トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2015年8月30日(日)11:00~12:00 | ||||
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊/希利/あつし/ミッキー/ゆうみ) | ||||
1 | (ピアノソロ) みどり |
めぐり逢い | 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM |
作曲:アンドレ・ギャニオン |
2 | (ピアノソロ) あつし |
サラバンド | 作曲:W.ギロック | |
3 | (うた&ピアノ) 希利&ゆうみ&みどり |
ハナミズキ | 一青 窈 | 作詞:一青 窈 作曲:マシコタツロウ 編曲:武部聡志 ピアノアレンジ:丹羽みどり |
4 | (うた&ピアノ) 希利&みどり |
翼をください | 赤い鳥 | 作詞:山上路夫 作曲・編曲:村井邦彦 ピアノアレンジ:丹羽みどり |
5 | (ピアノソロ) まだむ楊 |
SWEET MEMORIES | 松田聖子 | 作詞:松本隆 作曲・編曲:大村雅朗 ピアノアレンジ:秋山さやか |
6 | (ミュージックベル) 全員 |
浜辺の歌★ | 文部省唱歌 | 作詞:林古渓 作曲:成田為三 |
7 | (ミュージックベル) 全員 |
夕焼け小焼け★ | 文部省唱歌 | 作詞: 中村雨紅 作曲: 草川 信 |
8 | (ピアノソロ) りぃ |
少年時代 | 井上陽水 | 作詞:井上陽水 作曲:井上陽水/平井夏美 編曲:村上由紀 |
9 | (ピアノソロ) ミッキー |
エチュード Op.25-1 「エオリアン・ハープ」 変イ長調 |
作曲:F.F.ショパン | |
10 | (ピアノ連弾) みどり&りぃ |
浜辺の歌★ | 文部省唱歌 | 作詞:林古渓 作曲:成田為三 編曲:野呂芳文 |
11 | (ピアノ連弾) みどり&りぃ |
かもめの水兵さん★ | 文部省唱歌 | 作詞:武内俊子 作曲:河村光陽 編曲:野呂芳文 |
12 | (うた&ピアノ) 全員 |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.めぐり逢い・・・・私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 私のソウルノートとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。 その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。 アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に 「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.サラバンド・・・・「サラバンド」は、バロックの時代に舞曲として宮廷で演奏されていたものです。 最初は荒々しく急速な音楽だったようですが、のちに荘重な感じに変わっていったようです。 短調の曲ですが、どこか異国情緒的な部分もあり、荘重な部分もあり、 いろいろな面を見ることができる曲だと思います。(コメント:あつし) 3.ハナミズキ・・・・「ハナミズキ=花水木」は別名アメリカヤマボウシともいい、北アメリカ東部産の花木です。 アメリカでの名称はドッグウッド(ダグウッド)、バージニア州の州花ということです。 1909年から数年にわたって、当時東京市長の尾崎行雄氏がアメリカ合衆国に桜の苗木を贈ったその返礼として 1915年に東京市に贈られたのが日本でのハナミズキのはじまりで、日米親善の木として有名になったそうです。 この曲は、一青窈さんが2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに作られたとされています。 自分の大切な人とさらにその人の大切な人が幸せである事を ”君と好きな人が百年続きますように~ハナミズキより”と願う歌です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲は、僕の妹が小さい頃から大好きで、ちょっと難しいけどたくさん練習しました。 「うす紅色のかわいい君」を妹に例えて歌います。(コメント:希利) 4.翼をください・・・・フォークグループの赤い鳥が1971年2月5日に「竹田の子守唄」のB面曲として発表した曲ですが、 のちに、1970年代後半から小・中学校の教科書に収録され、合唱曲として有名となり、 日本国内では老若男女誰もが歌える愛唱歌となりました。 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲は、学校で習ったことがあります。歌詞がとても好きです。(コメント:希利) 5.SWEET MEMORIES・・・・昭和56年にリリースされた曲で松田聖子さんの大ヒット曲です。 それまでノリのいい曲を歌っていた松田聖子さんが、 しっとりと大人の曲を歌いあげたことでも有名です。 当時はペンギンのCM曲(サントリーCANビール)でも話題になりました。 今回はアルペジオをたくさん使ったアレンジに挑戦します。 しっとりと流れるように演奏したいです。(コメント:まだむ楊) 6.浜辺の歌(ミュージックベル)・・・・この曲は、1913年(大正2年)に発表されたそうです。 そして、作曲者成田為三の「浜辺の歌音楽館」という資料館が秋田県北秋田郡森吉町にあるそうです。 ぜひ一度は行ってみたいと思いました。 私は、この曲を聴いたり弾いたり歌ったりすると、いつも「二十四の瞳」という映画の中で、 先生と子どもたちが歌っている場面を思い出します。 そして、子どもの頃、夏休みに家族旅行で小豆島に行った事や、 昭和20年から長年、小学校の教師をしていた父や母のことを思い出し、しんみりと心に染み入り、感動します。 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.夕焼け小焼け・・・・この曲の作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、 当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、 教員をしながら童話後に童謡を作るようになったそうです。 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、 八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、 同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。 しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.少年時代・・・・1990年公開の映画「少年時代」の主題歌で、 1991年にソニーのハンディカムのCM曲に採用されてヒットした夏の名曲です。 叙情的な歌詞がとてもきれいで私も大好きな曲です。 曲中に出てくる「風あざみ」や「宵かがり」は、井上陽水さんが造った”造語”ということですが、 自然な響きで心にすぅっと入ってくる気がします。 この曲は、昨年「ミュージックステーション」という歌番組で、男女5000名にアンケートした 定番!日本の夏うた 昭和vs平成BEST30で平成の1位に選ばれました。 幅広い人々から長い間愛されている夏の歌、私もみなさんの心に届くよう大事に演奏したいと思います。(コメント:りぃ) 9.エチュード Op.25-1 「エオリアン・ハープ」 変イ長調・・・・主旋律が音の海から浮かびあがる様を、 作曲家シューマンに「エオリアン・ハープ」と例えられ、この曲名に なりました。 そのメロディーは練習曲の中でも指折りの美しさです。(コメント:ミッキー) 10.浜辺の歌・・・・この曲は、1913年(大正2年)に発表されたそうです。 作曲者成田為三の「浜辺の歌音楽館」という資料館が秋田県北秋田市にあるそうです。 ぜひ一度は行ってみたいと思いました。 私は、この曲を聴いたり弾いたり歌ったりすると、いつも「二十四の瞳」という映画の中で、 先生と子どもたちが歌っている場面を思い出します。 そして、子どもの頃、夏休みに家族旅行で小豆島に行った事や、 昭和20年から長年、小学校の教師をしていた父や母のことを思い出し、しんみりと心に染み入り、感動します。 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。 今回は、原曲のイメージをそのままに、おしゃれなジャズにアレンジされたものをピアノ連弾で演奏します。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 1913年(大正2年)に発表された、作詩:林古渓、作曲:成田為三による日本の唱歌です。 1番の歌詞の「あした」というのは、朝の意味があるそうです。 朝・夕 浜辺を歩いていると、昔のことや懐かしい人を思い出す…。 そして、繰り返される「風の音よ 雲のさまよ 寄する波も 貝の色も」 「寄する波よ 返す波よ 月の色も 星の影も」という歌詞で浜辺の美しい景色が目に浮かんできます。 今回は、寄せては返す波をイメージするきれいなアレンジでみどり先生と連弾します。(コメント:りぃ) 11.かもめの水兵さん・・・・1937年(昭和12年)に発表された日本の童謡。 全身が白いカモメを、「白い帽子」を被って「白いシャツ」などの「白い服」を着た水兵になぞらえた詞となっており、 メロディも詞の中にある言葉のアクセントを生かしたものとなっていて、子供が歌いやすく覚えやすいように作られています。 日本国内の4か所に碑があるそうです。 作詞者武内氏の生誕地である広島県三原市の宮浦公園前に歌碑 作曲者光陽氏の生誕地の福岡県田川市福智町の上野の里ふれあい交流館内に歌碑 東京都文京区の本駒込(光陽の墓畔)に、楽譜が刻まれた碑 横浜市の山下公園にも、楽譜と歌詞が刻まれた碑 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 1937年(昭和12年)に発表された日本の童謡です。 作詞の武内俊子さんは、ハワイに旅行する叔父さんを見送るために横浜港の大さん橋に行ったとき、 夕暮れの中で数十羽のかもめに魅了され、帰途でかもめの白い姿を水兵に見立てて詞を完成させたと言われています。 軽快なリズムのメロディーが、”かもめの水兵さん”の可愛らしささを表現していると思います。 野呂芳文さんのおしゃれなアレンジでみどり先生と連弾します。(コメント:りぃ) 12.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ) |
演奏日の感想 2015/08/30UP♪ 今日は、初めから終わりまで、10数名の方がいらっしゃり、 ピアノに合わせて歌ったり、ミュージックベルを楽しんだりしてくださいました。 終わったときに、65歳くらいのご主人の看病をしていらっしゃる方が、 「いつもは病室で聴いていたのですが、今日は、思い切って1階まで降りてきました。 本当に楽しめました、ありがとうございました。」 とおっしゃってくださり、私たちの演奏が少しでもお役に立つことができたのだなぁと、うれしかったです。 ありがとうございました。 さて、私は、今日は連弾の「カモメの水兵さん」で失敗してしまったので、以下の点を次回に取り入れようと思いました。 ・コメントに、「ジャズアレンジなので、一緒に歌うには、少し歌いにくいということを加えたほうが良い ・「もしもここで失敗したら、どうするか?」をいろいろ想定して練習すること しかし、止まらずに何とか最後まで弾きましたので、帰りに、ナースステーションで看護師さんに 「今日は、すごく会場にいっぱい患者さんがいらっしゃって、盛会でしたね 特に、ジャズのピアノが良かったです」 と言っていただけたので、やっぱり、間違えても、止まらない、弾き直さないということは、 一番大事なことだなと、改めて思いました。 |
まだむ楊さんの感想♪ 2015/08/31UP 今回もたくさんの方が聴きに来てくださいました。 コンサートが始まる前から待っていてくださる方もみえましたし、 「ずーっと付き添いをしていて今から交代するのですが音楽を聴いてから家に帰ります。」 と声をかけて下さる方もいました。 そのように言っていただけると大変うれしいですし これからも入院患者さんや付き添いのご家族やの心が和むような、疲れが癒えるような音楽が提供できるように頑張ろうと思います。 そして今回は折り紙で作った「くすだま」をプレゼントして下さる方がいてとても嬉しかったです。 少し固めの折り紙をとても細かく立体的に折っていって作るそうですが 複雑な折り方なのにちょこちょこと折って10個くらい手品のように作って下さいました。時間があれば教えていただきたいです。 夏休みの日曜日だったので演奏者もいつものメンバーに加えて、AAさんミッキーさんゆうみさんきりくんと多彩な顔ぶれでした。 一緒に歌ったりミュージックベルに挑戦したりと楽しんでいただけたと思います。 ソロ演奏は残念な結果でした。本番はついつい速くなってしまってコケルいつものパターンです。 「緊張すると心臓のどきどきが速くなるので演奏も速くなってしまうから気をつけるように」 と先生にいつも言われているのですがコントロールできない自分が歯がゆいです。 いつか納得のいく演奏ができるようにこれからも地道に努力を続けたいと思います。 |
りぃちゃんの感想♪ 2015/09/01 今回は、希利くんや大人のお仲間もたくさん参加してくれてにぎやかな楽しいコンサートになりました。 たくさんの方が聴きに来てくださって一緒に歌っていただいたり、ベルを楽しんでくださったり 笑顔をたくさんいただいて私もみなさんに元気をいただきました。 ソロ「少年時代」は、たくさんの方が一緒に歌ってくださって、改めて幅広い年代の方に 愛されている曲なんだなぁ…と実感しました。私も大好きな曲なので来年の夏も演奏したいです。 一緒に歌ってくださったみなさんありがとうございました♪ 連弾「浜辺の歌」もみなさん歌ってくださって、先生と気持ちを合わせて演奏できてとても楽しかったです。 「かもめの水兵さん」は、ジャズアレンジだったので、曲紹介のときにジャズアレンジで 少し歌いにくいかもしれないことをお伝えするのを忘れてしまったのが反省点です。 アドリブ部分で、迷子になってしまったのですが先生の止まらずに行くよ!!という気持ちが伝わったのですが、 ちょっと中途半端なところから入ってしまったので、アドリブ後のきりのいいところにすればよかったかな??と思っています。 本番での臨機応変がまだまだです…。 また来月は、「愛燦燦」を演奏しようと思っているので、みなさんに気持ちよく歌っていただけるよう メロディーの流れを意識して練習したいと思います。 |
あつしさんの感想♪ 2015/09/14UP 今回もまたダメでした。次回頑張ります。 それにしても希利くんの歌はいいですね。あれにはどんな名演奏をしても勝てない気がしました。 |
あつしさん 「サラバンド」 | ||
希利くん 「ハナミズキ」 | ||
↓ 希利くん 「翼をください」 ↓ | ||
まだむ楊さん 「Sweet Memory」 | ||
みんなでミュージックベル 「夕焼け小焼け」 「浜辺の歌」 |
||
ミッキーくん 「エチュードOp.25-1 『エオリアン・ハープ』 変イ長調」 | ||
プログラムの締めは全員で いつもの 「私にできること」 | ||