ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2017年5月31日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)まだむ楊 となりのトトロ 映画「となりのトトロ」主題歌 作詞:宮崎駿
作曲:久石譲
編曲:川田千春
3 (ピアノソロ)みどり 切手のないおくりもの 作詞・作曲:財津和夫
編曲:Jacob Koller
4 (トーンチャイム・
 ミュージックベル)

全員
かえるの合唱 ドイツ民謡
訳詞:岡本敏明
5 (トーンチャイム・
 ミュージックベル)

全員
かたつむり 文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
6 (ピアノ連弾)まだむ楊・みどり めだかの学校 文部省唱歌 作詞:茶木 滋
作曲:中田喜直
編曲:ヤマハ
7 (ピアノ連弾)まだむ楊・みどり ぶんぶんぶん ドイツ民謡(ボヘミア民謡) 作詞:村野四郎
編曲:ヤマハ
8 (ピアノ連弾)まだむ楊・みどり スワニー河(故郷の人々) アメリカ民謡 作詞・作曲:スティーブン・フォスター
日本語歌詞:勝承夫
編曲:ヤマハ
9 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
10 (う  た)全員 花は咲く 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング 作詞:岩井俊二 
作曲:菅野よう子 
ピアノアレンジ:川口晴子
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
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曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.となりのトトロ
 昭和63年に公開された宮崎駿監督のアニメーション映画の主題歌です。
昭和30年代前半を舞台にしたファンタジー映画で、世代を問わず現代でも大人気の映画です。
映画ではエンディングにフルコーラス流れますが、ここでは転調されません。
本日は転調有りのピアノバージョンでたっぷり弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



3.切手のないおくりもの
 1977年に、NHKの音楽番組『歌はともだち』でペギー葉山の歌によって発表されたそうです。
同年、数社の競作でシングルレコードが発売され、好評だったため1978年6月に、同局の歌番組『みんなのうた』で放送されたということです。
 作詞・作曲者の財津和夫によると、この曲はアメリカのポピュラーソング「ユー・アー・マイ・サンシャイン」のような曲を、
と依頼されて製作したものだったそうです。

 今回は、ジャズアレンジのものを演奏します。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



4.かえるの合唱
 お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える歌ということで
そろそろ梅雨入り?ということで選曲しました。

 さて、私は、このページにコメントを書くにあたって、調べていたところ、
ニホンアマガエルは個々がバラバラに鳴いているのでなく、水田の縁沿いにほぼ一列に並び、
1秒に約3回鳴き、1~3メートル離れた隣同士は声が重ならないよう交互に鳴いており、
全体として二つのグループが掛け合うようなパターンになっているということを、
理化学研究所や京都大などのチームが発見したということを知りました。
 本当にこの曲が「輪唱」されるように鳴いているということです。すごいと思い、感動しました。

 この曲も、お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルで楽しみたいと思います。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5.かたつむり
 この曲は、1911年(明治44年)に「尋常小学唱歌」上に掲載された唱歌の一つで、今でも、歌い継がれている親しみある歌です。
 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.めだかの学校
 1950年(昭和25年)に作詞され、1951年(昭和26年)3月、
NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表されたそうです。

 作詞者の茶木滋氏のふるさと神奈川県小田原市荻窪と、
作曲者の中田喜直氏が在住していた横浜市旭区にあるこども自然公園にも歌碑があるそうです。

 今回は、お聴きくださる方々も一緒に歌いながらトーンチャイムとミュージックベルで合奏して楽しみたいと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 昭和26年にNHKのラジオ番組「幼児の時間」で発表され、「うたのおばさん」では安西愛子が歌った童謡です。
昭和29年には文部省芸術選奨文部大臣賞を受賞しました。
めだかが楽しくお遊戯している所を、そーっとのぞいてみるような感じで弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



7.ぶんぶんぶん
 『ぶんぶんぶん Summ, summ, summ, bienchen summ herum』は、日本でも童謡として親しまれているドイツ民謡ですが、
チェコのボヘミア地方の民謡としても紹介されることがあるそうです。
 作詞は、ドイツ国歌の作詞で知られるホフマン・フォン・ファラースレーベン(1798~1874)。
メロディーは、ドイツに伝わる古い民謡が用いられたようです。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



 日本でも親しまれているドイツ民謡ですが、チェコのボヘミア地方の民謡として紹介されることもあります。
ドイツ語の作詞者はドイツ国家の作詞で知られるホフマン・ファラースレーベン。

 ホフマンは500曲以上の童謡の歌詞を作曲しており、「ぶんぶんぶん」以外の有名な曲としては
「かっこう」「池の雨」「さよなら」があります。
「池の雨」はヤマハ音楽教室のテレビCMに使われた【ドレミファソーラファミレド ソーファミソファミレ ソーファミソファミレ」です。
「さよなら」は日本の幼稚園で帰宅時間にお別れの歌として歌われているあの曲です。

 今回は連弾で楽しく弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



8.スワニー河
 別名「故郷の人々」としても知られているフォスターの曲です。1851年に作成され、
アメリカ フロリダ州の公式州歌にもなっているそうです。

 日本では1888年の『明治唱歌第2集』に掲載されました。
1949年には、勝承夫訳詞のもと「故郷の人々」として発表され、小学校の音楽教科書に掲載されていました。
また、緒園凉子訳詞の「スワニー河」もよく知られています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 「故郷の人々」の題名でも知られる曲です。
スワニー河とはアメリカのジョージア州とフロリダ州の北部を流れる河だそうです。
優しくて切ないメロディが人々に愛される所以だと思います。
優しく弾きたいです。(コメント:まだむ楊)



9.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のソウルノートとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたTVドラマ「恋人よ」や、
様々なドキュメンタリー番組の感動の場面のBGMとしても使われていました。

 また、2013年からは、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われていました。

 原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、この曲がとても好きになりました。邦題の「めぐり逢い」という印象がとても心に強く響きました。

 それからずっと弾き続けています。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際にも、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出は、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


10.花は咲く
 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために
制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト
「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。
国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも
編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


演奏日の感想♪   2017/6/1UP

 今回の全体的な感想等は、参加してくれたまだむ楊さんが 以下の感想文に詳しく書いてくれたので、省略。

 自分の反省です。
  ・1曲目の「みどれみ~」は、なぜかミスタッチばかりで、なんとか止まらず、その場でアレンジ(?)して切り抜けました(-_-;)
  ・「切手のないおくりもの」は、元々の楽譜のアレンジが単純だったので、リピートされる部分に自分で音を加えて、
   弾き方も変えて工夫した結果、上手く弾くことができてよかったです。
  ・トーンチャイム、ミュージックベルの演奏もうまくいきました。
  ・連弾は、3曲とも、音量に気をつけつつ、抑揚をつけて弾くことができました。
  ・「めぐり逢い」は、弾く前に
   「両親がかつてこの病棟に入院しており、何度もこのコンサートで聴いてもらえたことを思いながら弾きます」
   とコメントし、心を込めてノーミスで弾くことができました。
  ・「花は咲く」は、前回声量がピアノの伴奏の音に対して小さかったかな?と思い、
   今回は、ピアノソロ楽譜で歌うつもりでいたのですが、
   歌で時々参加してくれるNさんが、飛び入りで一緒に歌ってくれたので、弾き語り譜で声量が十分でした。
   2コーラス目からは、私はハモリパートを歌い、いい感じの演奏になりました。

※1曲目に失敗したので、その後はしっかりリベンジできてよかったです。

 
 
参加した生徒の感想

 今回は臨時の椅子を並べる程たくさんの方が聴きにきて下さいました。
「今日退院です。病院ベッドで寝たきりだったので退院前のリハビリができて良かったです」
「ミュージックベルは楽くて認知症予防にも良いですね」
「懐かしい曲がたくさんあって目が潤んできました」等の嬉しいお声掛けをたくさんいただきました。
このように言ってもらえると本当に嬉しいです。
 また「今から手術を受けます」という方もいらっしゃったようで、少しでも気晴らしになればいいなと思います。

 そして今回はNさんの姿がみえるではありませんか。
全員合唱の「花が咲く」を一緒に歌いました。とても心強かったです。

 ソロ演奏は最後の最後で止まってしまい弾き直してしまいました。最近思うのですが、集中力が続かないのです。
ふと安心したり気が緩んだりする事が多くて困ります。歳のせいにしてはいけませんね。

 連弾は先生のリードで楽しく弾けました。
みどり先生に教えていただいた効率的な練習方法を実践して今後も頑張りたいと思います。
ガンガン弾くのでは無くて優しい弾き方も身につけたいと思います。

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