ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート                  2014年3月26日(水)
プログラム
        演奏:丹羽みどり/小坂隆司/りぃ/カスミン/まだむ楊/みゆき/かず子
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)まだむ楊 雨のち晴レルヤ ゆず
TVドラマ「ごちそうさん」主題歌
作詞:北川悠仁
作曲:北川悠仁・佐藤和哉
編曲:川口晴子
3 (ピアノソロ)りぃ さくら(独唱) 森山直太朗 作詞:森山直太朗 ・御徒町凧
作曲:森山直太朗 
編曲:小野佐知子
4 (ピアノソロ)カスミン となりのトトロ 映画「となりのトトロ」より
作詞:宮崎駿
作曲:久石譲
編曲:村上由紀
5 (ミュージックベル)全員 さくらさくら 日本古謡 作詞作曲:不詳
編曲:丹羽みどり
6 (ミュージックベル)全員 春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:丹羽みどり
7 (ピアノソロ)みどり めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 作曲:アンドレ・ギャニオン
8 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・りぃ・みどり
早春賦 文部省唱歌 作詞:吉丸一昌
作曲:中田 章
9 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・りぃ・みどり
文部省唱歌 作詞:武島羽衣
作曲:瀧廉太郎
10 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・みどり
川の流れのように 美空ひばり 作詞:秋元康
作曲:見岳章
11 (フルート・ピアノ)
小坂隆司・みどり
潮騒 作曲:アンドレ・ギャニオン
編曲:小坂隆司・丹羽みどり
12 (うた&ピアノ)みどり・りぃ 私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。


曲目解説

1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.雨のち晴レルヤ・・・・NHK連続テレビ小説「ごちそうさん」の主題歌です。
曲の途中でなんとなく聴いたことがある懐かしいメロディが流れますが、
これはドヴォルザークの交響曲第九番ホ短調「新世界より」の第二楽章です。
日本では「遠き山に日は落ちて~」の歌詞で有名な曲ですが、日本の音楽と西洋のクラシックがうまく融合されるところが
大正、昭和の時代背景とともにドラマ「ごちそうさん」にぴったりなので、曲の中に取り入れた との事です。
親しみやすい曲調なので皆さんに歌っていただけるように演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



3.さくら(独唱)・・・・『さくら』という名のついた曲の中で私はこの曲が一番好きです。
森山さんが友達の結婚式のために作られた曲ですが、卒業式でもよく歌われています。
旅立ちの時に優しく背中を押してくれるような、そして変わらない場所で変わらない友だちがいつも待っていてくれるような
暖かい歌詞が大好きです。歌詞に込められた想いが伝わるように演奏したいです。(コメント:りぃ)



4.となりのトトロ・・・・1988年公開のスタジオジブリ製作のアニメ映画「となりのトトロ」のエンディングテーマです。
昭和30年代前半の日本を舞台にし、田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ、メイ姉妹と、
不思議な生き物「トトロ」との交流を描いた、夢あふれる作品です。
子供のころから何度も観た映画ですが、どれだけ年齢を重ねても素直に楽しめる映画です。
童心に帰ったつもりで、楽しく演奏したいと思います。(コメント:カスミン)



5.さくらさくら・・・・幕末、江戸で子供用の箏の手ほどき曲として作られたものだそうです。
確かに、私も以前、箏の講座で弾きました。
もともと「咲いた桜」という歌詞がついており、その優美なメロディから明治以降、歌として一般に広まり、
現在の歌詞が付けられたそうです。
今回は、箏の雰囲気を漂わせるように、ベル用に編曲にしてみました。
文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.春が来た・・・・作詞:高野・作曲:岡野氏のコンビの作品です。
二人は、明治~昭和時代に数多くの作品を残しています。(「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」など)
そのうちの一つで、明治43年(1910)「尋常小学読本唱歌」に発表されたそうです。
 高野氏の故郷である豊田村(長野県)は、冬が厳しく春の訪れも待ち遠しいため、
春が来たときのうれしい気持ちをこの歌にこめて作られたとのことです。
 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、音楽を楽しんでいただければと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.めぐり逢い・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.早春賦・・・・この曲は、吉丸一昌作詞、中田章作曲による日本の歌曲です。
作詞の吉丸一昌は、大正の初期に長野県安曇野を訪れ、穂高町あたりの雪解け風景に感銘を受けて
「早春賦」の詩を書き上げたとされているそうです。

この曲の歌詞の意味を調べたら、
1番は、「暦の上では春になったといっても、春とは名ばかりで、風は冷たく、まだまだ寒く感じます。
谷で冬を越した鶯が里に下りて、美しい声で春を告げようと思っても、
まだこの風の冷たさに、春はまだ来ていない、まだその時ではないと、鳴き出そうとした声を潜めて春をじっと待っています。」

2番は、「 川や池に張っていた氷は解け始め、そこに生えている葦も芽をふき始めてきています。
さあ、いよいよ春が来たと思いきや、そんな思いとは裏腹に現実は厳しく、昨日も今日もまだ空はどんよりして雪が舞っています。」

3番は、「暦の上ではもう春になったのですと聞かされてなければ、まだ春だとは思わなかったのに、
聞いてしまったので、もう、春が待ち遠しくなってしまい、季節の移り変わりさえ遅く感じ、
春よ早く来いという待ち焦がれる思いをどう晴らしたらいいか判らないくらいである。」
という意味の歌詞でした。

今年は、春が近くなったのにたくさんの雪が続けて降ったり、風が冷たい日が続いていたのでぴったりだなぁと思いました。
そしてハートフルに向けて一足先に春の曲を練習していたすっかり春の気分の私に3番の歌詞がぴったりでした。
みなさんにも暖かい春が早く来るように祈りを込めてフルートを憧れの小坂さんと一緒に演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



9.花・・・・この歌曲は、作曲者の滝廉太郎が『四季』と題して発表した組曲の第1曲目にあたる曲です。
第2曲『納涼』、第3曲『月』、第4曲『雪』と続きます。当初は『花盛り』というタイトルが改められ『花』となったそうです。
桜満開の隅田川に、船が行き来する様子が目にうかぶような、
日本の叙情歌らしい七五調の歌詞と軽やかなメロディーが合わさったとても春らしい曲だと思います。
憧れのフルート演奏者小坂さんとフルート2重奏をさせていただきます。
春らしく軽やかに演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



10.川の流れのように・・・・1989年1月11日に日本コロムビアより発売された美空ひばり(1989年6月24日、52歳で死去)の
遺作と言える楽曲です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)



演奏日の感想   2014/3/26UP♪

 今日は、会場にたくさんの方がお越しくださり、プログラムが足りなくなるほどでした。
3ヶ月ぶりのフルートの小坂さんの参加のおかげだと思います。
私自身も、フルートの音色に心地よく、とてもいい伴奏ができたと自己満足しています。
「潮騒」の時に、ハプニングもありましたが、とてもよい経験になりました。小坂さんには感謝です♪
次回は6月にご参加いただけるとのことで、今からとても楽しみにしています。

 他にも2点、ベルの演奏時にハプニングがありました。
演奏に必要なミュージックベルが1本足らなかったことと、歌詞のポスターの印の色が変更できていなかったこと。
十分に準備したと思っていたのに、チェック不足でした。
次回からは、念には念を入れ、しっかりチェックしようと反省しました。
しかし、ベルをお配りし、一緒に演奏のときには、みなさん、楽しんでいただけました。よかったです♪


まだむ楊さんの感想♪   2014/3/27UP

 めずらしく雨天のハートフルコンサートでしたが、
1階のみならず2階3階にもたくさんの方が聴きに来てくださったので活気のある楽しいコンサートになりました。
全員参加のミュージックベルでは皆さん積極的に参加して下さったことを嬉しく思います。

 いつも紳士の小坂さんはフルートの音色も紳士的でうっとりと聴かせていただきました。
りぃちゃんとのフルート二重奏、先生のピアノとの二重奏、どれも素敵でした。

 自分の演奏は、いきなり間違えたので 弾き直しをしてしまって
その後も気持ちを切り換えることが出来ずにミスタッチの連続でした。
焦るとどんどん速くなってミスしてしまうのが悪い癖です。
先生のように 本番では 少しゆっくりめに弾くような気持ちでピアノに向かうようにしたいと思います。

りぃちゃんの感想♪   2014/3/27UP

 今月はフルートの小坂さんも参加してくださってピアノ・ベル・フルートとたくさんの方が楽しんでくださいました。

 ピアノは、ソロも歌の伴奏も心を込めて演奏できました。
少しミスタッチしてしまいましたが、小さく優しい音色で表現したいところがイメージどおりの音色が出せてよかったです。

 今回1番うれしかったことは、小坂さんとフルートをデュエットさせていただいて前回よりも落ち着いて演奏できたことです。
まだまだ合わせ練習のときより、音色が手元のあたり響いていたので
次回は遠くまで音色が届けられるように基礎練習もしっかりしていきたいと思いました。
セカンドパートの部分はバランスがよかったのですが、主旋律を吹くところでもっと音が出せたら
良かったな…と思います。ひとりではくじけそうになってしまいそうですが
小坂さんが一緒に吹いてくださると練習にも”ぐっ”と実が入りがんばれます。
小坂さんいつもありがとうございます♪ また6月に向けてがんばります。

 1番だめだったことはベルの準備で、足らない音があったのに気が付かずに本番直前に気が付いてバタバタさせてしまったことです。
準備も落ち着いて何度も確認できるように心に余裕をもってしたいと思いました。みなさんごめんなさい…。

たくさんの聴いてくださった方 暖かい拍手をくださってありがとうございました。

また来月はカスミンちゃんとの連弾もあるので、がんばります♪

 
カスミンちゃんの感想♪   2014/4/1UP

 今回は、会場に10名ほど聴きに来てくださいました。たくさんの拍手や笑顔をいただき嬉しかったです。

 私自身の演奏は、大勢の方々の前で緊張しましたが、70点くらいの演奏はできたかなと思います。
昨年のピティナステップの失敗がきっかけとなり、練習方法を見直したおかげで、近頃は止まらずに落ち着いて演奏できるようになりました。
心から楽しく演奏できたと思います。
反省点は、ピアノ椅子を自分に合った高さより低めに調整してしまったことです。
演奏に違和感を抱えながらの演奏になってしまったので、ミスタッチが目立ってしまいました。
次回からは、本番前に椅子の高さを確認するように心掛けたいと思います。

 ミュージックベルは、1本忘れ物をしてしまうトラブルはありましたが、和やかな雰囲気の中で、楽しい演奏ができたと思います。
皆さまの拍手が嬉しかったです。

 今回も小坂さん、りぃちゃん、みどり先生のアンサンブルは、たくさんの方々が引き込まれるように楽しく聴いているのが伝わりました。
私自身も、人に感動を与える演奏ができるようになりたいと思いました。

 4月のコンサートは、春が来た喜びを表現できるように、がんばりたいと思います。


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