トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2011年12月21日(水) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊/由夏 | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)由夏 | PIECE OF MY WISH | 今井美樹 | 作詞:岩里祐穂 作曲:上田知幸 ピアノアレンジ:小野佐知子 |
3 | (ピアノソロ)カスミン | いつかのメリークリスマス | B'z | 作詞:稲葉浩志 作曲:松本孝弘 編曲:川田千春 |
4 | (ピアノソロ)りぃ | この素晴らしき世界 | ルイ・アームストロング | 作詞:ジョージ・デヴィッド・ワイス 作曲:ボブ・シール(G・ダグラス) |
5 | (ピアノソロ)まだむ楊 | 12月 ノエル | 「四季」より | 作曲:チャイコフスキー |
6 | (ミュージックベル)全員 | たき火★ | 文部省唱歌 | 作詞:巽聖歌 作曲:渡辺茂 |
7 | (ミュージックベル)全員 | お正月★ | 文部省唱歌 | 作詞:東クメ 作曲:滝廉太郎 |
8 | (ピアノ連弾&電子ピアノ) りぃ&カスミン&みどり |
アメージング・グレイス | イギリス民謡 讃美歌2編167番 |
作詞:ジョン・ニュートン 作曲:不詳 編曲:金益 研二 |
9 | (ピアノ&電子ピアノ) みどり&まだむ楊 |
主よ、人の望みの喜びよ | カンタータ147番より | 作曲:J.S.バッハ |
10 | (ピアノ&電子ピアノ) みどり&りぃ |
めぐり逢い | 作曲:アンドレ・ギャニオン | |
11 | (うた&ピアノ) りぃ&みどり |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.PIECE OF MY WISH・・・・この曲は、1991年に放送された今井美樹ご本人の主演ドラマ「あしたがあるから」 の主題歌です。ドラマのタイトルにふさわしい歌詞で、落ち込んだ気持ちを少しづつ前向きに、 自分を信じていこうという気持ちにさせてくれる曲です。(コメント:由夏) 3.いつかのメリークリスマス・・・・日本の音楽ユニットB'zの楽曲です。1992年12月に発売したミニアルバム 「FRIENDS」の中に収録されています。 1998年9月発売のベストアルバム「B'z The Best Treasure」に、ファン投票で6位にランクインし、 収録されたことによって、クリスマスソングとして広く知られるようになりました。 「FRIENDS」はアルバム1枚を通して、1組の男女の物語になっており、 それぞれ「回想」「再会」「葛藤」「解決」の4つの場面によって構成されています。 『いつかのメリークリスマス』は、別れた恋人との過去を「回想」するという形で進行していて、 歌詞では、主人公が恋人と幸せなクリスマスを送っている様子と、 サビや最後の歌詞で、この日々が過去のことであったことがわかり、2人の関係が切なく表現されています。 どこか切ない歌詞と心暖まるメロディーが大好きで、この曲を選びました。 気持ちを込めて演奏できればなと思います。(コメント:カスミン) 4.この素晴らしき世界・・・・1968年にルイ・アームストロングが歌いヒットした曲です。 作者のG・ダグラスは、ベトナム戦争を嘆き平和な世界を夢見てこの曲を書いたそうです。 今でもテレビCMなどで使われよくこの曲を耳にします。 歌詞には曲名どおり、自然の美しさや人々の交流で、この世界の素晴らしさがたくさん表わされています。 私も素晴らしい世界に生まれた喜びと平和な世界を祈り、心を込めて演奏したいと思います。(コメント:りぃ) 5.ノエル・・・・チャイコフスキーが、月刊誌に毎月、一曲づつ作曲した、「四季」というアルバムの中の12月の曲です。 愛らしいフレーズの繰り返しの中に、大人っぽい雰囲気が見えかくれする素敵な曲で、 この曲を先生に教えていただいた時、りぃちゃんの言葉を借りると、まさに「一耳惚れ」した曲です。 とにかく、焦らないで、落ち着いて演奏することを心掛けて頑張りたいと思います。(コメント:まだむ楊) 6.たき火・・・・1941年(昭和16年)にNHKのラジオ番組「幼児の時間」で放送されたのが最初だそうです。 戦後の1949年(昭和24年)にも、NHKのラジオ番組「うたのおばさん」で松田トシや安西愛子が歌い、 全国の幼稚園や保育園、小学校に広まっていきました。 作詞者の巽 聖歌(たつみ せいか/1905-1973)は、岩手県出身の児童文学者で、 作詞当時に住んでいた東京都中野区上高田の自宅近辺には、樹齢300年を越す大きなケヤキが6本ある「ケヤキ屋敷」と呼ばれる家があり、 その家にはケヤキの他にもカシやムクノキなどがあり、住人はその枯葉を畑の肥料にしたり、焚き火に使ったりしていた。 そのケヤキ屋敷の付近をよく散歩していた巽は、その風景をもとに『たきび』の詞を完成させたということです。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.お正月・・・・共益商社編『幼稚園唱歌』(共益商社楽器店)1901(明治三十四)年7月25日発行の中の一曲です。 作詞者東くめが、東京・浅草の仲見世や境内の羽子板市など、暮から正月にかけての賑わいを観ながらイメージして作ったといわれています。 旋律は、「日本音階(ヨナ抜き長音階)」でできています。 (ヨナ抜き長音階とは、明治時代に伊澤修二によって考案されたもので、ドレミファソラシの七音を、ヒフミヨイムナと呼んで、 ヨ(ファ)とナ(シ)を抜いた五音からできている日本の音階です)。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.アメージング・グレイス・・・・この曲は、若いころ奴隷船の船長として残忍な仕事に従事しながらも 後年改心して牧師となった、イギリスのジョン・ニュートン(1725~1807)の歌詞に曲が付けられたイギリスの古い賛美歌です。 ジョン・ニュートンはアフリカからイギリスへの帰りに嵐に遭遇し、 もう助からないかもしれないという状況の中で初めて心から神に祈り、 「こんな愚かな、どうしようもない者をも神は救って下さった」と遭難の体験が歌詞のもとになっています。 こうしてできた「アメイジング・グレイス」は、イギリスで曲が付けられて賛美歌になりました。 聴きやすく綺麗な曲なので、ピアノ連弾で楽しく聴いていただけたらなと思います。(コメント:カスミン) 2003年にドラマ「白い巨塔」の主題歌にも使われたとても有名な曲です。 この曲も私の大好きな曲です。とても美しいメロディーで、ジョン・ニュートンの歌詞には 神の恵みへの感謝がつづられています。 私も日々生かしていただいていることや、いつもいろんな方たちに支えられていることを感謝しながら演奏したいです。 今回はカスミンちゃんと連弾で、ピアノをたっぷり歌わせて演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 9.主よ、人の望みの喜びよ・・・・ヨハン・ゼバスティアン・バッハが、1723年に主の母マリア訪問の祝日のために 作曲したとされる全10曲からなる教会カンタータ『心と口と行いと生活で』(Herz und Mund und Tat und Leben)BWV147 の第6曲と第10曲に登場するコラール(合唱)が、この曲です。 クリスマスの時期には、必ず耳にする曲。 今回は、ピアノと電子ピアノによるアンサンブルで、コラールの感じを表現できたらと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) バッハが、礼拝音楽として作曲した曲で、先生が旋律をピアノ演奏、私が、電子ピアノでコーラスの部分を弾きます。 電子ピアノを用いることで、より厳かな感じがだせるよう演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊) 10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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