、演奏したいと思います。
(コメント:まだむ楊)



5.となりのトトロ
 昭和63年に公開された宮崎駿監督のアニメーション映画の主題歌です。
昭和30年代前半を舞台にしたファンタジー映画で、世代を問わず現代でも大人気の映画です。
映画ではエンディングにフルコーラス流れますが、ここでは転調されません。
本日は転調有りのピアノバージョンでたっぷり弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



6.10.
浜辺の歌
 この曲の詩は、1913年(大正2年)に、曲は1916年(大正5年)に発表されたそうです。
そして、作曲者成田為三の「浜辺の歌音楽館」という資料館が秋田県北秋田郡森吉町にあるそうです。
ぜひ一度は行ってみたいと思います。
 私は、この曲を聴いたり弾いたり歌ったりすると、いつも「二十四の瞳」という映画の中で、
先生と子どもたちが歌っている場面を思い出します。
 そして、子どもの頃、夏休みに家族旅行で小豆島(香川県)に行った事や、
昭和20年から長年、小学校の教師をしていた父や母のことを思い出し、しんみりと心に染み入り、感動します。

  今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。
全員で歌とミュージックベルで楽しんでいただいた後、ピアノ連弾でも楽しんでいただきたいと思います。

「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



 大正5年に発表された日本の唱歌・歌曲です。
一番のあしたは朝の意味で 二番の夕べは昨日では無く夕方の意味だそうです。
メロデイはヨハンシュトラウス2世のワルツの一部に似ていると言われています。
今回は、旋律が高音、低音と交互に出てくる素敵なアレンジで先生と連弾で演奏します。(コメント:まだむ楊)



7.9.我は海の子
 1910年(明治43年)に『尋常小学読本唱歌』に発表された唱歌。
敗戦後、7番の歌詞は国防思想や軍艦が登場するという理由でGHQの指示により教科書から削られたそうです。
1947年以降、小学校では3番まで教えられているそうです。

 2007年(平成19年)に 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれています。

 私はこの曲を聴いたり弾いたり歌ったりしていると、いつも今は亡き母のことを思い出します。
母は、愛知県の渥美半島で生まれ育ち、毎日海で泳いで遊んでいたので、この曲と海が大好きだと、いつも言っていたからです。
 海と母を思いながら、心をこめて歌いながら演奏しようと思います。

 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。
全員で歌とミュージックベルで楽しんでいただいた後、
ちょっとおしゃれなジャズアレンジのピアノ連弾でもお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



 明治43年 尋常小学校読本唱歌で発表された童謡です。
作詞者は、宮原晃一郎さん説、芳賀矢一さん説、宮原さん原作、芳賀さん改作説と諸説あるようですが、
当初は7番まであった詩が第2次大戦後、国防思想や軍艦が登場するという理由で
GHQの指示により教科書から削られ、昭和22年以降、小学校では3番までを教科書に載せています。
浜辺で力強く育つ男の子をイメージして明るくたくましく勇ましく表現できるように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



8.少年時代
 井上陽水さんの代表曲です。
井上陽水さんが造った造語もあり、意味は よくわからないところもあるのですが、何故か夏になるとききたくなる曲ですね。
夏の終わりを感じて連弾で演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)


 1990年の映画「少年時代」の主題歌として作られた曲ですが、
今でも様々なTVのCMや、番組のBGMなどに頻繁に使われています。(コメント::Saint Cecilia/みどり)



11.かもめの水兵さん
 1937年(昭和12年)に発表された日本の童謡。
全身が白いカモメを、「白い帽子」を被って「白いシャツ」などの「白い服」を着た水兵になぞらえた詞となっており、
メロディも詞の中にある言葉のアクセントを生かしたものとなっていて、子供が歌いやすく覚えやすいように作られています。

 日本国内の4か所に碑があるそうです。
1.作詞者の武内氏の生誕地である広島県三原市の宮浦公園前に歌碑
2.作曲者の光陽氏の生誕地の福岡県田川市福智町の上野の里ふれあい交流館内に歌碑
3.東京都文京区の本駒込(光陽の墓畔)に、楽譜が刻まれた碑
4.横浜市の山下公園にも、楽譜と歌詞が刻まれた碑
(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 昭和12年に発表された日本の童謡です。
作詞者の武内敏子さんが、横浜港の大さん橋で目にした数十羽のかもめからインスピレーションを受けて作られたそうです。
作曲者の河村光陽さんは戦前から戦中にかけて活躍した方で、代表作に『うれしいひなまつり』『仲良し小道』などがあります。
今回はジャズアレンジで みどり先生と連弾します。(コメント:まだむ楊)



12.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲で、
 これまでにいろいろな場面で使用されてきました。
  ・1996年4月 柴門ふみ原作 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
  ・1995年10月~12月 TVドラマ「恋人よ」BGM
  ・ドキュメンタリー番組の感動の場面のBGM
  ・2013年~ トヨタ自動車「トヨタウン」CM曲

 原題はフランス語「Comme au premier jour」、直訳では「1日目のように」で、
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、邦題の「めぐり逢い」という印象がとても強く心に響き、この曲が大好きになりました。
それ以来ずっと弾き続けています。

 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら弾くと、とても気持ちがいいです。 
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際に、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出が、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)




13.花は咲く
 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために
制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト
「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。
国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも
編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

演奏日の感想♪   2018/8/30UP



 最初から最後まで、ずっと一人で席に座って聴いてくれた女の子がいました。
年を聞くと、「6歳」と答えてくれました。(孫の六花と同じ小学1年生!)

 「潮騒」を弾く前に、6歳の子でも分かる言葉で
「海の波が ざ~~~って感じの曲だよ」と説明しました。

 ベルの時は、知らない曲なのに、ちゃんと音を鳴らしてくれていたし、
「めぐり逢い」のときも 体を揺らせて聴いていてくれたと言うことでした♪
ずっと音楽が好きでいてくれますように!

参加した方の感想

まだむ楊さん


 丹羽ピアノ教室は、ハートフルコンサートの通算回数が190回を超えました。
休まずに毎回、しかも何曲も演奏されるみどり先生は
本当にすごいなと思いますし又尊敬しています。

 私も数えてみたら84回演奏させてもらっています。
私の拙い演奏に拍手をくださった方、指導してくださる先生に感謝して
これからも1回づつ積み重ねて
1曲づつ丁寧に弾くことを心がけて行きたいと思います。



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