ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2015年9月30日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (フルート&ピアノ)
りぃ&みどり
故郷 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:丹羽みどり
3 (ピアノソロ)
まだむ楊
赤とんぼ 文部省唱歌 作詞 三木露風
作曲 山田耕作
編曲 安蒜佐知子
4 (ピアノソロ)
みどり
夕焼け小焼け 文部省唱歌 作詞:中村雨紅
作曲:草川信
編曲:松下美千代
5 (ミュージックベル)
全員
つき 文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
6 (ミュージックベル)
全員
虫の声 文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
7 (ピアノ連弾)
みどり&りぃ
虫の声 文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
編曲:野呂芳文
8 (ピアノソロ)
りぃ
愛燦燦 美空ひばり 作詞・作曲:小椋佳
編曲:安蒜佐知子
9 (ピアノソロ) めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
10 (うた&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.故郷・・・私の大好きな作詞・高野辰之さん、作曲・岡野貞一さんコンビの『故郷』を演奏します。
このコンビで作詞・作曲されている『朧月夜』や『紅葉』も好きな曲です。

私の名前は、里に栄える子と書きます。ふたり姉妹の妹にも里という字が使われています。
両親が女の子なので、遠くへお嫁にいってもふるさとを大事に思ってくれるように、
出来れば近くにお嫁に行ってもらいたい・・・という想いをこめてつけくれたと聞きました。
自分の名前をとても気に入っています。素敵な名前をつけてくれた両親に感謝の気持ちをこめて、
そして、近くにある故郷、遠くの故郷、心の中にある故郷、
聞いてくださる方それぞれの故郷を感じてもらえるように
まだ初心者のフルートですが心を込めて演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



3.赤とんぼ・・・・大正10年に三木露風が発表した詩に、山田耕作が昭和2年に曲をつけたそうです。
赤とんぼを見て懐かしい故郷を思い出す郷愁に満ちた曲ですが、
現在でも赤とんぼを見ると子供の頃を思い出す人も多いのではないでしょうか。
今回のアレンジは2番と3番の間で転調しますが、
皆さんに歌っていただけるように慎重に且つ感情を込めて演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



4.夕焼け小焼け
・・・・作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、
当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、
教員をしながら、後に童謡を作るようになったそうです。
 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。
 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、
八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。
 
 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、
同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。
しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。

 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5.つき・・・・1910(明治43)年『尋常小学読本唱歌』で発表された唱歌です。
今年(2013年)の中秋の名月は、9月19日(木)です。
季節の曲で、誰もがご存知と思われる曲をミュージックベルで、
お聴きくださる方々と共に楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.虫の声(ミュージックベル)・・・・1910(明治43)年『尋常小学読本唱歌』で発表され、1998年には『小学校学習指導要領』にて、
第2学年の歌唱共通教材とされています。
また、2007年(平成19年)には「日本の歌百選」に選ばれました。
当初、2番の歌詞には「きりきりきりきり キリギリス」でしたが、1932年に「こおろぎや」と改訂されました。
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。
季節の曲で、誰もがご存知と思われる曲をミュージックベルで、
お聴きくださる方々と共に楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.虫の声(ピアノ連弾)・・・・ 「あれ松虫が鳴いている」の歌い出しで有名な唱歌『虫のこえ(虫の声)』では、
松虫、鈴虫、コオロギ、ウマオイ、くつわ虫の五匹の虫達が登場し、それぞれが奏でる個性的で楽しげな音色が描かれています。
 先日ピアノの練習をしていたら、コオロギの鳴き声がしてびっくり!!
部屋中探してみたら隅っこのほうにコオロギがいました。どこから入ってきたのでしょうか…。
虫の声の練習をしてから外に逃がしてあげました。
 今回は、先生と楽しい虫の声とすこしせつない虫の声を合わせたおしゃれなアレンジで、連弾したいと思います。(コメント:りぃ)



8.愛燦燦・・・・『愛燦燦』(あいさんさん)は、1986年に発売された美空ひばりさんが歌う名曲です。
名曲『愛燦燦』は、家族愛をテーマとしたCMの歌として生まれました。
『愛燦燦』という言葉は、作詞・作曲された小椋佳の造語です。
♪雨清清(さんさん)と~ ♪風散散(さんざん)と~、そして♪愛燦燦と~。韻を踏んだ歌詞になっています。

 ひばりさんが、歌うこの曲を聴くと優しく語りかけてくれるひばりさんの声が心にじんわりしみてくる感じがいつもします。
みなさんに愛されているこの曲を大事に演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



9.めぐり逢い・・・・私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のソウルノートとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

演奏日の感想♪   2015/09/30UP

 今日は、学校の合唱部に所属しているまだむ楊さんの娘さん(高校3年生)が特別参加で、
「私にできること」を一緒に歌ってくれて、楽しいコンサートのしめくくりとなりました。

 患者さん(70歳くらいの女性)も、車いすで聴きにきてくださり、とてもきれいな声で、
ピアノに合わせて歌ってくださいました。
ベルも笑顔で演奏していただき、よかったです。

 しかし、あまりにきれいな歌声だったので、つい聞きほれてしまい、
「虫の声」の連弾のときに、リピートを忘れてしまいました。
ちょこっと弾き直してりぃちゃんにごめんなさい・・・・でした。((^^;)

 「故郷」のりぃちゃんのフルートは練習のときよりもとても上手で、きれいな音が出ていました。
この調子で、来月以降も、フルートの演奏を取り入れていきたいと思います。

 まだむ楊さんの「赤とんぼ」も、きれいに弾けていました。

 二人とも、いい演奏(みどり色の演奏)ができるようになってきたので、私はとてもうれしいです。
これも、聞いていてくださる方々のおかげと思います。ありがとうございます。

りぃちゃんの感想♪   2015/10/01UP

  今回のハートフルは、まだむ楊さんの娘さんもお手伝いしてくださり、
最後の「私にできること」も一緒に歌ってくれて楽しいコンサートでした。

先日、生涯学習音楽指導員研究会ネットワーク・愛知主催の「合同コンサート」で演奏させていただいた時
会場の張り詰めた雰囲気にのまれてしまい、音楽を楽しむことを忘れてしまったことをすごく後悔しました。
せめてピアノを楽しそうに弾いているなぁ…と思ってもらえるように演奏したかったと…。
なので、今回のハートフルの目標は楽しそうに演奏するでした。
顔を表情を穏やかにすることを心がけたら体の力も少し脱けて、フルートもピアノも力まずに演奏できてよかったです。

 聴いてくださっていたご婦人も、
まだむ楊さんの娘さんも、演奏に合わせて歌ってくれて嬉しかったです。
ありがとうございました♪

 先生もまだむ楊さんも、素敵なアレンジの曲を落ち着いた雰囲気で演奏されていて
とても素敵でした。
私もお二人のように演奏できるようになれるといいなぁと思います。
来月も頑張ります。

まだむ楊さんの感想♪   2015/10/02UP

 今回は久しぶりにフルートの演奏がありました。
フルートの音色がとてものびやかで美しいので、うっとりと聴かせてもらいました。

 そして今回レインスティックを使わせてもらったのですが、先生の指示通りに出来なかったことを反省しています。
レインスティックは思ったほど簡単ではなかったです。音を続けたり止めたりするにはコツがあるようです。練習します。

 ソロ演奏はミスタッチ数回ですが止まらずに最後まで弾けました。
レッスンの時に先生に「間奏部分の左手を大きく出してメロデイの右手に繋げるように」
と指導していただいたことを意識して演奏するようにしました。

 連弾は虫の声がいっぱい入っている感じで楽しかったです。
私も、いつかは先生のような素敵な演奏が出来るように頑張りたいと思います。




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