トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2015年10月28日(水)11:00~12:00 | ||||
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊/みゆき) | ||||
1 | (ピアノソロ) みどり |
みどれみ~優 海 | オリジナル曲 | 作曲:丹羽みどり |
2 | (ピアノソロ)りぃ | 里の秋★ | 文部省唱歌 | 作詞:斎藤信夫 作曲:海沼実 編曲:川田千春 |
3 | (ピアノソロ) まだむ楊 |
糸 | 中島みゆき | 作詞・作曲:中島みゆき 編曲:渋谷絵梨香 |
4 | (フルート&ピアノ) りぃ&みどり |
故郷★(豊田市編) | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲/作詞:丹羽みどり |
5 | (ミュージックベル) 全員 |
どんぐりころころ★ | 文部省唱歌 | 作詞:青木存義 (3番:岩河三郎) 作曲:梁田貞 |
6 | (ミュージックベル) 全員 |
大きな栗の木の下で★ | イギリス民謡 | 作詞・作曲:不詳 作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫 |
7 | (ピアノ連弾) みゆき&まだむ楊 |
もみじ★ | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:ヤマハ |
8 | (ピアノ連弾) みどり&りぃ |
サザエさん・メドレー 1.サザエさん(エンディング曲) 2.サザエさんのうた(火曜日放送オープニング曲) 3.サザエさん一家(オープニング曲) |
1.作詞:林春生 作曲:筒美京平 2.作詞:保富康午 作曲:渡辺宙明 3.作詞:林春生 作曲:筒美京平 編曲:ヤマハ |
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9 | (ピアノソロ) みどり |
故郷の人々 (スワニー河・Old Folks at Home) |
アメリカ民謡 | 作曲:フォスター 編曲:川田千春 |
10 | (ピアノソロ) | めぐり逢い | 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM |
作曲:アンドレ・ギャニオン |
11 | (うた&ピアノ) 全員 |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.里の秋・・・この曲は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも 選ばれている秋の叙情歌で私も大好きな曲です。 歌い始めが1番は「静かな静かな 里の秋」2番は「明るい明るい 星の空」 3番は「さよならさよなら 椰子の島」と同じ言葉を2回繰り返す歌詞で、 その先に続く戦争へ行ってしまった父へのせつない想いや、父の帰りを祈る母子の優しい想いが、より深く響いてくる感じがします。 そのイメージを音色で表現できるように、深くたっぷりピアノで歌えるように演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 3.糸・・・・中島みゆきさんが作詞作曲した「糸」を演奏します。 歌詞の中に「縦の糸はあなた 横の糸は私 逢うべき糸に出逢えることを 人は仕合せと呼びます」 と有りますように、結婚披露宴等でよく歌われる曲で、この曲を聴くと結婚したくなる人が多いそうです。 これまでにも20名以上のアーチストがカバーしています。 今回はヤマハの「美しく響くピアノソロ・ウエディング」の楽譜で弾きます。糸を紡ぐように丁寧に演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊) 4.故郷・・・・ 私の大好きな作詞・高野辰之さん、作曲・岡野貞一さんコンビの『故郷』を演奏します。 このコンビで作詞・作曲されている『朧月夜』や『紅葉』も好きな曲です。 私の名前は、里に栄える子と書きます。ふたり姉妹の妹にも里という字が使われています。 両親が女の子なので、遠くへお嫁にいってもふるさとを大事に思ってくれるように、 出来れば近くにお嫁に行ってもらいたい・・・という想いをこめてつけくれたと聞きました。 自分の名前をとても気に入っています。素敵な名前をつけてくれた両親に感謝の気持ちをこめて、 そして、近くにある故郷、遠くの故郷、心の中にある故郷、聴いてくださる方それぞれの故郷を感じてもらえるように まだ初心者のフルートですが心を込めて演奏したいと思います。(コメント:りぃ) 1914年(大正3年)にの尋常小学唱歌の第六学年用で発表された曲ですが、 今回は、私の故郷=豊田市の自慢できる名所などを織り込んだを歌詞を4番まで作りました。 それをみなさんに一緒に歌っていただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 5.どんぐりころころ・・・・2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、 1921年(大正10年)に刊行された『かはいい唱歌』(共益商社書店)に掲載されたのが最初だそうです。 。 JR東日本の青梅線奥多摩駅の発車メロディで「どじょうが出て来て こんにちは ぼっちゃん一緒に 遊びましょう」の部分が使われているとのことです。 後に3番が付け足されています。 3番を作詞した作曲家の岩河三郎は、1986年(昭和61年)、どんぐりころころを合唱曲にするために3番を付け足した折、 「童謡はお母さんの愛情を感じさせる音楽だと思います。母の愛情を表現するために、3番を作りました」と語っているそうです。 3番の詞は以下です。 どんぐりころころ 泣いてたら 仲良しこりすが 飛んできて 落ち葉にくるんで おんぶして 急いでお山に 連れてった お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.大きな栗の木の下で・・・・イギリス民謡を元に作られた童謡で、太平洋戦争後に、日本に伝わりました。 2007年(平成19年)に「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、 手遊び歌としても有名です。 今回は、お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.もみじ・・・・1911年(明治44年)『尋常小学校(二)』上で発表された曲です。 作詞者の高野辰之が、信越本線碓氷(うすい)峠の熊ノ平駅から眺めた紅葉の美しさをきっかけにこの詞をつくったということです。 久しぶりのピアノ演奏、初めての連弾です。皆さん、よくご存じのこの曲。 気持ちよく歌っていただけるように、そして、ピアノも歌っているようになめらかに弾ければと思います。(コメント:みゆき) 1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。 作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詩を作ったということです。 この曲を聴くと色とりどりの秋の山を思い浮かべます。子供の頃に合唱や輪唱で楽しく歌っていた曲です。 今回は連弾で楽しく演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊) 8.サザエさんメドレー・・・・以前火曜日に放送されていたことがあったアニメ「サザエさん」のオープニング曲と 今も日曜日放送で使われているオープニング曲とエンディング曲の楽しいメドレーです。 私は火曜日に放送されていた「サザエさん」を見たことがなく、『サザエさんのうた』を初めて知りました。 懐かしく思っていただける方もいると思います。 どの曲も楽しく明るい曲ばかりです。みなさんに楽しい気分になっていただけるよう楽しく連弾したいと思います。(コメント:りぃ) 9.故郷の人々(スワニー河・Old Folks at Home)・・・・1851年にニューヨークのブラックフェイス(黒人扮装)一座である クリスティーズ・ミンストレルズが演奏するために作られた曲です。 「Swanee River(スワニー河)」は、ジョージア州南部とフロリダ州北部を流れる河で、フロリダ州の公式州歌になっているそうです。 歌詞は、アメリカ南部での綿花畑(プランテーション)から逃れ、北部の自由州で生き延びる黒人達が、 昔の子供の頃を懐かしく哀しく思い出す切ない曲となっている。 日本では、1888年の『明治唱歌第2集』に掲載されたのが最初だそうです。 因みに、ドヴォルザークが1890年代に作曲した『ユーモレスク』第7曲と音楽的に類似しているため、よく一緒に演奏されることがあります。 今回は、スローバラードで少しゴスペル風にアレンジされたものを演奏します。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 10.めぐり逢い・・・・私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 私のソウルノートとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。 その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。 アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に 「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ) |
演奏日の感想♪ 2015/10/28UP 今日は、最初から最後まで、お一人の患者さんがお聴きくださいました。 ベルの時は、最初はためらっておられましたが、一緒に楽しく演奏してくださったので、よかったです。 自分の演奏は、最近ミスが多かったので、今日は気を付けて弾き、まずまずの出来だったと思います。 今日は、病院のピアノの調律が微妙で、音色がとても気になったので、 逆に一つ一つの音を丁寧に弾くことができました。 ピアノはやはり、「生きている楽器」だと痛感しました。その日その日の気温や湿度で、微妙に変わります。 だから、その時、その場で自分の音を聴き、修正しながら弾くことの勉強になります♪ |
まだむ楊さんの感想♪ 2015/10/29UP 今回のハートフルコンサートは、りぃちゃんのフルート演奏が有り、サザエさんメドレーの連弾有り ハートフルデビューのみゆきさんとの連弾有りで楽しいコンサートでした。 「以前、火曜日に放送されていたサザエさんさんの主題歌もメドレーの中に含まれています」 と、りぃちゃんが説明して下さったので、注意深く聴いていたら、懐かしいメロデイが流れてきて楽しい気分になりました。 ソロ演奏は止まらずに弾けたので自分では良かったと思います。 連弾も最後までテンポを崩さないで合わせて弾くことが出来ました。自宅で2人で何回も練習して良かったと思います。 終ってから先生に 「連弾の最初ペダルが浅かったので、すぐに深く踏むように切り替えたところ」 を褒めていただいたのが嬉しかったです。 りぃちゃんの「里の秋」のジャズバージョンや、先生の「故郷の人々」のゴスペル風のアレンジのように 皆が良く知っている曲をアレンジした曲にも今後は挑戦していきたいと思います。 聴いて下さった皆さんありがとうございました。 |
りぃちゃんの感想♪ 2015/10/30UP 今回 初参加のみゆきさんが加わってくださって、メンバーが増え楽しいコンサートになりました。 私は今回もフルートを吹くことになっていて、きちんと吹けるかが心配でその前に演奏した ピアノソロに集中することが出来なったことが今回の反省点です。 強弱に気をつけて歌うように演奏を心がけたのですが、集中しきれなくて 小さなことで心が揺らいでしまうメンタルのコントロールがまだまだだと思いました。 大好きな曲なので来月もう一度集中して心を込めて演奏したいです。 心配していたフルートは、息がいい位置にあたってくれて前回よりものびやかに吹けたと思います。 フルートの演奏がうまくいき、”ほっ”としたのでその後の連弾も歌と伴奏は楽しく演奏できました。 ベルもとまどいながら参加してくださった女性の方が、笑顔になってくださって 私も笑顔になりました。一緒に歌ってベルを鳴らして下さってありがとうございました。 初めて参加のみゆきさんとまだむ楊さんの連弾は、おうちも近くで仲良し ふたりで自主練習をされていて、さすが意気がぴったりで優しい音色の演奏でした。 また聴きたいです。 先生の演奏も音に芯があって、すごく響いてきました。 雰囲気たっぷりの演奏でした。 私もしっかりしたタッチで自信をもって演奏できるようになりたいです。 |
みゆきさんの感想♪ 2015/11/03UP ピアノの練習を35年ぶりに再スタートして初めてのコンサート。とてもとても緊張しました。 あともう少しというところで、余計に緊張してきて真っ白。 楽譜のどこを弾いて居たのか分からなくなって指が止まってしまいました。 後ろで、先生が大きな声で歌ってくださって、なんとか途中から復帰することができました。 もっともっと柔らかく優しい音色が出せればと、弾いていていつも思います。 皆さんの演奏も初めて聞いて、あんなふうに弾けたらいいなと思いました。 自分の出番が終わるまでは、なかなかゆったりと聴くことはできませんでしたが… 緊張はしたのですが、なんとなく楽しかったです。もっと練習を積んで、まずは間違いなく弾けるように。 そして、情感豊かに弾けるようになりたいと思います。 |