トヨタ記念病院 ハートフルコンサート | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃちゃん(R.Oさん) 2006年10月18日(水) | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ〜優 海 | 丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)みどり | 「トルコ行進曲」 | ピアノソナタ第11番 イ長調K.331より第3楽章 |
W.A.モーツァルト |
3 | (ピアノソロ)みどり | 「魔法の笛」 | 歌劇「魔笛」より | W.A.モーツァルト |
4 | (ピアノ連弾) りぃちゃん&みどり |
ちいさい秋みつけた | 作詞:サトウハチロー 作詞:中田喜直曲 |
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5 | (ピアノ連弾) りぃちゃん&みどり |
大きな栗の木の下で | 外国曲 | 作曲者不詳 作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫 |
6 | (ピアノソロ)りぃちゃん | きらり | NHK朝の連続ドラマ 「純情きらり」主題歌 |
大島ミチル |
7 | (ピアノソロ)りぃちゃん | 翼をください | 赤い鳥 | 作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦 |
8 | (ミュージックベル)全員 | どんぐりころころ | 文部省唱歌 | 作詞・作曲不詳 |
9 | (ミュージックベル)全員 | 夕焼け小焼け | 作詞:中村雨紅 作曲:草川信 |
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10 | (ピアノソロ)みどり | 夕焼け小焼け | 作詞:中村雨紅 作曲:草川信 |
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11 | (ピアノソロ)みどり | シング・シング・シング | 作曲:Louis Prima | |
12 | (ピアノソロ)みどり | めぐり逢い | TVドラマ「Age‘35」より | アンドレ・ギャニオン |
13 | (ピアノソロ)みどり | 涙そうそう | 夏川りみ | 作詞:森山良子 作曲:BEGIN |
14 | (ピアノソロ)みどり | BAD DAY | ダニエル・パウター | 作詞・作曲:Daniel Powter |
15 | (ピアノソロ)みどり | 世界に一つだけの花 | SMAP | 作詞・作曲:槇原 敬之 |
コメント: 今回も、大人の生徒さんの『りぃ』ちゃんが参加します。 今回は、秋中盤ということで、秋っぽい曲を中心に選曲してみました。 曲目解説 1.みどれみ〜優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ〜」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いを込めています。(コメント:碧) 2.トルコ行進曲・・・・今年はヴォルフガング・アマデウス・モーツァルト生誕250周年なので、 今年のうちには弾きたいと思っていました。 ロンド形式で、当時流行していたトルコ趣味を取り入れ、左手の伴奏のアルペジオの装飾音のところは、 トルコの軍楽隊の打楽器の響きを表現している。(コメント:碧) 3.魔法の笛・・・・この曲もW.A.モーツァルトの曲。歌劇「魔笛」の中の有名な曲ですが、 とてもファンタスティックなアレンジとなっています。(コメント:碧) 4.ちいさい秋みつけた・ 5.大きな栗の木の下で・・・・秋の感じの曲ということで選曲しました。 りぃちゃんと一緒に、みなさまにも一緒に歌っていただくのに、どうしたら歌いやすいかを考えて、 アレンジを加えてみました。 一緒に歌って楽しんでいただけたらと思います。(コメント:碧) 6〜7.きらり・翼をください・・・・今回もソロを2曲演奏します。 1曲目は、NHK朝の連続ドラマ「純情きらり」の主題歌です。作曲は大島ミチルさんです。 4つの音符のモチーフが、音楽記号いっぱいのとてもきれいな景色の中を旅していくイメージのかわいい♪オープニング映像といっしょに流れています。 4つの音符は、ヒロインの桜子さんが音楽を愛する女の子なので4人兄弟を音符で表現されているそうです。 二分音符から順番に一番お姉さんの笛子さん、四分音符に杏子(ももこ)さん、八分音符に桜子さん、十六分音符に勇太郎くんとのことです。 原曲は、メロディーをチェロで演奏されていて、伴奏にピアノが入っています。 ゆったりとしたおおらかな感じの曲で、とても癒されます。 曲の最後の部分に先生がアレンジを加えてくださって、とても素敵になりました。 素敵なエンディングに向けて盛り上げて演奏できるようにしたいです。 ドラマのオープニングでは、インストですが1度ドラマの最後に『きらり』のメロディーに歌詞をつけた『夢の翼』という曲が放送されていました。 「勇気をだして、明日を見つめて夢の翼を広げよう・・・。」といった感じの詩です。 2曲目は『翼をください』を演奏します。子供のころ大好きでよく歌っていました。 子供のころは、サビの部分「悲しみのない自由な空へ翼はためかせ行きたい」というところが好きでしたが、 大人になった今は「今、富とか名誉ならばいらないけど翼がほしい」という歌詞が1番好きになりました。 子供のころは、この部分の歌詞の意味があまりわかっていませんでした。 お金や名誉がなくても、実際に飛ぶことは出来ないけど、心や気持ちが翼を広げて空を飛べるくらい大きくなれたなら・・・。と憧れます。 演奏するピアノの音も音符に翼をつけて遠くへ、遠くへ飛んでくれたらいいなぁ・・・と思います。 今回は、『きらり』に『夢の翼』という歌詞がついているのを知る前から、次の曲は『翼をください』にしようと決めていて、 偶然”翼”つながりの2曲になりました。(コメント:りぃ) 8.どんぐりころころ・・・・この曲の歌詞を正しく歌える人は、多分50%くらいかと思います。(笑) このことを、コンサートのときに、クイズにして振ってみようと企んでいます・・・・♪(コメント:碧) 9.夕焼け小焼け・・・・お聴きくださる方々にもベルを演奏していただき、一緒に楽しみたいと思います。(コメント:碧) 10.夕焼け小焼け・・・・楽器の違いやアレンジの違いをお楽しみいただきたいと思います。 今回は、ジャズアレンジでお届けしまーす♪(コメント:碧) 11.シング・シング・シング・・・・・相変わらずスウィングに魅せられているので、今回もチャレンジします。 この曲は2004年9月に公開された映画「スウィングガールズ」でも演奏されたこともあるので、 きっと、お楽しみいただけるかと思います。(コメント:碧) 12.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けていますから、もう13年目。 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください。 ちなみに、最近、西条秀樹さんがこの曲に歌詞をつけたものを歌っているようですが、いったいどんな歌詞なのか・・・・! 私は、自分が演奏するときに表現したいイメージのために自分の中で考えることはありますが・・・・! 基本的には、もともと作曲家が歌詞をつけていない曲に歌詞をつけて・・・・ ということは、あまり好きではないです。理由はこちらです。(コメント:碧) 13.涙そうそう・・・・2002年12月31日に、日本レコード大賞にて作詩賞を受賞された森山良子さんの作詞です。 森山さんは、若い頃に大好きだったお兄様を亡くされた経験から、この曲に、いろんな思いをこめています。 自分と同じように若いうちにご家族の誰かと死別した方が多く、その悲しみから長い間立ち直れずにいることも知り、この曲で少しでも心に安らぎをあたえられたら・・・・という思いをこめていらっしゃいます。 亡くなった人達がそれぞれの大切な人を見守ってくれているのだから、自分達は彼らが長く生きられなかった分を精一杯、前向きに元気を出して、与えられた命を生きていくのが務め・・・・という思いと共に、 そして、早く悲しみを乗り越え、いつも、いつまでも想い出し、いつくしむという事も自分達に出来る素晴らしい事だという思いもこめていらっしゃいます。 今回弾くのは、夏川りみさんの歌っている曲のピアノアレンジ楽譜です。 夏川さんの歌声も綺麗で好きですが、私はやっぱり、この曲を作詞したご本人の森山さんが歌っている「涙そうそう」の方が好きです。 森山さんの歌声には、何か「こだわり」とか「強い思い」を感じるのです。 私は、森山さんのこの曲にこめた「思い」を大事にし、私なりのベストを尽くした音色で表現したいと思います。 そして、今、映画も放映されていますし、先日TVドラマで「涙そうそう」というのを見て、またこの曲が弾きたくなりました。 やっぱりいい曲=人の心に訴える曲、気持ちが伝わる曲 というのは、 何年経っても、飽きたり古さを感じさせないと痛感しています。 (コメント:碧) 14.BAD DAY・・・・私がこの曲と出会ったきっかけは、ウチの息子がF1レーサーのキミ・ライコネンのファンで、 動画サイトでこの映像を観ていた(下のURL)ときに、 http://www.youtube.com/watch?v=PT36xa6DE7w 曲が聴こえてきて、それがすごく気になったというか、すごい いい曲だなーと思って・・・・! メロディを聴いただけですっかり虜になってしまい、曲名を知って、 「あー、Bad Day 、「悪い日」なんて、きっとこの歌詞、 《今は悪い日と感じるかもしれないけど、きっとこれはいいことにつながるんだよ! だから、 プラス思考でがんばろうね!》」 っていう意味にちがいない! と確信しました。 後日、早速調べてみると、やっぱり思ったとおりでした。 私は、音楽のすばらしさを改めて実感しました。 「音楽は 世界共通語」 言葉がわからなくても 音楽で気持ちが伝わるのだと! この曲は私のプロファイルページにある私の好きな言葉にも通じるところがあり、 すごく好きです。 大好きな曲にめぐり逢えてとても幸せなので、 いっぱい気持ちを込めて弾きます♪ (コメント:碧) 15.世界に一つだけの花・・・・以前、愛弟子のきょーこさんがハートフルコンサートに参加してくれていたころには、 いつも締めくくりはこの曲を連弾し、お聴きくださるみなさんも一緒に歌っていただいていましたので、 やっぱりどうしてもこの曲は、できればいいなーと前々から思っていました。 やっと、私の気に入ったアレンジ(原曲に忠実!)のピアノソロ楽譜を見つけたので、 この4月からこの曲を、毎回プログラムの最後に弾くことにしています。 この曲は、世代を超えて、どなたでも「聴いたことがある!!」「知っている!」「歌詞がいい!」 などなど、人気曲だと思います。(コメント:碧) 演奏日のエピソード 2006年10月18日UP♪ 今日は私は日曜に生まれて初の40.2度という高熱の病み上がりでしたが、 ハートフルコンサートを無事(?)終えることができました。 まずはじめに 今日の事件! 先日の院内コンサートでピアノを玄関まで移動させたためか、 今日は、今までのハートフルときよりも、ピアノの位置が80cmほど、会場(談話室)の中央寄りになっていました。 ピアノって、ほんの10cm動かしただけでも、すごく音の響き方が変わるんです。 やはりあのピアノの癖(低音が成り過ぎること)だけは変わってなかったですが、全体的には、 今までよりもよーく響いていたので、多少、弾きやすくなったので、よかったと思います。 いつものごとく、何気なーく「みどれみ〜♪」のあと、レインスティックで波音、続いて「優海」を弾き、 レインスティックの説明をし、ま、最近のパターンで、モーツァルトの肖像画をクイズにしてから、 2曲弾きました。 さて、今回から少し演奏順を変えました。 私のソロが終わってすぐに、みなさんも一緒に歌える曲をもって来ました。 案の定、みなさん、一緒に歌って楽しんでくださいました。 特に今日は小さなお子さんが2〜3名いて、すごくかわいい声が聴こえてきたので、弾いていてもとても楽しかったです。 そしてりぃちゃんのソロ。よく音が出るようになり、よかったです。ピアノの位置のせいもあるでしょうが、 ってことは、今までも、ピアノがあの位置だったならばOKだったってことなので、よかったと思います。 本当にピアノは微妙です♪ その後ベル、再びピアノソロ、最後にまた 「うた」 にしました。 この曲順だと、りぃちゃんも指がなじんでからソロが弾けていいし、 聴く方も、退屈しないから、これからこのパターンにしようと思います。 さて、今日の笑いネタです。 ミュージックベルのときに、 「さて、ここでクイズです。」 「どんぐりころころ」の歌詞で、「どんぐりころころ ほにゃらららぁ〜♪」の「ほにゃらら」 の部分は何でしょう? と言うと、みなさん声をそろえて、「どんぐりこぉ〜♪」って・・・・! やったー!!!! 私は喜んで、 「やっぱりそうなんですねー、みなさん、実は正解はこれなんですよ!」 と言って、模造紙に書いた歌詞のその部分に貼ってあった紙をピラっとめくって、 「ドンブリコ」!!!! これ、どんぐりがお池にはまったときの音なんですよー」 いやぁ、ウケまくりで、みなさん多分、20へぇ〜は 行ったと思います。 気持ちよかったです。しかし、しか〜〜〜〜し・・・・ ここまでにしときゃ良かったんですが、調子に乗って 「ちなみに、ぼっちゃん って言うのは、落ちた音ではないんですよー」 と言ったら、しっかりスベリました・・・・やっぱやめとくべきでしたわ・・・・(汗; っというわけで、笑いはあまり取れなかったですが、りぃちゃんの「きらり」「翼をください」や 「めぐり逢い」「涙そうそう」のときには、会場の空気がしっとりムードに包まれているのを感じたし、 「小さい秋」「大きな栗の木の下で」やベル、「BAD DAY」「世界に一つだけの花」などのときは、 楽しい雰囲気になっていたので、まあ無事(?)ということで・・・・♪(by 碧)
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