ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2018年7月29日(日)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
みどり
潮騒   作曲:アンドレ・ギャニオン
3 (ピアノソロ)
みどり
Summer 映画「菊次郎の夏」メインテーマ 作曲:久石譲
4 (ピアノソロ)
まだむ楊
Oriental Wind サントリー「伊右衛門」CM曲 作曲:久石譲
5 (ピアノソロ)
まだむ楊
ララルー ディズニー映画
「わんわん物語」挿入歌
作詞・作曲:ペギー・リー&ソニー・バーク
日本語歌詞:海野洋二
ピアノアレンジ:鈴木奈美
6 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
うみ 文部省唱歌 作詞:林柳波
作曲:井上武士
7 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
浜辺の歌 文部省唱歌 作詞:林古渓
作曲:成田為三
8 (ピアノソロ)
みどり
恋におちて-Fall in Love- 小林明子
TVドラマ『金曜日の妻たちへIII・恋におちて』主題歌
作詞:湯川れい子 
作曲:小林明子 
編曲:萩田光雄
ピアノアレンジ:丹羽みどり
9 (ピアノソロ)
みどり
知床旅情(ジャズアレンジ)   作詞・作曲:森繁久彌
ピアノアレンジ:松下美千代+丹羽みどり
10 (ピアノ連弾)
みどり・まだむ楊
うみ 文部省唱歌 作詞:林柳波
作曲:井上武士
ピアノアレンジ:野呂芳文
11 (ピアノ連弾)
みどり・まだむ楊
我は海の子 文部省唱歌 作詞:宮原浩一郎
作曲:不詳
ピアノアレンジ:野呂芳文
12 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
13 (う  た)
全員
花は咲く 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング 作詞:岩井俊二 
作曲:菅野よう子 
ピアノアレンジ:川口晴子
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
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曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」というイメージで作ったので、
コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.潮騒
 カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンによる
1991年発表のアルバム「静かな生活」の第1曲目に収録されている曲です。
バレエ音楽や映画音楽まで幅広く手掛けてきたアンドレならではの、情景描写に長けた癒しの音楽です。
原題はフランス語で「Un Piano sur la Mer」、直訳すると、「海でのピアノ」です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.Summer
久石譲さん作曲で、1999年に公開された北野武監督の映画「菊次郎の夏」のメインテーマ曲です。
以前、トヨタカローラのCMでも使われていました。
 オーケストラヴァージョンやピアノソロヴァージョンなど、久石さん自らが編曲したいろいろなヴァージョンがありますが、
今回は映画に使われたオーケストラヴァージョンをピアノソロ演奏のためにアレンジされたものを弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




4.Oriental Wind
緑茶(伊右衛門)のコマーシャルでおなじみの曲です。
今回は、CMバージョンで、弾かせていただきます。「オリエンタルウインド」は、「アジアの風」という意味です。
アジアの生暖かい風を感じながら、すっきりした、緑茶を飲む・・・
ような雰囲気をだせるように、演奏したいと思います。
(コメント:まだむ楊)



5.ララルー
 デイズニー映画「わんわん物語」の中で使われる子守唄です。
「ララルー」は子守唄のララバイから来ているそうですが、欧米では泣いた赤ちゃんをあやす時に「ラララ」と言うそうです。
赤ちゃんにはドレミのラの音が心地良いのだそうです。
聴いてくださる方に心地よく響くように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)




6.10.うみ

 「海はひろいな大きいな・・・・」の歌詞はだれでも知っている日本の曲です。
1941年(昭和16年)3月に、文部省唱歌として「ウタノホン(上)」にて発表されました。
たった8小節のメロディーが3回繰り返されるだけのとてもシンプルなメロディですが、
逆に、海の広大さや、いろいろな意味での「希望」を込めた思いが見事に伝わってくる曲だと思います。
私は波と砂浜だけのシンプルな海がとても好きなので、この曲のシンプルさがすごく好きです。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。

 今回は、お聴きくださる方々も一緒に歌いながら
トーンチャイムとミュージックベルで合奏して楽しみ、またピアノ連弾で違うアレンジの演奏も
楽しんでいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



 子供から大人までみんなに愛され夏になると歌いたくなる曲ですね。
壮大な大海原を表現できるように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



7.浜辺の歌
 この曲は、1913年(大正2年)に発表されたそうです。
そして、作曲者成田為三の「浜辺の歌音楽館」という資料館が秋田県北秋田郡森吉町にあるそうです。
ぜひ一度は行ってみたいと思いました。
 私は、この曲を聴いたり弾いたり歌ったりすると、いつも「二十四の瞳」という映画の中で、
先生と子どもたちが歌っている場面を思い出します。
 そして、子どもの頃、夏休みに家族旅行で小豆島に行った事や、
昭和20年から長年、小学校の教師をしていた父や母のことを思い出し、しんみりと心に染み入り、感動します。

  今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。
全員で歌とミュージックベルで楽しんでいただいた後、ピアノ連弾でも楽しんでいただきたいと思います。

「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




8.恋におちて-Fall in Love-
 今から33年前の1985年8月~12月に放送されていた
TVドラマ「金曜日の妻たちへ3・恋におちて」の主題歌です。
原曲に近いアレンジに心がけつつ、メリハリをプラスしたアレンジに仕上げました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




9.知床旅情
 森繁久弥が、1960年の映画『地の涯に生きるもの』の撮影で知床半島の羅臼村(現:羅臼町)に長期滞在した際に制作され、
その最終日に羅臼の人々の前で「さらば羅臼よ」という曲名で披露された。
 1962年の大晦日に放送された第13回NHK紅白歌合戦では、森繁自身によって披露され、
1965年に森繁の歌でシングルレコードとして発売されたそうです。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.我は海の子
 1910年(明治43年)に『尋常小学読本唱歌』に発表された唱歌。
敗戦後、7番の歌詞は国防思想や軍艦が登場するという理由でGHQの指示により教科書から削られたそうです。
1947年以降、小学校では3番まで教えられているそうです。

 2007年(平成19年)に 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれています。

 私はこの曲を聴いたり弾いたり歌ったりしていると、いつも亡き母のことを思い出します。
母は、愛知県の渥美半島で生まれ育ち、毎日海で泳いで遊んでいたので、この曲と海が大好きだと、いつも言っていたからです。
 海と母を思いながら、心をこめて歌いながら演奏しようと思います。

 今回は、ちょっとおしゃれなジャズアレンジのピアノ連弾です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 明治43年 尋常小学校読本唱歌で発表された童謡です。
作詞者は、宮原晃一郎さん説、芳賀矢一さん説、宮原さん原作、芳賀さん改作説と諸説あるようですが、
当初は7番まであった詩が第2次大戦後、国防思想や軍艦が登場するという理由で
GHQの指示により教科書から削られ、昭和22年以降、小学校では3番までを教科書に載せています。
浜辺で力強く育つ男の子をイメージして明るくたくましく勇ましく表現できるように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



12.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲で、
 これまでにいろいろな場面で使用されてきました。
  ・1996年4月 柴門ふみ原作 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
  ・1995年10月~12月 TVドラマ「恋人よ」BGM
  ・ドキュメンタリー番組の感動の場面のBGM
  ・2013年~ トヨタ自動車「トヨタウン」CM曲

 原題はフランス語「Comme au premier jour」、直訳では「1日目のように」で、
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、邦題の「めぐり逢い」という印象がとても強く心に響き、この曲が大好きになりました。
それ以来ずっと弾き続けています。

 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら弾くと、とても気持ちがいいです。 
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際に、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出が、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)




13.花は咲く
 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために
制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト
「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。
国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも
編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

演奏日の感想♪   2018/7/30UP

 プログラムは、病院側の希望する「癒し系」にまとめてできたと思います。
「知床旅情」「恋におちて」など、一緒に歌っていただけてよかったです。
「花は咲く」も、今回はメロディー有りのアレンジ楽譜で弾き、一緒に歌っていただけました。

 すべての演奏が終わったあと、患者様のご家族の方からお声をかけていただき、とても丁寧に「お礼」を言われました。
いろいろとお話もでき、良かったです。

参加した方の感想

まだむ楊さん

 先月お休みしたので、私にとっては、久しぶりのハートフルコンサートでした。
多くの方が聴きに来て下さり2階からも拍手をいただきました。
1階の方はミュージックベルにも積極的に参加して楽しんでいただけたと思います。
実は私はトーンチャイムに必死で、参加して下さった皆さんのベルの音を楽しむ余裕は無かったです。
今後はもう少し余裕が持てる様にしたいと思います。

 ソロ演奏は落ち着いて弾いたつもりですが、ノーミスではなかったです。
最近やっと病院のピアノ、ペダルに慣れて来たかなと思います。

 連弾も落ち着いて弾く事が出来ましたがノーミスでは無かったです。

 今年はとにかく暑いです。集中力が続きません。
こんな私を根気良く指導して下さる先生に感謝しています。
少しでも前に進める様に暑くても頑張って練習します。



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