トヨタ記念病院 ハートフルコンサート | ||||
演奏:丹羽みどり/I.S./R.O./優実/ 2005年12月23日(金) | ||||
豊田市生涯学習センター美里交流館自主グループ「ベルふぁみりぃ」のみなさん | ||||
ボランティアバンド「オブリガード」 | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | 優 海 | 丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)みどり | トロイメライ | 子供の情景より | R.シューマン |
3 | (ピアノソロ)みどり | めぐり逢い | TVドラマ「Age‘35」より | アンドレ・ギャニオン |
4 | (ピアノソロ)I.S. | 恋人よ | 五輪真弓 | 五輪真弓 |
5 | (ピアノソロ)R.O. | アヴェ・マリア | バッハ/グノー | |
6 | (ミュージックベル) ベルふぁみりぃ |
きよしこの夜 | 賛美歌109番 | 作詞:ヨゼフ・モール 作曲:フランツ・グルーバー |
7 | (ミュージックベル) ベルふぁみりぃ |
We Wish You A Merry Christmas | イギリス民謡 | |
8 | (うた)優実 | Ombra mai fu (Largo) 樹木の陰で(ラルゴ) |
イタリア歌曲集より | G.F.ヘンデル |
9 | (うた)優実 | ホワイト・クリスマス | ミュージカル映画「ホワイト・クリスマス」主題曲 | Irving Berlin |
10 | (うた)優実 | アメイジング・グレイス | 讃美歌2編167番 | 作詞:ジョン・ニュートン 作曲者不詳 |
11 | (ピアノソロ)みどり | 星に願いを(ジャズアレンジ) | 映画「ピノキオ」より | L.ハーライン |
12 | (ピアノソロ)みどり | The Wind of Life | アルバム「PIANO STORIES」より | 久石 譲 |
13 | (ピアノ&うた) うた:オブリガード |
生きてこそ | Kiroro TVアニメ「甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説」主題歌 |
作詞:玉城千春 作曲:Kiroro |
14 | (ピアノ&うた) うた:オブリガード |
恋人がサンタクロース | 松任谷由実 | 松任谷由実 |
15 | (ピアノ&うた&手話) 全員 |
翼をください | 赤い鳥 | 作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦 |
コメント: 今回は、大人の生徒さん2名(=ISさん、R.Oさん)と、美里交流館のミュージックベル自主グループ「ベルふぁみりぃ」のみなさん、それから、ウチの娘が参加します。 そして、今回、特別ゲストで、ボランティアバンド「オブリガード」のヴォーカルの方が2名、 賛助出演で歌と手話で参加してくださることになりました。 にぎやかに楽しくがんばりまーす♪ 曲目解説 1.優海・・・・オリジナル曲。曲名は「優しい海」ですが、もう一つの海の曲「冬の海」が、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしましたので、それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いを込めています。(コメント:碧) 2.トロイメライ・・・・子供の情景(全13曲)は、シューマンが恋人(後に妻となる)クララに 「あなたには子供みたいなところがある」と言われたことが心に残り、作曲したということで、 この曲集の第7曲目にあたる「トロイメライ」には「愛」「夢」と言う意味があります。 私は自分なりの夢や希望を思いながら弾いてみたいと思います。 最近、昼のドラマのBGMとしてよく耳にしますので、今までこの曲を知らなかった方でも、 きっとどこかで聴いたことがあると感じると思います。 それから、最近この曲を弾いていて思い出したのですが、 2002年9月から12月まで、TBS系列で放送されていたドラマ『真夜中の雨』(主演:織田裕二) の中でも使われていました。 主役の織田裕二の母親がどこかの施設でピアノを弾いていたんです。 私はこの曲を弾いていると、そのドラマのなんだか切ないストーリーも思い浮かんできます。(コメント:碧) 3.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けていますから、もう13年目。 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:碧) 4.恋人よ・・・今から16年前、子供がピアノを習っていた頃、 NHKのピアノ講座から流れてきたこの曲を聞いたときから、 こんな曲が弾けたらいいだろうなと思っていました。 ピアノを弾くことは、楽譜を見る・鍵盤を見る・右手を弾く・左手を弾く・右足でペダルを踏む・音を聞く・・・・ ・・・・・何と一人何役もこなさなければならない。 ・・・ピアノは難しいですが、苦労した分だけ、上手く出来た時は最高に楽しいものだと思います。 特にこの曲には16年間の「弾きたい思い」があるので、自分で納得できる演奏ができるようになるまで、 何年かかっても弾き続けていきたいと思います。(コメント:I.S.) 昭和55年(1980年)に大ヒットし、日本レコード大賞で金賞を獲得した曲です。(コメント:碧) 5.アヴェ・マリア・・・ 映画「世界の中心で愛をさけぶ」の中で、長澤まさみさん演じる亜紀が、 大人になった朔太郎に体育館のピアノで演奏してあげていた曲です。 「あ、素敵な曲!どこかで聴いたことがある曲なんだけど・・・。」「何ていう曲名なんだろう?」 と調べてみたら、「アヴェ・マリア」でした。 そのときクリスマスが近くなったら、ぜひ練習してみようと思いました。 この曲のレッスンを始めたとき先生から、 「この曲は、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集の曲(第1巻第1前奏曲)を伴奏に、 グノーがメロディーをつけ加えて作曲されたものだよ。」 と教えてもらいました。 改めてJ.S.バッハの曲を聴いてみたら、それだけでもとてもきれいな響きで、 それにグノーの美しいメロディがのってとても贅沢な曲だなぁと思いました。 今どきで言うと”豪華コラボレーション!?” お2人が作った流れるようなメロディーと伴奏をこわさないように、演奏できたらいいなぁと思います。 この曲の日本語訳詩に、「悲しみでいっぱいの私を、どうか救ってください」 とマリア様にお祈りをしているような歌詞があります。 私も病気の方や、苦しみを抱いている方が、「早く良くなりますように、健やかな日々が来ますように。」 という気持ちをこめて マリア様に祈りが届くように、演奏したいと思います。(コメント:R.O.) ※シャルル・フランソワ・グノー Charles Francios Gounod(1818.06.17-1893.10.18) フランスの作曲家。教会オルガニストとして教会音楽を主に作曲するが、 1850年頃よりオペラの作曲を中心に進めるようになった。 1839 年にカンカータ「フェルナンド」 でローマ大賞を受賞。 1859年に初演されたオペラ「ファウスト」を手がける。これはゲーテの「ファウスト」第1部にもとづく同名のオペラ。 シェークスピア原作のオペラ「ロメオとジュリエット」(1867年初演)もまた定期的に上演・録音がなされている。 ピアノ曲では、<操り人形の葬送行進曲>これは、アルフレッド・ヒッチコックのテレビシリーズでテーマ音楽に用いられて有名になった。 「アヴェ・マリア」は、グノーの作品の中で、最も有名な曲。 1853年に出版されたこの歌曲は、シューベルトの「アヴェ・マリア」とともに、 古今の聖母賛歌の中でも名曲中の名曲として知られています。 とても美しいメロディなので、 ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach、1685年3月21日 - 1750年7月28日)も、 天国できっと喜んでいたことでしょう。(コメント:碧) 6.きよしこの夜・・・賛美歌で、クリスマスといえばこの曲は絶対欠かせないですよね♪ この曲については、次のようなエピソードがあります。 1818年のクリスマスの前日、オーストリアのオーベンドルフという村の聖ニコラ教会のオルガンが、 鼠にかじられて壊れてしまいました。 そこで村の音楽教師をしていたオルガン奏者のフランツ・グルーバー(31)が 教会の助祭ヨゼフ・モール(28)が書いた歌詞に、急いで曲を付けギターで演奏して急場をしのいだということです。 今回は、クリスマスにピッタリなベルの美しい音色を ベルふぁみりぃのみなさんの演奏で楽しんでいただければと思います。(コメント:碧) 7.We Wish You A Merry Christmas・・・・この曲もクリスマスにはよく流れる曲。この曲を練習したおかげで、英語の勉強にもなったねって言っていました。(コメント:碧)
10.アメイジング・グレイス・・・・この曲は「黒人霊歌」ではなく、賛美歌です。 作詞者のジョン・ニュートンは、ロンドンで生まれ、父親の商船の仕事を手伝うようになり、やがて自分で船を持つようになりますが、その若き船長となった彼に託された仕事が、アフリカからアメリカへの黒人たちの奴隷の運搬でした。 あるとき、彼は航海中に大きな嵐に出会い、もうダメかと思った時、初めて「神よ助け賜え」と心から祈ったのです。すると不思議なことにその祈りのあと急に嵐はやみ、彼の船は奇跡的に助かりました。 この時から生まれ変わった彼は、船の仕事から引退後、一生神に仕えるためにラテン語を学び、聖書も勉強しなおして、教会の神職となりました。 このアメイジング・グレイスは1765年頃に書かれたものと思われますが(作曲者は不詳)、奴隷貿易などという罪深いことをしていた自分のようなものにまで、神は祈りに応えて救いを与えてくれたという奇蹟に対する感動と感謝を歌ったものです。 ちなみに邦題は「われをも すくいし」です。(コメント:碧) 11.星に願いを(ジャズアレンジ)・・・・1940年の公開のディズニー映画「ピノキオ」の主題歌。ピノキオはもちろん、星に「本当の子どもになりたい」と願ったのでしょうね。 人それぞれいろんな願いがあるでしょう。私はいつぞや、流れ星を偶然見たことがあります。 そのときに何を願ったかは秘密ですが、今の願いとは違います。願いが変わるということは、それだけ自分が成長している証のように思います。 この曲の楽譜を探していると、本当にいろんなアレンジがあり、今までどれもいまひとつ気に入らなかったですが、 今回は、私好みのものを2点見つけたので、両方のいいとこ取りをして、組み合わせて弾きます。(コメント:碧) 12.The Wind of Life・・・・大好きな久石譲さまの曲。この曲のイメージは映画「もののけ姫」のラストシーンで流れる「アシタカとサン」や、映画「千と千尋の神隠し」の挿入曲「命の名前」のイメージとダブります。 広々とした草原、流れる風、たなびく草や木の葉、そして柔らかな日差し、その中にたたずむ人の姿。過去の自分を振り返りながら、これからの人生を夢と希望と目標を持って生きていこうと心に思い描く。 背中? いえ、「心に翼を!そして飛び立とう!」というように、勇気を与えてくれる作品だと思います。 (コメント:碧) 13.生きてこそ・・・・この曲を今回選んだ理由。11月に気ままな伝言板にボランティアバンド「オブリガード」の方がキーボード奏者募集の書き込みをされたのがきっかけで、 11月末に私は練習見学に行ってきたのですが、そのときに練習されていた中の1曲で、歌詞の初めの言葉を聞いた瞬間、私は「ああ、いい歌だなー」と思いました。 それで、曲名などの情報を教えていただき、早速楽譜を用意した。。。。というわけです。 その歌詞は、こう始まります。 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった? 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思いました。 これがテレビアニメの主題歌だということも、子供たちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、 とってもいいなーと思います。今回はオブリガードの方が一緒に歌ってくださいます。(コメント:碧) 14.恋人がサンタクロース・・・・私の大好きなYumingの曲。1980(S.55)年リリースのアルバム「SURF & SNOW」の中の曲ですが、25年経った今でも古さを感じさせないですね。 この曲も、オブリガードの方が歌ってくださいます。(コメント:碧) 15.翼をください・・・・1972年(昭和47年)に、コーラスグループの"赤い鳥"が歌ってヒットした曲です。 私は、中学のときにブラスバンド部で1年先輩のクラリネットとピアノがとっても上手なMさんが、 合唱コンクールのときにこの曲の伴奏をしていたことがとても印象に残っています。 歌詞とメロディになんともいえず感動しました。 その後、数十年経って、自分の子供たちの小学校の教科書にこの曲が載っているのをみつけ、 やっぱりいい曲は何年経っても世代を超えて歌い継がれて行くんだなーと、しみじみ思いました。 先月も弾いたのですが、今月も弾くことにした理由は、これもボランティアバンド「オブリガード」の方々が 手話つきで歌っていたからです。とても感動しました。 私も手話を覚えたいと思いましたが、手話やりながらだとピアノ弾けないなー(汗) と思っていたところ、なんと、歌と手話で賛助出演してくださることになりました。とっても楽しみです。 今回は、この曲をみんなで歌い、今年の締めくくりとしたいと思います。(コメント:碧) 演奏日のエピソード 2005年12月23日UP♪ なんで毎回、ここに書くネタが尽きないかなぁ・・・・と思います。嬉しいような・・・・! 昨日から愛知県にも大雪警報が出てしまい、(昨日のうちには解除されたのですが、) 今朝は道路の状況がとても心配でしたが、なんとか、私の車でも行くことができました。 しかし、朝、ベルふぁみりぃの方からは連絡があり、お休みされるとのことでした。 ボランティアバンド「オブリガード」のヴォーカルの「ハマちゃん」「まーちゃん」は、 名古屋市北区から電車とバスを乗り継いで2時間かけて来てくれました。 ウチの生徒さんのR.O.さんも、電車とバスで来てくださいました。I.Sさんももちろん来ていただけました。 それから、優実の高校の2年生の学年主任のA先生は、カメラとカセットデッキを持ってきてくださり、 なんと、今日のコンサートを全て録音し、CDを作ってくださるとのことでした。 優実の担任のY先生も、わざわざ知立市からこの雪の中、聴きにきてくださり、さらに、 ベルの演奏も参加してくださり、とても嬉しかったです。 みなさま、本当にありがとうございました。
とーーーーっても楽しいコンサートでした。この調子で来年もがんばりまーす♪ オマケ: その後、みんなで某ファミレスでランチしました。I.S.さんは、ご用があるとかで一足先に帰られたのですが、 その後、(優実は除く)私たち熟女(?)4人で、まぁ、しゃべるわしゃべるわ、結局お店を出たら、 午後3時半を過ぎていました。 とっても楽しかったです。本当にみなさま、ありがとうございました。 また都合がつくときにはぜひ参加してくださいね♪
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