トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2017年10月25日(水)11:00~12:00 | ||||
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊/優実) | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優海 | オリジナル曲 | 作曲:丹羽みどり |
2 | (ピアノソロ)みどり | 夕焼け小焼け(ジャズアレンジ)★ | 文部省唱歌 | 作詞:中村雨紅 作曲:草川信 編曲:松下美千代 |
3 | (ピアノ連弾)みどり・まだむ楊 | こぎつね(ジャズアレンジ) | ドイツ民謡 文部省唱歌 |
作詞:勝承夫 編曲:野呂芳文 |
4 | (トーンチャイム ・ミュージックベル) |
どんぐりころころ★ | 文部省唱歌 | 作詞:青木存義 (3番:岩河三郎) 作曲:梁田貞 |
5 | (トーンチャイム ・ミュージックベル) |
もみじ★ | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 |
6 | (ピアノソロ)みどり | もみじ(ジャズアレンジ)★ | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:松下美千代 |
7 | (ピアノソロ)まだむ楊 | どんぐりころころ(ジャズアレンジ)★ | 文部省唱歌 | 作詞:青木存義 作曲:梁田貞 編曲:松下美千代 |
8 | (ギター弾き語り)ゆうみ | 糸 | 中島みゆき TVドラマ『聖者の行進』主題歌 |
作詞・作曲:中島みゆき |
9 | (ギター弾き語り)ゆうみ | Don't look back in anger | 映画「BECK」エンディング曲 | 作詞・作曲:noel gallagher |
10 | (ピアノソロ)みどり | めぐり逢い | 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM |
作曲:アンドレ・ギャニオン |
11 | (う た)全員 | 花は咲く | 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング | 作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子 ピアノアレンジ:川口晴子 |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.夕焼け小焼け(ジャズアレンジ) 作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、 東京府立青山師範学校を卒業後、教員をしながら後に童謡を作るようになったそうです。 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから「雨紅」の名で作品を発表されたということです。 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代に八王子駅から歩いて3時間以上もかけて 実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、 同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。 しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 3.こぎつね(ジャズアレンジ) ドイツの教育家・オルガニストであったエルンスト・アンシュッツ(de:Ernst Anschutz)によって 1824年に発表された作品であり、現在のドイツ語圏でも広く親しまれた歌となっています。 原作は、『Fuchs, du hast die Gans gestohlen(キツネよ、お前はガチョウを盗んだね)』という題の歌で、 ガチョウを盗み取ったキツネに対し、「ガチョウを返さないと猟師が鉄砲でお前を撃ちに来るぞ」と脅すものだそうです。 日本語のかわいらしい歌詞からは想像もできません。 現在『小ぎつね』の題で知られる日本語歌詞の作者は、勝承夫(1902-1981)。 この日本語歌詞が初めて収載されたのは、1947年(昭和22年)刊行の文部省発行教科書『三年生の音楽』だそうです。 今回は、かっこいいジャズアレンジで連弾します。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) ドイツの子供の歌に日本語の歌詞を施したもので、昭和22年の文部省発行教科書三年生の音楽に初めて掲載されました。 ドイツ語では「きつねよ盗んだガチョウを返さないと猟師がお前を撃つぞ」という歌詞だそうですが 日本語では可愛い感じになっているのが面白いですね。 今回も先生と連弾します。(コメント:まだむ楊) 4.どんぐりころころ 2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、 1921年(大正10年)に刊行された『かはいい唱歌』(共益商社書店)に掲載されたのが最初だそうです。 JR東日本の青梅線奥多摩駅の発車メロディで「どじょうが出て来て こんにちは ぼっちゃん一緒に 遊びましょう」の部分が使われているとのことです。 後に3番が付け足されています。 3番を作詞した作曲家の岩河三郎は、1986年(昭和61年)、どんぐりころころを合唱曲にするために3番を付け足した折、 「童謡はお母さんの愛情を感じさせる音楽だと思います。母の愛情を表現するために、3番を作りました」と語っているそうです。 3番の詞は以下です。 どんぐりころころ 泣いてたら 仲良しこりすが 飛んできて 落ち葉にくるんで おんぶして 急いでお山に 連れてった 今回は、お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルの 柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 5.もみじ・・・・1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。 作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったということです。 今回は、お聴きくださる方々と共に、トーンチャイムとミュージックベルの 柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.もみじ(ジャズアレンジ) 沖縄風の音階を使ったジャズアレンジの「もみじ」です。途中、「涙そうそう」のフレーズが出てきて、 面白いアレンジになっています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.どんぐりころころ(ジャズアレンジ) 童謡としてはベスト10に入るほど有名で、みんなに親しまれている作品です。 擬人化されたどんぐりやどじょうが、知らない場所へ来てちょっと不安な幼児の表情や、 それをあやす親の気持ちを代弁しているような曲です。 今回はおしゃれな雰囲気のアレンジのどんぐりころころをお楽しみ下さい。(コメント:まだむ楊) 8.糸 結婚式の定番ソングです。 幅広い世代に愛される日本の名曲だと思います。(コメント:ゆうみ) 9.Don't look back in anger 「oasis」というイギリスのバンドの曲で、私の好きな曲です。 簡単なコードなのにとても雰囲気のある素敵な曲です。 英語でスラスラ歌える様になるまでに、かなり時間がかかりましたが、 その分思い入れのある1曲になりました。(コメント:ゆうみ) 10.めぐり逢い 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 私のソウルノートとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたTVドラマ「恋人よ」や、 様々なドキュメンタリー番組の感動の場面のBGMとしても使われていました。 また、2013年からは、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われていました。 原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。 アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に 「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”1992年の冬。 初めて聴いた瞬間に、この曲がとても好きになりました。邦題の「めぐり逢い」という印象がとても心に強く響きました。 それからずっと弾き続けています。 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際にも、BGMとして弾きました。 この曲に関する思い出は、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 11.花は咲く 2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために 制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト 「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。 国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも 編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) |
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演奏日の感想♪ 2017/10/26UP 今回は会場に最初から最後まで2~3名の方がいらっしゃり、ベルも一緒に楽しんでいただけました。 以下のまだむ楊さんの感想文中の「病室に戻られた方」が、 コンサートが終わった後で、わざわざ会場までお越しくださり、 「やっぱり音楽はいいですね。ありがとうございました」 と言ってくださったので、病室でしっかりお聴きいただけて良かったと思いました。 自分の演奏ですが、やっぱりミスタッチは多々ありますが、動揺もせず、止まりもせず、うまく切り抜けました。 このボランティアコンサートを始めた頃と比べたら、随分余裕で演奏できるようになったと思います。 やはり、「経験は命」ですね♪ |
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参加した生徒の感想
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