ハート飾り枠
          トヨタ記念病院 ハートフルコンサート                  2013年5月29日(水)
プログラム
        演奏:丹羽みどり/りぃ/まだむ楊
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)みどり G線上のアリア    管弦楽組曲第3番(BWV1068)より 作曲:J.S.バッハ
編曲:山田香
3 (ピアノソロ)りぃ innocent 映画「天空の城ラピュタ」より 作曲:久石 譲
4 (ピアノソロ)まだむ楊 80日間世界一周 映画「80日間世界一周」主題歌
サッポロ生ビール黒ラベル CM曲
作曲:ビクター・ヤング
編曲:はんざわともつぐ
5 (ミュージックベル)全員 めだかの学校 文部省唱歌 作詞:茶木 滋
作曲:中田喜直
6 (ミュージックベル)全員 茶摘み 文部省唱歌 作詞作曲不詳
7 (ピアノソロ)みどり 茶摘み 文部省唱歌 作詞作曲不詳
8 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い 作曲:アンドレ・ギャニオン
9 (ピアノ連弾)まだむ楊・りぃ テネシー・ワルツ 作詞:P.W.King
作曲:R.Stewart
日本語作詞:和田壽三
編曲:吉田洋
10 (ピアノ連弾)まだむ楊・りぃ もしもピアノが弾けたなら 西田敏行/
TVドラマ「池中玄太80キロ」
第2シリーズ挿入歌・主題歌
作詞:阿久 悠
作曲:阪田 晃一
編曲:上田浩司
11 (うた&ピアノ)
みどり・りぃ
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。


曲目解説

1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、
管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。
 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が
バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦)
だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。
 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノ独奏用にアレンジされたものを弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.innocent・・・・この曲は、スタジオジブリの映画「天空の城のラピュタ」のオープニング曲のピアノソロバージョンです。
 「innocent」とは、日本語で純潔な・純真なという意味です。
ラピュタに出てくる少年バズーと少女シータのイメージにぴったりだと思いました。
私はこの映画を観て優しくあるためには、心が強くなくてもいけないんだと感じました。
この曲も優しいメロディーの中に強さを感じる所があります。
ピアノを歌わせて優しさと強さを表現できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



4.80日間世界一周・・・・「80日間世界一周」は1956年に公開されたアメリカ映画の主題歌で
1872年に書かれた同名小説を映画にしたものです。
飛行機が無かった時代に80日間かけて世界一周する痛快な冒険物語です。
このテーマ曲は優雅な曲調が世界旅行のイメージに合致しているので、「兼高かおる世界の旅」をはじめとした旅番組によく使われています。
気球に乗って世界一周するようなイメージで弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



5.めだかの学校・・・・1950年(昭和25年)に作詞され、1951年(昭和26年)3月、
NHKのラジオ番組「幼児の時間」のコーナー「歌のおけいこ」で発表されたそうです。
 作詞者の茶木滋氏のふるさと神奈川県小田原市荻窪と、
作曲者の中田喜直氏が在住していた横浜市旭区にあるこども自然公園にも歌碑があるそうです。
 今回は、お聴きくださる方々も一緒に歌いながらミュージックベルで合奏して楽しみたいと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.茶摘み・・・・八十八夜(はちじゅうはちや)は雑節の一つで、立春から数えて88日目の日。毎年5月2日頃です。
 この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われているそうです。
 茶の産地京都府宇治市などでは、昔ながらの赤いたすきにかすり姿の女性達が茶畑に入って茶摘みの実演を行い、
お茶のPRも兼ねて一般の人達も参加するイベントが行われるとのことです。
 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.茶摘み・・・・季節の歌ということで、ベルの演奏後、ジャズアレンジで、一味変わった演奏をお聴きいただきたいと思います。
          (コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



9.テネシーワルツ・・・・パティ・ペイジさんのカバーや日本では和田壽三が訳詞したものを江利チエミさんが歌っていたり、
たくさんの方にカバーされている私も大好きなポピュラーソングです。
 歌詞の和訳は、恋人とテネシー・ワルツを踊っていたとき、旧友と出会い私は彼女に恋人を紹介した。
そして彼女は 彼と踊っているうちに彼の心を奪ってしまった。
あのテネシー・ワルツとあの夜を 私は忘れない。どれほど大きなものを 失ってしまったことか。
そう 大切な彼を失ってしまった…。美しいテネシー・ワルツが流れてた夜…。という内容です。
とても悲しい歌詞ですが、人を想うせつなさを感じさせる大人っぽいメロディーと合わさって
心に沁みていくような曲だと思います。
 カスミンちゃんと初めて連弾した思い出の曲です。今も一緒に連弾できている幸せを感じながら演奏したいです。(コメント:りぃ)



10.もしもピアノが弾けたなら・・・・TVドラマ『池中玄太80キロ』第2シリーズの挿入歌として作られ、
主演の西田敏行さんが歌い大ヒットした曲です。
あふれる想いを、ピアノでなら伝えられそうなのに…叶わぬ想い、切ない気持ちがいっぱいの曲だと思います。
歌詞にもあるように、人を愛した喜びや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱が、ピアノで伝えられたらどんなに素敵だろう…。
と私も思います。
私がもっと上手に弾けたなら、代わりに伝えてあげられるのに…と。楽しみながらピアノと向き合い
指先に伝えたい気持ちをいっぱい込めて演奏できるようにがんばっていきたいです。(コメント:りぃ)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)


 演奏日の感想 (Saint Cecilia/みどり)   2013/5/30UP♪

 今回は、コンサート2日前にカスミンちゃんが都合が悪くて参加できなくなり、
急遽、まだむ楊さんに連弾のピンチヒッターをやってもらいました。
 2日間で頑張って弾けるようにしてくれました。よい勉強になったことと思います。

 さて、私ですが、2日前から風邪を引き、前日、近くの医院で薬をもらい、半日横になってて、
体調が少し良くなったので2時間くらいピアノを弾きました。
 当日は、まあまあな体調でしたのでハートフルコンサートに出かけました。

 マスクをしたままピアノを弾いていると、すごく息が苦しくなり、改めて
「ピアノを弾くときは 呼吸を曲に合わせてしている (歌っている)のだな~」と思いました。

 きちんと体調を整えることも、音楽をやるにはとても重要なことだと思いました。


 りぃちゃんの感想♪   2013/8/30UP

  今回のハートフルは、久しぶりの雨の日のコンサートでした。
雨に濡れた気が風でガラス越しにゆらゆら揺れてしっとりとしていて、雨の日のコンサートも悪くないなぁと思いました。

 ソロは、大好きな久石譲さんの曲『innocent』を演奏しました。
メロディーを歌わせて抑揚をつけて演奏できるように心がけました。
だいぶ緊張しなくなり心で歌う余裕が少しだけ出てきたのですが、レッスンで注意してもらっていた
 ×拍節補填リズムがない拍をのばすところがしっかり伸ばせていないこと。
 ×左手の伴奏が8分音符の連続になるところでバタバタしてしまうこと。
を、直すことができませんでした。
本番では気持ちが前のめりになりちょっとずつ演奏も前のめりになってしまうので
伸ばす音も自分の心の中でよく聴いてたっぷり演奏できるようにしたいです。
伴奏もメロディーの流れを妨げないように、メロディーを引っ張っていけるようになめらかに
左手だけの練習ももっとしないといけないと思いました。
 
 連弾は、カスミンちゃんが都合で参加することができなかったので、急きょまだむ楊さんが一緒に演奏してくれることになりました。
急なことなのに引き受けてくださってうれしかったし、すごいなぁと思いました。
伴奏が走っていかないようにまだむ楊さんのメロディーをしっかり聴いて演奏しました。
たった2日の準備期間だったのに、ちゃんと演奏できて見習いたいです。
となりから一生懸命演奏してくれる気持ちがいっぱい伝わってきて、まだむ楊さんと心がひとつになれた気がしました。
ありがとうございました。とても楽しかったです。

最後に先生が聴きにきてくれていた子供さんの好みにあわせて、
”スーパーマリオブラザーズ”の曲の演奏を楽譜なしで、突然演奏していたのに「さっすがだなぁ」と思いました。
子供さんもとってもうれしそうでした。
私もいつかよろこんでもらえる演奏ができたらいいなぁと思います。

まだむ楊さんの感想♪   2013/5/31UP

 今回のハートフルコンサートも、たくさんの方が聴きに来て下さいました。
ミュージックベルにも皆さん参加して下さり、終始なごやかな雰囲気に包まれていたと思います。
レギュラーのカスミンちゃんが来られなかったのが寂しかったです。

 ソロ演奏はミスタッチが多かったこと、強弱がつけられなかったこと、フェルマータ、
リタルダンド、アテンポがあいまいになり、めりはりの無い演奏になってしまったことが反省点です。
簡単アレンジだからこその色付けにこだわって練習していきたいと思います。

 連弾はカスミンちゃんのピンチヒッターでりぃちゃんと2曲弾かせていただきましたが、
楽譜を追うのが精いっぱいで、しかも途中でどこを弾いているのかわからなくなってしまって
りぃちゃんの足を引っ張ってしまいました。
毎月ソロと連弾を演奏しておられる、りぃちゃんカスミンちゃんはすごいなぁと思いました。
未熟な演奏を暖かく見守って聴いて下さった皆さん、ありがとうございました。




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