トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2012年1月22日(日) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊 | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)まだむ楊 | トロイメライ | 「子供の情景」より | 作曲:シューマン |
3 | (電子ピアノソロ)みどり | G線上のアリア 管弦楽組曲第3番(BWV1068)より | 作曲:J.S.バッハ | |
4 | (ピアノソロ)カスミン | いつも何度でも | アニメ映画「千と千尋の神隠し」より | 作詞:覚和歌子 作曲:木村弓 編曲:大宝博 |
5 | (ミュージックベル)全員 | たき火★ | 文部省唱歌 | 作詞:巽聖歌 作曲:渡辺 茂 |
6 | (ミュージックベル)全員 | ゆ き★ | 文部省唱歌 | 作詞作曲不詳 |
7 | (ピアノソロ)りぃ | 時代★ | 作詞・作曲:中島みゆき | |
8 | (ピアノ連弾) りぃ&カスミン |
上を向いて歩こう★ | 作詞:永六輔 作曲:中村八大 編曲:小野佐知子 |
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9 | (ピアノソロ)みどり | ペチカ | 作詞:北原白秋 作曲:山田耕筰 編曲:松下美千代 |
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10 | (ピアノ&電子ピアノ) みどり&りぃ |
めぐり逢い | 作曲:アンドレ・ギャニオン | |
11 | (うた&ピアノ) りぃ&みどり |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.トロイメライ・・・・シューマンは、1810年生まれのドイツの作曲家です。 「トロイメライ」は、「子供の情景」というアルバムに収められた、曲です。 子供の頃にみた、甘く、懐かしい夢が、思い出せるような演奏をしたい と思います。(コメント:まだむ楊) 3.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、 管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦) だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。 今回は、原曲にできるだけ忠実に独奏用にアレンジされたものを、電子ピアノのストリングスとチェンバロの音色で 原曲のイメージを極力表現できるよう、弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 4.いつも何度でも・・・・2001年公開の宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」のエンディングテーマです。 歌手で作曲家の木村弓さんが、友人で詩作朗読家の覚和歌子さんに詞をつけてもらい、 ゲルトナー・ライアー(竪琴)という楽器で、伴奏を弾きながら歌われています。 美しい木村弓さんの歌声と、ライアーの響きがピアノで表現できるように、演奏できればなと思います。(コメント:りぃ) 5.たき火・・・・1941年(昭和16年)にNHKのラジオ番組「幼児の時間」で放送されたのが最初だそうです。 戦後の1949年(昭和24年)にも、NHKのラジオ番組「うたのおばさん」で松田トシや安西愛子が歌い、 全国の幼稚園や保育園、小学校に広まっていきました。 作詞者の巽 聖歌(たつみ せいか/1905-1973)は、岩手県出身の児童文学者で、 作詞当時に住んでいた東京都中野区上高田の自宅近辺には、樹齢300年を越す大きなケヤキが6本ある「ケヤキ屋敷」と呼ばれる家があり、 その家にはケヤキの他にもカシやムクノキなどがあり、住人はその枯葉を畑の肥料にしたり、焚き火に使ったりしていた。 そのケヤキ屋敷の付近をよく散歩していた巽は、その風景をもとに『たきび』の詞を完成させたということです。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.ゆき・・・・冒頭の歌詞を「雪やこんこん」と歌ってしまいがちですが、正しくは「雪やこんこ」なのです(笑)。 上記「たき火」と共に、冬に親しまれている唱歌で、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。 今回は、お聴きくださる方々とともに、ミュージックベルでこの曲を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) (コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.時代・・・・中島みゆきさんの名曲で、とっても優しい歌詞の大好きな曲です。 最近では、卒業式で歌われたり、音楽の教科書に掲載されたりして親しまれ、 2007年に「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。 ”今は悲しくても、いつか笑って話せるときが来るから今日は今日の風に吹かれましょう…。” 私自身もつらい時この曲を聴いて、歌って、何度も励まされています。 親しい人の中で悲しいことがあって悩んだり、迷ったりしていたら歌ってあげたいと思う曲です。 ピアノに私の気持ちをのせてみなさんに届くように演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 8.上を向いて歩こう・・・・ 1961年に発表された坂本九さんが歌う名曲です。 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。 昨年の紅白歌合戦では、松田聖子さんが親子で歌っていました。子供から大人まで幅広い年代に親しみのある曲だと思います。 とても悲しい歌詞の曲ですが、明るく軽くスイングしたメロディーが、悲しみを前向きな気持ちにさせてくれる不思議な曲だと思います。 私も下を向かずに、胸をはって上を向いてピアノを弾けたらいいなぁと思っています。 カスミンちゃんと気持ちをスイングさせて演奏したいです。(コメント:りぃ) 1961年に発表された坂本九さんによる日本の歌曲です。 元々は作曲家の中村八大さんが、自身のリサイタルのために制作した楽曲でしたが、 坂本九さんのマネージャーの推薦により、シングル曲としてレコーディングされ、大ヒットとなりました。 更に、海外では「SUKIYAKI」と名前を変えて世界約70ヵ国で発売され、総売り上げ枚数は1,000万枚を超える 世界的大ヒット曲となりました。 落ち込んだ時に下を見て歩いていると、気持ちも下向きで自分しか見えなくなってしまうけど、 上を向いて歩けば、弱い気持ちも上向きになって、きっとまた素敵な世界が広がる、 そんな前向きで、元気になれる素敵な歌だと思います。 楽しいメロディーで、気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 9.ペチカ・・・・「The Old Wood Stove=ペチカ」とは、北欧のレンガ製の暖炉のこと。 詞は北原白秋氏が満州旅行で見た自然風景を思い浮かべ作ったものだそうです。 1925年(大正15年)に南満州教育委員会副読本に発表され、詩集「子供の村」に収められた作品です。 窓の外は雪景色、そして部屋には大きな暖炉があり、家族か、あるいは気の置けない仲間がいて、 身も心もすごくあたたかい・・・・、そんな情景を思いながら弾きたいと思います。 今回はジャズアレンジでお贈りします。(コメント:Saint Cecilia/みどり)(コメント:Saint Cecilia/みどり) 10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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