トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2007年7月18日(水) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/mina/ふ〜/ゆうみ | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ〜優 海 | 丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)みどり | トルコ行進曲 | ピアノソナタ第11番 イ長調K.331より第3楽章 |
W.A.モーツァルト |
3 | (E・ピアノソロ)みどり | G線上のアリア 管弦楽組曲第3番(BWV1068)より | J.S.バッハ | |
4 | (ミュージックベル) りぃ&mina&みどり |
う み | 文部省唱歌 | 作詞:林柳波 作曲:井上武士 |
5 | (ピアノ連弾)りぃ&みどり | う み | 文部省唱歌 | 作詞:林柳波 作曲:井上武士 |
6 | (ミュージックベル)全員 | 我は海の子 | 文部省唱歌 | 作詞:宮原晃一郎 作曲者不詳 |
7 | (ピアノ連弾)りぃ&mina | となりのトトロ | 映画「となりのトトロ」より | 作詞:宮崎駿 作曲:久石譲 |
8 | (ピアノソロ)mina | スター・ダスト | 作詞:ミッチェル・パリッシュ 作曲:ホーギー・カーマイケル |
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9 | (ピアノソロ)mina | 渚のアデリーヌ | ポール・ドゥ・センヌヴィル |
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10 | (ピアノソロ)mina | タイム・トゥ・セイ・グッバイ | 作詞:ルシオ・クアラントット 作曲:フランチェスコ・サルトーリ |
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11 | (ピアノソロ)りぃ | エリーゼのために | L.V.ベートーベン | |
12 | (ピアノソロ)りぃ | ホール・ニュー・ワールド | 映画「アラジン」より | A.メンケン |
13 | (ピアノソロ)ふ〜 | フレンド・ライク・ミー | 映画「アラジン」より | A.メンケン |
14 | (ピアノソロ)みどり | ピアノ・マン | ビリー・ジョエル | ビリー・ジョエル |
15 | (ピアノ&E・ピアノ) みどり&りぃ |
めぐり逢い | TVドラマ「Age‘35」より | アンドレ・ギャニオン |
16 | (うた&ピアノ)ゆうみ&みどり | 生きてこそ | Kiroro/TVアニメ 「甲虫王者ムシキング 〜森の民の伝説」主題歌 |
作詞:玉城千春 作曲:Kiroro |
コメント: 今回も大人の生徒さんの『りぃ』ちゃん、『mina』ちゃん、『ふ〜』ちゃん、 そして私の娘の『優実(ゆうみ)』が参加します。にぎやかで楽しいコンサートになると思います。 曲目解説 1.みどれみ〜優海(ゆうみ)・・・・オリジナル曲。「みどれみ〜」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海(ゆうみ)」に入ります。 「優海(ゆうみ)」について・・・・私は「海」が大好きなので 実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。 優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/碧) 2.トルコ行進曲・・・・昨年は、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト生誕250周年でした。 彼の作品の中で一番メジャーな(と思います)ピアノ曲です。 ロンド形式で、当時流行していたトルコ趣味を取り入れ、左手の伴奏のアルペジオの装飾音のところは、 トルコの軍楽隊の打楽器の響きを表現しているそうです。 この曲について、作曲家の青島広志氏は、「元気が出る曲」とコメントしていらっしゃいました。 私も確かにそう感じながらいつも弾いているので、 病院でお聴きくださる方々にも 「元気」 を感じていただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/碧) 3.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、 管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦) だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノ独奏用にアレンジされたものを弾きます。 ※ストリングスとチェンバロ(E・ピアノによる)の音色で弾きます。(コメント:Saint Cecilia/碧) 4〜5.う み・・・・今回は、夏の曲といえば、やっぱりコレ! という感じです。 ミュージックベルで演奏後、ピアノ連弾で、お楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/碧) 今でも教科書教材として親しまれている文部省唱歌の曲です。 今回は野呂芳文さんの素敵なアレンジでお贈りします。 2番と3番の間にきれいなメロディーの間奏があります。 レッスンのとき、先生のイメージは「さぁ・・・今から船で遠くへ旅立つよ!という船出のイメージだよ。」と話してくれました。 イメージどおりの壮大な間奏のあと3番へつながっていきます。3番の歌詞をよんだらほんとに先生のイメージぴったりだなぁって思いました。 広くて大きくてどこまでもつづく海・・・。そんな感じで演奏したいです。(コメント:りぃ) 6.我は海の子・・・・作詞者は児童文学者の故・宮原晃一郎(本名 知久)氏(1882〜1945)が 10歳まで住んでいた故郷鹿児島の天保山公園の海岸から見ての桜島を思い浮かべて 1908(明治41)年に作詞されたと言われており、1910(明治43)年、『尋常小学読本唱歌』に発表されました。 歌詞は1番から7番までありますが、戦争を肯定するような内容の4番以降は1945年以降、 教科書に載らなくなったということです。 この曲は私の母(1928年生まれ)の大好きな曲です。母は愛知県の渥美半島で生まれ育ち、 毎日海で泳いで遊んでいたそうで、この曲が世に知られたとき、 母は20歳、既に小学校の教師をしていたときです。 当時の母が、この曲を聴き、自分の子どものころをとても懐かしく思い、 大好きな曲のひとつになったんだなぁ〜と思います。 だから私は、この曲にふれるたび、いつも私は母のことを思います。 いつまでも長生きしていてほしいと思います。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/碧) 7.となりのトトロ・・・・宮崎駿さんのアニメ映画「となりのトトロ」の主題歌です。 アニメの中では断片的にいろんな場面で流れています。 エンディングで明るく歌われていて、おもわず一緒に♪トットロ、トットーロ♪口づさんでしまいました。 大人になっても子どもの心を持ち続けていたら私もトトロに会えるかも・・・と夢を見るような気持ちで演奏したいです。(コメント:りぃ) 私も子どもたちも大好きなアニメ作品です。映画が公開されてから20年近く経つのに、いつ見ても新鮮な感動を覚えます。 子どもたちにも楽しんでもらえるような演奏をしたいです。(コメント:mina) 8.スター・ダスト・・・・今では名曲として広く知られているジャズのスタンダード・ナンバーです。 ホーギー・カーマイケルによって歌詞なしの曲として1927年に作られ、 1929年にミッチェル・パリッシュにより歌詞がつけられました。 その際、彼の同級生のスチュアート・ゴレルがこの曲は 「夏の空の中から落ちてくる塵(ちり)のようだ」 と、「Star Dust(星くず)」という曲名を提案したことで、カーマイケルはこの曲を「Star Dust」という曲名で登録されたとされています。 (ちなみにスチュアート・ゴレルは後に「Georgia On My Mind」の作詞をして一躍有名になりました。) カーマイケルの体験した失恋の悲しい想い出をイメージしたメロディーが、 まるで本人が書いたかのような運命的な歌詞と出会ったことで この曲はさらに素晴らしいものとなり多くの人々に愛されてきました。 日本でも「夢で逢いましょう」「シャボン玉ホリデー」といったテレビ番組のエンディング・テーマで、 双子の歌手ザ・ピーナッツが歌っていたそうですのでご存知の方も多いかも知れません。 星屑のきらめきと、対照的な悲しい気持ち・・・ 美しさが悲しみをさらに心にしみこませて、そして徐々に、癒されていくようなイメージを 表現できたら・・・・と思っています。(コメント:mina) 9.渚のアデリーヌ・・・・1977年、リチャード・クレイダーマンのピアノ演奏によって有名になった曲です。 私は昨年のクリスマス会で、S君の演奏するこの曲に改めて触れ、 自分でもこの世界を表現してみたいと思いました。 彼の表現した世界とは違う、私なりの「アデリーヌ」をイメージして弾きたいと思っています。(コメント:mina) 10.タイム・セイ・トィ・グッバイ・・・・曲名にグッバイ、と入っているため悲しい別れの歌だと思われがちですが 実は“新しい世界に旅立とう”という前向きな歌詞の“旅立ちの歌”です。 原曲は、イタリアのテノール歌手アンドレア・ボチェッリの「コン・テ・パルティロ(Con Te Partiro)」 1996年にサラ・ブライトマンが英訳詞にて『タイム・トゥ・セイ・グッバイ(Time To Say Goodbye)』 としてカバーして全世界で大ヒットしました。 以後も楽曲の素晴らしさから多くのアーティストに愛され、歌われています。 日本でも歌手の 故 本田美奈子さんがカバーして話題になりました。 しっとりとしたメロディーに込められた人生への前向きな思いを感じながら、 聴いてくださる方が前向きな気持ちになれるような演奏ができたらいいな、と思っています。(コメント:mina) 11.エリーゼのために・・・・ 小学校の頃ピアノを習っているお友達が音楽室で弾いてくれて 「ピアノっていいなぁ・・・」って思った憧れの曲です。 愛する人”テレーゼ”のために作った曲ですが、楽譜の曲名を読み違えられ『エリーゼのために』 として世に出されたというエピソードがあります。 音楽室のくしゃくしゃ頭のベートーヴェン・・・。「愛する人を諦めなければならないけど、でも諦めきれない・・・」 ベートーヴェンの苦悩、激しさや気持ちの浮き沈みがこの曲に込められていると思います。 本番も右手と左手の掛け合いや響きをよく聴いて演奏できるようにしたいです。(コメント:りぃ) 12.ホール・ニュー・ワールド・・・・ディズニー映画「アラジン」の主題歌です。 アラジンがジャスミン姫が魔法のじゅうたんで世界中の空を旅する場面で流れています。 ためらうジャスミン姫にアラジンが「さあ、僕を信じて・・・」と手をさしのべ(私のお気に入りのシーンです。)、 ふたりは飛び出してゆきます。 ふたりきりの素敵な夜空の旅をイメージして、ゆったりと演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 13.フレンド・ライク・ミー・・・・ディズニー映画「アラジン」の中で、 ランプの魔人ジーニーがアラジンと初めて会った時に歌っている曲です。 本当に、目の前にジーニーが現れたように、演奏が出来るといいなぁ・・と思っています♪(^^)(コメント:ふ〜) 14.ピアノ・マン・・・・アメリカのニューヨーク州サウス・ブロンクス出身の ロック歌手、ピアニスト、作曲家であるビリー・ジョエル(Billy Joel, 1949年5月9日 - )の曲で、1973年の作品。 彼は、鬱病になり精神病院にも入院したこともあるという、まるで、ローベルト・シューマンみたいだなと思います。 けれど、彼を立ち直らせたのはきっと「音楽」だったのでは????と思います。 この曲の大意は、BARでピアノを弾く「ピアノ・マン」となじみの客との会話かな・・・・と思います。 客:「1曲弾いて、癒してくれよ、あんたのピアノは最高だからさ!」 ピアノ・マン:「OK! でも、こんなとこで酒のんでないで、もっとがんばりぃや!」(コメント:Saint Cecilia/碧) 15.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 私のテーマソングとして毎回弾きます。 ※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」で BGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、 1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、 いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けていますから、もう13年目。 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて 弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:Saint Cecilia/碧) 16.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった? 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。 これがテレビアニメの主題歌だということも、子供たちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、 とってもいいなーと思います。 今回は、2006年9月の院内コンサートで好評(?)だった親子デュオ再結成で、お届けしま〜す♪(コメント:Saint Cecilia/碧)
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