ハート飾り枠
                トヨタ記念病院 ハートフルコンサート        2015年3月22日(日)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/ミッキー)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノ)
みどり
みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
りぃ
 
川の流れのように 美空ひばり 作詞:秋元康
作曲:見岳章
編曲:鈴木奈美
3 (ピアノソロ)
りぃ
さくら(独唱) 森山直太朗 作詞:森山直太朗・御徒町凧
作曲:森山直太朗
編曲小野佐知子
4 (ピアノ)
ミッキー
幻想曲「さくら さくら」
~Sakura-sakura: A fantasy for piano~
作曲:平井康三郎
5 (ピアノ)
ミッキー
即興曲エディットピアフを讃えて 15の即興曲集より 作曲:F.プーランク
6 (ミュージックベル)
全員
故郷 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
7 (ミュージックベル)
全員
春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
8 (ピアノ連弾)
りぃ&みどり
茶色の小瓶 作曲:ジョセフ・イーストバーン・ウィナー
編曲:ヤマハ
9 (ピアノ連弾)
りぃ&みどり
勇気100% アニメ『忍たま乱太郎』主題歌 作詞:松井五郎
作曲:馬飼野康二
編曲:丹羽みどり
10 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (うた&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.川の流れのように・・・・以前、ハートフルコンサートで小坂さんがフルートで演奏されるとき
「次は”川の流れのように”を演奏します。」と曲紹介をしたら、聴いてくださっていた方が
「わぁ~」っとうれしそうに胸の前で手を合わせとっても笑顔になっていらっしゃったのを見て、
ほんとうに幅広い方々から愛されている曲なんだなぁと思いました。

みなさんに喜んでいただける曲を演奏したいと思いこの曲を選曲しました。
みなさんの人生がおだやかな川の流れのようであるように、
私もみなさんから愛されているこの曲を大事に演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



3.さくら(独唱)・・・・『さくら』という名のついた曲の中で私はこの曲が一番好きです。
森山さんが友達の結婚式のために作られた曲ですが、卒業式でもよく歌われています。
旅立ちの時に優しく背中を押してくれるような、そして変わらない場所で
変わらない友だちがいつも待っていてくれるような暖かい歌詞が大好きです。
歌詞に込められた想いが伝わるように演奏したいです。(コメント:りぃ)



4.幻想曲「さくら さくら」~Sakura-sakura: A fantasy for piano~・・・・今年も桜の足音が近づいてまいりました。
この曲は「さくら さくら」のメロディをモチーフに作られた曲です。
3つの変奏でそれぞれが華やかに彩られています。曲内には筝、太鼓、篠笛を思わせるメロディーがあり、
それぞれで見事に雰囲気を再現しています。太鼓の音がピアノから聞こえてくるなんて不思議な気がします。

 実は私が子供のころに発表会で弾いたことがあります。改めて練習してみると、
当時はなんでこのように弾いていたのかわからなかった部分も、今は十分理解が出来ます。
そして今なら、当時至らなかった部分にも思いが及ぶ気がします。懐かしさを感じながら楽しく弾こうと思います。(コメント:ミッキー)



5.即興曲エディットピアフを讃えて・・・・今回紹介するのは、フランス6人組の中の一人であるプーランク作曲の
「エディットピアフを讃えて」を演奏します。
この曲は「15の即興曲」の15番にあたり、1959年に作曲されました、比較的最近の曲です。

 ご存知のとおりエディット・ピアフは当時、フランス国内はもとより世界中で大人気だったシャンソン歌手でした。
彼女が亡くなったときには、皆が葬式に駆けつけるためパリ中の交通が麻痺したとかいう逸話もあるほど。
彼女の偉大な功績を讃え(おそらくファンだったため)プーランクが作ったものだと思っています。

 ピアノの音域を幅広く使い、どっしりとした低音に浮かび上がるメロディーがとても印象的です。
プーランクはそれを繊細に、大胆に、そして妖艶な(色っぽい)味付けに仕上げております(とにかく指示が多いです)

 メロディーだけなら簡単なのですが、基本的に3声以上で進行するので、メロディーが浮かび上がるよう弾くのが非常に大変です。
前奏部分だけでもどれだけ練習したことか。
また、音域が広いため跳躍が多く苦労しました(覚えにくい)。
ただ、一番苦労している部分は表現です。ややこってりとした妖艶なルバートを目指しているのですが、
些細なことでそれが崩れてしまうので気が抜けません。正直まだこの世界を表現できる技量はありません。

まだまだお耳汚しにしかならないかもしれませんが、きれいな旋律に耳を傾けていただければ幸いです。(コメント:ミッキー)



6.故郷・・・・この曲は、作詞の高野辰之が幼少時代を過ごした故郷である長野県下水内郡豊田村の風景・望郷の思いを描写したと伝えられているそうです。
兎を追った山は、大平山・小鮒を釣った川は斑川であるということです。
1914年(大正3年)の尋常小学唱歌の第六学年用で発表されたそうです。
 今回は、お聴きくださる方々にも一緒に歌っていただき、音楽を楽しんでいただければと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.春が来た・・・・この曲も、「故郷」と同様、作詞作曲の高野・岡野氏のコンビの作品です。
二人は、明治~昭和時代に数多くの作品を残しています。(「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」など)
そのうちの一つで、明治43年(1910)「尋常小学読本唱歌」に発表されたそうです。
 高野氏の故郷である豊田村は、冬が厳しく春の訪れも待ち遠しいため、
春が来たときのうれしい気持ちをこの歌にこめて作られたとのことです。
 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、音楽を楽しんでいただければと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.茶色の小瓶・・・・1869年にアメリカのフィラデルフィアで発表された曲です。
その後グレンミラー楽団のジャズナンバーとしても有名になりました。
 歌詞に登場するのは、酒好きな二人の男女。彼女はジンが好きで、僕はラム酒が好き。と歌われています。
『茶色の小瓶』とはお酒の瓶のことのようです。

子どもの頃鼓笛隊で演奏した思い出の曲です。みどり先生とスイングのリズムにのって楽しく演奏したいです。(コメント:りぃ)



9.勇気100%・・・・NHKで放送中のアニメ『忍たま乱太郎』の主題歌として、
1993年に同作の放送が開始してから20年にわたり使用されています。
オリジナル版は光GENJIおよび光GENJI SUPER5によって歌われ、
その後Ya-Ya-yah→Hey!Say!JUMP→NYC→Sexy Zoneとジャニーズ事務所の先輩から後輩へ歌い継がれています。

 この曲を聴くと「やってみよう!頑張ってみよう!」と元気になります。
みなさんにも、100%の勇気を届けられるように元気に演奏します。(コメント:りぃ)



10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

 演奏日の感想   2015/3/23UP♪

 今回も楽しいコンサートになりました。やっぱり、連弾は楽しいです。
あと、11月~2月まで、音楽療法の講座をしていたお陰で、「みどれみ~」と「優海」は暗譜で弾けるようになりました♪
やはりオリジナルの定番曲は暗譜で弾く方がいいなと思います。


 りぃちゃんの感想♪   2015/3/23UP

 今回は、ソロは大好きな曲を2曲、連弾は楽しく元気が出る曲を2曲演奏させてもらいました。

 ソロはレッスンで曲の出だしを失敗していたので、本番は気をつけて演奏しました。
スムーズに曲に入ることが出来たので、落ちついて演奏できました。
「りぃちゃんは、曲の始め10秒が弱いね…。」とご指摘をいただいたので
始めから最後まで集中して演奏できるようになりたいです。
これからもみなさんによろこんでいただける曲をたくさん演奏していきたいです。

 連弾は、先生とリズムにのって楽しく演奏できました。
曲の抑揚もつけれて、演奏していて気持ちよかったです。
『茶色の小瓶』の最後 キメのいいところで音をはずしてしまったのが残念でした。
始めから最後まで集中…来月の目標にしたいです♪

 ミッキーさんの演奏は、メリハリがついた歌うような演奏でとってもよかったです。
私もいつかあんな風に弾けるようになれたらいいなぁ…と思いました。

来月も2階や3階からも聴いてくださる方に気持ちが届くように練習してがんばりたいと思います。

new ミッキーくんの感想♪  2015/4/18UP

 本日は今年初めてのハートフルコンサートになりました。
生徒で弾くのは私とりぃちゃんのみ。よって曲目は2曲。
最近は練習の時間があまり取れないので、
それなりに仕上げるのに苦労していました(りぃちゃんよく5曲もやりますなあ)。

 今日はもう春ということで、毎年の恒例に使用と思っている幻想曲「さくらさくら」と、
エディットピアフを讃えてを弾きました。
後者の曲紹介の前に、エディットピアフの代表曲でもある「愛の賛歌」を簡単に弾きました。
するとどうでしょうか。2,3階から覗き込む方々がいらっしゃいました。
気のせいかともいましたが、歌っている方々もいたように感じます。

 今回の演奏は可もなく不可もなく弾けたかなと思いますが、
それ以上に愛の賛歌に対しての反応が私としては驚いています。
私が生まれる以前の曲であるため、ピンとは来ないのですが、
ここで聞いている方々にとってはとても思い入れのある曲なのだなあと感じました。

次に弾く機会があれば愛の賛歌を弾こうかなと思うしだいです。
 


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