トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2012年12月24日(月・振休) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊/ゆうみ | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)みどり | G線上のアリア 管弦楽組曲第3番(BWV1068)より | 作曲:J.S.バッハ 編曲:山田香 |
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3 | (ピアノソロ)カスミン | あら野の果てに | 賛美歌106番 | 作詞・作曲:不詳 編曲:秋山さやか |
4 | (ピアノソロ)りぃ | ホール・ニュー・ワールド | 映画「アラジン」より | 作詞:ティム・ライス 作曲:アラン・メンケン 編曲:吉田洋 |
5 | (ピアノソロ)まだむ楊 | 家族になろうよ | 結婚情報誌「ゼクシィ」CMソング | 作詞・作曲:福山雅治 編曲:坂部剛 |
6 | (ミュージックベル)全員 | きよしこの夜 | 賛美歌109番 | 作詞:ヨゼフ・モール 作曲:フランツ・クサーヴァー・グルーバー |
7 | (ミュージックベル)全員 | お正月★ | 文部省唱歌 | 作詞:東くめ 作曲:瀧廉太郎 |
8 | (ピアノ連弾)カスミン・りぃ | アメージング・グレイス | 讃美歌2編167番 | 作詞:ジョン・ニュートン 作曲:不詳 編曲:金益 研二 |
9 | (ピアノ・電子ピアノ) みどり・りぃ |
めぐり逢い | 作曲:アンドレ・ギャニオン | |
10 | (うた・ピアノ) ゆうみ・みどり |
Ombra mai fù(オンブラ・マイフ) (樹木の蔭で〈ラルゴ〉) |
歌劇「セルセ」より | 作曲:G.F.ヘンデル |
11 | (うた・ピアノ) ゆうみ・みどり |
愛と平和と音楽と | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA 採譜アレンジ:丹羽みどり |
12 | (うた&ピアノ) みどり・りぃ |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、 管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦) だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。 今回は、原曲にできるだけ忠実に独奏用にアレンジされたものを、電子ピアノのストリングスとパイプオルガンの音色で 原曲のイメージを極力表現できるように弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 3.あら野の果てに・・・・クリスマス用の讃美歌として日本でもよく知られている曲のひとつです。 18世紀に遡るフランスの伝統的キャロル『Les Anges dans nos Campagnes』を原曲とし、 英語版の歌詞は、1862年にジェイムズ・チャドウィックによって翻訳されました。 歌詞の中ではラテン語で書かれたコーラス部分の「グローリア・イン・エクセルシス・デオ」の部分が有名です。 お聴きくださる方もクリスマス気分に包まれた楽しい時間が過ごせるように、 気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 4.ホール・ニューワールド・・・・ディズニー映画「アラジン」の主題歌です。 アラジンとジャスミン姫が魔法のじゅうたんで世界中の空を旅する場面で流れています。 ためらうジャスミン姫にアラジンが「さあ、僕を信じて・・・」と手をさしのべふたりは飛び出してゆきます。 (私のお気に入りのシーンです。) ふたりきりの素敵な夜空の旅をイメージして、ゆったりと演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 5.家族になろうよ・・・・結婚情報誌「ゼクシィ」のCMソングです。 福山雅治さんが「ゼグシィ」のCMに書き下ろしたバラードで、かけがえのない存在のありがたみや、人と人との絆の大切さが歌われています。 優しく包み込むような演奏を心掛けて頑張ります。(コメント:まだむ楊) 6.きよしこの夜・・・賛美歌で、クリスマスといえばこの曲は絶対欠かせないですよね♪ この曲については、次のようなエピソードがあります。 1818年のクリスマスの前日、オーストリアのオーベンドルフという村の聖ニコラ教会のオルガンが、 鼠にかじられて壊れてしまいました。 そこで村の音楽教師をしていたオルガン奏者のフランツ・グルーバー(31)が 教会の助祭ヨゼフ・モール(28)が書いた歌詞に、急いで曲を付けギターで演奏して急場をしのいだということです。 クリスマスにピッタリなベルの美しい音色で、お聴きくださる方々にも、演奏を一緒に楽しんでいただければと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり 7.お正月・・・・共益商社編『幼稚園唱歌』(共益商社楽器店)1901(明治三十四)年7月25日発行の中の一曲です。 作詞者東くめが、東京・浅草の仲見世や境内の羽子板市など、暮から正月にかけての賑わいを観ながらイメージして作ったといわれています。 旋律は、「日本音階(ヨナ抜き長音階)」でできています。 (ヨナ抜き長音階とは、明治時代に伊澤修二によって考案されたもので、ドレミファソラシの七音を、ヒフミヨイムナと呼んで、 ヨ(ファ)とナ(シ)を抜いた五音からできている日本の音階です)。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.アメージング・グレイス・・・・この曲は、若いころ奴隷船の船長として残忍な仕事に従事しながらも 後年改心して牧師となった、イギリスのジョン・ニュートン(1725~1807)の歌詞に曲が付けられたイギリスの古い賛美歌です。 ジョン・ニュートンはアフリカからイギリスへの帰りに嵐に遭遇し、 もう助からないかもしれないという状況の中で初めて心から神に祈り、 「こんな愚かな、どうしようもない者をも神は救って下さった」と遭難の体験が歌詞のもとになっています。 こうしてできた「アメイジング・グレイス」は、イギリスで曲が付けられて賛美歌になりました。 聴きやすく綺麗な曲なので、ピアノ連弾で楽しく聴いていただけたらなと思います。(コメント:カスミン) 2003年にドラマ「白い巨塔」の主題歌にも使われたとても有名な曲です。 この曲も私の大好きな曲です。とても美しいメロディーで、ジョン・ニュートンの歌詞には 神の恵みへの感謝がつづられています。 私も日々生かしていただいていることや、いつもいろんな方たちに支えられていることを感謝しながら演奏したいです。 今回はカスミンちゃんと連弾で、ピアノをたっぷり歌わせて演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 9.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 10.Ombra mai fu (Largo) 樹木の陰で(ラルゴ)・・・・イタリア歌曲。ヘンデル作曲。歌詞の意味は、 直訳: 私の好きなスズカケの木の柔らかく美しい葉よ 運命はお前達に輝いている。 樹木の陰で、これほどいとしく愛すべく快いものはなかった。 日本語歌詞: 木陰よ 緑の木陰よ 輝く陽にきらめく木の葉よ 風よ雨よ この平安乱すな すずかけの樹の平安を この木陰で憩う 慰め 喜び 安らぎよ 11.愛と平和と音楽と・・・・KOKIAの曲で、歌詞とメロディーがとても気に入りました。 この世の中に溢れる 芸術家達が愛を叫んでいる 愛と平和と音楽はいつだって 誰かの幸せ 願ってきたから 愛と平和の歌が あなたの心に響くように 繰り返し歌うよ 愛の歌を歌うよ 簡単な言葉で 誰にでも分かるよう 伝える為に音の絵の具で 愛の歌を描こう 筆や楽器を掲げて 芸術家達が愛を叫んでいる 愛と平和と音楽はいつだって 人々の心を動かしてきた 愛と平和の歌が この世界を明るく照らすよう 繰り返し歌うよ 愛の歌を歌うよ 音楽で誰かの支えになれたら・・・・という気持ちにすごく共感します。(コメント:Saint Cecilia/みどり)) 12.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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