トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2018年2月28日(日)11:00~12:00 | ||||
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊/NH/優実) | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優海 | オリジナル曲 | 作曲:丹羽みどり |
2 | (ピアノソロ)まだむ楊 | トモエ学園 | 福山雅治 TVドラマ「トットちゃん!」主題歌 |
作詞・作曲:福山雅治 ピアノアレンジ:川口晴子 |
3 | (うた・ピアノ)NH・みどり | Ombra mai fu (Largo) 樹木の陰で(ラルゴ) |
オペラ「セルセ」より | 作詞:ニコロ・ミナート 作曲:ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデル |
4 | (うた・ピアノ)NH・みどり | 早春賦★ | 文部省唱歌 | 作詞:吉丸一昌 作曲:中田章 ピアノアレンジ:山田香 |
5 | (トーンチャイム ・ミュージックベル) |
冬景色★ | 文部省唱歌 | 作詞作曲:不詳 |
6 | (トーンチャイム ・ミュージックベル) |
春よ来い | 文部省唱歌 | 作詞:相馬御風 作曲:弘田龍太郎 |
7 | (ピアノ連弾) みどり・まだむ楊 |
卒業写真 | 荒井由実 | 作詞・作曲:荒井由実 |
8 | (ピアノ連弾+ギター・歌) みどり・まだむ楊・優実 |
贈る言葉 | 海援隊 TVドラマ「3年B組金八先生」 第1シリーズ主題歌 |
作詞:武田鉄矢 作曲:千葉和臣 ピアノアレンジ:青木麻理子 |
9 | (ギター弾語り)優実 | 糸 | 中島みゆき TVドラマ『聖者の行進』主題歌 |
作詞・作曲:中島みゆき |
10 | (うた・ピアノ) 優実・みどり |
にじいろ | 絢香 TVドラマ「花子とアン」主題歌 |
作詞・作曲:絢香 ピアノアレンジ:内田ゆう子 |
11 | (ピアノソロ)みどり | めぐり逢い | 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM |
作曲:アンドレ・ギャニオン |
12 | (う た)全員 | 花は咲く | 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング | 作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子 ピアノアレンジ:川口晴子 |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」というイメージで作ったので、 コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.トモエ学園 昨年放送された黒柳徹子さんの半生を描いたドラマ「トットちゃん!」の主題歌で 「トモエ学園」は黒柳徹子さんが通っていた小学校名です。 黒柳さんは「今の私があるのはトモエ学園のおかげです」と言い切るほど魅力的な学校だったようです。 リズムを取るのが難しくて苦労していますが、一緒に歌っていただけるように、滑らかに演奏したいと思います。 (コメント:まだむ楊) 3.“Ombra mai fu”(オンブラ マイ フ) Ombra mai fu di vegetabile, cara ed amabile, soave piu こんな木陰は かつて無かった 緑の木陰, いとおしく、そして愛らしい, より快いもの(木陰)は 紀元前480年頃のペルシア。序曲が終わり幕が上がるとそこは美しい王宮の庭園。 片隅にはあずまや、中央には一本のプラタナスの木。 ペルシア王のセルセ(クセルクセス1世)はその木陰に横たわり、涼をとりながら、 木々を称え、感謝の歌を捧げ、歌った楽曲です。(コメント:NH) 4.早春賦 この曲を作詞した吉丸一昌は、今の大分県臼杵市出身で、有名な国文学者であり教育者でした。 中学校教諭、東京音楽学校(現東京芸大)の教授を経て、文部省唱歌教科書編纂委員となり 「木の葉」「故郷を離るる歌」(ドイツ民謡)など、多くの唱歌を作詞しました。 この「早春賦」は吉丸一昌が、今の安曇野市穂高を訪れた時に、穂高川のほとりで、遅い安曇野の春を表現しました。 作曲家の中田章は、東京都出身で東京音楽学校の教授であり、オルガン奏者であり作曲家でした。 「夏の思い出」「めだかの学校」等を作曲した中田喜直の父親です。 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれています。(コメント:NH) 5.冬景色 1913年(大正2年)に『尋常小学唱歌 第五学年用』に掲載された曲です。 1番は水辺の朝、2番は田園の昼、3番は里の夕方と、日本の冬の景色を歌っています。 冬に親しまれている唱歌で、2007年(平成19年)に文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれました。 今回は、お聴きくださる方々と一緒に、トーンチャイムとミュージックベルで楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.春よ来い 児童誌『金の鳥』の大正12年(1923)3月号に発表された童謡です。 歌詞に登場する「歩き始めたみいちゃん」とは、 この曲を作詞した相馬御風の長女「文子(ふみこ)」がモデルとされているそうです。 「じょじょ(草履)」「おんも(表・外)」などの幼稚語をうまく取り入れつつ、 「あるきはじめた」ばかりのみぃちゃんの視点を通して、 雪に閉ざされた越後の冬で静かに春を待ち望む人々の強い思いが伝わってきます。 因みに私も小さいころは「みぃちゃん」と呼ばれていたので、この歌が大好きです。 今回は、お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルで この曲を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.卒業写真 この曲は、私の大好きなユーミンの代表的な楽曲で、1975年にリリースのアルバム『COBALT HOUR』に収録されています。 以来、卒業ソングとしても幅広い世代に知られています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 「悲しいことがあると 開く革の表紙〜」で始まる曲ですが、悲しいことが無くても、この季節になると聴きたくなる曲です。 ちょっと物悲しい青春の日々を連弾で表現できると良いなと思います。(コメント:まだむ楊) 8.贈る言葉 1979年11月1日に発売された海援隊16作目のシングル曲で、 元々は、叶わなかった愛を歌うラブ・ソングとして書かれたということですが、 武田鉄也が主演するテレビドラマ『3年B組金八先生』(TBS系)第1シリーズ(1979年)の主題歌として使われ、 レコード売上が100万枚を超える大ヒットとなり、1980年以降では、 学校の卒業式の定番曲となっています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 卒業シーズンの定番曲ですね。 大切な人に贈るように、丁寧に弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊) 9.糸 1998年冬季に放送されたTVドラマ『聖者の行進』の主題歌で、1998年2月4日にCDが発売されました。 今では、結婚式の定番ソングとなっており、 幅広い世代に愛される日本の名曲だと思います。(コメント:優実) 10.にじいろ 2014年のNHK連続テレビ小説『花子とアン』主題歌として書き下ろされた楽曲です。 「寄り添って生きていくことの素晴らしさ」が表現されています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.めぐり逢い 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲で、 これまでにいろいろな場面で使用されてきました。 ・1996年4月 柴門ふみ原作 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM ・1995年10月~12月 TVドラマ「恋人よ」BGM ・ドキュメンタリー番組の感動の場面のBGM ・2013年~ トヨタ自動車「トヨタウン」CM曲 原題はフランス語「Comme au premier jour」、直訳では「1日目のように」で、 「邦題の『めぐり逢い』という訳は、アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に 「自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”1992年の冬。 初めて聴いた瞬間に、この曲がとても好きになりました。 邦題の「めぐり逢い」という印象がとても心に強く響き、それ以来ずっと弾き続けています。 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 2014年2月1日、息子の結婚式で、新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際に、BGMとして弾きました。 この曲に関する思い出は、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 12.花は咲く 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために 制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト 「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。 国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも 編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) |
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演奏日の感想♪ 2018/3/1UP
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参加した生徒の感想 まだむ楊さん 2月最終日のハートフルコンサートにも、沢山の方が聴きに来てくださいました。 ミュージックベルも積極的に参加して下さいましたし、一緒に歌って下さる方が多かったです。 年齢を問わずに皆さんが口ずさめるような曲を選ぶのも、大切だなと思いました。 その点では私が今月演奏した「トモエ学園」は、リズムが取りにくくて歌いにくかったと思います。 おまけに、あちこちで音を外すので、もっと歌いにくくなったと思います。 「卒業写真」はYさんがギターを弾いて歌ってくれたので、ややこしい繰返しも間違えないでスムーズに弾けました。 が、最後の和音を間違えてしまい反省です。 Nさんが「早春賦」の曲説明の時に「どうぞ一緒に歌って下さい」と言われたので 「それでは遠慮なく」と、歌詞カード(プログラム)を見ながら 歌ってくださる年配の男性が印象的でした。(とても楽しそうだったので) でも、先生のソロ演奏の時は皆さん静かにピアノ演奏に聴き入っておられて ピアノの音を楽しんでおられるようでした。 私も皆さんに楽しんでいただける演奏ができるように頑張ります。 NHさん 前回の出演からすでに5ヵ月も経過している事に驚いています。 前回の課題だった、声を前に出すということはほぼ出来るようになって来たと思います。 演奏した2曲を通して細かいところまではまだまだですが、全体的には前回までより随分良くなったと思います。 …とは言っても、(私の)声を外から聴いていないので、何とも言えませんが…。。。 「Ombra mai fu」は、この演奏会に初めて出演した時と同じ曲でしたが、 前回と比べて比較にならないほど、目的としている声質に近づいている事を感じました。 旋律と声の美しさが際立つこの曲は、更に完成度を高めながらこれからも歌い続けていきたいです。 「早春賦」は最初の旋律、その後何度も出てくる旋律の音域が広く、 低音から始まって高音に達するのが難しく、今までの練習では低くなり気味でした。 今日はそのすべてを上手に出せたわけではないのですが、 過去と比べて気持よく高音に達した事が数回あり、音域が広い場合の高音の出し方がわかりつつある状態です。 今後の課題はこのような音の移動でも常に響く音を出せるようになる事です。 特に日本語の歌は響かせることが難しいですが、どんな曲も響かせて歌えるようになりたいです。 これにはより多くの時間が必要になりそうです。 会場で聴いてくださった皆様、一緒に出演してくださった方々に感謝いたします。 ありがとうござました。 |