ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2011年3月30日(水)
プログラム
    演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊/かなこ
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノ連弾)りぃ&みどり ドレミの歌 ミュージカル映画
「サウンド・オブ・ミュージック」より
作曲:R.ロジャース
2 (ピアノソロ)かなこ 月の光 「ベルガマスク組曲」より 作曲:ドビュッシー
3 (ピアノ連弾)まだむ楊&みどり ワルツ Op.39-15 作曲:ブラームス
編曲:
4 (ピアノソロ)まだむ楊 トロイメライ 「子供の情景」より 作曲:シューマン
5 (ピアノソロ)カスミン We Are All Alone ボズ・スキャッグス 作詞・作曲:ボズ・スキャッグス
編曲:橋本晃一
6 (ミュージックベル)全員 さくらさくら 日本古謡 作詞作曲不詳
7 (ミュージックベル)全員 春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
8 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ さくらさくら 日本古謡 作詞作曲不詳
9 (ピアノソロ)かなこ Spring 作曲:久石譲
10 (ピアノソロ)かなこ いつか王子様が
映画「白雪姫」より 作曲:フランク・チャーチル
編曲:鈴木奈美
11 (ピアノソロ)りぃ タイム・トゥ・セイ・グッバイ サラ・ブライトマン 作曲:Francesco Sartori
編曲:大宝 博
12 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より 作曲:アンドレ・ギャニオン
13 (うた&ピアノ)全員 生きてこそ Kiroro/TVアニメ
「甲虫王者ムシキング
 ~森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春
作曲:Kiroro
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

 今回は、愛弟子4名(りぃちゃん、カスミンちゃん、楊さん、かなちゃん)が参加します。


曲目解説

1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.ドレミの歌・・・・ミュージカル「サウンド・オブ・ミュージック」で登場する曲のひとつです。
子供のころよく歌っていましたが、大人になってジュリー・アンドリュース主演の映画をみて、
物語の中で登場する曲だと知りました。そして何回もDVDを見ちゃうくらいこの映画を大好きになりました。
映画では、ヒロインであるマリア先生がトラップ一家の子供達に音階(ドレミ)を教える場面で、
この「ドレミの歌」がマリア先生と子供達によって歌われています。きれいな景色の中でとてもすてきなシーンです。
 日本語の歌詞ではドはドーナッツ、レはレモン、ミはみんな・・・いう歌詞ですが、アメリカのドレミの歌の内容はかなり違っています。
原曲では「ド」の音は「鹿(ディアー)」だったり、「シ」の音は「ティ」と発音し、紅茶(ティー)とジャム付きパンが登場します。
とてもおもしろいなぁと思いました。きっとみなさんがよく知っている曲♪一緒に歌っていただけるように
憧れのアレンジで先生と一緒に楽しんで演奏したいと思います。(コメント:りぃ)


 私は、音楽によって人の硬くなな心を変えていった「マリア先生」のような先生になりたいと、ずっと思っていました。
そして、半年ほど前に、ようやく、「サウンド・オブ・ミュージック」のDVDを購入しました。
その中の特典映像に、実在のマリア先生ご本人のインタビューがあり、
なんと!誕生日が私と同じ、1月26日であることを知りました。
 心を込めて弾きたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.ワルツ・・・・この曲は、「愛のワルツ」と呼ばれ、とても、素朴で、家庭的で優しい感じの曲です。
聴いて下さる皆さんが、優しい気持ちになれるよう、演奏したいと思います。
 また、連弾、初挑戦なので、とても、緊張しますが、先生の足を引っぱらないように、頑張りたいと思います。(コメント:まだむ楊)


 シューマンの弟子であったブラームスが、当初、4手のピアノ連弾用に作曲された作品集(ワルツ集)の中の1曲です。
ブラームス自身の見込みに反して家庭音楽としても反響を呼び、同時に編曲されていた独奏版も発表されるに至りました。
 きっとどこかで耳にしたことがあると思います。癒される1曲だと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



4.トロイメライ・・・・シューマンは、1810年生まれのドイツの作曲家です。
「トロイメライ」は、「子供の情景」というアルバムに収められた、曲です。
子供の頃にみた、甘く、懐かしい夢が、思い出せるような演奏をしたい と思います。(コメント:まだむ楊)



5.We Are All Alone・・・・ ボズ・スキャッグスが1976年に発表したアルバム「シルク・ディグリーズ」の
最終トラックとして収録されたポピュラー・ソングです。
ボズ・スキャッグスの原曲には当初『二人だけ』という邦題がつけられていましたが、
その後、リタ・クーリッジがカバーした際の邦題は「みんな一人ぼっち」となりました。
しかし、この曲の原題『We're All Alone』は「僕たちは今二人きりだ」といった意味であり、
「みんな一人ぼっち」はAloneの意味を取り違えた完全な誤訳でありました。
邦題『二人だけ』のように、これから愛する人とふたりで、困難があっても頑張っていこうという
気持ちにさせてくれる最高のラブソングだと思います。
しっとりとした大人の雰囲気で演奏できればなと思います。(コメント:カスミン)



6.8.さくらさくら・・・・ 「さくらさくら」は、桜の美しさを描いた伝統的な歌です。。
この歌の作者ははっきりしませんが、江戸時代には筝(こと)に合わせる歌として伝えられていました。
当時は「さいた櫻」という題で日本の名所を描いた、まったく違う歌詞だったそうです。
現在の歌詞は明治21年(1888年)に、東京音楽学校(今の東京芸術大学音楽学部)で作られた
『筝曲集』という筝の入門用の曲集に、新たなメロディーとともに載りました。
昭和16年(1941年)には、小学校の教科書にも登場し、子供の遊び用の「わらべ歌」としても広まりました。
「霞か雲か、においぞいずる」は、霞や雲のように広がって美しい様子を歌っています。
大人ならではの表現で、1番は満開の桜、2番は川面に散り行く桜の花びらをイメージして
演奏したいと思います。(コメント:カスミン)


 この歌の元唄は箏を弾き歌う箏曲で、伝統的な邦楽の陰音階の旋律でメロディーができています。
日本の国花、「さくら」。春になり桜が満開になると日本に生れ育ち本当によかったなぁと幸せに思います。
この曲をはじめ日本の叙情歌は、その景色が目に浮かぶような美しい歌詞とメロディーが素晴らしく私は大好きです。
これからも日本が誇る四季の素晴らしさを音楽で伝えられるように、ピアノや歌、ベルなどで奏でていけたらいいなぁと思っています。(コメント:りぃ)



7.春が来た・・・・・・・・この曲は、明治43年(1910)「尋常小学読本唱歌」に発表されたそうです。
作詞作曲の高野・岡野氏のコンビは、明治~昭和時代に数多くの作品を残しています。
(「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」など)
 高野氏の故郷である豊田村は、冬が厳しく春の訪れも待ち遠しいため、
春が来たときのうれしい気持ちをこの歌にこめて作られたとのことです。
 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、音楽を楽しんでいただければと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



9.Spring・・・・・数年前にテレビCMで流れていた曲です。桜が舞っているようなメロディーがとてもさわやかな曲です。
そのなかでも不安と期待をうまく表現している曲だと思います。
その気持ちが伝わるように演奏したいと思います。(コメント:かなこ)



10.いつか王子様が・・・・ウォルト・ディズニーの1937年 アニメ映画白雪姫からのポピュラーソングをジャズアレンジされたものです。映画の中では白雪姫が小さなパーティーのあと小人たち のためにおやすみの歌として歌っています。 ジャズアレンジされていてかっこよく仕上がっています。聴いてる方が自然にリズムに乗るような演奏にしたいです。(コメント:かなこ)



11.タイム・トゥ・セイ・グッバイ・・・・この曲は、イタリアの歌手アンドレア・ボチェッリによる
1995年の歌曲『コン・テ・パルティロ』の英語バージョンです。
サラ・ブライトマンがボチェッリにデュエットを申し出た際、原曲のイタリア語を一部英語に変更して歌われました。

 映画「アマルフィ 女神の報酬」にも使われています。
「この曲を弾くならその映画を見るといいよ♪」
と先生からアドヴァイスをいただき、早速観ました。
 映画では、イタリアの海沿いのきれいな街並みが上空から映され、ゆるやかなカーブを車が走っていくシーンがあります。
観ている私も、翼を大きく広げイタリアの空を飛んでいる様な気分になりました。
”ゆるやかなカーブから素敵な街並みの上空へ翼を広げていく”イメージをピアノで歌いたいです。(コメント:りぃ)



12.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のテーマソングとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」で
BGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送された
ドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、
絶対に飽きないし、そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を
心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



13.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?

 サビでは
 生きてこそ 生きてこそ 今ここから始まる
 生きてこそ 生きてこそ 広がってまたつながる

 生きてこそ 生きてこそ 無限に羽ばたいてく夢
 生きてこそ 生きてこそ その根は 深く 太く 強く





 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
また、毎月私が講座を担当している名古屋市内の小学校のトワイライトスクール(ブログへリンク)でも、
毎回講座の最後にみんなで歌っています。子どもたちもこの曲が大好きになりました♪

 これがテレビアニメの主題歌だったということも、子どもたちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



new 演奏日の感想 (Saint Cecilia/みどり)   2011年4月1日UP♪

 今回は「ごめんなさい」でした。
「ドレミの歌」の楽譜を持っていくのを忘れてしまい、急遽、かなちゃんに「月の光」を弾いてもらいました。
すべての演奏が終わったときに、最初からずっと聴いてくださっていたおじさまに、
「ドレミの歌」が聴きたかったのに・・・・!」
と言われたので、本当に、ごめんなさいでした。
 でも、「ここの場所以外には、どこで演奏しているんですか?」
と聞かれたので、ちゃっかり、7月のコンサートのご案内をさせていただきました。
怪我の功名ですかね・・・・?(汗;) りぃちゃん、ごめんね・・・・(^。^;)

new かなちゃんの感想♪   4月1日UP

 
 今回のハートフルも楽しく弾くことができました。
急遽、「月の光」を弾くことになりびっくりしました。
最近はこの曲を2,3日に一度くらいしか弾いてなかったので弾けるかどうか不安でした。
その不安が演奏に出てしまって、間違ってしまいました。
今度いきなり”弾いて!”と言われても自信を持って弾けるように練習しておきたいです。
 
 Springは少々間違えましたが、止まることなく弾けました。表情があまり出せなかったので気をつけたいです。

 「いつか王子様が」は、曲紹介で話して緊張がほぐれたおかげか、楽しく演奏できました。
Jazzなのでその場でちょっとアレンジして演奏できるようにしたいです。

 今回のように、いきなり”何か弾いて!”と言われて弾けるようにもっとレパートリーを増やしたいです。

new りぃちゃんの感想♪   4月1日UP

 今回は、連弾とベルで『さくらさくら』とピアノソロ『タイム・トゥ・セイ・グッバイ』を演奏しました。
ベルも5人で合わせるのは一発本番でしたが、楽しく演奏できました。
ペットボトルで練習していったので、間違えずに演奏できてよかったです。

 連弾『さくらさくら』は、素敵なアレンジでその分ちょっと難しかったですが、
カスミンちゃんとがんばって1ケ月で練習して合わせて演奏しました。
自分がメロディーのときはメロディーを大きく、カスミンちゃんがメロディーのときは伴奏を小さく
メリハリをつけて演奏できたと思います。また来月も楽しんで連弾したいと思います。

 ソロは、練習ではなんとか弾けていたちょっと苦手なところが転んでミスタッチしてしまいました。
サビの部分は、盛り上げるように気をつけて演奏できました。
練習でな苦手なところは本番であせってしまうので、来月は練習やレッスンでも余裕で弾けるようにしておきたいです。

 ハートフルの後みんなで”ふわとろ卵のオムライス”をいただきました。
とっても美味しかったです。みんなともゆっくりお話できて楽しかったです。
来月も聴いてくださる方に感謝して演奏したいと思います。

new カスミンちゃんの感想♪   2011年4月2日UP

 今回のハートフルは、新しい曲にチャレンジしました。
ミスタッチも多く納得のできる演奏はできませんでしたが、
初めのころ人前でピアノを弾いたとき、手足は震えるし、頭は真っ白で
パニック状態になった時もあったので、そのころに比べると落ち着いて演奏できたかなと思います。

 ソロは、5月に参加するピティナステップの課題曲「We Are All Alone」を演奏しました。
みどり先生のご指導により、翻訳を調べることによってこの曲の想いが伝わってきて、
少しずつ聴き心地の良い曲に仕上がっていった時は、演奏していて楽しいし嬉しかったです。
 しかし、ハートフルでは緊張して練習の成果が出せなかったので、
今回ミスしたところを克服し、ピティナステップでは良い結果がでるように頑張ります。

 連弾「さくらさくら」では、どんな桜をイメージして演奏しようかなと考えました。
16分音符の続くところが花びらが舞い散るような感じだったので、
そんな風景を思い浮かべながら演奏したら、さらに音楽を楽しむことができました。
また来年、りぃちゃんと「さくらさくら」を演奏したいです♪

 ミュージックベルの時は、毎回皆さん笑顔で演奏していただき嬉しい気持ちになります。
私自身緊張も溶けて、全員で演奏できて楽しかったです。

 また来月のハートフルに向けて練習を頑張ります!

newまだむ楊さんの感想♪   2011年4月3日UP

 ブラームスの「ワルツ」は、初めての連弾で、先生の足を引っぱらないように.....と、意気込んでいましたが、
ミスタッチをしてしまい、リズムがおかしくなってしまい、頭が、真っ白になってしまいました。
とにかく、止まらないで、先生についていくのが、精一杯でした。
盛り上がるところの、一拍目をミスしたので、とても、悔やんでいます。

 シューマンの「トロイメライ」は、毎回、弾いている曲で、ペダル、強弱、テンポ等、いつも、反省点、次回の課題、
を頭にきざみながら、練習しているのですが、今回は、ボロボロでした。
今までは、特に目立った、ミスタッチは、なかったのですが、今回は、ミスタッチの連続で、
早くこの場から、立ち去りたい衝動に駆られ、お辞儀もそこそこに、恥ずかしい思いでいっぱいでした。
花粉症のせいだ、お薬で頭が、ぼーっとする、鼻水が、気になって、演奏に集中できない等、
言い訳は、たくさんありますが、花粉の季節でも、練習に集中できるように、くふうしていきたいと思います。

 ハンドベル「さくら」は、全員参加で、楽しく演奏できました。
前回の練習時、先生に、ベルの演奏の奥深さを教えていただきました。
ただ、ベルを振るだけでなく、止めることも大切で、なかなか上手くできませんでした。
一見、単純な楽器にみえますが、演奏するのは、難しいものです。

 感想文が、反省文になってしまいましたが、次からは、楽しい感想が書けるように、練習を重ねたいと思います。




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