2003.06.17 (火) | 目を閉じて・・・・。 |
2003.08.31 (日) | 第1回 生涯学習音楽指導員養成講習会 |
2003.09.01 (月) | バトンとピアノ、剣道とピアノの関係 |
2003.09.07 (日) | 私がレッスンで子供たちに伝えたいこと |
2003.09.12 (金) | うれしい再会・・・・音楽の力 |
2003.09.14 (日) | 続・うれしい再会 |
2003.09.20 (土) | 幸せな気持ちと、不思議な出来事 |
2003.09.24 (水) | 何でも「肥やし」になる・・・・テレビ編 |
2003.10.04 (土) | 音楽で伝わる心 |
2003.10.17 (金) | 夢を持ち続けること |
2003.06.17 (火) 目を閉じて・・・・。 |
ちょっとしたきっかけがあり、昨日、実験してみた。 目を閉じていて、「ワサビ」と「からし」の違いが分かるかどうかという実験。 まず、小さなお皿にワサビとからしを入れ、目を閉じて「ロシアン・ルーレット」のようにお皿を回し、目を閉じたまま箸で・・・・。 でも、この方法ではダメだと思った。だって、舌触りで、どっちかわかっちゃう。 そこで、今度は、晩ご飯のおかずのトンテキ2切れに、からしとわさびをたっぷり塗り、自分でやるとちゃんと実験にならないと思ったので、娘の優実に協力してもらって、私は目を閉じて、口に入れてもらった。 結果。。。。やっぱりちゃんと正解できた。 からしもわさびも、どちらも「鼻につ〜ん」と来るけど、ワサビは、辛くない。からしは辛い。 私は、ちゃんと区別できた。。。。新発見だわ・・・・。 人間には、「五感」がある。「目・耳・舌・鼻・皮膚を通して生じる五つの感覚。」 目を閉じても、わかるもんだなーと思ったと同時に、人間は、やっぱり、「目」による「視覚」に頼りすぎているというか、「甘えているのだなー」と思った。 音楽もやっぱり、目に頼らず、「聴くこと」を重視しないと・・・・。とまた改めて思った。 やっぱり、一つの曲を完成させるためには、まず、「イメージ」。そして、「音色を自分のイメージにする」ことが大事。そして、「聴くこと」。「聴く」ということができれば、もっともっと自分のイメージを表現できる。 時には、「目を閉じて」いろんなものを視覚以外の他の「4感」で感じることは大切だよって思った。(にこり) ※でも、きっと多分、今回は同時に食べたから区別がついたけど、全く別の時に食べたら、多分わからないだろうなーと思った。普段からときどき目を閉じて 他の感覚も鍛えなきゃね。イメージトレーニングとかね。 昨日のRちゃんのレッスンでも言ったけど、やっぱり音楽は、イメージを音に表現することが大事で、イメージが浮かばないのは、本を読まず、テレビばかり見ている弊害だねって。 だから本を読みましょう♪ 最初は、とっつきやすく、テレビドラマになった原作本とかでもいいかも。(^^) |
2003.8.31 (日) 第1回 生涯学習音楽指導員C級養成講習会 | ||||||||||||||||||||||||||||||||
8月22日(金)〜24日(日)、財団法人 音楽文化創造主催の、生涯学習音楽指導員養成講習会を受講するために、大阪音楽大学へ行ってきました。とても勉強になりました。
そして、各講習の中で、特に私の心に残ったこと。 1、生涯学習概論 生涯学習の意義 ★学習者が主体となる指導方法! つまり、私なりの解釈は、指導者は、きちんと自分の教育理念を持ちながら、学習者=生徒の立場で考え、常に生徒のために努力しなければならないということ。 2.音楽学習関係論 生涯学習における音楽指導のあり方 ★小学校の音楽の教科書にある「山の音楽家」を例にし、その原曲との違いから、「ただ、【楽しい】だけの音楽」を教えることは、どこか間違っている。 私なりの解釈は、指導者は、常に「音楽の本当の価値を重んじ、それを学習者に伝えなければならない」 3.生涯学習概論 文化芸術振興基本法・音楽振興法と生涯学習音楽指導員制度 ★法律における「生涯学習音楽指導員」の位置づけについて 生涯学習音楽指導員の果たすべき役割など。 4.音楽学習関係論 音楽学習と情報メディアの活用 ★生涯学習音楽指導における活動のねらいは、「より良いアマチュアを育てること」 たとえ、「趣味」であろうとも、本当の「音楽の楽しさ、すばらしさ」を教えるべきである。 シューベルトの映画を少し見せていただきました。 「野ばら」を作曲したときのエピソードが面白かったです。 5.音楽学習関係論 世界の音楽-1 ★「映画から見るクラシック音楽」ということで、映画と音楽の関係、また、無声映画時代から現在まで、映画で使われた音楽について、さまざまな例を見せていただきました。 これは、今後のレッスンにもおおいに役立つ内容でした。 6.生涯学習概論 学習者の特性と学習の継続発展 ★生涯学習とは、「胎教から枕経まで」 赤ちゃんがお母さんのおなかに居る時からすでに「生涯学習」は始まっているという実例、幼児期のさまざまな体験など、ビデオを見て学習しました。これはとても勉強になりました。 しかし、この講習の中で、「楽しみのための音楽」と、「音大へ行くための音楽」は違うという言葉にだけは、どうしても納得できませんでした。確かに、「詰め込み教育的な音楽指導」、「試験に合格するための音楽」というもの存在はあると思いますが、本来、「音楽」とは、本当に楽しむと言うことについて純粋に考えれば、真実は一つしかないと思います。 この講座は、7時間、最後の1時間は、グループに分かれてのディスカッションでした。そこで、私が、この点についてグループの方々に問い掛けると、みなさん、私と同じ意見でした。 たとえ「趣味」の生徒さんにでも、いえ、「趣味」だからこそ、時間をかけてでも、本当の音楽を教えるべきだと。 なにはともあれ、最近、いろんな講習やセミナーに出ても、「あ〜、そんなことはとうの昔からやってるよぉー」みたいなことばかりで、私にとっては、あまり役に立たないというか、確認で終わってしまうような内容のものばかりでしたが、今回の3日間の講習は、どれもみな、私にとって、魅力あるものばかりで、とても勉強になりました。 既に1週間が経過していますが、その間にも、講習で得た知識を、レッスンに生かしています。特に大人の生徒さんには、講習の内容をお話して、いろいろお互いに得るものがあったと思います。 まだ第一回目を終えたところ。あと、来年3月と8月にそれそれ3日間の講習があります。(今回と同じく、大阪音楽大学にて) 今からとても楽しみです。 オマケ♪ 3日間の講習の3日目は、午後4時ごろ終了しました。その後、石嶺先生とお会いしました。講習を終えたばかりの私は、かなり興奮しており、石嶺先生に、講習の話をし、ものすごく盛り上がりました。また、石嶺先生からも、いろいろなお話を伺い、大阪の3日間はすごぉ〜くよかったです。結局、石嶺先生とは4時間、しゃべりまくっておりました。 おしゃべりに夢中になり、予定していた電車に乗り遅れるところでしたが、なんとか滑り込みセーフ!!!!間に合いました。 帰りは、経費節約のため、在来線オンリーで三河安城(車が停めてあるのです)まで帰ることにしていました。 JR大阪駅から、在来線に乗り、ほっとして石嶺先生にお礼のメールを送り終え、しばらくして、異常事態に気がついた私。 なんと、「新快速」に乗らなければいけなかったのに、「普通」だったのです、(」゜ロ゜)」 ナント!!!! あわてて、ろみさんにケータイからメールを送り、インターネットで京都から三河安城までの終電の時刻を調べてもらい、京都で降りて、無事「新快速」に乗り、米原、大垣で乗り換え、無事に三河安城までたどり着くことができました。 そして、ほっとするのもつかの間、まだ、3日間の駐車料金の支払いが・・・・。 いえね、あまり余分にお金を持っていくと無駄遣いしちゃうかもと思い、結構ぎりぎりしかもって行かなかったのよね。 大阪駅で三河安城までの切符を買った時点で、もう安心と思い、お土産を買ってしまったの。。。。 なんと、家に帰って財布の中を確認したら、残金13円でした。。。。(^_^;;;; 乗換えでうろうろしてて乗り遅れるといけないと思い、終電の1本前を予定しておいてよかったわぁー。(^_^;;;; 結局、終電ぎりぎりで、自宅に到着したのは、午前1時でしたー。その後、ハートフルコンサートのページを更新してから寝ました。 波瀾万丈な3日間でしたー!(汗;;;;) ※第2回 生涯学習音楽指導員C級養成講習会の記事へ |
2003.9.1 (月) バトンとピアノ、剣道とピアノの関係 |
♪バトンとピアノの関係 バーナム・ピアノテクニック第3巻のグループ1に、「バトンの練習(だっけかな?)」という題名の練習曲がある。 それは、要するに、「アルペジオの練習=指くぐりの練習」なのだが、今日、Rちゃんのレッスンのときに、すごく面白かった。 「どみそどみそどそみどそみ」と、アルペジオで上がって下がるのだが、指くぐりのところで、ひじまで大きく動かしてしまうRちゃんは、どうしてもスムーズなレガートにならない。 そこで、私が植田先生から教えてもらった必修練習方法を伝授し、いろいろ試していたが、ふと、その「バトン・・・・」という題名から「!」と思い、ドラムのスティックを使って、バトンを回すレッスンになった。 これだよ、これ!。この「手首の回し方」が、ポイント! 私は小学生の頃、バトン部にも入ってたので、何気にそこからはバトンのレッスンになった。それがまた、面白くて、Rちゃんも真剣に回すわ、回すわ。。。。(^_^; いや〜、やっぱりすごいわ、「バーナム」は。あらためて、その「題名」と、テクニック=腕や手首の使い方、イメージなどとの関連付けの上手さに、敬服しました。 で、、、、「バトン(長めの棒)を上手く回せるようにしてくること!」というのが次回レッスンまでのRちゃんの宿題になったというのは、言うまでもない。(^_^)w ♪剣道とピアノの関係 先月から新しく入門した大人の生徒さんのNさん。(過去にピアノ経験なしです。) Nさんは右利き。でも、なぜか、左手の3番、4番、5番の指で弾くときに、1番や2番の指の脱力ができていたので、すごく不思議に思い、たずねてみると、剣道をずっとやっていらしゃるとのこと。 それで私は納得。 実は私も高校生の3年間、剣道部だったので。(一応、剣道1級の免状あります・・・・本当は段も取りたかったけど、型を覚える前に受験時期になってしまい、やむなく引退しました・・・・(^_^;;;; 剣道の竹刀は、右利きの人の場合、左手の中指から小指のみに力を入れて竹刀を握ります。右手は軽く添えるだけ。 「メン」とか「ドウ」など、打った瞬間に雑巾を絞るようにぎゅっと両手に力を入れて竹刀を握ります。 私もよく、左手だけで素振りをやったものでした。 ということで、「なるほど。」と思いました。 というわけで、今日の日記のまとめ。 この前の「生涯学習音楽指導員養成講習会」のときにも講習の先生がおっしゃっていましたが、音楽とスポーツはすごく密接な関係がある。 あらためて実感しました。 |
2003.09.07 (日) 私がレッスンで子供たちに伝えたいこと |
今日、私の娘(ゆうみ)の友達がウチに遊びに来ていたんだけど、そのことがきっかけで、今日のこの日記を書きたい気持ちになった。 夕方、何気なく自分の部屋に居るはずのゆうみを呼んだら、なんと、ゆうみの友達も来ていた。私は、全く知らなかった。いつの間に遊びに来ていたのか。。。。 それで、私はどうしても黙っていられなくて、ゆうみの部屋へ行き、二人を前にくどくどと説教。 「よその家に来て、家の人がいるのに『おじゃましま〜す』のひとことも言わないというのは、おかしい!」 「いくら勉強ができても成績が良くても、実際社会に出たときに、挨拶もろくにできない者が通用しないはず」 なんだろねー、これは。いろいろ考えてしまった。どうして中学3年にもなって、「ありがとう」だの、「ごめんなさい」だの、「おじゃまします」とか、そんな一言が言えないのかなぁー。 学校の教育過程に「道徳」というのはなくなっちゃったんだろか・・・・。それとも、今の学校の先生がアホなんだろうか、それとも、親がアホなんだろうか(私も含めて)。。。。 実際、自分の子供が外でどんな言動をしているかなどは、親はなかなか知りえないだろう。私も含めて。 たかが「ピアノレッスン」でも、私は、「挨拶をすること」「脱いだ靴をそろえること」「返事をきちんとすること」・・・・そんなこともちゃんと身に付けさせていきたいとあらためて思った。 「ありがとう」「さようなら」「ごちそうさまでした」「おじゃましました」・・・・たった一言だけど、それが言えるか言えないかでは、相手に与える自分の印象はかなり違ってくると思う。 音楽は、そういった「気持ち、心の中」を「音」で表現するものだし。 まず、言葉や行動で、ちゃんと伝えるべき場面で、きちんと伝えるべきことがわかっていなければ、ましてやそれを「音で」「音楽で」表現することなどできないと思う。 私は、やっぱり、「楽譜が読めるようになる」とか、「ピアノが弾けるようになる」ためだけにピアノ教師をしているんじゃない、『音楽を通して人の心の成長の手助けをしているのだ』と、本当に思ったし、それでこそ、本当の音楽だと思う。 |
2003.09.12 (金) うれしい再会・・・・音楽の力 | ||||||
今日、うれしい訪問者があった。以前、この日記のここやここにも書いたが、九州へ越していった生徒が遊びにきてくれた。 今日は、由佳ちゃん、桂子ちゃんとお母さんの3人で来てくれた。 始めは、近況やらなんやらいっぱい話をして、それから、以前に由佳ちゃんや桂子ちゃんが弾いた曲の楽譜を引っ張り出してきて、弾きまくり。 引っ越して6年、九州の家にはピアノがないので、ほとんど弾いていないというのに、「手が覚えてる」んだね、次から次へと、懐かしい曲を弾いてくれた由佳ちゃん。 そのうち、桂子ちゃんも誘って連弾大会へと発展。ついにお母さんの番になり、、、、。 由佳ちゃんは先生みたいに教えてて、でも、すっかり忘れちゃってるお母さんにひとこと。 「ボケ防止にピアノやらなきゃ!」って。(笑) 今日は午後1時30分からきょーこさんのレッスンがあったんだけど、それまでの1時間ちょっとだったけど、アッと言う間に時間が過ぎてしまった。すごーく楽しかった。 きょーこさんが来て、一緒に話をしたりもできて、今の生徒と昔の生徒とも、音楽(ピアノ)を通じて仲良くなれて、すごくいいなーと思った。 やっぱり、こんな人と人とのめぐり逢いも、音楽の力かな。(^_^) 14日の日曜日も、今度は3姉妹の一番末っ子の亜也子ちゃんも一緒に遊びに来ることを約束して今日はさよならしました。 また日曜日が楽しみでーす♪ |
2003.09.14 (日) 続・うれしい再会 | ||
今日、この前の日記の予告どおり、由佳ちゃんたち4人が遊びに来てくれた。今日は、亜也子ちゃんも一緒に4人で来てくれた。 亜也ちゃんはレッスン室に入ると、 「なんかここに来ると緊張しちゃう・・・・」って言ってた。 私は、「亜也ちゃんはいつも、ちょっと注意すると、すぐ泣いてたねぇ、今でも泣き虫なの?」と聞くと、 「うん、今でもよく泣くよー」と言ってた。(^_^) 今日は、レッスン室に置いてある『アルバム』を一緒に見て盛り上がった。 アルバム全部で4冊。第1回目からのクリスマス会の写真とプログラム集が2冊、それから、発表会の写真とプログラム集が2冊。順番に整理して貼ってあるんだけど、それを見て、もう、10年くらい前の写真で、みんな懐かしがったり、爆笑したりで、今日もよく笑った。 そして、発表会やクリスマス会で自分が弾いた曲をピアノで弾きだす由佳ちゃん。「つむぎ歌」。ホント、「手が覚えてる」んだねぇ。。。。(^_^) それから、由佳ちゃんが、「亜也ちゃんもなんか弾かなきゃ!」って、撮ったのがこの写真↓ 私は今日、石嶺先生にも好評だった、「名古屋地区限定 八丁味噌プリッツ」を買っておいたので、
「はい、これお土産!」って渡したら、お母さんは知っていて、それすごくおいしいんだよねーって喜んでくれた。 今日、お母さんだけはもう九州へ帰ってしまうそうで、あまり時間がなかったけど、ホント、遠くからいろんな友達に会うために来た貴重な時間の中で、2回も私に会いに来てくれて、本当にうれしかった。 「また、こっちに来る時には、寄ってね」といったら、4人とも、「うん、必ず来るね!(^o^)/」と言ってくれました。 本当にうれしいです、ありがとう。 |
2003.09.20 (土) 幸せな気持ちと、不思議で楽しい出来事 |
幸せな気持ち 最近、本当につくづく「幸せ」を感じる。以前の生徒さんたちが会いに来てくれたり、またレッスンを再開してくれたり、感謝状をいただいたり。 それから、とってもレッスンに役に立つヘンデルとハイドンの胸像を手に入れることができたり・・・・。 そそ、昨日、ろみさんと一緒に、ヘンデルとハイドン以外の胸像を探しに行った帰り道、私が前に習っていたエレクトーンの先生(平井先生)のおうちのすぐ近くを通ったときのこと。 私の恩師である植田先生は、すごく好きで尊敬していて本当にこころから感謝していたけど、そのことをきちんと伝える前に、先生は亡くなられてしまい、そのあとで、私がどんなに先生に感謝しているかということを伝えておけばよかったなってすごく後悔していたし、最近、そう、きょーこさんからの感謝状メールをもらい、とても嬉しかったこともあり、ふと、ろみさんに、 「この近くにエレクトーンの先生のおうちがあるんだよ、そういえば、先生、お元気かなーっていつも思っていて、電話してみようと思いながらも、ついつい、電話しそびれちゃってるんだよねー。」 とつぶやいた。 するとろみさんが、 「そうやってだんだん疎遠になっていくのが「普通」なんだよね、だからましてや九州から会いに来てもらえたなんてすごいことだよー」 と言ってくれたので、私は今日の朝、今日こそはと思い、平井先生に電話した。 最初に電話から聴こえてきた声は、昔と全く変わらない、とっても元気で若々しい先生の声だった。 私は 「丹羽です・・・・」と言うと、先生は特に驚いた感じもなくとっても明るい声で 「こんにちは♪」 と言ってくれました。 私の方がびっくりして、 「先生、私のこと、わかるんですか?覚えているんですか?」 と言ったくらいで、私はすごーく嬉しかった。 そして私が、 「特に用事ではないんですけど・・・・」と言うと、 先生は、 「声が聴きたくなった?」って。。。。*^_^* ポッ。 私は近況報告をしました。先生は丁度お出かけになるところだったので、 5分程度しかお話できませんでしたが、とってもうれしかったです。 また今度、ご都合をうかがい、先生のおうちへ会いに行きますって言って、電話を終わりました。 あ〜よかった。なんだか朝からすごく幸せであったかい気持ちになれてよかったぁー。(にこっ♪) でも、、、、 私は愛弟子のきょーこさんを見習って、先生孝行をしようと思ったのに、なんだか逆に私の方が 嬉しい気分にさせてもらっちゃって、なんだかな〜〜〜〜こんな私って情けないかも・・・・と思った。(汗) 不思議な出来事 今日は不思議なことがあった。 午前中のレッスンの少し前にレッスン室へ行ったときのこと。 昨日、レッスングッズのページに載せた「ヘンデルとハイドンの胸像」は、 あの写真を撮ったまま動かさず、ピアノの上に並べてあったはずなのに、見たらなんと、 ハイドンさんがヘンデルさんの方を見ている向きに変わっていた。 私はきっと娘(優実)が動かしたんだろうと思い、聞いてみると、 「え?しらないよー、それ、今初めて見たし・・・・。」 と言った。もちろん、たか(息子)の仕業でもない。 普通の人ならここで恐怖を感じるんだろうが、私は全く逆で、とっても嬉しくなった。 きっと夜中にハイドン先生は、ヘンデル先生に会えて嬉しくて、いろいろと音楽の話をして盛り上がってたんだろうなー、 どんなお話をしていたんだろーか、私も聴いていたかったなー。。。。 と思った。(笑) 今日のレッスンの時に、生徒さんにそのことを話したりして、またそれが楽しかった。 |
2003.09.24 (水) 何でも「肥やし」になる・・・・テレビ編 | |
昨日、テレビで、私がちょっと前から気になってる「窪塚洋介くん」主演の映画、「ピンポン」を観た。 感想は、「すごーくよかった。」 特に、最後の方の卓球の試合のとき。 本当に「楽しみながら卓球をやっている姿」がとてもよかった。 勝つためではなく、楽しむためにやっていて、それが自然に勝利へとつながっていく。これが本当なんだよね。 きっと初めはみんな、楽しむために始めたはずなのに、何故か途中で、「勝つことのために努力」し、結局「楽しみ」ではなく、「試練」とかもっと行くと「苦痛」になってしまう。 映画の中で、窪塚クン扮する「ペコ」と、友達の「スマイル」、そして名前は忘れたが、違う高校に行った眼鏡の子。 3人三様に卓球をやってきたんだけど、いつのまにか「楽しむこと」から離れてしまった眼鏡の子は、結局卓球をやめてしまった。やっぱり、「楽しむ気持ち」が心の根っこにないと駄目なんだよねー、と、一人、映画を観ながら感動してた。 でも、「楽しむこと」でも、勘違いしてはいけないなと思った。レッスンをするときには、というか、私たち「プロの指導者」は、生徒にレッスンするときに、生徒レベルの「楽しさ」で満足してはいけないのだ。プロもアマチュアもない、本当の音楽の楽しさをわかって楽しむことをきちんと伝えなきゃね♪ 最近、レッスングッズのページでも紹介してる「フジ子・ヘミングの絵本」のコメントにも、こうあったしね♪ 『もし子どもにピアノを習わせるんなら、絶対、その子が好きな曲も弾かせるべきね。「好きこそものの上手なれ」って言うじゃない。技術が基本だけど、音楽は芸術なんだから、自由な精神を大事にする気持ちがないとだめね。』 それから、テレビのCMの話題が掲示板で展開してるけど、ホント、何でも「肥やし」になる。 折角の掲示板の書き込み、いつか消えてしまうといけないので、ここに永久保存しておこう♪ ちなみに、テレビCMって、すごく感動し、レッスンの肥やしになるものがある。 こことか。
テレビといえば、今度「さとうきび畑の唄」というドラマをやるらしい。これは、この前、TAKUさん(ウチのゲスト演奏に来てくれる方で、私のお友達です)のお子さんの「智くん(小1)」が、カラオケで歌ってたんだけど、ろみさんはこの曲を聴くと、泣けるんだそうで、私は知らなかったので、絶対に観てみたいこのドラマ。きっと超・感動物だろうなーと期待は膨れ上がる。 これは、子供たちにも感動させないかんと思ったら、ドラマの予告編の最後に、 「ご家族みなさんでご覧ください」 と宣伝していたので、ウチの子供たちに、 「ねーねー、一緒にご覧くださいって言ってるよ、だから一緒に観ようよー(にやり)」 と言ったら、 「あんたねー、じゃあ、『チャンネルはそのまま!』って言われたら、絶対変えないの?」 って、馬鹿にされちゃったけど・・・・。(汗) いや、いいんだ、私しゃ、一人でも絶対観るぞぉー♪ |
2003.10.04 (土) 音楽で伝わる心 |
9月30日の夜、ある1通のメールが届いていた。 丹羽さん はじめまして。山形県東根市立高崎小学校教諭の鈴木伸治と言います。 音楽のサイトを歩いていたら、偶然丹羽さんのピアノ教室HPと出会い、いろいろと曲を聴かせていただきました。 どれもすばらしいもので大変感動しました。 中でも、「優海」というタイトルどおり優しさにあふれた曲にいたく心をとらわれてしまいました。 私こと現在5年生を担任させていただいていますが、総合学習の一環で、このたび地域紹介のビデオを子どもたちと作ろうと学習が進んでいるところです。 そこで、ぜひ、「優海」を地域紹介ビデオのBGMにと思い、メールをした次第です。 作成したビデオのテロップに、丹羽さんの曲であること、またURLを掲載いたしますので、何卒、使用許可をお願いできないものでしょうか? 初めてのメールで大変失礼なのですが、どうぞ宜しくお願い致します。 私はそれを読むとすぐに返事を書いた。 鈴木先生、はじめまして。丹羽ピアノ教室の丹羽です。 私は、愛知県豊田市にてピアノ教室をやっています。私にも、高校2年の息子と中学3年の娘がいます。 学校の総合学習のビデオで私の曲をお使いいただけるとのこと、とても光栄です。 そんなところでお役に立つことができるなど、思ってもみなかったことにいたく感動しております。どうぞお使いください。 > 作成したビデオのテロップに、丹羽さんの曲であること、またURLを > 掲載いたしますので、何卒、使用許可をお願いできないものでしょうか? ありがとうございます。私はピアノ教室のホームページを作っている目的は、ただ単に生徒募集のためではなく、 音楽のすばらしさを一人でも多くの方々におしらせしたいこと、 音楽(ピアノ)の音色に、自分の気持ちを込めることのすばらしさとか、また、音楽によって人の心を豊かにできること、 そんなようなことを伝えたいと思っています。 ですので、少しでも多くの方が、興味をもたれ、私のホームページをご覧くださればいいなぁと思っています。 できうる限りに協力させていただきたいと思います。よろしくお願いします。 追伸: あの曲の題名は「優しい海」で、その一つ前の曲は「冬の海」。 「冬の海」中国の楽器=胡弓の曲なので、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それにそろえて「優しい海」も「ひらがなを除いて「優海」にしました。 それと、うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。 優しい子供に育つようにとの願いも込めて、つけた名前。 そして、あの曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなあとの思いを込めています。 すると、こんなお返事が♪ 丹羽さん 高崎小学校の鈴木です。 > そんなところでお役に立つことができるなど、 > 思ってもみなかったことにいたく感動しております。 > どうぞお使いください。 早速嬉しいお返事ありがとうございます! > 音楽のすばらしさを一人でも多くの方々におしらせしたいこと、 > 音楽(ピアノ)の音色に、自分の気持ちを込めることのすばらしさとか、 > また、音楽によって人の心を豊かにできること、そんなようなことを伝えたいと思っています。 そうでしたか。やはり 丹羽さんの優しい音色は、丹羽さん自身の心のあらわれですね♪ > それと、うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、 それもひっかけてあるんです。 > 優しい子供に育つようにとの願いも込めて、つけた名前。 > そして、あの曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなあとの思いを込めています。 そうでしたか!とっても素敵な名前ですね。 丹羽さん自身、またご家族の皆様の、さらにはピアノ教室の益々のご発展をお祈り申し上げます。 突然のぶしつけなメールにあたたかくお答えいただき心より感謝いたしております。 本当にありがとうございました。 私は、このメールを読み、音楽で心を伝えることができたことを実感し、とても嬉しかった。 また、インターネットでまたさらに音楽の輪がひろがり、インターネットを始めて本当によかったなーと思った。 ビデオは10月中旬に完成予定。鈴木先生のご好意で郵送してくださるとのこと。楽しみ、楽しみ♪ ※山形県東根市立高崎小学校 URL http://www9.ocn.ne.jp/~takasaki/ |
2003.10.17 (金) 夢を持ち続けること |
最近、もうじき60歳になられるSさん(男性)が、ピアノのレッスンにいらっしゃることになり、「習いたいと思ったきっかけ」や、「ピアノや音楽に対する思い」を入会申込書と一緒に提出してもらった。 ご本人の希望で、大人の生徒さんのページには掲載しないけれど、とても感動することが書かれていたので、日記に書くことにした。 子供の頃から、音楽に興味があり、近所の家からピアノの音が聴こえてくるたびに感動し、いつか自分も弾けるようになれたら・・・と思っていたこと、そして、60歳から始めてもここまでできたんだという足跡を残したい! この言葉は、とてもとても感動した。 いくつになっても夢を持ち続け、それに向かって努力する、そしてそのことにまた喜びを感じること。私は、この方にピアノレッスンをさせていただけることをとても光栄に思う。 私が、 「今まで数多く、大人の方のレッスンをしてきたけれど、50歳以上の方は初めてなので、貴方を実験台にしてしまうことになるけど、ぜひとも、頑張らせてください」 と言うと、Sさんはにっこり笑って、 「こちらこそよろしくお願いします。」 と言ってくださった。本当に生徒さん一人一人との出会いは、私も共に成長できるなぁとつくづく感じ、いろいろな人との出会いにすごく感謝しています♪ |