ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート
プログラム
演奏:丹羽みどり/I.S./R.O./優実/                    2005年12月23日(金)
             豊田市生涯学習センター美里交流館自主グループ「ベルふぁみりぃ」のみなさん
             ボランティアバンド「オブリガード」
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり 優  海 丹羽みどり
 
2 (ピアノソロ)みどり トロイメライ 子供の情景より R.シューマン
 
3 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より アンドレ・ギャニオン
  
4 (ピアノソロ)I.S. 恋人よ 五輪真弓 五輪真弓
 
5 (ピアノソロ)R.O. アヴェ・マリア バッハ/グノー
   
6 (ミュージックベル)
 ベルふぁみりぃ
きよしこの夜 賛美歌109番 作詞:ヨゼフ・モール
作曲:フランツ・グルーバー
 
7 (ミュージックベル)
 ベルふぁみりぃ
We Wish You A Merry Christmas イギリス民謡
     
8 (うた)優実 Ombra mai fu (Largo)
  樹木の陰で(ラルゴ)
イタリア歌曲集より G.F.ヘンデル
   
9 (うた)優実 ホワイト・クリスマス ミュージカル映画「ホワイト・クリスマス」主題曲 Irving Berlin
 
10 (うた)優実 アメイジング・グレイス 讃美歌2編167番 作詞:ジョン・ニュートン
作曲者不詳
  
11 (ピアノソロ)みどり 星に願いを(ジャズアレンジ) 映画「ピノキオ」より L.ハーライン
  
12 (ピアノソロ)みどり The Wind of Life アルバム「PIANO STORIES」より 久石 譲
 
13 (ピアノ&うた)
 うた:オブリガード
生きてこそ Kiroro
TVアニメ「甲虫王者ムシキング〜森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春
作曲:Kiroro
     
14 (ピアノ&うた)
 うた:オブリガード
恋人がサンタクロース 松任谷由実 松任谷由実
 
15 (ピアノ&うた&手話)
  全員
翼をください 赤い鳥 作詞:山上路夫
作曲:村井邦彦

コメント:
 今回は、大人の生徒さん2名(=ISさん、R.Oさん)と、美里交流館のミュージックベル自主グループ「ベルふぁみりぃ」のみなさん、それから、ウチの娘が参加します。
 そして、今回、特別ゲストで、ボランティアバンド「オブリガード」のヴォーカルの方が2名、
賛助出演で歌と手話で参加してくださることになりました。
 にぎやかに楽しくがんばりまーす♪


曲目解説


1.優海・・・・オリジナル曲。曲名は「優しい海」ですが、もう一つの海の曲「冬の海」が、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしましたので、それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。優しい子供に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いを込めています。(コメント:碧)


2.トロイメライ・・・・子供の情景(全13曲)は、シューマンが恋人(後に妻となる)クララに
「あなたには子供みたいなところがある」と言われたことが心に残り、作曲したということで、
この曲集の第7曲目にあたる「トロイメライ」には「愛」「夢」と言う意味があります。
 私は自分なりの夢や希望を思いながら弾いてみたいと思います。
 最近、昼のドラマのBGMとしてよく耳にしますので、今までこの曲を知らなかった方でも、
きっとどこかで聴いたことがあると感じると思います。
 それから、最近この曲を弾いていて思い出したのですが、
2002年9月から12月まで、TBS系列で放送されていたドラマ『真夜中の雨』(主演:織田裕二) の中でも使われていました。
 主役の織田裕二の母親がどこかの施設でピアノを弾いていたんです。
私はこの曲を弾いていると、そのドラマのなんだか切ないストーリーも思い浮かんできます。(コメント:碧)


3.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、実はそれよりも前に、1995年10月〜12月に放送された「恋人よ」というドラマや、いろいろなドキュメンタリー番組のBGMとしても使われていました。
 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
 それからずっと弾き続けていますから、もう13年目。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう』という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:碧)


4.恋人よ・・・今から16年前、子供がピアノを習っていた頃、
NHKのピアノ講座から流れてきたこの曲を聞いたときから、
こんな曲が弾けたらいいだろうなと思っていました。
 ピアノを弾くことは、楽譜を見る・鍵盤を見る・右手を弾く・左手を弾く・右足でペダルを踏む・音を聞く・・・・
・・・・・何と一人何役もこなさなければならない。
・・・ピアノは難しいですが、苦労した分だけ、上手く出来た時は最高に楽しいものだと思います。
 特にこの曲には16年間の「弾きたい思い」があるので、自分で納得できる演奏ができるようになるまで、
何年かかっても弾き続けていきたいと思います。(コメント:I.S.)

 昭和55年(1980年)に大ヒットし、日本レコード大賞で金賞を獲得した曲です。(コメント:碧)


5.アヴェ・マリア・・・ 映画「世界の中心で愛をさけぶ」の中で、長澤まさみさん演じる亜紀が、
大人になった朔太郎に体育館のピアノで演奏してあげていた曲です。
 「あ、素敵な曲!どこかで聴いたことがある曲なんだけど・・・。」「何ていう曲名なんだろう?」
と調べてみたら、「アヴェ・マリア」でした。 そのときクリスマスが近くなったら、ぜひ練習してみようと思いました。
 この曲のレッスンを始めたとき先生から、
「この曲は、J.S.バッハの平均律クラヴィーア曲集の曲(第1巻第1前奏曲)を伴奏に、
グノーがメロディーをつけ加えて作曲されたものだよ。」
と教えてもらいました。
 改めてJ.S.バッハの曲を聴いてみたら、それだけでもとてもきれいな響きで、
それにグノーの美しいメロディがのってとても贅沢な曲だなぁと思いました。
今どきで言うと”豪華コラボレーション!?”
 お2人が作った流れるようなメロディーと伴奏をこわさないように、演奏できたらいいなぁと思います。

 この曲の日本語訳詩に、「悲しみでいっぱいの私を、どうか救ってください」
とマリア様にお祈りをしているような歌詞があります。
 私も病気の方や、苦しみを抱いている方が、「早く良くなりますように、健やかな日々が来ますように。」
という気持ちをこめて
マリア様に祈りが届くように、演奏したいと思います。(コメント:R.O.)

シャルル・フランソワ・グノー Charles Francios Gounod(1818.06.17-1893.10.18)
 フランスの作曲家。教会オルガニストとして教会音楽を主に作曲するが、
1850年頃よりオペラの作曲を中心に進めるようになった。
 1839 年にカンカータ「フェルナンド」 でローマ大賞を受賞。
 1859年に初演されたオペラ「ファウスト」を手がける。これはゲーテの「ファウスト」第1部にもとづく同名のオペラ。
 シェークスピア原作のオペラ「ロメオとジュリエット」(1867年初演)もまた定期的に上演・録音がなされている。
 ピアノ曲では、<操り人形の葬送行進曲>これは、アルフレッド・ヒッチコックのテレビシリーズでテーマ音楽に用いられて有名になった。
 「アヴェ・マリア」は、グノーの作品の中で、最も有名な曲。
1853年に出版されたこの歌曲は、シューベルトの「アヴェ・マリア」とともに、
古今の聖母賛歌の中でも名曲中の名曲として知られています。
 とても美しいメロディなので、
ヨハン・ゼバスティアン・バッハ(Johann Sebastian Bach、1685年3月21日 - 1750年7月28日)も、
天国できっと喜んでいたことでしょう。(コメント:碧)



6.きよしこの夜・・・賛美歌で、クリスマスといえばこの曲は絶対欠かせないですよね♪
 この曲については、次のようなエピソードがあります。
 1818年のクリスマスの前日、オーストリアのオーベンドルフという村の聖ニコラ教会のオルガンが、
鼠にかじられて壊れてしまいました。
 そこで村の音楽教師をしていたオルガン奏者のフランツ・グルーバー(31)が
教会の助祭ヨゼフ・モール(28)が書いた歌詞に、急いで曲を付けギターで演奏して急場をしのいだということです。

 今回は、クリスマスにピッタリなベルの美しい音色を
ベルふぁみりぃのみなさんの演奏で楽しんでいただければと思います。(コメント:碧)


7.We Wish You A Merry Christmas・・・・この曲もクリスマスにはよく流れる曲。この曲を練習したおかげで、英語の勉強にもなったねって言っていました。(コメント:碧)


8.Ombra mai fu (Largo) 樹木の陰で(ラルゴ)・・・・イタリア歌曲。ヘンデル作曲。歌詞の意味は、
直訳:
私の好きなスズカケの木の柔らかく美しい葉よ 運命はお前達に輝いている。
樹木の陰で、これほどいとしく愛すべく快いものはなかった。

日本語歌詞:
木陰よ 緑の木陰よ 輝く陽にきらめく木の葉よ
風よ雨よ この平安乱すな すずかけの樹の平安を
この木陰で憩う 慰め 喜び 安らぎよ

(コメント:碧)



ホワイト・クリスマス
9.ホワイト・クリスマス・・・・クリスマスソングに欠かせない1曲で、誰もが一度は聞いたことがあると思いますが、この曲は1954年に公開されたミュージカル映画「ホワイト・クリスマス White Christmas」の主題曲です。
 この映画、昨年のクリスマスの頃にケーブルTVで放送されていたのですが、ちらっとしか観なかったので、今度しっかりDVDを観てみようと思っています。(コメント:碧)


10.アメイジング・グレイス・・・・この曲は「黒人霊歌」ではなく、賛美歌です。
 作詞者のジョン・ニュートンは、ロンドンで生まれ、父親の商船の仕事を手伝うようになり、やがて自分で船を持つようになりますが、その若き船長となった彼に託された仕事が、アフリカからアメリカへの黒人たちの奴隷の運搬でした。
 あるとき、彼は航海中に大きな嵐に出会い、もうダメかと思った時、初めて「神よ助け賜え」と心から祈ったのです。すると不思議なことにその祈りのあと急に嵐はやみ、彼の船は奇跡的に助かりました。
 この時から生まれ変わった彼は、船の仕事から引退後、一生神に仕えるためにラテン語を学び、聖書も勉強しなおして、教会の神職となりました。
 このアメイジング・グレイスは1765年頃に書かれたものと思われますが(作曲者は不詳)、奴隷貿易などという罪深いことをしていた自分のようなものにまで、神は祈りに応えて救いを与えてくれたという奇蹟に対する感動と感謝を歌ったものです。 ちなみに邦題は「われをも すくいし」です。(コメント:碧)


11.星に願いを(ジャズアレンジ)・・・・1940年の公開のディズニー映画「ピノキオ」の主題歌。ピノキオはもちろん、星に「本当の子どもになりたい」と願ったのでしょうね。
 人それぞれいろんな願いがあるでしょう。私はいつぞや、流れ星を偶然見たことがあります。
そのときに何を願ったかは秘密ですが、今の願いとは違います。願いが変わるということは、それだけ自分が成長している証のように思います。
 この曲の楽譜を探していると、本当にいろんなアレンジがあり、今までどれもいまひとつ気に入らなかったですが、
今回は、私好みのものを2点見つけたので、両方のいいとこ取りをして、組み合わせて弾きます。(コメント:碧)


12.The Wind of Life・・・・大好きな久石譲さまの曲。この曲のイメージは映画「もののけ姫」のラストシーンで流れる「アシタカとサン」や、映画「千と千尋の神隠し」の挿入曲「命の名前」のイメージとダブります。
 広々とした草原、流れる風、たなびく草や木の葉、そして柔らかな日差し、その中にたたずむ人の姿。過去の自分を振り返りながら、これからの人生を夢と希望と目標を持って生きていこうと心に思い描く。
 背中? いえ、「心に翼を!そして飛び立とう!」というように、勇気を与えてくれる作品だと思います。
(コメント:碧)


13.生きてこそ・・・・この曲を今回選んだ理由。11月に気ままな伝言板にボランティアバンド「オブリガード」の方がキーボード奏者募集の書き込みをされたのがきっかけで、
11月末に私は練習見学に行ってきたのですが、そのときに練習されていた中の1曲で、歌詞の初めの言葉を聞いた瞬間、私は「ああ、いい歌だなー」と思いました。
それで、曲名などの情報を教えていただき、早速楽譜を用意した。。。。というわけです。
その歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?
生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思いました。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子供たちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。今回はオブリガードの方が一緒に歌ってくださいます。(コメント:碧)


14.恋人がサンタクロース・・・・私の大好きなYumingの曲。1980(S.55)年リリースのアルバム「SURF & SNOW」の中の曲ですが、25年経った今でも古さを感じさせないですね。
この曲も、オブリガードの方が歌ってくださいます。(コメント:碧)


15.翼をください・・・・1972年(昭和47年)に、コーラスグループの"赤い鳥"が歌ってヒットした曲です。
 私は、中学のときにブラスバンド部で1年先輩のクラリネットとピアノがとっても上手なMさんが、
合唱コンクールのときにこの曲の伴奏をしていたことがとても印象に残っています。
 歌詞とメロディになんともいえず感動しました。
 その後、数十年経って、自分の子供たちの小学校の教科書にこの曲が載っているのをみつけ、
やっぱりいい曲は何年経っても世代を超えて歌い継がれて行くんだなーと、しみじみ思いました。

 先月も弾いたのですが、今月も弾くことにした理由は、これもボランティアバンド「オブリガード」の方々が
手話つきで歌っていたからです。とても感動しました。
 私も手話を覚えたいと思いましたが、手話やりながらだとピアノ弾けないなー(汗)
と思っていたところ、なんと、歌と手話で賛助出演してくださることになりました。とっても楽しみです。
 今回は、この曲をみんなで歌い、今年の締めくくりとしたいと思います。(コメント:碧)



 演奏日のエピソード  2005年12月23日UP♪

 なんで毎回、ここに書くネタが尽きないかなぁ・・・・と思います。嬉しいような・・・・!
昨日から愛知県にも大雪警報が出てしまい、(昨日のうちには解除されたのですが、)
今朝は道路の状況がとても心配でしたが、なんとか、私の車でも行くことができました。
 しかし、朝、ベルふぁみりぃの方からは連絡があり、お休みされるとのことでした。

 ボランティアバンド「オブリガード」のヴォーカルの「ハマちゃん」「まーちゃん」は、
名古屋市北区から電車とバスを乗り継いで2時間かけて来てくれました。
 ウチの生徒さんのR.O.さんも、電車とバスで来てくださいました。I.Sさんももちろん来ていただけました。

 それから、優実の高校の2年生の学年主任のA先生は、カメラとカセットデッキを持ってきてくださり、
なんと、今日のコンサートを全て録音し、CDを作ってくださるとのことでした。
 優実の担任のY先生も、わざわざ知立市からこの雪の中、聴きにきてくださり、さらに、
ベルの演奏も参加してくださり、とても嬉しかったです。

 みなさま、本当にありがとうございました。

★I.S.さんもR.O.さんも、今まで人前で弾いたうちで、一番良く弾けていました。
とてもよかったです。
★私は、自分で一番楽しく弾けたのは、
やはりYumingの「恋人がサンタクロース」
大好きな曲だけに、こだわりがあって、
できるだけオリジナルに忠実にと思い、
楽譜には書かれていないところに
派手にグリッサンドを入れたり、
ギターで”オカズ”が入るところを付け足したり♪
特にギターソロのところは、本当にノリノリでした!
楽しかったです♪
★ミュージックベルのコーナーは、急遽、模造紙に「きよしこのよる」の歌詞と、和音での色分けを書き、
それを持参し、聴きにいらっしゃった方にベルを渡して、私がピアノを弾き、みんなで楽しく合奏しました。
★優実の歌も、家で練習しているときよりも
一番上手に歌えました、よかったです。
なにやら密かにハプニングがあったようで
(ったく、あのドジさ加減は
誰に似たんだか・・・・(汗))
★オブリガードの方の「生きてこそ」のときには、
歌詞と曲に感動して涙している患者さんもいらっしゃいました。
本当にいい曲なんです♪
 ★コンサートの締めくくりは、「翼をください」で、
お聴きくださっている方々もみんな歌ってくださり大合唱になり、
   「ハマちゃん」の手話つき歌もばっちりで、本当に盛り上がったラストでした。

 とーーーーっても楽しいコンサートでした。この調子で来年もがんばりまーす♪

 オマケ:
 その後、みんなで某ファミレスでランチしました。I.S.さんは、ご用があるとかで一足先に帰られたのですが、
その後、(優実は除く)私たち熟女(?)4人で、まぁ、しゃべるわしゃべるわ、結局お店を出たら、
午後3時半を過ぎていました。
 とっても楽しかったです。本当にみなさま、ありがとうございました。
また都合がつくときにはぜひ参加してくださいね♪


 優実の感想♪   2005年12月23日UP♪

 2回目の参加でした。前回はクラリネットを吹きましたが、今回は歌でした。
一ヶ月くらい前から練習を始めました。CDを聴いて英語の発音を研究したり、
歌い方やテンポを自分流にアレンジしました。
風邪をひいてしまって、練習できなかった期間もあったけど、治ってからはたくさん練習しました。
 私の高校の、A先生とY先生が聴きに来てくれることになったので、一生懸命練習しました。

 当日は、自分の出番がくるまで落ち着いてられました。
でもハプニングは私の出番のひとつ前のベルの演奏の時におこりました(°Д。;)

 私はいつも歌う前に、コップに水を入れてストローでぶくぶくやって、声が響くように発声練習をしています。
今日は、紙パックのお茶しかなかったので、それでやろうと思って、
私の前の演奏のときに密かにぶくぶくやってました。
そしたら、もうすぐ演奏が終わるというときに、お茶がこぼれてしまって、
軽くお茶浸しになるという悲惨な事態に陥ってしまいました・・
 急いでトイレに向かって走っていたら、ベルの演奏が終わって、私の出番になってしまっていました。
なので、急いで戻りました。。とっても恥ずかしかったです!!
多分いや絶対顔が真っ赤でしたぁ!ワラ

 息が上がっていたのでヤバイと思いましたが、少ししか緊張しなかったし、落ち着いて歌えました。
出だしは思ったように声が出せませんでしたが、練習の時いつも音程が曖昧になってしまっていたところが、
本番ではちゃんとできたのでうれしかったです。

 それと、先生たちが聴きに来てくれて、すごくうれしかったです。本当にありがとうございました!

 前回参加した会場はロビーだったのですが、そのときよりも和やかな雰囲気で、とても楽しかったです。
また学校が休みのときに、ぜひ参加したいと思いました。

 R.O.さんの感想♪   2005年12月23日UP♪

 はじめてハートフルコンサートに参加させていただきました。
コンサートの会場は、ガラス張りのお部屋にグランドピアノが置いてあり、
外の景色が(雪景色でした)ピアノ越しに見えてとても癒される感じでした。

 あがり性の私は、いつも人前で演奏させていただくとき、ほとんど頭が真っ白になってしまい
演奏に集中できず、落ち着いた演奏ができません。
 今日は、会場の暖かい雰囲気のおかげでいつもより少しだけ音を聴いて演奏ができたかな?と思います。
まだまだあがってしまうので、これからも演奏を聴いていただく機会を経験しながら
集中して楽しみながら演奏できるように”あがる”を克服したいと思っています。

 ミュージックベルは、先生の「みなさんもベルしてみませんか?」のひと声で聴いてくださっていた皆さんと
”きよしこの夜”を演奏しました。
 みんなで、心をひとつにして演奏したという感じでとても楽しかったです。
となりにいたちいさいお子さんもとても楽しそうだったのが印象的でした。

 ボランティアバンドのオブリガードさんの歌と手話もすごく素敵でした。
聴いているうちに胸と目頭がジーンと熱くなりました。
「心を込める・・・。ってこういうことなんだ!」とすごく感動しました。
私もいつかピアノで気持ちを伝えられるようになりたいです。

 みんなでベルや歌を歌って、私自身とても楽しくて、みなさんからパワーをもらい元気づけられました。
とてもいい思い出です。

 ボランティアバンド「オブリガード」浜崎さんの感想♪   2005年12月24日UP♪

 ボランティアバンドオブリガードのボーカルを担当しています浜崎です。
今回特別にハートフルコンサートに参加させて頂き、入院しておられる方の前で歌わせて頂けた事、
とても嬉しく思っています。
 先生とは、私が先生のHPの中の掲示板にお邪魔した事がきっかけでお付き合いが始まりましたが、
本当に素晴らしい方と知り合いになれたと思っています。
 先生や生徒さんのピアノの音は、優しさに溢れたとても温かい音色で、心に染み入りました。
あの場所で聴いておられた方は皆さんそうだと思います。
これからもずっと、この素敵な活動を続けて行って下さいね!そしてまた呼んで下さい。
いつでも喜んで参加します!

 ボランティアバンド「オブリガード」まーちゃんの感想♪   2005年12月25日UP♪

 ボランティアバンド・オブリガードからゲストとして歌で参加しました鎌倉と申します。
 病院内でのピアノコンサートと聞いてどういう風に行われるか興味津々で出向きました。

 演奏が始まるとグランドピアノの音が体・心に響いてきて音楽の素晴らしさをまた一つ味わった気がします。
先生の迫力ある演奏はもちろんのこと、I.Sさん。R.Oさんの演奏から、優実ちゃんの歌声からそれぞれ伝わってくるものがあって感動をいただきました。
 
 ミュージックベルにも参加させていただいて楽しかったです。
 聞いているみんな自然と笑顔になっていたし、中には涙を流す人もいらしてとても暖かい気持ちになれました。
 オブリガードに入ってステージは3回目なのですが、最初は下手だから恥ずかしい、失敗したらどうしようと考えていた私も
「みんなの笑顔が見られればそれでいい」と吹っ切れてきました(笑)
 何より終わったあとの充実感が心地いいです。
 
 月に1回というペースで行われるハートフルコンサート。これからもたくさんの感動をたくさんの人に伝えっていってください。また機会がありましたらお声がけ下さい。本当にありがとうございました。

new I.S.さんの感想♪   2005年12月29日UP♪

 先生からハートフルコンサートの参加を、はじめて許可されたとき、家内や娘がが笑って
「あのピアノをたたくような演奏だと入院患者がかえって病気がひどくなるんじゃないの?!」
といわれた。
 からかわれながら、1回2回と参加していくうちに、練習中のあるとき、
「びっくりした。ほんとに上手になったね。すごいわ」
と家内。
「お父さんすごい!その年で、すごいじゃん」
と娘の評価。

-----そういわせるまでになったのは嬉しい。
なんせ人前で演奏する前に、家の中に手厳しい音楽評論家?が、ごろごろしてるので、
彼女たちのコメントは、ひとつの指標になる。

 このハートフルコンサートに参加しはじめてから3回目となる。
弾く前は例のごとく緊張していたが、3回目にして自分ではほぼ満足いく演奏ができたと心に思っている。
 私の演奏が終わって、通路に立っていたら、最初から聴いていた車椅子の少女が帰る支度をしていた。
 その車椅子を押していたお母さんが帰り際、いきなり私の顔に向かって
「ありがとうございました。」
の一言を投げかけてきたのでびっくりした。
「こういう演奏会を開いてくれてありがとう」
という意味で、先生へのお礼を私に言ったのだろうと思う。

 今思うと、やはりある程度の場数を踏むことが大事だと実感。
いつも思うのだが先生には本当に感謝している。こんな演奏の機会はめったにあることではないと思う。
 知人の熊さんも
「昔は相当の期間練習しないととても人前には出してもらえなかった時代だった。今の人は幸せだよ。」
と話していた。

 非常に利己的であるが、人様に聴いていただく前に、自分がその曲を演奏することにより、
癒しのひととき、弾くことの楽しさを享受できなければ、まったく意味がない。
自分が感動できない演奏を、人前で演奏するのは残酷である。

 R.O.さんは、
「上がってしまいミスしてしまった。」
と言っていたが、私は
「堂々と演奏していたし、ミスも気づきませんでしたよ。」
と本当の気持ちを伝えた。

 優実ちゃんは精神的動揺と言うものがないのか、
「あがったことがない」
という。羨ましい限りだ。

 オブリガードのはまちゃんの「生きてこそ」は、もう少しで涙するとこだった。感動の歌だった。
歌っているときの表情。その人の内面があらわれていた。
こういう歌を聴くことができ、楽しいひと時を過ごすことができた。

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