トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2013年12月23日(月・祝) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン | ||||
1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)みどり | 花は咲く | 「NHK東日本大震災プロジェクト」テーマソング | 作詞:岩井俊二 作曲:菅野よう子 ピアノアレンジ:川口晴子 |
3 | (ピアノソロ)りぃ | 愛の讃歌 (HYMNE A L'AMOUR) | 作詞:エディット・ピアフ 作曲:マルグリット・モノー 編曲:丹内真弓 |
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4 | (ピアノソロ)カスミン | 愛燦燦 | 美空ひばり | 作詞・作曲:小椋佳 編曲:安蒜佐知子 |
5 | (ピアノソロ)カスミン | 時の流れに身をまかせ | テレサ・テン | 作詞:荒木とよひさ 作曲:三木たかし 編曲:安蒜佐知子 |
6 | (ミュージックベル)全員 | 冬景色★ | 文部省唱歌 | 作詞作曲不詳 |
7 | (ミュージックベル)全員 | お正月★ | 文部省唱歌 | 作詞:東くめ 作曲:瀧廉太郎 |
8 | (ピアノ・電子ピアノ)みどり・りぃ | めぐり逢い | 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲 | 作曲:アンドレ・ギャニオン |
9 | (ピアノ連弾)カスミン・りぃ | 上を向いて歩こう★ | 坂本九 | 作詞:永六輔 作曲:中村八大 編曲:小野佐知子 |
10 | (ピアノ・電子ピアノ)りぃ・カスミン | 川の流れのように★ | 美空ひばり | 作詞:秋元康 作曲:見岳章 |
11 | (うた&ピアノ)みどり・りぃ | 私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.花は咲く・・・・2011年3月11日に発生した東日本大震災(東北地方太平洋沖地震)の被災地・被災者の復興を応援するために 制作されたチャリティーソングで、日本放送協会(NHK)が震災後の2011年度から行っている震災支援プロジェクト 「NHK東日本大震災プロジェクト」のテーマソングとして使用されています。 国内向け放送(ラジオ第2放送を除く)・国際放送(NHKワールドTVは歌詞および出演者の英語字幕を追加表記)とも 編成の空いた時間帯を利用して随時この曲を流しています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 3.愛の賛歌・・・・フランス歌曲『愛の讃歌(HYMNE A L'AMOUR)』は、フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの代表曲です。 彼女自身による作詞で、マルグリット・モノーによる作曲で1949年に発表されました。 日本語の歌詞で歌った越路吹雪さんの『愛の讃歌』もよく知られています。 以前豊田市の市民文化会館に美輪明宏さんが来て下さってコンサートでこの曲を聴いたことがあります。 情熱的でとても大きな深い愛の曲に感じて、歌の世界に入りこんでいきました。 いつかピアノで弾いてみたいなと思いました。たっぷり歌えるといいなと思っています。(コメント:りぃ) 4.愛燦燦・・・・美空ひばりさん、デビュー40周年の1986年に発売されたこの歌は、 当初は『味の素』のCMソングとして作られましたが、現在では数多いヒット曲の中でも代表曲の一つとされています。 『愛燦燦』が製作されることになったきっかけは、 当時の若き映像プロデューサーが、「家族愛」をテーマに製作した『味の素』のCM映像のバック音楽を ひばりさんに歌唱させることを希望したことです。 当時のひばりさんは「歌謡界の女王」とも呼ばれていた芸能界の大御所であり、無謀とも言えるオファーでしたが、 ひばりさんがこのオファーを受諾したため、作詞作曲をシンガーソングライターの小椋佳さんに依頼したそうです。 小椋佳さんは、ハワイのサトウキビ畑で撮影された農夫一家の家族愛のCM映像を観てイメージを膨ませ、曲を完成させました。 美空ひばりさんの歌声ように、気持ちのこもった演奏ができればと思います。(コメント:カスミン) 5.時の流れに身をまかせ.・・・・1970年代から1990年代にかけて中華圏と日本を中心に活躍した台湾人歌手、 テレサ・テンの16枚目のシングル曲です。1986年2月に発売されました。 200万枚を売る大ヒットとなり、日本有線大賞及び、全日本有線放送大賞の東西有線大賞でも、 史上初となる3年連続のグランプリを受賞しました。 愛のこめられたこの曲からは、別れの切なさばかりではなく、優しさも伝わってくるようで とても心に響き、大好きな曲になりました。 気持ちをこめて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 6.冬景色・・・・1913年(大正2年)に『尋常小学唱歌 第五学年用』に掲載された曲です。 1番は水辺の朝、2番は田園の昼、3番は里の夕方と、日本の冬の景色を歌っています。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.お正月・・・・共益商社編『幼稚園唱歌』(共益商社楽器店)1901(明治三十四)年7月25日発行の中の一曲です。 作詞者東くめが、東京・浅草の仲見世や境内の羽子板市など、暮から正月にかけての賑わいを観ながらイメージして作ったといわれています。 旋律は、「日本音階(ヨナ抜き長音階)」でできています。 (ヨナ抜き長音階とは、明治時代に伊澤修二によって考案されたもので、ドレミファソラシの七音を、ヒフミヨイムナと呼んで、 ヨ(ファ)とナ(シ)を抜いた五音からできている日本の音階です)。 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.めぐり逢い・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 9.上を向いて歩こう・・・・1961年に発表された坂本九さんが歌う名曲です。 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。 子供から大人まで幅広い年代に親しみのある曲だと思います。 とても悲しい歌詞の曲ですが、明るく軽くスイングしたメロディーが、悲しみを前向きな気持ちにさせてくれる不思議な曲だと思います。 私も下を向かずに、胸をはって上を向いてピアノを弾けたらいいなぁと思っています。 カスミンちゃんと気持ちをスイングさせて演奏したいです。(コメント:りぃ) 1961年に発表された坂本九さんによる日本の歌曲です。 元々は作曲家の中村八大さんが、自身のリサイタルのために制作した楽曲でしたが、 坂本九さんのマネージャーの推薦により、シングル曲としてレコーディングされ、大ヒットとなりました。 更に、海外では「SUKIYAKI」と名前を変えて世界約70ヵ国で発売され、総売り上げ枚数は1,000万枚を超える 世界的大ヒット曲となりました。 落ち込んだ時に下を見て歩いていると、気持ちも下向きで自分しか見えなくなってしまうけど、 上を向いて歩けば、弱い気持ちも上向きになって、きっとまた素敵な世界が広がる、 そんな前向きで、元気になれる素敵な歌だと思います。 楽しいメロディーで、気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 10.川の流れのように・・・・先月のハートフルコンサートで小坂さんがフルートで演奏されるとき 「次は川の流れのようにを演奏します。」と曲紹介をしたら、聴いてくださっていた方が 「わぁ~」っとうれしそうに胸の前で手を合わせとっても笑顔になっていらっしゃったのを見て、 ほんとうに幅広い方々から愛されている曲なんだなぁと思いました。 この曲を演奏させてもらえてとてもうれしく思います。 みなさんの人生がおだやかな川の流れのようであるように、 私もみなさんから愛されているこの曲をカスミンちゃんと心を合わせ大事に演奏したいと思います。(コメント:りぃ) 昭和63年(1988)年に発表されたこの曲は、美空ひばりさんの生前最後の曲となりました。 ラストアルバムとなる「川の流れのように~不死鳥パートⅡ」では、 ファン層に欠けていた30代を対象に制作されたため、作詞家の秋元康さんにプロデュースと作詞を お願いしたという経緯から、スタッフ全員はシングルカットを軽快な歌「ハハハ」に決めていましたが、 ひばりさんは一歩も譲らず『川の流れのように』を押したそうです。 8歳で初舞台を踏み、天才少女歌手と呼ばれ輝かしいスター街道を歩く一方で、離婚やケガ、弟との死別など、 決して穏やかな道のりではありませんでした。 やがてスタッフはひばりさんがこの曲に自分の人生を重ねていることに気づき、 こうして『川の流れのように』はシングル曲として発売、結果として150万枚の大ヒットになりました。 我が人生を振り返りながら、気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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