ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2008年1月30日(水)
プログラム
     演奏:丹羽みどり/りぃ/ふ〜/izumi
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ〜優  海 丹羽みどり
 
2 (ピアノソロ)みどり 夜想曲 Op.9-2 F.F.ショパン
 
3 (ピアノソロ)みどり 茶色の小瓶 アメリカ民謡 作曲:Joseph Eastburn Winner
 
4 (ピアノソロ)izumi 七つの子 作詞:野口 雨情
作曲:本居 長世

ピアノアレンジ:松下美千代
  
5 (ピアノソロ)ふ〜 テネシー・ワルツ 作詞・作曲 ピー・ウィー・キング&レッド・スチュワート
 
6 (ミュージックベル)全員 たき火 文部省唱歌 作詞:巽聖歌
作曲:渡辺 茂
 
7 (ミュージックベル)りぃ&みどり 冬景色 文部省唱歌 作詞作曲不詳
  
8 (ピアノ連弾)りぃ&みどり 冬景色 文部省唱歌 作詞作曲不詳
  
9 (ピアノ連弾)りぃ&みどり 冬 第2楽章 「四季」より ヴィヴァルディ
  
10 (ピアノソロ)りぃ シング カーペンターズ John Bettis - Richard Carpenter
    
11 (電子ピアノソロ)みどり G線上のアリア 管弦楽組曲第3番(BWV1068)より J.S.バッハ
   
12 (ピアノソロ)みどり ペチカ 作詞:北原白秋
作曲:山田耕筰
   
13 (ピアノソロ)みどり そよ風に誘われて TVドラマ「Age‘35」より アンドレ・ギャニオン
   
14 (ピアノ&電子ピアノ)
  
みどり&りぃ
めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より アンドレ・ギャニオン
   
15 (うた&ピアノ)
  ゆうみ
&みどり
生きてこそ Kiroro/TVアニメ
「甲虫王者ムシキング
 〜森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春
作曲:Kiroro

コメント:

 今回は、大人の生徒さんが3名参加(『りぃ』『ふ〜』『izumi』)します。
 きっと、にぎやかで楽しいコンサートになることでしょう♪



曲目解説

1.みどれみ〜優海(ゆうみ)・・・・オリジナル曲。「みどれみ〜」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海(ゆうみ)」に入ります。

 「優海(ゆうみ)」について・・・・私は「海」が大好きなので
実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.夜想曲 Op.9-2・・・・・ショパンのノクターン(夜想曲)の中で、一番有名な曲です。
「ノクターン」とは、夜のイメージを表したもので、冬は星や月がとてもきれいに見えるので、
そんなイメージをピアノの音色で表現します。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.茶色の小瓶・・・・最近また、ジャズ系アレンジのピアノ曲にはまっている私。
スゥイング・ノリノリのこの曲は結構、お気に入りです。
 この曲、『茶色の小瓶(こびん) The Little Brown Jug』は、1869年にアメリカのフィラデルフィアで発表された曲。歌詞の内容は、、、、アルコール依存症の夫婦の歌?でしょうか?(笑)
酒好きな二人の男女。彼女はジンが好きで、僕はラム酒が好き。
友達をなくしても、ボロを着る羽目になっても、それでもやめられないお酒。
農場に行くときも、茶色の小瓶を腰にぶら下げ、お酒とひとときも離れたくない。

歌詞はこんな感じだそうです。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



4.七つの子・・・・日本の童謡の中でも、もっとも広く知られた名曲の一つですが、
それをジャズバージョンにアレンジされたものです。
 「七つの子」はからすの鳴き声を、子煩悩な親鳥の呼び声として表現したもので、
野田雨情らしい穏かな視線を注いだ詩といえる。
 ちなみに、この歌の歌詞に出てくる「七つ」というのは、単に「幼い」という意味を含ませたたとえ言葉であって、
「七羽」のことでも「七歳」のことでもないようです。

 目先の歌詞ばかりを考えるのではなく、歌の中の景色や気持ちなどをイメージして弾けるように心がけたいと思います。(コメント:izumi)



5.テネシー・ワルツ・・・・アメリカではパティ・ペイジさんが歌って有名になりましたが、
日本では、江利チエミさんが有名ですね。 個人的には、綾戸智絵さんのカバーも好きです。
弾くにあたって、歌詞を見てみたら、失恋の歌だったので驚きました。
それが、テネシー州の州歌になっているそうで、さらに驚きました。不思議ですね。(コメント:ふ〜)



6.たき火・・・・晩秋〜冬といえば、私はこの曲は欠かせないです。
 この曲は、トワイライトスクールでも、毎年ミュージックベルで指導しています。
そして毎年思うことは いまどきの小学生は、歌詞にある「垣根」がわからない。
歌詞の意味を教えて、その曲がどんな意味を人に伝えようとしているのかを教えて、
その音楽を楽しむ。それがやっぱり大切なことだと思います。
 今回は、お聴きくださる方々とともに、ミュージックベルでこの曲を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7〜8.冬景色・・・・この曲は、大正2年頃音楽教科書(尋常小学唱歌)の中で作られた曲だそうです。
曲名のとおり、その時代の冬景色が目に浮かぶような、きれいな曲と、景観が描かれた歌詞の曲です。
冬景色をミュージックベルやピアノで表現できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)


 冬と言う季節なので、この曲を今回、ミュージックベルで演奏することにしましたが、
ここにコメントを書くにあたり、よく曲について調べてみると、3番の歌詞の中に「時雨」という言葉があり、
厳密には、「時雨」は、初冬の頃、一時、風が強まり、急にぱらぱらと降ってはやみ、数時間で通り過ぎてゆく雨。
冬の季節風が吹き始めたときの、寒冷前線がもたらす驟雨(しゆうう)。村時雨・小夜(さよ)時雨・夕時雨・涙の時雨など。
 ということなので、この曲は、11月の終わりごろに弾くべきなのかなと思いました。
ま、地域ごとにその時期は異なると思いますが。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



9.冬・・・・クラシックの中には『四季』と名付けられた作品がたくさんありますが、
みなさん1度は聴いた事があると思うヴィヴァルディの協奏曲集『四季』の中の「協奏曲第4番ヘ短調<冬>」を連弾で演奏します。
寒く厳しい冬だけど、冬には冬の楽しさがある・・・楽しみながら春が来るのを待ちたいなぁ・・・。
そんな穏やかさがある曲だと私は思います。(コメント:りぃ)



10.シング・・・・ 私の大好きなカーペンターズの曲です。日本でもおなじみのTV番組「セサミ・ストリート」から生まれた曲。
オリジナル曲の中にはかわいい子どものコーラスやリコーダーといった愛らしい音色がたくさん出てきます。
♪人に聴かせるほど上手くないなんて余計な心配しないで
  歌に愛を込めて あなたのために 私のために歌いましょう♪という内容の歌詞が大好きです。
ピアノを習い始めて、楽しみながら、楽譜どおりだけじゃなく、テクニックだけでもなく、自分らしく
心をこめて歌うように演奏することを勉強中の私にぴったり☆って思って選曲しました。
オリジナル曲のように楽しくかわいい音色をピアノで歌えたらいいなぁって思います。(コメント:りぃ)



11.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、
管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。
 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が
バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦)
だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。
 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノ独奏用にアレンジされたものを
電子ピアノのストリングスの音色で弾きます。

 私はいつもこの曲を弾いていると、自分自身がすごく癒されます。
それは、J.S.バッハが教会のための音楽を作っていたことや、私がSaint Ceciliaにあこがれているからだと思います。

 そして今回は、同日・同時刻に行われている、クラッシク音楽が大好きだった方の告別式に、
私は参加できないので、追悼の意味もこめて弾こうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



12.ペチカ・・・・詞は北原白秋氏が満州旅行で見た自然風景を思い浮かべ作ったものだそうです。1925年の作品。
 今年はお正月休みに(15年ぶりくらいに)スキーに行きました。
窓の外は雪景色、そして部屋には大きな暖炉で すごくあたたかいそんな情景を思いながら弾きたいと思います。 今回はジャズアレンジでお贈りします。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



13.そよ風に誘われて・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの曲です。
ずっと弾いてなかったのですが、久々にCDを聴いて、弾きたくなりました。
コメントは、こちらもぜひ ご覧ください。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



14.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のテーマソングとして毎回弾きます。
※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」で
BGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、
1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、
いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。それからずっと弾き続けています。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて
弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください

 そして今回は、同日・同時刻に行われている方の告別式に、私は参加できないので、
追悼の意味と、めぐり逢えたことに、「意味」を感じて・・・・。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



15.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?
生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子供たちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/碧)



 演奏日のエピソード    2008年2月1日UP♪
                                         
 今回は、十余年ですが「お父さん」と呼んでいた方の告別式と、
まったく同日・同時刻の、ハートフルコンサートでした。
クラシック音楽がとても好きな方だったので、今回は、バッハとショパンの2曲、弾きました。
 しかし、私が
一番思いをこめて弾くことができたのは、やはり、「めぐり逢い」でした。
 いつにもまして、最後のフレーズでは、リタルダンドとテヌートをしました、そう、「最期」を名残惜しみました・・・・。
 本当に心をこめて、あなたの息子さんに
めぐり逢えたことも、そして、あなたにめぐり逢えたことも、
決して後悔していません、むしろ、感謝していますって、思いました。ありがとうございました・・・・です。
 空に吹く風に乗って、約30km離れたその斎場に、私のこのピアノ音が届けばいいな・・・・と思って弾きました。

 コンサート終了後に、みんなでランチしていたときに、私は、弟子たちに、
「実は、今日はこういう日(まったく同日・同時刻)だったんだよ・・・・。」
って言ったら、りぃちゃんもふ〜ちゃんも、すごく私の気持ちをわかってくれました。
 これは、すごく私はうれしかったです。
 本当に音楽に気持ちをこめる事の意味を、私の弟子たちにわかってもらえたかなって。。。。
そう実感したからです。

いっぱい、いろんな人に、言いたいです。感謝の言葉。「ありがとうございます。」

 りぃちゃんの感想♪   2008年2月1日UP♪

 午後からは曇ってきましたが、ハートフルコンサートの間は雨あがりの空がとってもきれいでガラス越しに気持ちのいい陽が入るすがすがしいコンサートでした。

 連弾は冬の曲を選曲して、先生と気持ちを合わせて演奏できました。

 ソロは、曲の最初の部分で転んでしまい、その後は気持ちが動揺して自分の音色を落ち着いて聴いて演奏することができませんでした。
また来月曲の楽しい感じを伝えられるような演奏ができるように気持ちを落ち着けてがんばりたいです。

 全員参加のベルも、『生きてこそ』も聴いてくださっていた方が一緒に歌ってくれて、すごくうれしかったです。
聴いてもらうだけじゃなく参加してもらうコンサートが大好きなので
これからも先生のお手伝いや自分にできる事でコンサートに参加していきたいです。

 ふぅちゃんもizumiちゃんもとっても落ち着いて演奏してて見習いたいところがいっぱいです。
みんなで仲良くコンサートできて楽しかったです。みなさんありがとうございました。

オープニング 「みどれみ〜 優海」
 
七つの子
 
テネシーワルツ
  
ミュージックベル「冬景色」 全員でミュージックベル「たき火」
  
連弾「冬景色」
 
「シング」
 
「G線上のアリア」 「そよ風に誘われて」
 
「めぐり逢い」
 
「生きてこそ」

new ふ〜ちゃんの感想♪   2008年2月5日UP♪

 今回は、なぜか演奏する前に心臓がバックンバックンいってるのが、聞こえました。
「あれ〜、いつもはこんなにバクバクしないのに、なぜなんだろう??」、??、「このバクバクを噛みしめてみる??」
とか思いながら演奏に臨みました。
 結局、間違わずに弾くことで、精一杯な演奏になってしまいました(^^;
短期間で練習した曲だったのですが、もっと弾き込まないと、ダメですね。
反省。。。




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