ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2009年8月30日(日)
プログラム
     演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/由桐/珠里/K&U
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)由桐 冬の嵐

キャラバン
作曲:ジェームス・バスティン
3 (ピアノ連弾)しゅり&みどり さんぽ 映画「となりのトトロ」より 作詞:中川李枝子
作曲・編曲:久石譲
4 (ピアノ弾き語り)りぃ 私にできること 作詞・作曲:KOKIA
5 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ もしもピアノが弾けたなら 西田敏行/
TVドラマ「池中玄太80キロ」
第2シリーズ挿入歌・主題歌
作詞:阿久 悠
作曲:阪田 晃一
編曲:上田浩司
6 (ミュージックベル)全員 夕焼け小焼け 文部省唱歌 作詞: 中村雨紅
作曲: 草川 信
7 (ミュージックベル)全員 夏の思い出 文部省唱歌 作詞:江間章子
作曲:中田喜直
8 (ピアニカ4重奏)
 K&U、りぃ、みどり
人生のメリーゴーランド 映画「ハウルの動く城」より 作曲:久石譲
9 (ピアノソロ)みどり 夏の終わり 森山直太朗 作詞:森山直太朗/御徒町凧
作曲:森山直太朗
10 (ピアノ&電子ピアノ)
  
みどり&りぃ
めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より 作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (う た&ピアノ)全員 生きてこそ Kiroro/TVアニメ
「甲虫王者ムシキング
 ~森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春 作曲:Kiroro


 今回は、りぃちゃん、カスミンちゃん、小学1年生のしゅりちゃん、6年生の由桐ちゃん、K&U親子の参加です♪


曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.冬の嵐・・・・嵐の様子がわかるようにひきたい。
   ・・・・霧の濃いところ薄いところがわかるようにひきたい。
   キャラバン・・・・盗賊団から身を守るかのように強弱をしっかりと付けてひきたい。(コメント:由桐)



3.さんぽ・・・・1988年4月16日に東宝系で日本公開されたスタジオジブリの映画「となりのトトロ」の曲。
映画の舞台は1958年(昭和33年)の(設定上は昭和30年代前半)日本。
田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ、メイ姉妹と、“もののけ”とよばれる不思議な生き物「トトロ」との交流を描いたファンタジー。

 映画公開から既に21年経っているにもかかわらず、子どもから大人まで 人気の曲です。
この曲を歌ったり聴いたり演奏したりすれば、元気になれる曲だと思います。

 私は今年の7月に、生涯学習音楽指導員A級資格認定の最終面接=口頭試問のため、東京に出かけた時に、
三鷹の森 スタジオジブリ美術館へ行きました。
その時の楽しかったことも思い出しつつ、今回は、小学1年生の珠里ちゃんと楽しくピアノで連弾します♪ (コメント:Saint Cecilia/みどり)


 私はトトロの曲の「さんぽ」が大好きだから、この曲を選びました。
この曲を聞いて、少しでも楽しくなってもらいたいです。(コメント:しゅり)



4.私にできること・・・・この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで「この曲を弾き語りで歌いたい♪」
と、ひと耳惚れした曲です。あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、
私自身の方がみなさんにいつも励まされて、勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。
私の伝えたい気持ちです。歌に自信はありませんが、心をこめて一生懸命歌います。(コメント:りぃ)



5.もしもピアノが弾けたなら・・・・TVドラマ『池中玄太80キロ』第2シリーズの挿入歌として作られ、
主演の西田敏行さんが歌い大ヒットした曲です。
あふれる想いを、ピアノでなら伝えられそうなのに…叶わぬ想い、切ない気持ちがいっぱいの曲だと思います。
歌詞にもあるように、人を愛した喜びや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱が、ピアノで伝えられたらどんなに素敵だろう…。
と私も思います。
私がもっと上手に弾けたなら、代わりに伝えてあげられるのに…と。楽しみながらピアノと向き合い
指先に伝えたい気持ちをいっぱい込めて演奏できるようにがんばっていきたいです。(コメント:りぃ)


  1981年に、日本テレビ系ドラマ「池中弦太80キロ」の主題歌として、主演の西田敏行さんが歌った曲です。
「ピアノが弾けたらいいなぁ」と思う心が、やさしいメロディーで表現された素敵な曲です。
この曲の歌詞のように、誰かのためにピアノを弾く・・・いつの日かそんなことが実現できたらいいなぁと思います。
昔懐かしいぬくもり、やさしさを感じながら、りぃちゃんとふたりで呼吸を合わせて演奏したいと思います。(コメント:カスミン)



6.夕焼け小焼け・・・・この曲の作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、
当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、
教員をしながら童話後に童謡を作るようになったそうです。
 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。

 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、
八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。
 
 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、
同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。
しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。

 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。

 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.夏の思い出・・・・夏の曲といえば、やっぱりコレ! という感じです。歌詞にある「尾瀬」は、群馬県だそうです。
私は行ったことがないので、一度は行ってみたいと思っています。

 今回は、お聴きくださる方々と一緒に 歌とベルで楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.人生のメリーゴーランド・・・・ジブリ作品が好きなのでこの曲を選びました。
ピアニカでこんなに難しい曲を吹くのは初めてで、それにリズミカルにしなくてはいけないので、
自分の息が続くかわからないけれど、がんばります。(コメント:U)


この曲は「ハウルの動く城」で流れていた曲です。ピアノではなくピアニカで演奏するというところが面白いと思います。(コメント:K)



9.夏の終わり・・・・2003年にヒットした森山直太朗の曲です。なぜか毎年、「夏の終わり」になると弾きたくなります。
多分、「戦争」のことを決して忘れてはいけないという魂の叫びなのかも・・・・と思います。

 この曲のメロディーを聴くと何故か「懐かしい」印象、日本の情緒みたいなものを感じませんか?
実はこの曲は、「日本的音階」によって作られているのです。
※日本的音階=音階の第4音と第7音(「ファ」と「シ」の音)を欠いた5音音階

 音楽には感覚的な要素が多いですが、いろいろこだわりを持ち調べてみると、論理的な理由というのもみつかります。
そして、音楽は数倍身近になり、それまで以上に興味を持って聴いたり演奏したりできると思います。

  この曲については、歌詞に使われている言葉にも「日本的」な言い回しが多く、まさに曲と歌詞がぴったりした作品と言えます。
私は、この曲の歌詞は「戦争」のことをテーマにしていると感じているので、いつもよりも増して丁寧に心を込めて弾きたいと思います。
忘れてはならないことを訴えたこの曲はきっと何年経っても色あせることはないと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のテーマソングとして毎回弾きます。
※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、
様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?

 サビでは
 生きてこそ 生きてこそ 今ここから始まる
 生きてこそ 生きてこそ 広がってまたつながる

 生きてこそ 生きてこそ 無限に羽ばたいてく夢
 生きてこそ 生きてこそ その根は 深く 太く 強く





 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子どもたちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

 演奏日の感想 (Saint Cecilia/みどり)   2009年8月31日UP♪

 今回のコンサートは、参加者が多く、みんなしっかりと演奏できてよかったです。
生徒たちにとって本当に良い修行の場となっています。
お聴きくださる方々や病院の方々に感謝です。

 りぃちゃんの感想♪  2009年8月31日UP

  今回は夏休み最後の日曜日で、しゅりちゃん・ゆきちゃん・ゆうたくん・かすみちゃんファミリーが来てくれて
とてもにぎやかな楽しいコンサートでした。

 私は今回、初めてハートフルで弾き語りをしました。歌詞が優しくて素敵な曲なので
どうしてもみなさんに伝えたくて弾き語りすることを決めました。
 練習の時からピアノを小さめに、歌をもっと大きく歌うように練習してきました。
 本番ではあまり歌を大きく歌うことができずに、そのあせりがピアノにも出てしまったと思います。
気持ちばかりがあふれて空回りしてしまいました。

 先生の『生きてこそ』は熱唱で、すごかったです。私もあんな風に伝えたいです。
「りぃちゃん、歌で伝えるってこんな感じなのよ。」
って先生が見せてくれているようでした。もっと落ち着いて気持ちをつたえられるような歌とピアノをめざしたいです。
最近ソルフェージュの勉強も始めたので歌のためにも続けてみたいと思います。

 連弾は、カスミンちゃんと回を重ねるたびにカスミンちゃんの音を聴けるようになってきて
とても楽しく演奏できました。苦手なところを前日レッスンで練習し直したのもよかったと思います。
カスミンちゃんありがとうね♪

 ピアニカ四重奏は、けいこさんとゆうたくんが私のレッスンの時間に合わせてきてくださって
一緒に練習できたこと、今日もとても楽しく演奏できたことがうれしかったです。
ピアニカで四重奏は、とてもめずらしいので、初心者でも音が出しやすく子供さんでも楽しめるピアニカの
すばらしさを思い出してもらえたらいいなぁと思いました。

 先生とのアンサンブル『めぐり逢い』は、私の中でハートフル1番の先生との笑顔でのアイコンタクトができて
先生の曲の終盤の盛り上がりを感じながら、お互いの響きあいをとても気持ち良く感じることができてすごくよかったと思います。
この感じをソロの演奏でも出せるようにイメージを持ち続けるトレーニングを繰り返したいと思います。

 みなさんと楽しく歌い、ベルを奏でて音楽ってすばらしいと実感できる1時間でした。
わたしも感謝の気持ちを音で伝えたい、がんばっていきたいです。ありがとうございました。 

 しゅりちゃんの感想♪   2009年9月4日UP

 ちょっと間違えたけど、楽しかったので、また出たいです。

 由桐ちゃんの感想♪   2009年9月4日UP
 
 1人は面会者でもう一人患者さんが聴いてくれていました。
私は練習どおりにひけたと思いますが、少し失敗した気もします。
 先生の弾いた曲に感動していたと思います。しっかりと聴き入っていました。
やっぱり一人でも聴いてくれる人がいると張合いが出ます。
 12月のクリスマス会とハートフルでは1曲しっかりと弾きたいと思います。

new Kさんの感想♪   2009年9月5日UP

 初めての参加だったので、緊張しましたが、
ピアニカ合奏は2回目ということもあり、落ち着いて弾くことができました。
演奏中、忙しく看護師さんが病室を出たり入ったりしていて、“普通のコンサートとは違うなぁ”と思いました。
この場所で演奏することの意味を考えなくてはいけないと思いました。
そのためにも、機会があれば参加したいと思います。

 
new Yくんの感想♪   2009年9月5日UP

 みんなのレベルが高くてビックリしました。
そのせいかちょっと緊張したけど、上手に弾けたので良かったです。

new カスミンちゃんの感想♪   2009年9月5日UP

 今年に入ってから5回目のハートフルコンサートの参加になりました。
今回は先生、りぃちゃん、由桐ちゃん、しゅりちゃん、Kさん&Uくんと大勢参加して、
ご家族の方々を含め、たくさんの笑顔があふれる和やかな雰囲気に包まれたコンサートでした。

 今回は連弾1曲のみの演奏でしたが、毎月参加しているのにもかかわらず少し緊張してしまいました。
子どもたちの演奏はみんな度胸ある堂々とした演奏で、純粋さや一生懸命さが伝わり、とても感動しました。

 連弾の「もしもピアノが弾けたなら」は、途中でミスタッチをしてしまいましたが、
5月にハートフルで演奏をした曲だったので、落ち着いて気持ちを込めて演奏をすることができました。
一緒に音楽の楽しさを分かち合えるりぃちゃんとは、心の底から楽しく演奏でき、益々ピアノが好きになりました。
ハートフルが終わった後に娘に感想を聞いたら、「上手だったよ」と言ってもらえたので良かったです。

 りぃちゃんの弾き語り「私にできること」は、レッスンの時間でも聴いていてとても素敵な曲だなぁと感じていました。
りぃちゃんの優しい気持ちが歌声とピアノの音色によってとても伝わってきました。
ピアノを習い、仲間に出会うことによって素敵な曲にも出会い、感動をもらい、音楽は素敵だなと心の底から思いました。

 人前で自信を持って演奏することはまだまだですが、聴く人の心に伝わる演奏ができることを目標に、
これからも練習に励みたいと思います。

1曲目 みどれみ~優海
由桐ちゃんの演奏
しゅりちゃんの演奏「さんぽ」
りぃちゃん「私にできること」
りぃちゃん&カスミンちゃん「もしもピアノが弾けたなら」
全員でミュージックベルを楽しむ
ピアニカ演奏「人生のメリーゴーランド」
「夏の終わり」
「めぐり逢い」
「生きてこそ」
由桐ちゃんが
曲の最後にウインドチャイムを
奏でてくれました。


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