トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2012年7月25日(水) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊/由夏/ゆうみ | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノ連弾)まだむ楊&みどり | LET IT BE | THE BEATLES | 作詞・作曲:P.マッカートニー&J.レノン ピアノアレンジ:丹羽みどり |
3 | (ピアノソロ)由夏 | She | エルビス・コステロ | 作曲:シャルル・アズナブール ピアノアレンジ:川田千春 |
4 | (ピアノソロ)りぃ | ホール・ニュー・ワールド | 映画「アラジン」より | 作詞:ティム・ライス 作曲:アラン・メンケン 編曲:吉田洋 |
5 | (ミュージックベル)全員 | うみ★ | 文部省唱歌 | 作詞:林柳波 作曲:井上武士 |
6 | (ミュージックベル)全員 | 浜辺の歌★ | 文部省唱歌 | 作詞:林古渓 作曲: 成田為三 |
7 | (ピアノ連弾)カスミン&りぃ | うみ★ | 文部省唱歌 | 作詞:林柳波 作曲:井上武士 編曲:野呂芳文 |
8 | (ピアノソロ)カスミン | Innocent | 映画「天空の城ラピュタ」より | 作曲:久石譲 |
9 | (ピアノソロ)まだむ楊 | seeds of life | コスモ石油CM曲 | 作曲:菅野よう子 |
10 | (ピアノ&電子ピアノ) みどり&りぃ |
めぐり逢い | 作曲:アンドレ・ギャニオン | |
11 | (うた&ピアノ) ゆうみ&みどり |
歌う人 | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
12 | (うた&ピアノ) りぃ&ゆうみ&みどり |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.LET IT BE・・・・1970年3月にビートルズが発表した22枚目、バンド活動中の最後のシングル盤の曲で、 イギリスにおいて1970年5月8日に発売されたビートルズの13作目のオリジナル・アルバムのタイトルにもなっています。 (イギリス盤公式オリジナル・アルバムとしては12作目) 映画『レット・イット・ビー』のサウンドトラック・アルバムであり、ビートルズのラスト・アルバムとなりました。 今年は、ビートルズがデビューして50周年ということで、演奏することにしました。 この曲の中の「Mother Mary」は、本当は、聖母マリアではなく、ポール・マッカートニーが14歳のときに亡くなった母「メアリー」のことです。 ビートルズの解散が決まり、今後の自分たちの行く末を思い悩んでいたポールの前にあらわれた母メアリーは、 「悩まなくてもいい、無理をしなくとも、なすがままに・・・・」 と我が子を励ましたというエピソードがあります。 音楽(ピアノ)も同様に、 「全力を尽くしたならば、もう思い悩まず、素直な気持ちで弾けば、それが音色となり、聴く人に気持ちを伝えることができるんだ」 という思いを込めて、演奏すれば良いのだと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 先生との連弾です。 この曲の和訳は 「私が問題を抱えた時、メアリー母さんが現れて賢い言葉を言ってくれる あるがままに受け入れなさい」 あるがままに受け入れることが、どれだけ難しいことか、でも一番大切な事だと、私は子育てを通して学びました。 「あなたは、そのままで良い、私はそんなあなたを全部受け入れる」 このように言ってもらえたら、どれほどの励みになるでしょう。 私のあるがまま、あなたのあるがままを受け入れる気持ちで演奏したいと思います。 でも現実は練習不足の自分は受け入れ難くて苦しいです。受け入れられるように頑張って練習します。(コメント:まだむ楊) 3.She・・・・この曲は、元々フランスの歌手であり俳優の「シャルル・アズナヴールが作曲し、歌った曲です。 映画「ノッティングヒルの恋人」のクライマックスシーンにエルビス・コステロが歌うヴァージョンが流れるのですが、 曲の内容と映画の内容がリンクしていて、感動の涙を誘います。 素敵な女性をとても強く想っている男性の気持ちを表現できるよう、優しく演奏したいと思います。(コメント:由夏) 4.ホール・ニューワールド・・・・ディズニー映画「アラジン」の主題歌です。 アラジンとジャスミン姫が魔法のじゅうたんで世界中の空を旅する場面で流れています。 ためらうジャスミン姫にアラジンが「さあ、僕を信じて・・・」と手をさしのべふたりは飛び出してゆきます。 (私のお気に入りのシーンです。) ふたりきりの素敵な夜空の旅をイメージして、ゆったりと演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 5.うみ・・・・「海はひろいな大きいな・・・・」の歌詞はだれでも知っている日本の曲です。 たった8小節のメロディーが3回繰り返されるだけのとてもシンプルなメロディが、逆に、 海の広大さや、いろいろな意味での「希望」を込めた思いが見事に伝わってくる曲だと思いますし、 私は波と砂浜しかない本当の海がとても好きなので、この曲のシンプルさがすごく好きです。 今回は、全員で歌とミュージックベルで楽しんでいただき、その後、ピアノ連弾で演奏し、 同じ曲でも、楽器とアレンジの違うと音楽ってこんなに違うんだな~という楽しみ方も味わっていただければと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.浜辺の歌・・・・この曲の作曲者成田為三の「浜辺の歌音楽館」という資料館が秋田県北秋田郡森吉町にあるそうです。 ぜひ一度は行ってみたいと思いました。 私は、この曲を聴いたり弾いたり歌ったりすると、いつも「二十四の瞳」という映画を思い出します。 そして、子どもの頃の夏休みに家族旅行で小豆島に行った事や、 昭和20年から長年、小学校の教師をしていた父や母のことを思い出し、しんみりと心に染み入り、感動します。 今回は、全員で歌とミュージックベルで楽しんでいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.うみ・・・・今でも教科書教材として親しまれている文部省唱歌の曲です。 今回は野呂芳文さんの素敵なアレンジでお贈りします。 間奏もとても素敵で「さあ…大海原へ…船で遠くへ旅立とう!」という感じの壮大なメロディーがつづられています。 そして歌へとまた続きます。『うみ』の歌詞にぴったりだと思います。 広くて大きくてどこまでもつづく海へカスミンちゃんと一緒に旅をするイメージで演奏したいです。 (コメント:りぃ) 昭和16年(1941年)に、文部省から発行された国民学校の教科書「ウタノホン」に掲載されました。 その年は第二次世界大戦中で、12月からは太平洋戦争が始まるという時期、 「海を越えて世界に進出」する意識を子供に持たせようと、軍国教育の為に作られた曲なんだそうです。 林柳波は過激な表現ではなく、海の広さや自然の風景などを題材に、のびのびとした歌詞を付けた為、 現在でも広く親しまれています。 りぃちゃんと心をひとつにして、広大な海と、穏やかな波の動きを上手に表現できればなと思います。 (コメント:カスミン) 8.Innocent・・・・作曲家、久石譲さんのアルバム「Piano Stories」(1988年7月発売)の9曲目に収録されています。 1986年8月公開のスタジオジブリ制作映画「天空の城ラピュタ」のオープニングで流れる「空から降ってきた少女」を ピアノソロバージョンにした曲です。 『Innocent』は、主題歌「君をのせて」にも似ていて、同じようなメロディラインをもっていますが、 全く雰囲気の違った、映画で得た感動とは一味違うものが得られたようで、深く心に残りました。 大好きな曲なので、綺麗に弾けるよう、気持ちも込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 9.seeds of life・・・・「ココロも満タンに」でおなじみのコスモ石油のCMソングです。 テレビやラジオでこの曲が流れてくると、なんとなく時間がゆったりと流れて いるような優しい気分になります。 基本は、地球にも環境にも人にも優しさが伝わるような演奏を心掛けていますが、 前回、真冬に弾かせていただいたときには、暖かいストーブをイメージして弾きました。 今回は、さらさらと流れる水をイメージして演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊) 10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.歌う人・・・・歌詞の中で特に、 「歌える事が命 伝える事が魂 私には声 それぞれ何か授かった理由がある」 「今 歌うわ 信じているから 私の声 響いて誰かに」 「人はみんな役目を持って 誰かの為に ここに居るの」 という所が、とても気に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 12.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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