トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2010年6月23日(水) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/ゆか/ゆうみ | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (電子ピアノソロ)みどり | G線上のアリア 管弦楽組曲第3番(BWV1068)より | J.S.バッハ | |
3 | (ピアノソロ)ゆか | いとしのエリー | サザン・オール・スターズ | 作詞・作曲:桑田佳祐 ピアノアレンジ:川田千春 |
4 | (ピアノソロ)カスミン | シータの決意 | 映画「天空の城ラピュタ」より | 作曲:久石譲 編曲: |
5 | (ピアノソロ)りぃ | タイム・トゥ・セイ・グッバイ | サラ・ブライトマン | 作曲:Francesco Sartori 編曲:大宝 博 |
6 | (ミュージックベル)全員 | かたつむり | 文部省唱歌 | 作詞作曲者不詳 |
7 | (ミュージックベル)全員 | たなばたさま | 文部省唱歌 | 作詞:権藤はなよ 作詞:林 柳波(補作) 作曲:下総皖一 |
8 | (ピアノ連弾)カスミン&りぃ | アメイジング・グレイス | 讃美歌2編167番 | 作詞:ジョン・ニュートン 作曲:不詳 編曲:金益研二 |
9 | (ピアノ連弾)カスミン&りぃ | トップ・オブ・ザ・ワールド | カーペンターズ | 作詞・作曲:Richard Carpenter/John Bettis 編曲:布施威 |
10 | (ピアノ&電子ピアノ) みどり&りぃ |
めぐり逢い | TVドラマ「Age‘35」より | 作曲:アンドレ・ギャニオン |
11 | (うた&ピアノ) ゆうみ&みどり |
Over The Rainbow (虹の彼方に) |
ミュージカル映画「オズの魔法使」より | 作詞:エドガー・イップ・ハーバーグ 作曲:ハロルド・アーレン 編曲:広田圭美 |
12 | (うた&ピアノ)全員 | 生きてこそ | Kiroro/TVアニメ 「甲虫王者ムシキング ~森の民の伝説」主題歌 |
作詞:玉城千春 作曲:Kiroro |
今回は、愛弟子3名(りぃちゃん、カスミンちゃん、ゆかちゃん)と娘のゆうみが参加します。 曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。 優しい子に育つようにとの願いも込めてつけた名前。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、 管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦) だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノ独奏用にアレンジされたものを弾きます。 私はいつもこの曲を弾いていると、自分自身がすごく癒されます。 それは、J.S.バッハが教会のための音楽を作っていたことや、私がSaint Ceciliaにあこがれているからだと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 3.いとしのエリー・・・・サザンオールスターズの曲の中でも有名な曲の一つで、 弾くたびにこの曲の良さが伝わってきました。 これからも大切に弾いて、思い出の1曲にしたいと思います。(コメント:ゆか) 4.シータの決意・・・・スタジオジブリ作品のひとつ、映画『天空の城ラピュタ』で使われている曲です。 映画のシーンの中で、天空の城ラピュタに向かう途中に海賊船の見張り凧の中で シータとパズーが話をするシーンがあります。 シータは自分に降りかかるさまざまな出来事に対する気持ちや飛行石の秘密、2人の未来について話します。 このとき彼女は予期せぬ自分の運命と向き合う決意をするのです。 「シータの決意」は、映画の見どころのひとつであるこのシーンでかかっています。 その他にも、ラピュタに到着したあと緑につつまれた古い街跡を散策するシーンや、 映画の公開前に流れたCMでもよく使われていました。 ジブリが大好きでとても印象に残っていた曲だったので、気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 5.タイム・トゥ・セイ・グッバイ・・・・この曲は、イタリアの歌手アンドレア・ボチェッリによる 1995年の歌曲『コン・テ・パルティロ』の英語バージョンです。 サラ・ブライトマンがボチェッリにデュエットを申し出た際、原曲のイタリア語を一部英語に変更して歌われました。 映画「アマルフィ 女神の報酬」にも使われています。 「この曲を弾くならその映画を見るといいよ♪」 と先生からアドヴァイスをいただき、早速観ました。 映画では、イタリアの海沿いのきれいな街並みが上空から映され、ゆるやかなカーブを車が走っていくシーンがあります。 観ている私も、翼を大きく広げイタリアの空を飛んでいる様な気分になりました。 ”ゆるやかなカーブから素敵な街並みの上空へ翼を広げていく”イメージをピアノで歌いたいです。(コメント:りぃ) 6.かたつむり・・・・この曲は、1911年(明治44年)に「尋常小学唱歌」上に掲載された唱歌の一つで、 今でも、歌い継がれている親しみある歌です。 お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.たなばたさま・・・・この曲は、昭和16年3月に文部省発行の『うたのほん 下』に掲載された唱歌です。 中国から始まった日本の伝統行事「七夕祭り」では、短冊に願い事を書き葉竹に飾る行事となりました。 短冊などを笹に飾る風習は江戸時代から始まったもので、日本以外では見られないそうです。 「たなばたさま」の歌詞にある「五色(ごしき)の短冊」の五色(ごしき)とは、中国の五行説にあてはまる五色で、 緑・紅・黄・白・黒のことだそうです。 そして、中国では短冊ではなく五色の糸をつるし、芸事の上達を願うそうです。 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.アメイジング・グレイス・・・・この曲は、若いころ奴隷船の船長として残忍な仕事に従事しながらも 後年改心して牧師となった、イギリスのジョン・ニュートン(1725~1807)の歌詞に曲が付けられた イギリスの古い賛美歌です。 ジョン・ニュートンはアフリカからイギリスへの帰りに嵐に遭遇し、 もう助からないかもしれないという状況の中で初めて心から神に祈り、 「こんな愚かな、どうしようもない者をも神は救って下さった」と遭難の体験が歌詞のもとになっています。 こうしてできた「アメイジング・グレイス」は、イギリスで曲が付けられて賛美歌になりました。 聴きやすく綺麗な曲なので、ピアノ連弾で楽しく聴いていただけたらなと思います。(コメント:カスミン) 2003年にドラマ「白い巨塔」の主題歌にも使われたとても有名な曲です。 この曲も私の大好きな曲です。とても美しいメロディーで、ジョン・ニュートンの歌詞には 神の恵みへの感謝がつづられています。 私も日々生かしていただいていることや、友達と一緒に連弾出来ることを神様に感謝して演奏したいです。(コメント:りぃ) 9.トップ・オブ・ザ・ワールド・・・・1972年に発表されたカーペンターズの代表曲のひとつです。 カーペンターズは、カレン・カーペンターと、四つ年上の兄、リチャード・カーペンターのデュオ・グループで 「イエスタディ・ワンス・モア」など数多くの名曲を残しTVやCMなどでもよく使われていますので知っている方も多いと思います。 曲中に出てくる「あなたの愛が私を天にも昇るような気持ちにしているの」というフレーズからも分かるように、 聴いているうちに心がウキウキして楽しい気分になります。 テンポの速い曲なので、止まらないように楽しく演奏をしたいと思います。(コメント:カスミン) カーペンターズのとても軽やかなメロディーの曲です。この曲も大好きな曲で、CDを聴きながらよく歌っています。 歌詞には、「あなたの愛が私を天にも昇るような気持ちにしているの」と 愛する人がいてくれることで、雲ひとつない空や、眩しい太陽の光、木々の葉やそよ風にも幸せを感じると 幸せいっぱいな感じが描かれています。 私も何気ないことに、ちいさな幸せを感じることがあります。 この曲を聴いてそれはいろんな人から優しくしてもらったり、愛をもらったりしているおかげなんだと思いました。(コメント:りぃ) 10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 私のテーマソングとして毎回弾きます。 ※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、 様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。2010-03.html しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
12.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった? サビでは 生きてこそ 生きてこそ 今ここから始まる 生きてこそ 生きてこそ 広がってまたつながる 生きてこそ 生きてこそ 無限に羽ばたいてく夢 生きてこそ 生きてこそ その根は 深く 太く 強く 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。 また、毎月私が講座を担当している名古屋市内の小学校のトワイライトスクール(ブログへリンク)でも、 毎回講座の最後にみんなで歌っています。子どもたちもこの曲が大好きになりました♪ これがテレビアニメの主題歌だったということも、子どもたちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、 とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
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