ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2017年4月26日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)まだむ楊 美女と野獣 映画「美女と野獣」主題歌 作詞:ハワード・アッシュマン
作曲:アラン・メンケン
編曲:安蒜佐知子
3 (ピアノソロ)みどり 茶摘 文部省唱歌 作詞作曲不詳
ピアノアレンジ:松下美千代
4 (トーンチャイム・
 ミュージックベル)

全員
春の小川 文部省唱歌 作詞:高野辰之
改詞:林柳波
作曲:岡野貞一
5 (トーンチャイム・
 ミュージックベル)

全員
こいのぼり 文部省唱歌 作詞:近藤宮子
作曲:不詳
6 (ピアノ連弾)まだむ楊・みどり こいのぼり 文部省唱歌 作詞:近藤宮子
作曲:不詳
編曲 長島寛行
7 (ピアノ連弾)まだむ楊・みどり 朧月夜 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:ヤマハ
8 (ピアノ連弾)みどり・まだむ楊 ピクニック イギリス民謡 作曲:不詳
日本語歌詞:萩原英一
編曲 星出尚志
9 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
10 (う  た)全員 花は咲く 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング 作詞:岩井俊二 
作曲:菅野よう子 
ピアノアレンジ:川口晴子
11 (ピアノソロ)みどり 故郷の人々(スワニー河) アメリカ民謡 作詞・作曲:スティーブン・フォスター
日本語歌詞:勝 承夫
編曲:川田千春
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
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曲目解説


1.みどれみ~
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.美女と野獣
 美女と野獣は、元々は1740年に書かれたフランスの小説で、
魔法で野獣の姿に変えられ森の奥に住む王子と、成り行きから一緒に暮らすことになった村娘が織りなすラブストーリーです。
何度も映画、ドラマ、ミュージカルになっていて、今年の4月21日に実写版映画が公開されます。
 今回は「美しく響くピアノソロ」の楽譜で弾きます。
とてもきれいなアレンジなので美しく歌うように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



3.茶摘
 1912年(明治45年)に刊行された『尋常小学唱歌 第三学年用』で発表された曲です。
八十八夜(はちじゅうはちや)は雑節の一つで、立春から数えて88日目の日。毎年5月2日頃です。
 この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われているそうです。
 茶の産地京都府宇治市などでは、昔ながらの赤いたすきにかすり姿の女性達が茶畑に入って茶摘みの実演を行い、
お茶のPRも兼ねて一般の人達も参加するイベントが行われるとのことです。
 季節の歌ということで、ミュージックベルでも演奏しますが、ピアノソロでは、
ジャズアレンジで、一味変わった演奏をお聴きいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



4.春の小川
 「春の小川」は、東京の代々木、渋谷を流れていた河骨川(こうぼねがわ/宇田川の支流)をモチーフに、
近隣に住んでいた高野氏が詞にまとめものだそうです。
 1912(大正元)年、『尋常小学唱歌(四)』に発表されたのですが、
1942年『初等科音楽(一)』では、林柳波によって、「さらさら流る」が「さらさらいくよ」に、
「ささやくごとく」が「ささやきながら」に改定され、3番の歌詞が削除され、現在の歌詞になっています。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。

 今回は、お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルで
この曲を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5..こいのぼり・・・・「屋根より高いこいのぼり・・・・」の歌です。
1931年(昭和6年)12月に刊行された『エホンショウカ ハルノマキ』で発表されたのが最初だそうです。
 作詞者の近藤宮子氏(1907.3.21(明治40)~ 1999.4.8(平成11))は
「さいた さいた チューリップの花が」で有名な「チューリップ」も作詞しています。

 この曲も、お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルで楽しみたいと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.こいのぼり
 五月になると日本中の子供達が歌いだす童謡です。
覚えやすい歌い出しと馴染みやすいメロディで、長年にわたり愛され口ずさまれてきた曲です。
ゆったりと揺れるこいのぼりのように、おおらかな気持ちで弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



7.朧月夜
 1914年(大正3年)『尋常小学唱歌 第六学年用』に初出。
検定教科書が用いられるようになった1948年(昭和23年)から小学校6年生の音楽教科書に採用され、平成以降も取り上げられています。
「朧月夜」とは、 春の夜に月がほのかに霞んでいる情景を指す言葉で、春の季語となっています。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 「おぼろ月夜」とは、春の夜に月がほのかに霞んでいる情景を指す季語です。
今年(2016年)1月から、JR東海道線二宮駅で発車メロディとして採用されています。
私にとっては少々難しい連弾ですが、先生にリードしていただいて頑張って弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



8.ピクニック
 曲はイギリス民謡とされていますが、大元の起源はアメリカ、黒人霊歌 “When the Chariot Comes” を元に登山家たちが作った歌で、
1890年代には中西部の鉄道労働者の間で歌われていたそうです。
 日本では、東京音楽学校の教授であった萩原英一氏が日本語歌詞をつけ、1962年4月にはNHK「みんなのうた」で発表されました。
 萩原英一氏は、大正-昭和時代のピアニストで、,明治44年ドイツに留学。
大正3年帰国し、大正5年には、母校東京音楽学校(現東京芸大)の教授となるり、同校吹奏楽団の設立にもつくしたそうです。
編著は、あの有名な「バイエル・ピアノ教則本」。 (コメント:Saint Cecilia/みどり)


 日本では昭和37年にNHK「みんなのうた」で放送され広まりましたが、元々はイギリス民謡でアメリカでも広く歌われていたそうです。
なんとなくウキウキしてくるような楽しい曲ですね。ピクニックしているような軽快な感じで弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



9.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のソウルノートとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたTVドラマ「恋人よ」や、
様々なドキュメンタリー番組の感動の場面のBGMとしても使われていました。

 また、2013年からは、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われていました。

 原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、この曲がとても好きになりました。邦題の「めぐり逢い」という印象がとても心に強く響きました。

 それからずっと弾き続けています。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際にも、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出は、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


10.花は咲く
 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために
制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト
「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。
国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも
編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


演奏日の感想♪   2017/4/27UP

 今回は、珍しく会場に一人も患者さんがいませんでした。
しかし、2階の吹き抜けのところに一人のおじさまが最初から最後までずっと聞いていてくださいました。
 ミュージックベルを配ったり、鳴らし方の説明をしたりする時間がなかったので、今日は、プログラム10曲全て終わった時点で、
まだ11時30分だったので、もう1曲何か弾こうと思い、「故郷の人々(ジャズアレンジ)」を弾いて終わりました。

 途中、「ピクニック」を連弾しているときに、看護師さんが近寄ってきて、音をもう少し小さくしてくださいと言われました。
演奏を中断せずに、音を少し小さくして弾き続けましたが、その後、テンション下がりまくりで、とても疲れました。
ボランティアで患者さんのために弾いて居るので、要望に応えなくてはいけないのですが、
音楽的な表現を無視して急に音量を下げるのにはとても抵抗を感じました。

 次回からは、選曲、全体の音量を考慮していかなくてはとは思いましたが、
もう少し自由に演奏できる場所が欲しいとつくづく思いました。

 
 
参加した生徒の感想

 今回は1階で聴いて下さる方が居られなかったので、粛々とプログラムが進んでいきました。
2階で聴いて下さる方の姿がみえたので、出来るだけ2階に向かって曲説明をするように心掛けました。
3階でも最初から最後まで聴いていて下さった方が居られました。

 ソロ演奏は先月と同じ「美女と野獣」だったので、落ち着いて弾くことが出来ました。
連弾の「こいのぼり」と「おぼろ月夜」は最初に変な音を出してしまってへこみました。
 そこで連弾の3曲目の「ピクニック」は張り切って弾いたのですが、ちょっと張りきり過ぎたようで看護師さんから
「もう少し音を小さくして下さい」と言われました。
 レッスンの時も先生に「もう少し控えめに弾くように」と言われていたので反省です。

 その後先生はソロで2曲演奏されたのですが音量を抑えての演奏でした。
私も先生のようにリクエストに応じて自由自在に弾きこなせるようになりたいなと思いました。
出来るだけ綺麗な音で弾けるように これからも練習を頑張ります。


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