ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2019年4月24日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊/寛)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
まだむ楊
ホール・ニュー・ワールド 映画「アラジン」より 作詞:ティム・ライス
作曲:アラン・メンケン
編曲:内田美雪
3 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
4 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
5 (トーンチャイム
 ・ミュージックベル)
春の小川 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
6 (ギター弾語り)
ふじの山 文部省唱歌 作詞:巌谷小波
作曲:不詳
7 (ギター弾語り)
こいのぼり 文部省唱歌 作詞:不詳
作曲:弘田龍太郎
8 (ピアノ弾き語り)
みどり
ハナミズキ 一青窈 作詞:一青 窈
作曲:マシコタツロウ

編曲:武部聡志
ピアノアレンジ:丹羽みどり
9 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
おぼろ月夜 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
ピアノアレンジ:ヤマハ
10 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
春の小川 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
ピアノアレンジ:ヤマハ
11 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
ちょうちょうとはち ドイツ民謡 編曲:野呂芳文
12  (う  た)
全員
花は咲く 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング 作詞:岩井俊二 
作曲:菅野よう子 
ピアノアレンジ:川口晴子
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
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曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」というイメージで作ったので、
コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.ホール・ニュー・ワールド
 ディズニー映画「アラジン」の中で、アラジンとジャスミン姫が魔法のじゅうたんに乗って旅をする時に流れる音楽です。
今回は「美しく響くピアノソロ中級」の楽譜で演奏します。
空飛ぶじゅうたんのように滑らかに演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



3.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲で、
 これまでにいろいろな場面で使用されてきました。
  ・1996年4月 柴門ふみ原作 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
  ・1995年10月~12月 TVドラマ「恋人よ」BGM
  ・ドキュメンタリー番組の感動の場面のBGM
  ・2013年~ トヨタ自動車「トヨタウン」CM曲

 原題はフランス語「Comme au premier jour」、直訳では「1日目のように」で、
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、邦題の「めぐり逢い」という印象がとても強く心に響き、この曲が大好きになりました。
それ以来ずっと弾き続けています。

 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら弾くと、とても気持ちがいいです。 
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際に、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出が、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



4.春が来た
 作詞作曲、高野・岡野氏のコンビの作品です
二人は、明治~昭和時代に数多くの作品を残しています。(「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」など)
そのうちの一つで、明治43年(1910)「尋常小学読本唱歌」に発表されたそうです。
 高野氏の故郷である豊田村は、冬が厳しく春の訪れも待ち遠しいため、
春が来たときのうれしい気持ちをこの歌にこめて作られたとのことです。

 お聴きくださる方々にも、ミュージックベル・トーンチャイムの演奏をしていただき、音楽を楽しんでいただければと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5.春の小川
 作詞の高野辰之氏、作曲の岡野貞一氏は、よく二人でコンビを組んで、いろいろな曲を作られました。
「ふるさと」「春が来た」「紅葉」「日の丸の旗(白地に赤く)」おぼろ月夜」もお二人の作品です。
  「春の小川」は、東京の代々木、渋谷を流れていた河骨川(こうぼねがわ/宇田川の支流)をモチーフに、
近隣に住んでいた高野が詞にまとめものだそうです。
 1912(大正元)年、『尋常小学唱歌(四)』に発表されたのですが、
1942年『初等科音楽(一)』では、林柳波によって、「さらさら流る」が「さらさらいくよ」に、
「ささやくごとく」が「ささやきながら」に改定され、3番の歌詞が削除され、現在の歌詞になっています。

 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルとトーンチャイムの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。
また、今回は、ピアノ連弾でも、また違ったアレンジで、お楽しみいただけることと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。




6.ふじの山
 1911年(明治44年)に刊行された『尋常小学読本唱歌(二)』で発表された曲だそうです。
小学校学習指導要領音楽編にて、小学校3年生の歌唱共通教材に指定されています。(タイトルは『ふじ山』)。

 2007年には、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれています。 (コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.こいのぼり
 1913年(大正2年)に刊行された『尋常小学唱歌 第五学年用』で発表された曲だそうです。
こいのぼりの雄大さをたたえ、男児がこいのぼりのように雄大に成長するようにという願望を歌っています。
「甍(いらか)」とは屋根の瓦のことで、「竜になりぬべき」というのは
鯉が滝を登って竜門をくぐると竜になるという伝説から来ているといわれています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.ハナミズキ
 「ハナミズキ=花水木」は別名アメリカヤマボウシともいい、北アメリカ東部産の花木です。
アメリカでの名称はドッグウッド(ダグウッド)、バージニア州の州花ということです。
 1909年から数年にわたって、当時東京市長の尾崎行雄氏がアメリカ合衆国に桜の苗木を贈ったその返礼として
1915年に東京市に贈られたのが日本でのハナミズキのはじまりで、日米親善の木として有名になったそうです。

 この曲は、一青窈さんが2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに作られたとされています。
自分の大切な人とさらにその人の大切な人が幸せである事を
”君と好きな人が百年続きますように~ハナミズキより”と願う歌です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



9.朧月夜
 1914年(大正3年)『尋常小学唱歌 第六学年用』に初出。
検定教科書が用いられるようになった1948年(昭和23年)から小学校6年生の音楽教科書に採用され、
平成以降も取り上げられています。
「朧月夜」とは、 春の夜に月がほのかに霞んでいる情景を指す言葉で、春の季語となっています。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 「朧月夜」とは、春の夜に月がほのかに霞んでいる情景を指す季語です。
今年(2016年)1月から、JR東海道線二宮駅で発車メロディとして採用されています。
私にとっては少々難しい連弾ですが、先生にリードしていただいて頑張って弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



10.春の小川
  明治45年に発表された文部省唱歌です。以後100年以上にわたって教え続けられ、歌い継がれています。
何回か歌詞の改変がありましたが、現在も音楽の教科書に載っています。
今回は先生との連弾です。小川がさらさら流れるように弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



11.ちょうちょうとはち
  ドイツの童謡「ちょうちょう」と「ぶんぶんぶん」が、おしゃれなジャズ風にアレンジされたピアノ連弾曲です。
当たり前のように知っているこの童謡、きちんと調べてみると、意外なことを知ることができて楽しいです。

「ちょうちょう」
 ドイツの古い童謡「Hänschen klein」(訳:「幼いハンス」)という曲が原曲とされており、
ドイツ東部・ドレスデンの教師だったフランツ・ヴィーデマン(Franz Wiedemann, 1821年 - 1882年)が作詞。
この歌詞には、子供たちに別離・出発・悲しみからの回復を経験させるという教育上の目的があったそうです。

 1番で幼い「ハンスちゃん」(Hänschen)が旅に出て母親が見送り、
2番で7年の放浪と遍歴の末に「ハンスちゃん」は日焼けした大人の「ハンス」(Hans)へと変わり、
3番ですっかり大きくなったハンスが故郷に戻り、あまりの変わり様にだれにもハンスだと分かってもらえないが、
再会した母親はすぐにハンスだと分かってくれた、という内容であり、
「ちょうちょう」とは全く関係のない歌詞の内容でした。

 1875年(明治8年)から1878年(明治11年)まで米国へ留学した教育学者・伊沢修二(1851年 - 1917年)が、
ブリッジウォーター師範学校(英語版)でルーサー・メーソン(1818年 - 1896年)よりこの曲を教わり、日本へ紹介、
1881年(明治14年)、明治維新以降の日本の音楽教育において初となる音楽教科書「小学唱歌集」が初めて刊行され、
この曲が日本で広められた。

「ぶんぶんぶん」
 ドイツ民謡。チェコのボヘミア地方の民謡としても紹介されることがあります。
作詞は、ドイツ国歌の作詞で知られるホフマン・フォン・ファラースレーベン(1798~1874)。

 こちらの曲は、原曲の歌詞もほぼ同じ「はち」の飛び回る様子です。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 「ちょうちょう」と「ぶんぶんぶん」を合わせた楽しい連弾曲です。
どちらも欧米に伝わる曲に日本の歌詞をつけたもので、日本でも子供から大人まで親しまれている曲です。
蝶々と蜂がお花畑を飛び回るように軽やかに弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)


12.花は咲く
 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために
制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト
「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。
国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも
編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

演奏日の感想♪   2019/4/25UP

 今回は、6名ほどの方が、1階の席でお聴きくださいました。
6CHOMEバンドのアルトサックス担当Sさんも応援で聴きに来てくださったのですが、
Sさんのお知り合いの方が偶然入院されており、お聴きくださいました。
 話を聞くと、なんと同じ五ケ丘にお住まいで、趣味でギターをされているとのこと。
早速、(6丁目ではないのですが)バンドメンバーのお誘いをしました♪

 こうしてだんだんと地域に音楽の「輪」が広がっていくといいな~と思います。



参加した生徒の感想


まだむ楊さん

 平成最後のハートフルコンサートは、準備したプログラムが無くなる程、たくさんの方が聴きに来てくださいました。
 
 ギター弾き語りのKさんは安定の演奏で皆さん気持ち良さそうに一緒に歌っておられました。

 ソロ演奏の「ホールニューワールド 」は後半崩れてしまって立て直しができないまま終わってしまいました。
原因は自分でもわからないのが不思議です。

 前回、みどり先生の完璧な演奏の後で弾くのは嫌だと感想文に書いたので、
今回は先生の前に弾くように配慮してくださったのだと思いますが、
順番を変えていただいても結果はあまり良くなりませんでした。演奏順序のせいにしていた自分が恥ずかしいです。
ミスした時、内心すごく動揺していたのですがポーカーフェイスを通せたようです。
「失敗しても止まらない、表情に出さない」を実行できました。

 連弾の「ちょうちょうとはち」は盛り上がりの手前で転びそうになり、念な演奏になってしまいました。

 今後の目標はソロも連弾も本番で納得のいく演奏をすることです。




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