ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2018年5月30日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊/NH/美由希/Eiko)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2  (ピアノソロ)
みどり
みかんの花咲く丘 文部省唱歌 作詞:加藤省吾
作曲:海沼実
ピアノアレンジ:河上素子
3 (うた・ピアノ)
EIKO・みどり
からたちの花 文部省唱歌 作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
4 (ピアノソロ)
まだむ楊
ララルー ディズニー映画
「わんわん物語」挿入歌
作詞・作曲:ペギー・リー&ソニー・バーク
日本語歌詞:海野洋二
ピアノアレンジ:鈴木奈美
5 (うた・ピアノ)
美由希・みどり
夏の思い出 文部省唱歌 作詞:江間章子
作曲:中田喜直
ピアノアレンジ:小栗克裕
6 (うた・ピアノ)
美由希・みどり
星に願いを ディズニー映画「ピノキオ」主題歌 作詞:ネッド・ワシントン 
作曲:リー・ハーライン 
日本語詞:島村葉二
ピアノアレンジ:金益研二
7 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
かえるの合唱 ドイツ民謡 訳詞:岡本敏明
8 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
めだかの学校 文部省唱歌 作詞:茶木滋
作曲:中田喜直
9 (うた・ピアノ)
NH・みどり
この道 作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
10 (うた・ピアノ)
NH・みどり
Stand Alone NHKスペシャルドラマ
「坂の上の雲」主題歌
作詞:小山薫堂
作曲:久石譲
編曲:秋山しげる
11 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
めだかの学校 文部省唱歌 作詞:茶木滋
作曲:中田喜直
ピアノアレンジ:ヤマハ
12 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
ちょうちょうとはち ドイツ民謡 編曲:野呂芳文
13 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
14 (う  た)
全員
花は咲く 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング 作詞:岩井俊二 
作曲:菅野よう子 
ピアノアレンジ:川口晴子
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
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曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」というイメージで作ったので、
コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.みかんの花咲く丘
 第2次世界大戦直後の1946年(昭和21年)8月25日にNHKのラジオ番組『空の劇場』で発表され、
日本を代表する童謡の名作の1つとして知られています。
私は子供のころ、この曲を歌いながら「せっせっせ」をして遊んだことを思い出します。

 作詞家の加藤省吾氏は、静岡県富士市の生まれで「静岡」から「みかん」をイメージし、作詞したそうです。
みかんの花は、5月初旬頃からの2~3週間に開花します。
静岡県伊東市と伊豆の国市を結ぶ亀石峠へ向かう自動車道路の途中にある、
宇佐美海岸とみかん畑を見下ろせる素晴らしい景観の場所に
加藤省吾・海沼実両氏の自筆の歌詞と楽譜をきざんだ歌碑があるそうです。
いつか行ってみたいです。





3.からたちの花
 「からたちの花」は、日本の童謡。文部省唱歌。北原白秋作詞・山田耕筰作曲で、1925年(大正14年)に雑誌「女性」に発表された。
耕筰は幼い頃養子に出され、活版工場で勤労しながら夜学で学んだ。
耕筰は自伝において、工場でつらい目に遭うと、からたちの垣根まで逃げ出して泣いたと述懐している。
この歌は耕筰のこの思い出を白秋が詞にしたものである。
 からたちはミカン科の落葉低木で多く生垣にする。緑色で太いトゲがある。
春に白色の5弁花をつけ、秋に径3cmほどの球形の果実が黄色く熟し、花・果実ともに芳香がある。(コメント:Eiko)



4.ララルー
 デイズニー映画「わんわん物語」の中で使われる子守唄です。
「ララルー」は子守唄のララバイから来ているそうですが、欧米では泣いた赤ちゃんをあやす時に「ラララ」と言うそうです。
赤ちゃんにはドレミのラの音が心地良いのだそうです。
聴いてくださる方に心地よく響くように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



5.夏の思い出

 1949年に発表された日本歌曲。
NHKで放送されるや否や、自然の宝庫である尾瀬をしみじみ思い出すこの曲は、
瞬く間に日本人の心をとらえました。(コメント:美由希)



6.星に願いを
 ディズニー映画【ピノキオ】の主題歌です。
アカデミー賞の歌曲賞も獲得しています。改めてディズニーの偉大さを感じる素敵な曲です。(コメント:美由希)



7.かえるの合唱
  ニホンアマガエルは個々がバラバラに鳴いているのでなく、水田の縁沿いにほぼ一列に並び、
1秒に約3回鳴き、1~3メートル離れた隣同士は声が重ならないよう交互に鳴いており、
全体として二つのグループが掛け合うようなパターンになっているということを、
理化学研究所や京都大などのチームが発見したそうです。
 本当にこの曲が「輪唱」されるように鳴いているということです。すごいと思い、感動しました。

 お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルで楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.11.めだかの学校
 1950年(昭和25年)に作詞され、1951年(昭和26年)3月、
NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表されたそうです。

 作詞者の茶木滋氏のふるさと神奈川県小田原市荻窪と、
作曲者の中田喜直氏が在住していた横浜市旭区にあるこども自然公園にも歌碑があるそうです。

 今回は、お聴きくださる方々も一緒に歌いながらトーンチャイムとミュージックベルで合奏して楽しみ、
その後、ピアノ連弾で、同じ曲を違うアレンジで楽しんでいただきたいと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 昭和26年にNHKのラジオ番組「幼児の時間」で発表され、「うたのおばさん」では安西愛子が歌った童謡です。
昭和29年には文部省芸術選奨文部大臣賞を受賞しました。
めだかが楽しくお遊戯している所を、そーっとのぞいてみるような感じで弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)




9.この道
  北原白秋は大正14年(1925)夏、鉄道省主催の「樺太観光団」に加わり、その帰りに歌人の吉植庄亮と約半年間北海道を旅しました。
「この道」はその時の印象を詩にしたと言われています。

 2018年(今年)の秋に詩人・北原白秋と音楽家・山田耕筰の波乱万丈の人生を描く映画『この道』が公開される予定です。
北原白秋役を大森南朋、山田耕筰役をEXILE AKIRAが演じます。監督は『陽はまた昇る』の佐々部清です。

 北原白秋が見た北海道の自然の風景、開発が進んだ今とは随分違っているでしょうが、
山田耕筰の美しい旋律にのせてその風景が思い浮かぶように歌いたいです。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」
も選ばれています。(コメント:NH)



10.Stand Alone
 この曲は、司馬遼太郎著『坂の上の雲』をテレビドラマ化した時に主題歌として、
第1部はサラ・ブライトマン、第2部は森麻季、第3部は麻衣が歌いました。

その中から第2部の日本語歌詞バージョンで歌います。

 明治は鎖国が解かれ日本の体制が大きく変化した時代。
人々は様々な理想を語り、この時代を意気揚々と生きている印象を持っています。
しかし、日露戦争が勃発し、人々は否応無しに巻き込まれます。
悩みながら目標を定め、夢を実現するためにひた走った人生はまさに命懸けの真剣勝負、
これ程までに自己や現実と向き合って生き抜いた方々に対し、尊敬の念を抱きます。

 この曲は私自身の過去と現在を改めて見つめ直し、 私自身に正直に生きる事に対して希望や勇気を頂いています。
 音の光を感じられるように歌えればと思います。(コメント:NH)



12.ちょうちょうとはち
 ドイツの童謡「ちょうちょう」と「ぶんぶんぶん」が、おしゃれなジャズ風にアレンジされたピアノ連弾曲です。
今回、この有名な童謡について、調べてみて、「へ~!」と思いました。
当たり前のように知っていることでも、きちんと調べてみると、意外なことを知ることができて楽しいです。

「ちょうちょう」
 ドイツの古い童謡「Hänschen klein」(訳:「幼いハンス」)という曲が原曲とされており、
ドイツ東部・ドレスデンの教師だったフランツ・ヴィーデマン(Franz Wiedemann, 1821年 - 1882年)が作詞。
この歌詞には、子供たちに別離・出発・悲しみからの回復を経験させるという教育上の目的があったそうです。

 1番で幼い「ハンスちゃん」(Hänschen)が旅に出て母親が見送り、
2番で7年の放浪と遍歴の末に「ハンスちゃん」は日焼けした大人の「ハンス」(Hans)へと変わり、
3番ですっかり大きくなったハンスが故郷に戻り、あまりの変わり様にだれにもハンスだと分かってもらえないが、
再会した母親はすぐにハンスだと分かってくれた、という内容であり、
「ちょうちょう」とは全く関係のない歌詞の内容でした。

 1875年(明治8年)から1878年(明治11年)まで米国へ留学した教育学者・伊沢修二(1851年 - 1917年)が、
ブリッジウォーター師範学校(英語版)でルーサー・メーソン(1818年 - 1896年)よりこの曲を教わり、日本へ紹介、
1881年(明治14年)、明治維新以降の日本の音楽教育において初となる音楽教科書「小学唱歌集」が初めて刊行され、
この曲が日本で広められた。

「ぶんぶんぶん」
 ドイツ民謡。チェコのボヘミア地方の民謡としても紹介されることがあります。
作詞は、ドイツ国歌の作詞で知られるホフマン・フォン・ファラースレーベン(1798~1874)。

 こちらの曲は、原曲の歌詞もほぼ同じ「はち」の飛び回る様子です。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 「ちょうちょう」と「ぶんぶんぶん」を合わせた楽しい連弾曲です。
どちらも欧米に伝わる曲に日本の歌詞をつけたもので、日本でも子供から大人まで親しまれている曲です。
蝶々と蜂がお花畑を飛び回るように軽やかに弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



13.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲で、
 これまでにいろいろな場面で使用されてきました。
  ・1996年4月 柴門ふみ原作 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
  ・1995年10月~12月 TVドラマ「恋人よ」BGM
  ・ドキュメンタリー番組の感動の場面のBGM
  ・2013年~ トヨタ自動車「トヨタウン」CM曲

 原題はフランス語「Comme au premier jour」、直訳では「1日目のように」で、
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、邦題の「めぐり逢い」という印象がとても強く心に響き、この曲が大好きになりました。
それ以来ずっと弾き続けています。

 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら弾くと、とても気持ちがいいです。 
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際に、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出が、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)




14.花は咲く
 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために
制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト
「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。
国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも
編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

演奏日の感想♪   2018/5/30UP

 今日は、朝家で練習をしていた時も、なぜか朝からテンションが低くて調子が悪く、いつも暗譜で弾く曲も弾けなくなっていました。
しかし、本番では、暗譜で弾くことができ、他の曲も大きなミスも無く、弾くことができました。
たまにはローテンションで落ち着いて弾くのもいいのかも・・・・と思います。
 それにしても、今回は、ソロと歌の伴奏、連弾などで、合計11曲弾き、結構疲れましたが、やり切った感があり良い疲れでした。
次回も頑張ります!

参加した方の感想

まだむ楊さん

 梅雨入りには少し早いですが、珍しく雨降りのハートフルコンサートでした。
今回は、準レギュラーのNさん、3回目参加のMさん、初参加のEさんと、歌での演奏者が多くて華やかでした。

今回は(今回も)失敗がたくさん有り反省材料はたっぷりです。
(1)まず、レインステイックの音が、上手く出せなかった事。
(2)ソロ演奏の最初の1小節で弾き直してしまった事。
(3)トーンチャイムで違う音を鳴らしてしまった事。
(4)連弾の一番の盛り上がりの所で指が滑って上手く合わせられなかった事。

今後気をつける事
(1)レインステイックはコツがわかったので次回からは失敗しないと思います。
(2)ソロ演奏はペダルを踏み間違えたと思って焦ってしまいました。
   病院のピアノのペダルの癖は理解しているつもりでしたが、まだまだ修行が足らん(?)ですね。
(3)トーンチャイムはしっかり確認してから音を出すようにします。
(4)連弾もソロもしっかり練習する事ですね。

反省ばかりですが、ハートフルコンサートでピアノを弾いて下さる方が増えるといいなぁと思います。



NHさん
 今日は今までで一番重い感じの声になってしまいました。
そんな中でも課題だった低音から中音にかけて少しは出るようになりましたが、安定感はまだまだです。
あろう事か…2曲目の歌詞を失ってしまい、モゴモゴしてしまいました。
 聴きにいらした方々、一緒に出演してくださった方々、ありがとうございました。



Eikoさん
 私にとって人前で一人で歌うことは人生初の事でした。どれだけ緊張するか心配でしたが、気持ちよく歌えました。
むしろ歌い終えてからの方が手に震えを感じました。
第一目標の、声を前に飛ばす事は出来たので、次はもっと豊かな声を目指してゆきたいと思います。



美由希さん
 緊張すると身体が全体的に固くなる感覚があり、それによってブレスがかなり浅くなり、
声がブレスに乗らなくなり、喉の奥に引っ込んでしまっている状態に陥ってしまい反省中です。
終わった時に、気持ちよかった!気分爽快!やりきった!
という状態になりたいです。また次回もよろしくお願いします。


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