ハート飾り枠
                トヨタ記念病院 ハートフルコンサート        2015年4月26日(日)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊/ミッキー)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
りぃ
 
おぼろ月夜 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:島津秀雄
3 (ピアノソロ)
まだむ楊
おしえて アニメ
「アルプスの少女ハイジ」主題歌
作詞:岸田衿子
作曲:渡辺岳夫
編曲:大宝博
4 (ピアノソロ)
ミッキー
ファイナルファンタジー 「プレリュード」 ゲーム「ファイナル・ファンタジー」より
TOYOTA AQUA 日本のハイブリッドCM曲
作曲:植松伸夫
編曲:pianoYN
5 (ミュージックベル)
全員
こいのぼり 文部省唱歌 作詞:近藤宮子
作曲:不詳
    こいのぼり 文部省唱歌 作詞:不詳
作曲:弘田龍太郎
6 (ミュージックベル)
全員
春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
7 (ピアノ連弾)
りぃ&みどり
春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一 
編曲:ヤマハミュージックメディア
8 (ピアノ連弾)
りぃ&みどり
春の小川 文部省唱歌 作詞:高野辰之
改詞:林柳波
作曲:岡野貞一
編曲:ヤマハミュージックメディア
9 (ピアノソロ)
みどり
ハナミズキ 一青 窈 作詞:一青 窈
作曲:マシコタツロウ

編曲:武部聡志
ピアノアレンジ:内田美雪
10 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (うた&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.おぼろ月夜・・・・私の大好きな、高野辰之さん(作詞)、岡野貞一さん(作曲)の名コンビのおふたりが作った曲です。
朧(おぼろ)月とは、春の夜にほのかにかすんだ月のことを言います。
西洋の諺に「春は三日月のくぼみに水が溜まり、霧がかかって朧月夜となる。
秋の三日月は水がたまらないから、空はすっきりと澄みわたる」とあるそうです。
春の宵に見える三日月は横に寝ているようです。三日月のお盆に水が溜まりほんのりかすんだ朧月になる。
とっても幻想的・・・。
春の風景が目にうかぶようなきれいな歌詞とメロディーの素敵な曲です。(コメント:りぃ)



3.おしえて・・・・昭和49年からカルピスまんが劇場で放送された
アニメ「アルプスの少女ハイジ」の主題歌「おしえて」を弾きます。
3年前からは「家庭教師のトライ」のCMにも使われていますね。
原作はスイスの作家ヨハンナ・スピりの同名小説です。
スイスに行ったことはありませんが、子供の頃に小説を読んで想像した雄大なアルプスや
色彩豊かなアニメのアルプスを思い浮かべて演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



4.ファイナルファンタジー 「プレリュード」・・・・この曲はゲーム「ファイナルファンタジー(以下FF)」シリーズのオープニングで流れる曲です。
今ではトヨタ自動車のアクアのCMで一躍有名になりました(CMでもピアノアレンジを弾いていますがあれとは違うアレンジです)。

 「ドレミソ」のような分散和音で4オクターブの広い音域を往復するシンプルな曲ですが、
ハープと笛により、とてもミステリアスな雰囲気を醸し出しております。今やFFの曲の代名詞的な存在となっております。
今回はこれをピアノにアレンジしたものを演奏させていただきます。

 ピアノアレンジの前半では、右手が左手を追いかけるように構成され、音が鳴るときには必ず3~7度の和音となります。
それらの響きの組み合わせが非常に心地よいです。

 後半は前半のそれを左手だけで再現します。それはまさに左手の重音の練習曲のようです。
音からは想像できませんが左手を酷使するため弾く本人はかなり苦痛です(笑)
しかし、努力に見合っただけの演奏効果を得られ、トライしたことにとても満足しています。。

 この曲をハートフルで弾くのは3年ぶり2回目になりますが、そのときに比べてより自信を持って弾けると信じています。
この曲のよさとピアノの豊かな響きが伝わるように演奏できたらと思います。(コメント:ミッキー)



5.こいのぼり・・・今回は「こいのぼり」の歌を2曲演奏します。
初めは、「屋根より高いこいのぼり・・・・」の「こいのぼり」です。
1931年(昭和6年)12月に刊行された『エホンショウカ ハルノマキ』で発表されたのが最初だそうです。
 作詞者の近藤宮子氏(1907.3.21(明治40)~ 1999.4.8(平成11))は
「さいた さいた チューリップの花が」で有名な「チューリップ」も作詞しています。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。


2曲目は、「甍の波と雲の波・・・・」の「こいのぼり」です。
こちらは、もう少し古く、1913年(大正2年)に刊行された『尋常小学唱歌 第五学年用』で発表されたそうです。
文語調であるため、最近は口語調の「♪やねよりたかい…」で始まる『こいのぼり』のほうがよく歌われ、
この歌はあまり歌われなくなっていますが、それだけに、歌いついでいけたらと思います。

 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.7.春が来た・・・・この曲も、「故郷」と同様、作詞作曲の高野・岡野氏のコンビの作品です。
二人は、明治~昭和時代に数多くの作品を残しています。(「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」など)
そのうちの一つで、明治43年(1910)「尋常小学読本唱歌」に発表されたそうです。
 高野氏の故郷である豊田村は、冬が厳しく春の訪れも待ち遠しいため、
春が来たときのうれしい気持ちをこの歌にこめて作られたとのことです。
 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、その後、ピアノ連弾でも楽しんでいただければと思います。
 
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 私の大好きな、高野辰之さん(作詞)、岡野貞一さん(作曲)の名コンビのおふたりが作った曲です。
歌詞に出てくる芽吹く緑、新しい花の命の誕生、春を告げる鳥たちのさえずりが、心を”わくわく”させてくれます。
春が来て、何かに向かってスタートしようという気分になります。
そして山にも、里にも、野にもと、長い冬が去ってやっと”春が来た”喜びがいっぱい歌われていて
”わくわく”をもっといっぱいにしてくれます。
みどり先生と春らしく暖かな気持ちで演奏します。(コメント:りぃ)



8.春の小川・・・・作詞の高野辰之氏、作曲の岡野貞一氏は、よく二人でコンビを組んで、いろいろな曲を作られました。
「ふるさと」「春が来た」「紅葉」「日の丸の旗(白地に赤く)」おぼろ月夜」もお二人の作品です。
  「春の小川」は、東京の代々木、渋谷を流れていた河骨川(こうぼねがわ/宇田川の支流)をモチーフに、
近隣に住んでいた高野が詞にまとめものだそうです。
 1912(大正元)年、『尋常小学唱歌(四)』に発表されたのですが、
1942年『初等科音楽(一)』では、林柳波によって、「さらさら流る」が「さらさらいくよ」に、
「ささやくごとく」が「ささやきながら」に改定され、3番の歌詞が削除され、現在の歌詞になっています。

 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。
また、今回は、ベルの後、ピアノ連弾でも、また違ったアレンジで、お楽しみいただけることと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



私の大好きな、高野辰之さん(作詞)、岡野貞一さん(作曲)の名コンビのおふたりが作った曲です。
1番の「さらさら流る」が「さらさら行くよ」に、「においめでたく」が「すがたやさしく」に、
「咲けよ咲けよと ささやく如く」が「咲いているねと ささやきながら」に、
2番の「さらさら流る」が「さらさら行くよ」に、「ひなたに出でて」が「ひなたでおよぎ」に、
「ささやく如く」が「ささやきながら」に歌詞が変更され、3番は全て削除されました。
 今の教科書では1番の締めくくりが「咲けよ咲けよと ささやきながら」になっているそうです。
私はやっぱり1番最初に作られた歌詞が好きだなぁと思います。
魚たちが見える透きとおった小川の岸辺にかわいいれんげやすみれの花…美しい春の小川に私も行ってみたくなりました。(コメント:りぃ)



9.ハナミズキ・・・・「ハナミズキ=花水木」は別名アメリカヤマボウシともいい、北アメリカ東部産の花木です。
アメリカでの名称はドッグウッド(ダグウッド)、バージニア州の州花ということです。
 1909年から数年にわたって、当時東京市長の尾崎行雄氏がアメリカ合衆国に桜の苗木を贈ったその返礼として
1915年に東京市に贈られたのが日本でのハナミズキのはじまりで、日米親善の木として有名になったそうです。

 この曲は、一青窈さんが2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに作られたとされています。
自分の大切な人とさらにその人の大切な人が幸せである事を
”君と好きな人が百年続きますように~ハナミズキより”と願う歌です。

 毎年、4月~5月の時期には弾きたくなる曲のひとつです。歌詞に「母の日」「五月」と入っているからだと思います。
今は亡き母のことを思いながら演奏します。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

演奏日の感想   2015/4/27UP♪

 今回は、1階の会場には、あまり人がいませんでしたが、
吹き抜けの2階で、初めから終わりまで、ずっと聴いてくださっていた方がいらっしゃいました。
ミュージックベルの時には、ふたりの方が一緒に演奏してくださり、一緒に楽しむことができました。

 私の演奏ですが、ミスタッチが目立ちましたが、なんとか止まらず、そのままアレンジしつつ弾きました。
ある意味、即興の勉強にはなるかなと・・・・(^_^;)

 来月もがんばります。

 りぃちゃんの感想♪   2015/04/28UP

 最近雨続きでしたが、ハートフルコンサートの日はとってもいいお天気で、爽やかな日でした。
今回は、演奏したソロと連弾2曲がすべて作詞が高野辰之さん、作曲が岡野貞一さんの作品でした。
どの曲もとてもいい曲で、大好きな曲を演奏できてうれしく思いました。
連弾は、自分がメロディーでないところで、少しミスタッチしてしまったので、
主旋律でないところも大事に演奏できるようにしたいと思いました。
ソロは、今まで弾いた「おぼろ月夜」の中で一番よく弾けたと思います。
大好きな曲なので、また来年も演奏できたらいいなぁ…と思っています。

 ミッキーさんの演奏した曲はテレビCMで流れていたとてもきれいな曲でした。
抑揚がたっぷりついた迫力満点の演奏ですごくよかったです。
 
 まだむ楊さんが演奏した曲も、実は私も弾いてみたいなぁと思っていた曲で、
ピアノで聴くことができてうれしかったです。
ハイジが大きなブランコに乗っているかわいい姿が目に浮かんできました。
 
 先生の演奏も気持ちがすごく入っていて惹きこまれていきました。
私もいつか気持ちをたくさん込められる演奏ができるようになりたいです。

 聴いてくださったみなさん、ありがとうございました。

 newまだむ楊さんの感想♪   2015/04/30UP

 今回のハートフルコンサートでは絶対にやってはいけない事をしてしまいました。
それは、止まる事、弾き直す事です。
しかも弾き直したにもかかわらず、同じところでミスをしてしまう、最悪の状態に陥りました。
止まった時には、頭の中が真っ白になってしまって状態を立て直すことができないまま終りました。
練習不足、緊張等、原因は色々考えられますが、本番中に「まさか」の事態が発生した時
「どのように乗り切るか」も考えていきたいと思います。
 でもやはり、体調やメンタル面がどのような状態でも「満足に弾ける」ように
練習を重ねることが一番大切だと思います。
毎月のハートフルコンサートで「人前で弾く」経験をさせていただいて大変ありがたいと思っています。
7月にはふれあいコンサートもありますので「人前で弾く」ことを意識して、これからも練習に励みたいと思います。

 newミッキーくんの感想♪   2015/0430UP

 本日は1階席にはあまり人はいないのだけれども、2階席からはお聞きくださる方がちらほらといらっしゃいました。

 今日弾いた曲はゲーム「ファイナルファンタジー」のプレリュードという曲です。もう何度もこの場では弾いております。
ただ、過去2回やっていて満足に弾けたことはありません。いつも左手の重音部分が鬼門です。
練習時間が少ない中でしたが、苦手部分を何度も練習したり、ゆっくり弾くことで腕になじむよう努力しました。

 幸いにして本日の演奏は自分の満足いくレベルの演奏になったように感じました。
何よりも緊張してないのを肌で感じます。
1年前のPTNAのピアノステップを受けたときとは別人のようです。

 弾いたあとに上の階で聞かれていた方が「面白いねえ」とおっしゃっていたのが印象的でした。
ピアノをやっていてよかったなと感じた瞬間でした。

 聞かれる方に感動を与えるにいたらなくても、その演奏を聴いて刺激を受けアクションをしていただけるなら、
ピアノ弾きにとってはとてもうれしいことです。
今後も刺激を与えられる演奏を目指して精進します。

 あと、本日は丹羽先生宅でカルボナーラをご馳走になりました。とてもおいしくいただけました。
いろいろとありがとうございました。



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