トヨタ記念病院 ハートフルコンサート | ||||
演奏:丹羽みどり/R.O./すもも/ 2006年2月22日(水) | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | 優 海 | 丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)みどり | ノクターン Op.9-2 | F.F.ショパン | |
3 | (ピアノソロ)みどり | 3月9日 | レミオロメン TVドラマ「1リットルの涙」挿入歌 |
藤巻亮太 |
4 | (ピアノソロ)みどり | 恋におちて -Fall in Love | 小林明子 TVドラマ「金曜日の妻たちへ3」主題歌 |
小林明子 |
5 | (ピアノソロ)R.O. | 春よ、来い | 松任谷 由実 | 松任谷 由実 |
6 | (ピアノソロ)すもも | Book Of Days | Enya | Enya&Nicky Ryan |
7 | (ミュージックベル) | エーデルワイス | 映画「サウンド・オブ・ミュージック」より | Richard Rodgers |
8 | (ピアノ連弾)R.O.&すもも | エーデルワイス | 映画「サウンド・オブ・ミュージック」より | Richard Rodgers |
9 | (ピアノソロ)みどり | めぐり逢い | TVドラマ「Age‘35」より | アンドレ・ギャニオン |
10 | (ピアノソロ)みどり | To Love You More | セリーヌ・ディオン | 作曲:D.フォスター |
11 | (ミュージックベル) | うれしいひなまつり | 作詞:サトウハチロー 作曲:河村 光陽 |
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12 | (ピアノソロ)みどり | ミス・ア・シング | エアロ・スミス 映画「アルマゲドン」より |
Diane Warren |
13 | (ピアノソロ)みどり | Everything | Misia | 松本俊明 |
14 | (ピアノソロ)みどり | TWILIGHT IN UPPER WEST | T-SQUARE | 和泉宏隆 |
コメント: 今回も、大人の生徒さん2名(=R.Oさんと すももさん)が参加します、そして今回は二人で連弾初挑戦! 生徒さんにとっては、このハートフルコンサートは、「人前で弾く経験の場」そして、 「自己満足の範囲内での仕上がりではなく、人にも聴いてもらえる演奏を目指す努力ができる」 と言う、とても「いいこと」があるので、私は、レッスンの一部だと考えています。 いわば、このハートフルコンサートは「野外授業」みたいな? 本当に、聴いてくださる方々には、感謝です。 曲目解説 1.優海・・・・オリジナル曲。曲名は「優しい海」ですが、もう一つの海の曲「冬の海」が、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしましたので、それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いを込めています。(コメント:碧) 2.ノクターン Op.9-2・・・・「ピアノの詩人」と言われた、ロマン派代表的な作曲家ショパンの一番有名な夜想曲(ノクターン)。 この曲は、このハートフルコンサートを始めるきっかけとなったIさんの人前結婚式で、列席者の署名と指輪の交換のときに弾いたことが最近では私の一番の印象に残っています。 「ノクターン」とは、「夜想曲」=夜のイメージの曲なので、私のイメージでは、 とても綺麗な月夜に、ひとりで散歩していて、それまでの自分が経験してきた、いろいろなことを回想して、 もちろん、楽しいことだけじゃなく、辛いことや悲しいことも思い出し、 自分の経験は全て、意味のあるものだったのだから、後悔とか、悲しむとか、誰かを恨むとか、怒るとか、 そういう感情は、全くなく、「あー、でも、今は、そんなこともあったから、今の自分があるんだなー、」 ってしみじみ思い、結局は、今は自分は幸せだーって思う、そんな感じです。(コメント:碧) 3.3月9日・・・・私はこの曲をTVドラマ「1リットルの涙」を見ていて、 合唱コンクールの練習風景のときに初めて聴き、すぐに好きになりました。 歌詞の中で一番気に入っているところは、やはりサビ部分です。 瞳を閉じればあなたが まぶたの裏にいることで どれほど強くなれたでしょう あなたにとって私もそうでありたい ちなみにこの曲、「レミオロメンのメンバーの共通する友人の結婚式のために作った」 というエピソードがあるそうです。その結婚式は、2002年の3月9日に行われたそうです。(コメント:碧) 4.恋におちて -Fall in Love・・・今から20年前の1985年8月〜12月に放送されていた TVドラマ「金曜日の妻たちへ3・恋におちて」の主題歌です。 しかし、最近、某食品メーカーのCMで替え歌になって流れていたので、 きっと若い人でも知っているかもしれませんね。(笑)(コメント:碧) 5.春よ来い・・・・松任谷由実さんの曲で、NHK朝の連続ドラマ小説「春よ、来い」の主題歌にもなった曲です。 古き良き美しい日本語の、目を閉じると情景が浮かんできそうなきれいな歌詞が大好きで、 ピアノを習うことが出来たら、弾いてみたい♪と思っていた憧れの曲です。(コメント:R.O.) 6.Book Of Days・・・・この曲は、「いつの日か、いつの夜か、いつの時か、私の夢が叶うのは・・・」 という歌い出しのように、“自分の未来に思いをはせている”歌です。
また、「東方か西方か、この大地か、それとも遥かな海なのか・・・
私の旅は物語を織り成していく・・・信じたことを夢見て・・・」と歌詞にあるように、
“青い空と海が果てしなくどこまでも続いていくような、広がりのある感じ”が演奏で表現出来たら、
と思っています。(コメント:すもも) 7〜8.エーデルワイス・・・・映画「サウンド・オブ・ミュージック」の中で、 すごく厳格で子供たちからこわがられていた父親が、歌を通して子供たちと心を通わせるようになり、 子供たちから「お父様も何か歌って・・・」とせがまれギターを弾きながら歌っていた曲です。 祖国を愛する気持ちが歌われていて、曲の感じも白くて可憐なお花のエーデルワイスにぴったりな曲だと思います。 (コメント:R.O.) とても、きれいなアレンジのエーデルワイスなので、曲の雰囲気を壊さないように大切に弾きたいです。 (コメント:すもも) 9.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けていますから、もう13年目。 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:碧) 10.To Love You More・・・・この曲は、1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマ(岸谷五郎・鈴木保奈美・佐藤浩一・鈴木京香)の主題歌として有名になりました。 歌詞では去っていく恋人に自分がどれほどの思いでいるかを訴えています。やはりこれも切ない気持ち。 (コメント:碧) 11.うれしいひなまつり・・・・2月も終わりに近づいてきましたので、 お聴きくださるみなさんも一緒に歌える季節の歌ということで選曲しました。 今回はミュージックベルで演奏します。(コメント:碧) 12.ミス・ア・シング・・・・・エアロ・スミスの曲で、映画「アルマゲドン」の主題歌。 地球を救うため、自分の身の危険も省みず宇宙へ旅立った恋人と、その帰りを信じて待ち続けた彼女、 そして彼女の父はその命と引き換えに地球を救い、彼氏は無事に帰還・・・・ という映画のストーリーを思い出しながらこの曲の歌詞を読むと、メロディーが心に響いてきます。 曲は、映画の中間部に少しと、エンディングで流れています。(コメント:碧) 13.Everything・・・・私のネットの友人のAronさんの好きな曲ということで、去年10月に一度演奏し、 その後、2度目に弾いたのが2005年9月。そのときの理由は、こちら。 この曲は、TVドラマ「やまとなでしこ」の主題歌でした。ドラマのシーンも思い浮かびます。 私はこの曲のメロディーや歌詞がとても好きです。コード(和音)の変化も素敵に綺麗で、 その点も気に入っています。時々、歌いながら弾いています。(コメント:碧) 14.TWILIGHT IN UPPER WEST・・・・1987年4月にリリースされたアルバム「TRUTH」の全9曲の中の最終曲。アルバムタイトルになっている「TRUTH」はF1グランプリの主題曲としても有名です。 「TWILIGHT IN UPPER WEST」は、直訳すると、「西の上(空)のたそがれ」、つまり、「夕暮れ」。 夕焼けの黄金、茜色、真っ赤な夕日・・・・あの1秒ごとに変化していく空の色・・・・。 人生のたそがれ時になってきた自分だけど、これからまだあと長い、 一日のうちで一番美しいと私は感じている「夕暮れ時」を、 大切な時間としてずっとゆっくりと歩いていきたい・・・・そんな気もちを込めて弾きます。 因みにこの曲のピアノ譜は出版されていないため、私が持っているエレクトーン譜からピアノソロ用に自分でアレンジしてみましたので、作曲された和泉さまには大変申し訳ないのですが、アドリブ部分はカットしています。 (コメント:碧) 演奏日のエピソード 2006年2月22日UP♪ 今日は、いつものような(?)ハプニングもなく、すごくスムーズにできました。 まー、ハプニングと言えば、全部の演奏終わって、聴いてくださっていた患者さん方が帰って行かれた後、 一人だけ、車椅子のおばあちゃんがずっとそのまま居て、自分の病室も分からなくって、 結局、ナースセンターまで送っていき、看護士さんにお願いしたってことくらいです。 私はいつも、母をどこかへ(昨年は愛・地球博へ行きましたが)連れて行ってあげるときに、 いつも車椅子をレンタルして、押してあげているので、なんか母だーと思って、優しい気持ちになれて嬉しかったです。 おばーちゃん、ありがとう♪ ミュージックベルも、3人できっちり上手く演奏できたし、 R.O.さんの「春よ来い」と、連弾の「エーデルワイス」のときは、 私はしっかり歌っちゃいました。気持ちよかったです(超・自己満足なんですけどね・・・・) でも、歌詞あった方が、まあ、聴いてくださる方には、どんな曲かが分かりやすいし、いいかも・・・・(汗;) というわけで、今日も無事、ハートフルコンサート終えて大満足です♪ ありがとうございました。
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