ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート
プログラム
演奏:丹羽 みどり/きょーこ                      2005年6月28日(火)
ハート飾り枠
 
1 (連弾) ドレミの歌 映画「サウンド・オブ・ミュージック」より R.ロジャース
 
2 (連弾) かっこうワルツ ヨナーソン
   
3 (ソロ)きょーこ Innocent 映画「天空の城ラピュタ」より 久石 譲
 
4 (ソロ)きょーこ We're All Alone ボズ・スキャッグス ボズ・スキャッグス
    
5 (ソロ)きょーこ ノクターン Op.9-2 F.F.ショパン
 
6 (ミュージックベル) たなばたさま 文部省唱歌 作詞作曲不詳
    
7 (連弾) たなばたさま 文部省唱歌 作詞作曲不詳
  
8 (ソロ)みどり めぐり逢い TVドラマ「Age'35」挿入曲 アンドレ・ギャニオン
 
9 (ソロ)みどり I'LL BE YOUR LOVE DAHLIA
「愛・地球博」公式イメージソング
Yoshiki
 
10 (フルート&ピアノ) 夏は来ぬ 文部省唱歌 作詞:佐々木信綱
作曲:小山作之助
 
11 (フルート&ピアノ) 川の流れのように 美空ひばり 作詞:秋元
作曲:見岳章
 
12 (フルート&ピアノ) 大きな古時計    作詞:保富康午
作曲:H.C.ワーク
   
13 (ソロ)みどり The Wind of Life アルバム「PIANO STORIES」より 久石 譲
 
14 (ソロ)みどり ネバーエンディング・ストーリーのテーマ 映画「ネバーエンディング・ストーリー」より G.Moroder&K.Forsey
 
15 (ソロ)みどり 永遠に ゴスペラーズ 妹尾 武
 
16 (連弾) 世界に一つだけの花 SMAP 槇原 敬之

コメント:
 今回はオープニングテーマ曲「ドレミの歌」と、どこかで聴いたことのあるクラシックは、初夏のイメージで、「かっこうワルツ」より。
 フルートアンサンブルでは、みなさんも一緒に歌える曲ということで、「大きな古時計」と夏の曲で「夏は来ぬ」、
そして、前回好評だったことと、今月の24日が美空ひばりさんの17回忌ということもあり、もう一度「川の流れのように」、を演奏します。


ソロ曲コーナーについて

☆Innocent・・・・この曲のコメントは、こちらをご覧ください。(コメント:きょーこ)


We're All Alone’邦題:二人だけ ボズ・スキャッグス・・・・十代の頃にはじめて聞きました。
初めて聞いた時、なんてすてきな曲なんだろうって感動しました。
 大人になってから、ピアノを再び触り始めたとき、この『We're All Alone』が欲しくて楽譜を買いました。
当時はアレンジの善し悪しなど考えず、やみくもに買ったのです。
 その後、縁あって「丹羽ピアノ教室」の門を叩いたときは、この楽譜のことは忘れちゃっていました。
 ハートフルコンサートで弾かせていただくようになって、ソロのレパートリーをふやさなくっちゃ---!
って思うことがなかったら、もしかして再びこの楽譜を引っ張り出してくることはなかったかもしれません。
やはりハートフルコンサートはさまざまな発見・再発見をさせてくれます。
 はじめて聞いた時は、タイトルだけ見て、「みんなひとりぼっち」なんて、切ない歌だ・・・と歌詞も読まずに思っておりました。実は今日までそう思っていました(汗)!!!
 先生に「邦題は『二人だけ』だよ」と言われ、なるほど、そういうことかと合点がいった次第。
レッスンの時に、レコードかけてもらって、歌詞を見せていただきました。非常に大雑把にまとめると、こんな感じの歌詞でした。
 外は雨、ふたりきりだね、もう泣かないで、もう何も考えないで、新しくはじめよう。 すべてはうまくいくよ・・・。
(はしょりまくりの拙訳ですが)そういう歌だったのですね!
 思い込みはこわいです。しかも十代の頃の思い込みが今も生きていて、曲の見方に影響を与えていたとは。
タイトルだけ見て勝手に結論づけず、歌詞もみて確認しなければと反省しました。
今回は弾く前から反省のコメントになってしまいましたが、でも、本番前に勘違いを修正できてよかったです。
曲想がぜんぜん違ってきてしまいますから・・・。
大・大・大好きな曲ですので、思いを込めて甘く愛をピアノで歌えたらいいな〜と思います。
ちゃんと弾けるようになった暁には、浸りまくってしまいそうな甘いメロディの曲ですので・・・。(コメント:きょーこ)


☆ノクターン OP.9-2・・・・初挑戦のショパンです。2月にPTNAでも弾きました
そして、今月24日に開催される教室の発表会「第12回 klavier ピアノコンサート」でも、この曲を弾きました。
 「夜想曲」の名のとおり、曲に浸って想いをのせることができたら、きっと音にもその気持ちがあらわれてくれると思います。
・・・ので、歌って浸れるように技術と体(指)づくりに励む日々です。
 今積み上げているものが、積み上げたなりに出せて、それを聴いてくださる方と共有できたらいいなあと思います。(コメント:きょーこ)


★めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。
 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
 それからずっと弾き続けていますから、もう13年目。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:碧)


★I'LL BE YOUR LOVE・・・・「愛・地球博」公式イメージソング。"愛"をテーマにした美しいバラード曲です。
DAHLIAの透き通るような歌声をイメージして弾きます。


The Wind of Life・・・・大好きな久石譲さまの曲。この曲のイメージは映画「もののけ姫」のラストシーンで流れる「アシタカとサン」や、映画「千と千尋の神隠し」の挿入曲「命の名前」のイメージとダブります。
 広々とした草原、流れる風、たなびく草や木の葉、そして柔らかな日差し、その中にたたずむ人の姿。過去の自分を振り返りながら、これからの人生を夢と希望と目標を持って生きていこうと心に思い描く。
 背中? いえ、「心に翼を!そして飛び立とう!」というように、勇気を与えてくれる作品だと思います。(コメント:碧)


★ネバーエンディング・ストーリーのテーマ・・・・1984年に公開された映画「ネバーエンディング・ストーリー」のテーマ曲ですが、最近TVのCMでカーレーサーの佐藤琢磨さんが「子どもたちに青空を!」という地球環境についてのコメントを話しながらバックに流れている曲ですので、映画を見たことのない方でも、きっと聴き覚えがあるのでは? と思います。
 私はこの映画は3部作全て見たことがありますが、中でも第1作で主人公のバスチアン少年がファルコン(犬とドラゴンのあいのこのような生き物)に乗って、空をゆうゆうと飛ぶシーンが、この曲と共に目に焼きついています。
 爽快な気分で弾き、お聴きくださる方にも、心地よい気分に浸っていただけたらと思います。(コメント:碧)


★永遠に・・・・ゴスペラーズの曲で、2000年8月にリリースされたシングルです。「えいえんに」ではなく、「とわに」と読みます。
 この曲は私にとっては思い出のある曲で、歌詞を思いながら弾いていると、当時のことが思い出され懐かしいです。
 アレンジについては、指が届かない部分がたくさんあり、左右に振り分けての指使いを決めるのにかなり苦労しました。でも、私の手はあまり大きくはないのですが、びよーんとよく広がるので、和音は割りと得意です。
 アレンジ全体は、ピアノソロ用になっていて、途中、フェルマータで、「終わる????」
って感じのところが3箇所もあり、しかも3回目のところは、フェルマータの後、2拍半の休符があります。
そこで拍手をされないようにどうやって弾こうかと、改めて「間」の意識の勉強になっております(汗;)


☆夏は来ぬ・・・・この曲を私が始めて知ったのは、小学校4年生のころだったと思います。
当時、初めて自分専用の「ラジカセ」を買ってもらい、面白くって、いろんな曲をラジオから録音したり、いろんな音を録音して遊んでいました。
 私の祖母は、明治34年(1901年)生まれなので、当時は60歳くらいだったと思いますが、(今生きていれば100歳は超えています、93歳で永眠しました)
 私は、祖母に
「録音するから何か歌って」
と頼み、そのときに祖母が歌ったのがこの「夏は来ぬ」でした。
 録音した祖母の歌を何度も再生して聴いたので、今でもこの曲を聴いたり弾いたりすると祖母の歌声が聴こえてきます。
 私にとっては親代わりで、かなり厳しい祖母でしたが、その歌声がとってもかわいかったのが印象に残っています。
 ちなみに当時小4の私には、「夏は来ぬ」という言葉が「夏は来ない」という風にしか思えなくって、
「????」って思ったことも今では楽しい想い出になっています。(コメント:碧)



 演奏日のエピソード  2005年6月28日UP♪

 実は私、先週末から、なんだか頭痛と微熱がずっと続いていて、今朝も37.5度あったんですが、
気力でがんばりました。結構、体調が悪いときの方が集中力が増す感じでした。
何はともあれ無事済みました。(汗)

 今日は特に印象に残ったのは、フルートとのアンサンブルで「川の流れのように」のときに、
6歳くらいの女の子とお母さんが一緒に歌ってくれていたことです。

 それから、今日の最悪は、ピアノの音がすごかったことです。ホンキートンクピアノ状態でした。
弾く曲によっては、とってもいい感じなんだろうなとは思うのですが・・・・。
 来月は調律してあるかしら・・・・!(^◇^;)


new きょーこさんの感想   2005年6月29日UP♪

 『川の流れのように』の人気を実感しました。
先月もそうだったのですが、この曲になるとぞろぞろと数人のかたが聞きにきてくださり、一緒に口ずさんでくれました。
きっとそれぞれの人にとって思い出の曲なんだろうなあ・・・と思いながら演奏しました。

 ソロについては、ひさびさに「楽譜を見ても音符を判別できない」症状が『Innocent』で出てしまいました。
『Innocent』では集中力を欠いてしまいましたがあとの2曲は悪くなかったと思います。

                                        

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