ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2008年5月21日(水)
プログラム
     演奏:丹羽みどり/りぃ/mina/ふ〜
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ〜優  海 丹羽みどり
 
2 (ピアノソロ)mina ロンドンデリー・エア Traditional
(アイルランド民謡)
  
3 (ピアノソロ)りぃ Sing カーペンターズ John Bettis - Richard Carpenter
 
4 (ピアノ連弾)mina&りぃ いつも何度でも 映画「千と千尋の神隠し」より 作詞:覚和歌子
作曲:木村弓
 
5 (ミュージックベル)全員 森のくまさん アメリカ民謡 作詞・作曲:不詳
訳詞:馬場祥弘
 
6 (ミュージックベル)全員 茶摘み 文部省唱歌 作詞作曲者不詳
   (ミュージックベル)全員

1曲追加しました。
かたつむり 文部省唱歌 作詞作曲者不詳
7 (ピアノソロ)ふ〜 Autumn Leaves(枯葉) 作曲:Joseph Kosma
編曲:安田芙充央
  
8 (ピアノソロ)ふ〜 Book Of Days Enya 作曲:Enya & Nicky Ryan
作詞:Roma Ryan
  
9 (電子ピアノソロ)みどり G線上のアリア J.S.バッハ
  
10 (ピアノソロ)みどり ハナミズキ 一青窈 作詞:一青窈
作曲:マシコタツロウ
 
11 (ピアノ&電子ピアノ)
  
みどり&りぃ
めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より アンドレ・ギャニオン
 
12 (うた&ピアノ)みどり 生きてこそ Kiroro/TVアニメ
「甲虫王者ムシキング
 〜森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春
作曲:Kiroro

コメント:

 今回は、生徒さんが3名参加します。また今回も楽しいコンサートになることと思います♪



曲目解説

1.みどれみ〜優海(ゆうみ)・・・・オリジナル曲。「みどれみ〜」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海(ゆうみ)」に入ります。

 「優海(ゆうみ)」について・・・・私は「海」が大好きなので
実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.ロンドンデリー・エア・・・・美しいメロディーが心に残る、アイルランドの代表的な歌です。北アイルランドのデリー州に伝わる歌であり、数多くの歌手がカバーしているとのことです。
 歌詞もバリエーションが多いようですが、内容は「故郷を去る息子を思う母親の歌」であるとのこと。
私自身も二人の息子をもつ母として、息子たちが巣立っていくその日を想像しながら、
気持ちを込めて弾きたいと思います。(コメント:mina)




3.Sing・・・・私の大好きなカーペンターズの曲です。日本でもおなじみのTV番組「セサミ・ストリート」から生まれた曲。
オリジナル曲の中にはかわいい子どものコーラスやリコーダーといった愛らしい音色がたくさん出てきます。
♪人に聴かせるほど上手くないなんて余計な心配しないで
  歌に愛を込めて あなたのために 私のために歌いましょう♪という内容の歌詞が大好きです。
ピアノを習い始めて、楽しみながら、楽譜どおりだけじゃなく、テクニックだけでもなく、自分らしく
心をこめて歌うように演奏することを勉強中の私にぴったり☆って思って選曲しました。
オリジナル曲のように楽しくかわいい音色をピアノで歌えたらいいなぁって思います。(コメント:りぃ)



4.いつも何度でも・・・・スタジオジブリの映画『千と千尋の神隠し』の主題歌です。
『千と千尋の神隠し』はとてもきれいなアニメーションで、大人も子供も楽しめる映画だと思います。
この映画の主題歌を木村弓さんがとてもかわいい音色の「ゲルトナー・ライアー」と呼ばれる楽器を演奏しながら歌っています。
私は、この歌の「かなしみの数を言い尽くすより同じくちびるでそっとうたおう」という歌詞が大好きです。
私自信もかなしいことやさびしいことがあったとき、ピアノを弾いたり、歌ったりすると元気がでてくるから・・・♪
音楽っていいな・・・みなさんにも音楽の良さ、楽しさを伝えたい・・・。
minaちゃんと息を合わせて演奏して伝えられたらいなぁって思います。(コメント:りぃ)


 みなさんご存知の「千と千尋の神隠し」の主題歌です。
人生の中に、思い返すだけで涙が出てくるような・・・耐え切れないと思えるほど深い悲しみはあるけれど、
その悲しみに負けず、背すじを伸ばして前向きに生きていこうと思える歌詞。
「かなしみの数を言い尽くすより 同じくちびるでそっとうたおう」という部分がとっても好きです。
りぃちゃんと気持ちを合わせ、透明感と力強さをイメージして弾きたいと思います。(コメント:mina)


 私が楽しく見ていたトトロを、今では子どもたちが喜んで見ています。
不思議な世界に繰り広げられる親子の愛情や自然への尊敬のまなざしは今見ても新鮮な感情を私の中に呼び起こしてくれます。
 先日、改めてこの映画を子どもたちと見ていたときに、昔見たころと今では目線が変わっているのに気づき面白いなと感じました。
 私はおかあさんが長女のサツキのことを
「あの子は我慢強いから心配なのよ」
と語るシーンがとても好きです。私もあんな風にしっかり子どもを見つめられる母親になりたいと思います。
トトロの楽しい世界観を表現できるように明るく軽やかに弾きたいと思います。(コメント:mina)



5.森のくまさん・・・・この曲の歌詞にはいつも私は 暖かい気持ちを受け止めています。
熊という動物は本体、とても獰猛で怖いと認識していますが、
この歌詞の中では、とても優しくて思いやりのある存在になっています。
また、「熊」は私の友人のハンドルネームでもあり、私はいつもこの曲をを弾いたり歌ったりするときには、
いつもその友人のことを思っています。

 今回は、お聴きくださる方々も一緒に歌いながらミュージックベルで合奏して楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)




6.茶摘み・・・・八十八夜(はちじゅうはちや)は雑節の一つで、立春から数えて88日目の日。毎年5月2日頃です。
 この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われているそうです。
 茶の産地京都府宇治市などでは、昔ながらの赤いたすきにかすり姿の女性達が茶畑に入って茶摘みの実演を行い、
お茶のPRも兼ねて一般の人達も参加するイベントが行われるとのことです。
 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.Autumn Leaves・・・・この曲は、元々フランスの歌曲(シャンソン) 「原題 Les Feuilles mortes 」でしたが、
1949年にアメリカでこの曲を売り出そうとしたレコード会社の方針で、英語歌詞が付けられ、
「Autumn Leaves」という英語題で発表されました。日本では、淡谷のりこさんが歌って有名になったそうです。
歌詞については、遠く過ぎ去って還ることのない恋愛への追想を、季節を背景とした比喩を多用して歌っているそうです。
枯葉が舞い散る様子を思い浮かべながら、弾きたいと思います。(コメント:ふ〜)



8.Book Of Days・・・・この曲は、「いつの日か、いつの夜か、いつの時か、私の夢が叶うのは・・・」という歌い出しのように、
“自分の未来に思いをはせている”歌です。また、
「東方か西方か、この大地か、それとも遥かな海なのか・・・私の旅は物語を織り成していく・・・信じたことを夢見て・・・」
と歌詞にあるように、“青い空と海が果てしなくどこまでも続いていくような、広がりのある感じ”が、演奏で表現出来たらいいな
と、思っています。(コメント:ふ〜)



9.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、
管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。
 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が
バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦)
だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。
 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノ独奏用にアレンジされたものを電子ピアノのストリングスの音色で弾きます。

 私はいつもこの曲を弾いていると、自分自身がすごく癒されます。
それは、J.S.バッハが教会のための音楽を作っていたことや、
私がSaint Ceciliaにあこがれているからだと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.ハナミズキ・・・・「ハナミズキ=花水木」は別名アメリカヤマボウシともいい北アメリカ東部産の花木です。
アメリカでの名称はドッグウッド(ダグウッド)、バージニア州の州花ということです。
 1909年から数年にわたって、当時東京市長の尾崎行雄氏がアメリカ合衆国に桜の苗木を贈ったその返礼として
1915年に東京市に贈られたのが日本でのハナミズキのはじまりで、日米親善の木として有名になったそうです。


 この曲は、一青窈さんがアメリカの同時多発テロをきっかけに作られたとされています。
自分の大切な人とさらにその人の大切な人が幸せである事を
”君と好きな人が百年続きますように〜ハナミズキより”
と願う歌です。

 私は毎年、この時期には弾きたくなる曲です。歌詞に「母の日」「五月」と入っているからだと思いますが・・・・、
今回は、特に、自分の息子とその彼女に対しての思いをこめて弾きます。
自分にはかなえられないであろう「夢」を 「現実」として終わらせてほしい、
自分の子どもに 自分が叶えられなかった夢を託したいです。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のテーマソングとして毎回弾きます。
※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」で
BGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、
1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、
いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。それからずっと弾き続けています。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。
この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



12.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?
生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子供たちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/碧)



new 演奏日のエピソード    2008年5月21日UP♪

 前回の反省点をふまえて、今回から曲数を減らし、正午までに片付けも済ませるようにしようと思いました。
 結果としては、1曲1曲の曲についての説明もしっかりできたし、「楽しいトークコンサート」って感じでよかったと思います。
 特に、ミュージックベルをお聴きくださる方々にもやってもらうときには、「音楽を通じたふれあい」ができたので、よかったです。
1曲、追加したのも、よかったと思います。(∂。-)-☆

 すべての演奏が終わり時間を確認したら、11時52分でした。ちょうどいい感じでした♪

new りぃちゃんの感想♪   2008年5月22日UP

  台風も通り過ぎて晴れて気持ちいい日差しの中でのハートフルコンサートでした。
今日は、昨日から目が腫れてしまってコンタクトを右目に入れることが出来ずに片目コンタクトで演奏することになってしまいました。
 昨日家でメガネでの演奏もしてみたのですが、手元と楽譜の目の移動がしにくくてメガネは慣れないのでやめておこうと…。
 いつもコンタクトに頼りっぱなしだったので緊急事態に備えて仕事のない休みの日にはメガネでの演奏も練習しておこうと思います。

 自分の演奏は、本当に駄目でした。前回のハートフルでちょっと感じをつかんだのにまた後退です。
そんな私にも先生は暖かくアドバイスをくれました。

 今、ブルグミュラーの『進歩』という曲を練習しています。
さぁ、がんばろうと勢いのある曲の感じで始まり、ちょっとつまづいて「どうして出来ないんだろう…」と悩み、くじけたりするちょっとしんみりした曲の感じに変化していき、
そしてまた「でもっ!やっぱりがんばろう」と仕切り直しをしてがんばり、「よぉし、できたぁ!」とフォルテで終わる曲です。

 先生は、「今日『進歩』を弾いたら、上手に弾けるかもよ。いつもより気持ちが入るかもね♪」と言ってくれました。
 さっそく家に帰り1番に弾いてみました。「どうして出来ないんだろう…」のところがより悲しく
「でもっ!がんばろう」のところを自分の気持ちをぶつけて弾けて、「あぁ。この感じで本番弾けるようになりたいな」と思いました。

 先生はいつも失敗の後に必ずプラスになるようなアドヴァイスをくれるので、私もがんばらなくちゃって思います。
同じ失敗を繰り返さないようにピアノを楽しんで練習していきたいと思います。
new ふ〜ちゃんの感想♪   2008年5月23日UP

 今回は、お聴きくださる方々の様子を感じながら、弾くことができました♪
出番がミュージックベルのあとで、みなさんの雰囲気がとても和んでいたので、
本当は、郷愁を漂わせて弾こうと思っていた「枯葉」ですが、明るい感じで弾いてみました。
すると、みなさんもノッてくれている様でした。
 ただ、曲の1番最後に不協和音が入っているのですが、そこだけ、
「何で、そんな(暗い)終わり方なの??」みたいになってしまったので、 もっと表現的に配慮出来れば良かったなと思いました。
細かい注意点は、いろいろありますが、楽しんで弾けたので、良かったと思います。

 また、りぃちゃんやminaさんとご一緒できて、嬉しかったです。
一緒に楽しみながら、切磋琢磨できる仲間がいるということは、すごく幸せなことだなぁと思いました♪(^^)

new minaちゃんの感想♪   2008年5月23日UP

 今回はソロで「ロンドンデリー・エアー」、りいちゃんと連弾で「いつも何度でも」を演奏しました。
ハートフルの3日前に行われたピティナで、アドバイスの欄に「ペダルがにごるのがおしいです」と書かれていたので、
今回はペダルに気をつけるよう心がけて演奏しました。

 やっぱり緊張してしまい、ちょっとぎこちない演奏になってしまいましたが、前回に比べれば落ち着いて弾けたかな?と思います。
連弾はちょっと間違えて「作曲」してしまいましたが(笑)、りいちゃんが動揺せずあわせてくれたので
私も落ち着いて弾くことができました。

 今回は出番が早かったので、安心してみんなの演奏を楽しむ事ができました。
りいちゃん、ふ〜ちゃん、それぞれの個性があってピアノの音色もそれぞれで、聴いていると、本当に勉強になります。
次回はもっと自分の音を聴きながら演奏したいと思います。

みどり&りぃ

みどれみ〜優しい海

mina   ロンドンデリー・エア

mina&りぃ   いつも何度でも

ふ〜  Autumn Leaves(枯葉)・Book Of Days
みどり

G線上のアリア
みどり

ハナミズキ
りぃ&みどり

めぐり逢い


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