トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2012年6月24日(日) | ||||
演奏:丹羽みどり/小坂隆司/りぃ/カスミン/まだむ楊/ミッキー/AKI/ |
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1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)AKI | スマイルズ アンド ティアーズ | TVゲーム「MOTHER2 ギーグの逆襲」より | 作曲:田中宏和・鈴木慶一 編曲:丹羽あさ子 |
3 | (ピアノソロ)りぃ | Oriental Wind | サントリー緑茶「伊右衛門」CM曲 | 作曲:久石譲 |
4 | (ピアノソロ)ミッキー | I am | テレビ朝日「報道ステーション」 オープニングテーマ |
作曲:森田真奈美 採譜:荻野祐二(PIANO STYLE) |
5 | (ミュージックベル)全員 | かたつむり | 文部省唱歌 | 作詞作曲不詳 |
6 | (ミュージックベル)全員 | たなばたさま | 文部省唱歌 | 作詞:権藤はなよ 作詞:林 柳波(補作) 作曲:下総皖一 |
7 | (ピアノ連弾)カスミン&りぃ | たなばたさま | 文部省唱歌 | 作詞:権藤はなよ 作詞:林 柳波(補作) 作曲:下総皖一 |
8 | (フルート&ピアノ) 小坂隆司&みどり |
夏は来ぬ★ | 文部省唱歌 | 作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助 |
9 | (フルート&ピアノ&電子ピアノ) 小坂隆司&みどり&まだむ楊 |
愛につつまれて | 作曲:アンドレ・ギャニオン 編曲:丹羽みどり |
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10 | (フルート&ピアノ&電子ピアノ) 小坂隆司&みどり&りぃ |
めぐり逢い | 作曲:アンドレ・ギャニオン | |
ゆうみ&みどり |
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12 | (うた&ピアノ) りぃ |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.スマイルズ アンド ティアーズ ・・・・今から約20年前の1994年に、スーパーファミコン用ソフトとして発売された 「MOTHER2 ギーグの逆襲」というゲームのエンディングテーマです。 MOTHER2はゲームデザインを糸井重里が担当し、「音楽を大事にする」というコンセプトで作られたゲームです。 CMではSMAPの木村拓哉が出演し、「まざつー」と延々繰り返す謎めいたコーラスが話題にもなりました。 キャッチコピーは「おとなも こどもも おねーさんも」。 当時、私はこどもでしたが、その頃の気持ちを思い出しながら演奏したいと思います。(コメント:AKI) 3.Oriental Wind・・・・久石譲さんが作曲されてサントリーの緑茶「伊右衛門」のCMで使われている曲です。 CMの内容によっていろんな楽器編成で、いろんな編曲のものがあります。 CMという短い時間の中で使われているのがもったいないような曲です。 ひとつの曲としてゆっくりみなさんに聴いていただけたらいいなぁと思います。 あったかい緑茶をいただいた時のほっこりした気持ちをイメージして演奏したいです。(コメント:りぃ) 4.I am・・・・この曲を聞くと、ニューヨークっぽさを感じるか(私はさらにその朝の風景を感じます)、 古館伊知郎氏の顔を思い浮かべるかの二択になると思います。ほとんどが後者でしょうが・・・。 前置きが長くなりましたが、この曲はテレビ朝日「報道ステーション」オープニングテーマ(2011年4月~)でおなじみの曲です。 長いこと報道ステーションを見ていたのですが、気づいたら、この曲の虜になってしまい、 さらには楽譜が発売され(耳コピですが)、思わず買って練習していました。 とてもクールな曲なので、ぜひその雰囲気を楽しんでいただければと思います。(コメント:ミッキー) 5.かたつむり・・・・この曲は、1911年(明治44年)に「尋常小学唱歌」上に掲載された唱歌の一つで、 今でも、歌い継がれている親しみある歌です。 お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.たなばたさま・・・・この曲は、昭和16年3月に文部省発行の『うたのほん 下』に掲載された唱歌です。 中国から始まった日本の伝統行事「七夕祭り」では、短冊に願い事を書き葉竹に飾る行事となりました。 短冊などを笹に飾る風習は江戸時代から始まったもので、日本以外では見られないそうです。 「たなばたさま」の歌詞にある「五色(ごしき)の短冊」の五色(ごしき)とは、中国の五行説にあてはまる五色で、 緑・紅・黄・白・黒のことだそうです。 そして、中国では短冊ではなく五色の糸をつるし、芸事の上達を願うそうです。 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.たなばたさま・・・・日本には季節ごとに郷愁を感じさせる素晴らしい歌がたくさんあると思います。 星に思いをはせ、短冊に願いを託し、笹飾りに結ぶ。七夕まつりって夢があっていいですね。 今回もとても素敵なアレンジの曲です。 カスミンちゃんときれいな天の川を思い浮かべ心をあわせ演奏したいです。(コメント:りぃ) 昭和16年3月、文部省発行の「うたのほん下」(国民学校2年生用)に掲載されました。 いつも慣れ親しんでいる歌ですが、改めて歌詞をみると、 「五色(ごしき)の短冊」の五色とは、五種類の色(赤、白、黒、黄、青)をいい、、 「金銀砂子(すなご)」の砂子は、蒔絵(まきえ)やふすまに使われている、金箔や銀箔などを細かくした粉だそうです。 この曲を聴くと、小学校の頃の思い出が蘇ってきて、とても懐かしい気持ちになりました。 大きな笹に短冊を飾り、七夕当日には持ち帰った笹をベランダにくくりつけて楽しんだり、 織姫と彦星が年に1度しか会えないと信じて、天気を心配したこともありました。 願いを込めて、皆様が元気になるように演奏を頑張りたいと思います。(コメント:カスミン) 8.夏は来ぬ・・・・この曲は、私にとっては今は亡き祖母の思い出と重なっています。 この曲を私が始めて知ったのは、小学校4年生のころだったと思います。 当時、初めて自分専用の「ラジカセ」を買ってもらい、面白くって、いろんな曲をラジオから録音したり、 いろんな音を録音したりして遊んでいました。 私の祖母は、明治34年(1901年)生まれなので、当時は60歳くらいだったと思いますが、祖母に 「録音するから何か歌って」 と頼み、そのときに祖母が歌ったのがこの「夏は来ぬ」でした。 録音した祖母の歌を何度も再生して聴いたので、今でもこの曲を聴いたり弾いたりすると祖母の歌声が 聴こえてきます。 両親共働きの私にとっては親代わりで、かなり厳しい祖母でしたが、その歌声がとってもかわいかったのが印象に残っています。 ちなみに当時小4の私には、「夏は来ぬ」という言葉が「夏は来ない」という風にしか思えなくって、 「????」って思ったことも今では楽しい想い出になっています。 この曲は明治29年5月に「新編教育唱歌集第5集」に発表されたということですから、 祖母は5歳だったんですね~、 祖母が幼児のころに お母さんか誰かから聴いて覚えたんでしょうか? なんだか、あったかい気持ちになります。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 9.愛につつまれて・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 「めぐり逢い」と同じく、TVドラマのBGMに使われていました。 原曲は、フルートとハープとストリングスの柔らかな音色の曲です。ピアノソロ楽譜は出版されていますが、 私はいつか 原曲のように 実際のフルートとの演奏をしたいと思っていましたので、 今回、フルート奏者の小坂さんにお願いして、夢が叶うことになりました。 ハープの部分はピアノ、バックは電子ピアノのストリングスというアレンジ楽譜を作成しました。 優しく、柔らかな曲をお楽しみいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 6月の雨に花びらが濡れるようなしっとりとした優しい曲です。 テレビのワイドショー等で時々流れているのでご存じの方もみえると思います。 今回は、フルート、ピアノ、電子ピアノで演奏させていただきます。 私は電子ピアノ担当でストリングスの音を出すのですが、 フルートとピアノが引き立つような演奏をしたいと思います。(コメント:まだむ楊) 10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 今回、特別にフルートも加えての演奏で、おおくりします。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.歌う人・・・・歌詞の中で特に、 「歌える事が命 伝える事が魂 私には声 それぞれ何か授かった理由がある」 「今 歌うわ 信じているから 私の声 響いて誰かに」 「人はみんな役目を持って 誰かの為に ここに居るの」 という所が、とても気に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 12.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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