ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2009年3月18日(水)
プログラム
     演奏:丹羽みどり/りぃ
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)みどり 森のくまさん アメリカ民謡 編曲:星出尚志
3 (ピアノソロ)りぃ 春よ、来い 松任谷由実 作詞・作曲:松任谷由実
4 (ピアノソロ)りぃ おぼろ月夜 文部省唱歌 作詞:高野辰之 
作曲:岡野貞一
5 (電子ピアノソロ)みどり G線上のアリア 管弦楽組曲第3番
(BWV1068)より
作曲:J.S.バッハ
6 (ミュージックベル)
   みどり&りぃ
さくらさくら 日本古謡 作詞作曲不詳
7 (ミュージックベル)全員 春よ来い 作詞:相馬 御風
作曲:弘田 龍太郎
※1曲追加しました
(ミュージックベル)
全員
春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
8 (ピアノ連弾)みどり&りぃ さくらさくら 日本古謡 作詞作曲不詳
9 (ピアノ連弾)みどり&りぃ 贈る言葉 海援隊 作詞:武田鉄矢 
作曲:千葉和臣
10 (ピアノソロ)みどり さくら(独唱) 森山直太朗 作詞・作曲:森山直太朗・御徒町凧
編曲:小野佐知子
11 (ピアノ&電子ピアノ)
  
みどり&りぃ
めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より 作曲:アンドレ・ギャニオン
12 (うた&ピアノ)みどり 生きてこそ Kiroro/TVアニメ
「甲虫王者ムシキング
 ~森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春
作曲:Kiroro


 今回は、りぃちゃんの参加です。


曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.森のくまさん・・・・よく知られているアメリカの歌。歌詞は馬場祥一という説もあるが、はっきりしていません。
インターネットで検索してみると、「森のくまさんの謎」的なサイトがあり、熊さんの不可解な行動が分析してあり、
なかなか面白いです。
 音楽は、楽しそうですが、歌詞の意味をよく考えると、もっと楽しめますね。
 今回はジャズアレンジでお贈りします。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.春よ、来い・・・・松任谷由実さんの曲で、NHK朝の連続ドラマ小説「春よ、来い」の主題歌になった曲です。
古き良き美しい日本語の、目を閉じると情景が浮かんできそうなきれいな歌詞が大好きで、
ピアノを習うことが出来たら、弾いてみたい♪と思っていた憧れの曲です。
 春を待つ強い気持ちを左手のベースの音で、愛する人を待つせつない心を右手のメロディーで表現できるよう
イメージを心で思い演奏できるようにがんばります (コメント:りぃ)



4.おぼろ月夜・・・・私の大好きな、高野辰之さん(作詞)、岡野貞一さん(作曲)の名コンビのおふたりが作った曲です。
 朧(おぼろ)月とは、春の夜にほのかにかすんだ月のことを言います。
西洋の諺に「春は三日月のくぼみに水が溜まり、霧がかかって朧月夜となる。
秋の三日月は水がたまらないから、空はすっきりと澄みわたる」とあるそうです。
春の宵に見える三日月は横に寝ているようです。三日月のお盆に水が溜まりほんのりかすんだ朧月になる。
とっても幻想的・・・。
春の風景が目にうかぶようなきれいな歌詞と素敵なメロディーの曲です。(コメント:りぃ)



5.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、
管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。
 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が
バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦)
だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。
 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノソロ用にアレンジされたものを
電子ピアノのストリングスの音色で弾きます。

 私はいつもこの曲を弾いていると、自分自身がすごく癒されます。
それは、J.S.バッハが教会のための音楽を作っていたことや、私がSaint Ceciliaにあこがれているからだと思います。
甲府教会で賛美歌を弾いたときのことも思い出しながら弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.8.さくらさくら・・・・この歌の元唄は箏を弾き歌う箏曲で、伝統的な邦楽の陰音階の旋律でメロディーができています。
日本の国花、「さくら」。春になり桜が満開になると日本に生れ育ち本当によかったなぁと幸せに思います。
この曲をはじめ日本の叙情歌は、その景色が目に浮かぶような美しい歌詞とメロディーが素晴らしく私は大好きです。
これからも日本が誇る四季の素晴らしさを音楽で伝えられるように、ピアノや歌、ベルなどで奏でていけたらいいなぁと思っています。(コメント:りぃ)



7.春よ来い・・・・大正時代後期に作曲された童謡。
 作曲は、『鯉のぼり』、『浜千鳥』、『雀の学校』などで知られる弘田 龍太郎(ひろた りゅうたろう/1892-1952)。
 作詞は、早稲田大学校歌「都の西北」を手がけた新潟県糸魚川市出身の詩人相馬御風(そうま ぎょふう/1883-1950)。
 私はこの曲は小さいころ、よく歌っていました。なぜなら、私は親や祖父母から「み~ちゃん」と呼ばれていたからです。
なので、この曲を歌ったり聴いたりすると、とても懐かしいです。

 ところで、この曲の中に登場する 「みいちゃん」は、作詞者である相馬御風の長女「文子(ふみこ)」がモデルという説があり、
ひょっとしたら、「み~ちゃん」ではなく「ふ~ちゃん」になっていたかもしれないですね♪

 歌詞の中の「じょじょ」は、草履、「おんも」は、表・外のことで、
歩けるようになったばかりの幼い女の子が、早くかわいいお気に入りの草履を履いて、外に出かけたいと、
あったかい春がくるのを待ち焦がれている・・・・・そんな情景が思い浮かびますね。

 今回は、ミュージックベルと歌で、お聴きくださる方々と一緒に楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



9.贈る言葉・・・・TVドラマ「3年B組金八先生」の主題歌にもなり、卒業シーズンではよく流れるみなさんにもよく知られている曲です。
私自身もこのドラマを観ていましたし、卒業式でも歌った思い出の曲です。
この曲の「人は悲しみが多いほど 人には優しくできるのだから…」という歌詞がとても好きです。
愛する人へ贈る優しい気持ちのこもった歌だと思います。
みなさんにも一緒に歌ってもらえるように優しい気持ちで演奏したいと思います。(コメント:りぃ)


 この曲が主題歌に使われた、TVドラマ「3年B組金八先生」第1シリーズは、
1979年10月26日~ 1980年3月28日に放送されたものです。
それから30年経っても、変わらずにこの卒業シーズンには歌い継がれている、、、、。
やはり、名曲というのは、古さを感じさせないのだと思い、音楽のすばらしさも納得できますね。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.さくら(独唱)・・・・・この曲は、2003年3月5日に発売された森山直太朗の2枚目のシングルで、彼はこの曲でブレイク。
 この曲も、上記の「贈る言葉」同様、名曲として、いつまでもこの時期の定番曲となると思います。

 森山直太朗さんの美しい歌声のイメージを持ち、また、友とのしばしの別れ、がんばって生きていこう!
でもちょっとだけ切ない・・・・そんな心をピアノの音色で表現したいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のテーマソングとして毎回弾きます。
※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。それからずっと弾き続けています。
気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



12.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?

 サビでは
 生きてこそ 生きてこそ 今ここから始まる
 生きてこそ 生きてこそ 広がってまたつながる

 生きてこそ 生きてこそ 無限に羽ばたいてく夢
 生きてこそ 生きてこそ その根は 深く 太く 強く





 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子どもたちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

new 演奏日のエピソード (Saint Cecilia/みどり)   2009年3月18日UP♪

 昨日から急に「春」って感じで暖かくなったというか、暑くなりました。今日もちょっと暑いくらいの陽気だったので、
ミュージックベルでの全員の演奏曲に、急遽、「春が来た」を追加し、みんなで楽しく演奏しました♪

 今日は、終わってから、偶然、私のことを知っている方がいらっしゃり、声をかけてくださいました。
世間は狭いですね~。その後、ランチに行った某ファミレスでも、しばらくレッスンを休止中のうちの生徒さんがバイトしてて・・・・♪

 偶然の出会いで、楽しいコンサートの一日となりました♪

 電子ピアノのペダルを持っていくのを忘れてしまったことが、失敗でしたが、以下のりぃちゃんの感想文を読んで、
「あ~、よかったな~♪」
と、思いました。
本当にいい弟子を持って、私は幸せで~す♪ ありがとう♪

new りぃちゃんの感想♪   2009年3月18日UP

 やっと春らしく暖かくなってきてぽかぽか日差しの中でのハートフルコンサート。
春の曲がたくさんのプログラムでぴったり♪と思いました。

 ソロも春にちなんだ曲を選曲しました。
2曲とも歌詞のついている曲で、先生もみなさんも一緒に歌ってくれてうれしかったです。
自分でも心の中で歌い、メロディの流れを止めないように意識して演奏できるので
みなさんと歌って楽しめる曲はいいなぁと思いました。
ピアノでメロディーをもっとしっかり歌えるように心がけて練習したいと思います。

 連弾も『贈る言葉』は、メロディーを歌いやすいように歌詞に添ったリズムに変更し、
フルコーラス歌えるようにリピートして、歌いながら演奏しました。楽しかったです。

 ベルも久しぶりに先生とふたりで演奏し、みんなで演奏するベルもみなさんノリノリで楽しんでいただけたようで
これぞハートフルコンサートという感じでとてもよかったと思います。

 「めぐり逢い」は、今日電子ピアノのペダルがなかったのですが、実は偶然朝練習するときに
ペダルがなくてもつなげて弾けているかな?と思いペダルなしでたまたま練習してきたところだったので
ちょっとびっくりしつつ、いろんな練習やるのはいいことだなぁと思いました。
練習が役立てれてちょっとうれしくなりました。やっぱりめぐり逢いのアンサンブルは気持ち良かったです。

 最後の曲が終わったとき2階と3階から盛大な拍手をいただき、みなさんの笑顔にたくさん会えて
私が幸せをいただいたコンサートでした。聴いてくださってありがとうございました。
また来月もがんばります。


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