トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2011年10月26日(水) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊 | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)カスミン | 海の見える街 | 映画「魔女の宅急便」より | 作曲:久石譲 編曲:秋山さやか |
3 | (電子ピアノソロ)みどり | G線上のアリア 管弦楽組曲第3番(BWV1068)より | 作曲:J.S.バッハ | |
4 | (ピアノソロ)まだむ楊 | Oriental Wind (オリエンタル ウインド) | サントリー「伊右衛門」CM曲 | 作曲:久石譲 |
5 | (ミュージックベル)全員 | どんぐりころころ★ | 文部省唱歌 | 作詞:青木存義 作曲:梁田貞 |
6 | (ミュージックベル)全員 | もみじ★ | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 |
7 | (ピアノ連弾) みどり&まだむ楊 |
もみじ★ | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 |
8 | (ピアノソロ)りぃ | 見上げてごらん夜の星を★ | 坂本九 | 作詞:永六輔 作曲:いずみたく 編曲:国府弘子 |
9 | (ピアノ連弾) りぃ&カスミン |
ちいさい秋みつけた★ | 文部省唱歌 | 作詞:サトウハチロー 作曲:中田喜直 編曲:秋間ゆう子 |
10 | (ピアノ連弾) りぃ&カスミン |
大きな栗の木の下で★ | イギリス民謡 | 作曲者不詳 作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫 |
11 | (ピアノ&電子ピアノ) みどり&りぃ |
めぐり逢い | 作曲:アンドレ・ギャニオン | |
12 | (うた&ピアノ) りぃ&ゆうみ&みどり |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。 優しい子に育つようにとの願いも込めてつけた名前。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.海の見える街・・・・1989年公開、スタジオジブリ製作のアニメ映画「魔女の宅急便」の挿入曲です。 この映画は、13歳になった魔女のキキが、修行のために一人立ちをし、 新しい街で仕事や様々な出会いを通して成長していく姿を描いています。 この曲は、キキが雨宿りをしていた貨物列車から飛び立ち、物語の舞台となる海の見える街を 港からにぎやかな街へ、そして時計台へと飛んでいくシーンに使われています。 街の舞台は、スウェーデンのストックホルムや、バルト海に浮かぶゴトランド島ヴィスビーの街だそうです。 曲もどこかヨーロッパの街並みを歩いているような楽しさ、可愛らしさを感じさせるメロディーです。 明るく、空を飛んでいるかのような広がりのある演奏をしたいと思います。(コメント:カスミン) 3.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、 管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦) だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。 今回は、原曲にできるだけ忠実に独奏用にアレンジされたものを、電子ピアノのストリングスとチェンバロの音色で 原曲のイメージを極力表現できるよう、弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 4.Oriental Wind (オリエンタル ウインド)・・・・緑茶(伊右衛門)のコマーシャルでおなじみの曲です。 今回は、CMバージョンで、弾かせていただきます。オリエンタルウインドは、アジアの風という意味です。 アジアの生暖かい風を感じながら、すっきりした、緑茶を飲む・・・ような雰囲気をだせるように、演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊) 5.どんぐりころころ・・・・2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、 1921年(大正10年)に刊行された『かはいい唱歌』(共益商社書店)に掲載されたのが最初だそうです。 。 JR東日本の青梅線奥多摩駅の発車メロディで「どじょうが出て来て こんにちは ぼっちゃん一緒に 遊びましょう」の部分が使われているとのことです。 後に3番が付け足されています。 3番を作詞した作曲家の岩河三郎は、1986年(昭和61年)、どんぐりころころを合唱曲にするために3番を付け足した折、 「童謡はお母さんの愛情を感じさせる音楽だと思います。母の愛情を表現するために、3番を作りました」と語っているそうです。 3番の詞の内容は以下です。
お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 6~7.もみじ・・・・1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。 作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、 その美しさに惹かれてこの詞を作ったということです。 今回は、ミュージックベルで皆様と一緒に演奏後、ピアノ連弾で演奏し、 アレンジや楽器のな色の違いで2倍に音楽を楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 子供の頃、よく合唱しました。連弾でも、合唱の感じを出せるように、 得に輪唱の部分は、となりのパートにつられないように弾きたいと思います。 連弾して下さる先生の足をひっぱらないように頑張りたいと思います。(コメント:まだむ楊) 8.見上げてごらん夜の星を・・・・坂本 九さんが歌われていた名曲です。 この曲は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。 東日本大震災の後サントリーのCMでこの曲を復興を願う有名人の方たちが、 1フレーズずつ歌い、つなげたものがよくテレビで流れていました。それを見て改めていい曲だなぁと思いました。 私もみなさんの”ささやかな幸せを”を祈りながら、1フレーズを大事に重ねてピアノを演奏出来たらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 9.ちいさい秋みつけた・・・・この曲を歌ってみると、夏が終わり秋になっていく”ちいさい秋”を 1番から3番までいろんな表現で現されていて、さまざま秋を感じることができます。 一昨年の今頃にも我が家の庭に”ふしぎなキノコ”が自然に生えてきてどんどん増えたらどうしようと思っていましたが 今年もまだ気温が高くてキノコは生えてきていません。 今年感じたちいさい秋は、手土産にいただいた”栗きんとん”がとっても美味しくて「やっぱり秋は栗だねっ」と思ったことです。 旬の食べ物でも季節を感じることができますね♪ 身近な”ちいさい秋”をもっともっと探してみたいとこの曲を弾いていて思います。 自分の見つけた”ちいさい秋”を歌にあてはめて歌ってみてもおもしろいですね♪ 毎年この時期にこの曲を連弾するのが楽しみになってきています。(コメント:りぃ) この曲は昭和30年にNHKの特別番組「秋の祭典」の為に作られました。 特に話題にもならずに忘れ去られましたが、数年後にとあるレコード会社のディレクターにより偶然発掘され、 当時人気のあった男声コーラスグループのボニージャックスが歌って大ヒッしたことにより、 現在のように誰もが知る曲になりました。 それからこの曲は、もう会うことの叶わない母親との昔の思い出を綴った曲です。 作詞者のサトウハチローは母の事がとても大好きでしが、父が新しい愛人を作ったのが原因で ハチローが14歳の時に母は離婚し出て行ってしまいました。 3番の歌詞にある「むかしの むかしの 風見の鳥の」この風見の鳥とは、 幼い頃にお母さんの手にひかれて行った教会の風見鶏のことであり、このことから「小さい秋みつけた」自体が 母親の歌であることが読み取られると言われています。 詩に込められた思いや心情までしっかりと意識して弾きたいと思います。(コメント:カスミン) 10.大きな栗の木の下で・・・・私は、この曲を聴くとおもわず手が動いて踊りたくなります。 みなさんに3番まで歌って楽しんでもらえるように、アレンジを工夫して連弾します。 ピアノを演奏するので踊れない私の代わりにみなさんに歌って踊って楽しんでもらえたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 『大きな栗の木の下で』は子供の頃に踊りながら歌っていた記憶があり、とても楽しい曲です。 この曲は、イギリス民謡をもとにした童謡です。 日本に伝わったのは、太平洋戦争後にGHQの人々が歌っていた曲を聞き伝えで歌い出したことがきっかけと言われています。 秋の季節を感じながら、楽しく演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 11.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 12.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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