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2000.07.05 (水) 最後のレッスン
2000.08.06 (日) チョコボールの曲
2000.09.29 (金) 何でも+になる!!!!
2000.11.26 (日) サンタクロース
2000.12.13 (水) たとえ小さくても、少なくても。
2001.02.23 (金) 近い存在
2001.02.28 (水) ありがとう♪
2001.03.26 (月) 第10回ピアノコンサートを終えて
2001.09.29 (土) 感動。
2002.01.02 (水) 気になるCM
2002.01.07 (月) 続・気になるCM


 2000.07.05 (水)   最後のレッスン
 今日、幼稚園の年中からレッスンに通っていたKI君(現在中学2年生)の最後のレッスンだった。前からの約束で、最後のレッスンの時には、今やっている曲をMIDIファイルにしてこのホームページに載せるということで、彼なりに一生懸命弾いてくれた。とてもうれしかった。
 KI君の将来の夢は、プロ野球の選手になって、中日ドラゴンズに入ること。以前にそれを聞いたとき、
「じゃあ、夢が叶ったら、絶対にサインちょうだいね!!!!(^_^)」
と言っていたので、今日レッスンの最後に
「じゃあ、野球、頑張って絶対プロになってね。約束覚えてる????」
と聞いたら、
「え?なんだっけ?」と答えたので、
「忘れちゃった???」と聞いたら、
「ああ、サインかぁ。。。。」
「そうだよ、絶対ちょうだいね、それから、これからいつでも、なにかわからないこととか、例えば、この曲が弾きたいけど、楽譜が見つからない、とか、そういうことがあったら、いつでも聞きに来てね。」
と言って最後のレッスンを終えた。
 夢を実現してほしいな、と思った。§^。^§

KI君の演奏はここです。

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 2000.08.06 (日)    チョコボールの曲
 3日(木)のK君のレッスンでのこと。
 K君は レッスン中に何気なく『チョコボールの歌』を口ずさんだので、私はそれをピアノで弾いてみた。
そうすると、K君は目を輝かせて、まねして弾いた。
1回目・・・・失敗
私が「もう一度弾くから、よーく見て、聴いててね。」と弾く。
2回目・・・・K君はすらっと弾けたので、私は思わず、「たった2回で弾けちゃうなんて、すご〜〜〜〜い!!!!\(◎o◎)/! (^^)//パチパチパチパチ。そうしたらK君は、うれしそうに幾度か弾いた後、満足したんだろうね、そそくさと、
「さ、弾こっと♪♪♪♪」
と言って、本来のテキスト曲に戻った。
 レッスンが終わり、K君が、「ありがとうございました」と挨拶をしたときに、K君は、
「最後にもう一回♪」と言って、『チョコボール』の歌を弾いたので、私はK君にノートを出してこさせ、楽譜を一緒に書いた。
「こおやって楽譜に書いておけば、いつでも弾けるね。記憶だけだと、わすれちゃうかもしれんもんね。楽譜って便利だよね〜〜〜〜§^。^§」
と言ったら、K君はにこっと笑っていた。

1年前にレッスンのたびに泣いていた彼は、いったいどこへ行ってしまったのか・・・・うれしいな。。。。§^。^§V

※『チョコボールの曲』とは、「くえっくえっっくえ、ちょこぼ〜〜〜〜るぅ〜〜〜〜♪」ってやつです。(^○^)
※ちなみに、1年前のK君の様子は、ここ(5月7日)ここ(7月1日)です。

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 2000.09.29 (金)   何でも+になる!!!!
 昨日のMちゃんのレッスンのときのこと。

Mちゃん 「先生、実は、学校で今度合唱の伴奏をやることになって、パート毎に歌うところをテープに録音してくるようにって、学校の先生に頼まれちゃったんですけど、、、、。」
碧 「じゃあ、録音しなきゃね。」

っということで、その日のレッスンは、急遽録音することになった。
曲は、「あの素晴らしい愛をもう一度」、録音するパートは、3パート。まず、ソプラノパートから録音することにした。
Mちゃんは、数回弾いたけど、録音した後、聴いてみるとちょっとしたリズムのミスとかあって、何回もやり直した。
そして、1パートも録音できないままMちゃんのレッスン時間は終わってしまった。

Mちゃんは、家で弾いたときはじょうずに弾けてたと思ってたけど、録音するとなると、以外とちゃんと弾けないということがつくづく分かったようだった。
明後日の土曜日に特別に時間を設けて、録音することにした。

夜になって、Mちゃんのお母さんと電話で話した。
ピアノのレッスンに直接関係ないことのようかもしれないけど、今回のことは、Mちゃんにとってすごくいい「勉強」になったと思う、
自分が引き受けてきたことに対して、完璧にやることの大切さや、録音すること=完璧な演奏をするということの難しさ、
そういったことを直に経験することができて、ほんとうにMちゃんにとっては、「+になること」だ、ということ。
おかあさんも、私と同じ考えだったので、ほんとうによかったなぁと思った。

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 2000.11.26 (日)   サンタクロース
 「サンタクロースのおじいさん」という曲名を聞いたら、どんな印象ですか?
きっと、ほとんどの人が、「優しくて、楽しそうな感じ」と答えるかもしれませんね。
実は私もそう思います。

 11月も終わりに近づき、クリスマスの頃になるといつも思い出すことがあって、久しぶりにレッスン日記を書こうと思いました。

 数年前、PTNAのC級のロマンスタイルの課題曲に、ローベルト・シューマン作曲の「サンタクロースのおじいさん」という曲があり、私は当時6年生だった生徒、Tちゃんは、その曲を選びました。
 譜読みができあがっていざ、曲想をつけるときになって、、、、。
その曲は、なんだか、すごく不気味で、怖い感じで、とても「サンタクロース」のイメージではなかったのです。
私は、すごく気になって、PTNA指定の楽譜ではない楽譜も探してみました。
すると、ある楽譜集には、全く同じ曲なのに、「Knight Ruppert(騎士ルパート)」という曲名で載っていました。
そして、注釈に、
「Knight Ruppert is a translation from the German, Knecht ruprecht, a legendary figure who customarily appears at Christmas time to take children to task for misbehavior-a sort of "anti-Santa."」
とありました。私は、英語辞典で必死に意味を調べると、
騎士ルパートとは、クリスマスの時期に現れる、サンタクロースを信じないで、良い子でいないこどもたちをさらっていく、伝説上の人物」、つまり、日本でいうと、東北地方の「なまはげ」!!!!
 私はなるほど・・・・と思いました。それで、シューマンは、このような「不気味で怖そうな感じの曲」を作ったんだ!!!!と思い、さっそく生徒にもそれを伝えました。

 さて、コンクール当日、同じ曲を何人もの子が弾いていました。でも私は、ちゃんとこの曲の意味=シューマンが本当に表現したかったことを理解して弾いている子が何人いるのだろう?と思いながら、聞きました。
 ロマンスタイルは、地区予選を合格した子だけが、地区本選で弾きます。
Tちゃんは、地区予選を個性あふれる演奏であったため、合格したので、地区本選でその曲を弾いたのです。
地区本選は残念ながら、通過することはできませんでしたが、私もTちゃんも、ちゃんとシューマンの気持ちを考えてその曲を弾くことができ、とても満足したのでした。§^。^§

 いつも、クリスマスの時期になると、思い出すことです。。。。

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 2000.12.13 (水)   たとえ小さくても、少なくても。
 次回のピアノコンサート(発表会)のことで、私は悩んでいた。
少子化の波に押され、生徒数が減り、今まで利用していたホールの使用が難しくなった。
参加者一人当たりの会費を高くしてまで、やることなのかどうか・・・・。
今回は中止にしようかと気弱になっていたのだが、大人の生徒のMさんに、半ばぼやくように相談(?)したところ、
「たとえ大きなホールでなくても、発表の場であれば、、、、。ピアノをやっていく励みになればいいと思います。」等のご意見で、
励ましてくださった。
そうだよね、私は本来の意味を忘れかけていた。
頑張って、成功させたいな、第10回=節目のコンサート!
たとえ、小さな会場で、人数が少なくても、
こころのこもった演奏で、聴きにきてくれる人たちの心が満たされれば。
そして、生徒たちが、一生懸命心を込めて演奏することができるなら。

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 2001.02.23 (金)    近い存在
 先日、今度の発表会のことで、九州に引っ越した『由佳ちゃん』に電話した。
(由佳ちゃんには、桂子ちゃんと綾子ちゃんという妹が2人の、3人姉妹。それからお母さんの良子さん。4人とも、私の生徒だったの♪§^。^§)

 電話番号のメモをなくしてしまい、なかなか電話する機会をのがしていたが、なんとか連絡したいと思い、はじめは116に問い合わせ、うるおぼえだった「門司区」の・・・・と言って問い合わせたが、つながったお宅には、老夫婦2人で住んでいるとのこと。

 次に、こっちに住んでいるときに近所で親しくしていたKちゃん(この子も私の生徒だった)の家に電話でたずねた。おかあさんが由佳ちゃんの九州のおばあちゃんの家の電話番号を知っていたので、教えてもらうことができた。

 さっそくかけてみた。優しそうなおばあちゃんで、すぐに引っ越し先の電話番号を教えてくれた。
 やっと話すことができる・・・・どきどき・・・・o(^ー^)oわくわく・・・・。

 はじめに電話に出たのは、亜也子ちゃんだった。
「わ〜〜〜〜、元気ぃ????§^。^§」「うん、みんな元気です。(^O^)」
って具合、次におかあさん。そして由佳ちゃんはバイトにいっているとのことだった。
23時にまた電話するからねと言って、いったん切った。

 そして23時。今度は、由佳ちゃんが出てくれた。話を聞くと、私が電話切ってすぐに、亜也子ちゃんが由佳ちゃんの携帯に電話してくれて、
「先生から電話あったから、23時までにちゃんと早くかえって来て。」と言ってくれていたそうだ。うれしかった。

 そして、肝心の発表会の話。由佳ちゃんはちゃんと覚えていてくれた。でも、あいにく、3月25日くらいには、今度4月から通う専門学校の用事があってこられないとのこと。残念だったけど、由佳ちゃんは、医療事務の仕事を目指していることを話してくれたり、ピアノのことを話したりして、がんばっているんだな、よかったな、と思った。

 それで、お互いに携帯の電話番号とメールアドレスを教えあった。

 電話が終わり、私はすぐに携帯にメールを送った。「話ができてうれしった。元気でがんばってね。」
 由佳ちゃんからもすぐに返事が来た。
「先生変わらず元気で何より。これからはずっと近い存在だね!最近ピアノが弾きたくてたまんないよ!ピアノちょーだい(笑)」

 発表会には来られないのに、残念でがっかりした気持ちなどなく、何故かとてもうれしかった。

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 2001.02.28 (水)    ありがとう♪
 昨日、元生徒の「のんちゃん」がたずねて来てくれた。
のんちゃんは、今高校2年。吹奏楽部で頑張っていて、今度3月20日に行われる定期演奏会のチケットを持ってきてくれた。
 「ずっとここに(私に会いに)来たかったんだけど、なかなか忙しくてこられなかった。」と言ってくれた。
 まず私は、このピアノ教室のホームページを見せて、レッスン日記のこことか、ここ、のんちゃんのことだよって言って見せてあげた。
それから発表会のページやクリスマスのページで 懐かしいね〜〜〜〜と言いながら見ていた。
それからピアノ、最近弾いてないなぁ、、、、と言って少し弾いた。
 ピアノ発表会には、そのすぐ前に定期演奏会があり、練習できないので、参加できないけど。と言っていたが、
私はたずねてきてくれただけでも、とてもうれしかった。ありがとう♪§^。^§


 のんちゃん関連レッスン日記   

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 2001.03.26 (月)   第10回ピアノコンサートを終えて
 昨日、ご父兄やゲストのみなさまや生徒さんの助けを借り、なんとかコンサートを終えることができました。
というのは、午前中のリハーサル中、エレクトーンデータのフロッピーディスクを家に忘れてきたことに気づき、急いで取りに戻っている間、
みなさんで協力してリハーサルや準備を進めてくださいました。おっちょこちょいでごめんなさい。(^_^;)
 いつもはプログラムの最後は出演者全員でステージに出て、合唱や合奏をしているのですが、今回は10回目ということで、これからの私のめざすところをみなさんに理解していただきたかったので、あえてピアノ連弾という形にし、「会場のみなさんも一緒に歌ってください」ということにしました。
 また、いつもなら、生徒たちの選曲のときに、「石橋をたたいて渡る」ごとく、完璧に弾きこなせるレヴェルの曲の中からそれぞれ選んでもらっていましたが、
今回は「たまには冒険してみるのもいいかな。」と思い、みんなかなり難しめの曲にしました。みんなすごく苦労していたようですが、出来映えは私の想像以上のものでした。やってよかったなぁと思いました。
 「石橋も、たまには信じてたたかず渡ってみよう」だなぁと思いました。それが新たな「自信」につながると思いました。§^。^§

 また、このコンサートを最後に、MちゃんとSちゃんがレッスンを終えることになりました。ラストコンサートのページの曲は、先日の最後のレッスンのときに、
既習曲を弾いてもらったものです。最近はコンサートの曲をやっていたので、しばらく弾いてなかったのに、2人の息はぴったりでした。レッスンには来なくても、ときどきピアノを弾いて楽しんでくれたらいいなぁと思います。

 さて、第11回はどんなプログラムにしようかな、o(^ー^)o

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 2001.09.29 (土)   感動。
 9月の初め、お試しレッスン申し込みのメールが届いた。
そして、9月13日、お試しレッスンのときに、話を聞くと、5歳から高校卒業の頃までピアノを習ってっていたが、忙しくなりやめてしまった。
 でも、中学の時にも吹奏楽部でバス・クラリネットをやっていたりと、もともと音楽が好きなので、、、、ということだった。
 彼女が持って来た曲は、ベートーベンの「エリーゼのために」だった。
 この曲は、彼女が忙しさに紛れ「自然消滅的に」ピアノレッスンをやめてしまった時に、ちょうどレッスンを受けていた最中で、
未完成のまま、ずっと心残りだったといういきさつの有る曲だという。
 そしてその日、彼女は、音を探しながら一生懸命、最後まで弾いてくれたので、私は
「よく頑張って最後まで弾けたね」と言った。
 しばらくすると、彼女の目が真っ赤になっていることに気が付いた。
私はコンタクトレンズなので、よく目が疲れたりすると、痛くなって真っ赤になるので、心配になり、
「どうしたの?大丈夫?」とたずねたが、初めは照れたように
「大丈夫です。」と言っていたが、そのうち彼女の目に涙が。。。
聞くと、今までに家で、自分で何度かこの曲を弾いてみてはいたが、いつも途中でなぜか弾けなくなってしまい、
最後まで弾いたことがなかったのだが、今日、初めて最後まで弾けて、すごく嬉しくて感動したということだった。
 私は、その話を聞いて、この子は、とても「心」が純粋で、きっとちゃんと練習したら、
自分だけでなく、聴く人を感動させる演奏が出来るようになるはずだと思い、
ぜひともレッスンを引き受けさせてほしいと思った。
 私まで、彼女につられて、少し涙がでそうなくらい、感動した。
 その後、クラリネットの話で盛り上がり、(実は、家の娘(優実)も、今年中学に入ってから、
ブラスバンド部に入り、クラリネットをやることになり、最近、楽器を購入したばかりだった)
次回のレッスンからは、彼女も自分のクラリネットを持ってきて、ピアノレッスンが済んだら、
優実もまじえて、一緒に音楽を楽しもう♪ということになった。(^−^)

 最後に、お互いに、素晴らしい出逢いだったねということで。。。。§^。^§

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 2002.01.02 (水)   気になるCM
 最近、とても気になる、というか、これは・・・・(゚ー゚)(。_。)ウンウン、まったくそのとおりだ、、、、というか、感心するというか、同感!っという感じのCMがある。
 中央出版 の「たくさんの答え」というCMだ。どんなCMかは、HPサイトでリアルオーディオで見られる。
 算数の問題で、日本では、「1+2=?」となっているが、イギリスでは「□+□=7」。「こどもの数だけ答えがある。」というものだ。

 「こどもの数だけ答えがある。」という言葉は、すごく共感した。
 音楽も同じ。演奏者の数だけ、「音楽」があっていいと思う。

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 2002.01.07 (月)   続・気になるCM
 「気になるCM」のHPを、通称「たか」(我が子=男子、中3)に見せて、私が如何にこのCMに感動したかと言うことを話したら、彼は、こう言った。
 「こんな問題だったら、採点する先生が面倒くさいだろうね。」
と・・・・。
 そこで私は、また「あっ(・o・)!」っと思った。そして、今日、またここに書こうと思った。
そうか、やっぱり、生徒の個性を伸ばすためには、先生が労力を惜しまずにやらないといけないんだな・・・・。と。
先生は、決して楽をしてはいけない、先生が楽をする分、そのしわ寄せが生徒にいっているのだと。生徒の個性をつぶしているのだと。
先生の考え方、教え方一つで、生徒の育ち方は変わってしまうんだなぁ・・・・。
 と思った。

 あのCMは本当に「目からうろこ」だった。私は今まで、「国語」は答えがいくつもあるけど、数学は必ず「答えは一つ」だと思っていた。だから数学ほどつまらない学問はないなぁと思っていた。
 でも、それは全くの間違いだったと気づかされた。先生の工夫、というか、考え方によって、答えは生徒の数だけ無限にあるのだということに初めて気が付いた。そして、そんな簡単なことに気が付かなかった自分は、まだまだダメな先生だなぁと思った。

 たかがCM、、、、と他人は思うかもしれないけれど、私にとっては、本当に天地が逆さまになるほどのショックだった。

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