トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2012年10月24日(水) | ||||
演奏:丹羽みどり/小坂隆司/りぃ/カスミン/まだむ楊/ 豊田市生涯学習センター美里交流館自主グループ「ベルふぁみりぃ」 |
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1 | (ピアノソロ)みどり | みどれみ~優 海 | 作曲:丹羽みどり | |
2 | (ピアノソロ)カスミン | となりのトトロ | 映画「となりのトトロ」より | 作詞:宮崎駿 作曲:久石譲 編曲:村上由紀 |
3 | (ピアノソロ)りぃ | 愛の讃歌 (HYMNE A L'AMOUR) | 作詞:エディット・ピアフ 作曲:マルグリット・モノー 編曲:丹内真弓 |
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4 | (ミュージックベル) ベルふぁみりぃ |
故郷★ | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:丹羽みどり |
5 | (ミュージックベル) ベルふぁみりぃ |
山の音楽家 | ドイツ民謡 | 日本語訳詩:水田詩仙 |
6 | (ミュージックベル)全員 | どんぐりころころ★ | 文部省唱歌 | 作詞:青木存義 (3番:岩河三郎) 作曲:梁田貞 |
7 | (ピアノ連弾)カスミン&りぃ | 大きな栗の木の下で★ | イギリス民謡 | 作曲者不詳 作詞:不詳/2,3番:阪田寛夫 |
8 | (フルート・ピアノ) 小坂隆司・みどり |
里の秋★ | 文部省唱歌 | 作詞:斎藤 信夫 作曲:海沼 実 編曲:山田香 |
9 | (フルート・ピアノ) 小坂隆司・みどり |
もみじ★ | 文部省唱歌 | 作詞:高野辰之 作曲:岡野貞一 編曲:丹羽みどり |
10 | (フルート・ピアノ・電子ピアノ) 小坂隆司・まだむ楊・みどり |
知らない国々 | 「ENEOS」CM曲 | 作曲:R.シューマン 編曲:丹羽みどり |
11 | (フルート・ピアノ・電子ピアノ) 小坂隆司・みどり・りぃ |
めぐり逢い | 作曲:アンドレ・ギャニオン | |
12 | (うた&ピアノ) みどり&りぃ |
私にできること | KOKIA | 作詞・作曲:KOKIA |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
曲目解説 1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。 「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも? と思います。 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、 そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。 それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。 また、この曲名には、もう一つの意味があります。 うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・ という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.となりのトトロ・・・・1988年公開のスタジオジブリ製作のアニメ映画「となりのトトロ」のエンディングテーマです。 昭和30年代前半の日本を舞台にし、田舎へ引っ越してきた草壁一家のサツキ、メイ姉妹と、 不思議な生き物「トトロ」との交流を描いた、夢あふれる作品です。 子供のころから何度も観た映画ですが、どれだけ年齢を重ねても素直に楽しめる映画です。 童心に帰ったつもりで、楽しく演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 3.愛の讃歌 (HYMNE A L'AMOUR)・・・・フランス歌曲『愛の讃歌(HYMNE A L'AMOUR)』は、フランスのシャンソン歌手エディット・ピアフの代表曲です。 彼女自身による作詞で、マルグリット・モノーによる作曲で1949年に発表されました。 日本語の歌詞で歌った越路吹雪さんの『愛の讃歌』もよく知られています。 以前豊田市の市民文化会館に美輪明宏さんが来て下さってコンサートでこの曲を聴いたことがあります。 情熱的でとても大きな深い愛の曲に感じて、歌の世界に入りこんでいきました。 いつかピアノで弾いてみたいなと思いました。たっぷり歌えるといいなと思っています。(コメント:りぃ) 4.故郷・・・・作詞の高野辰之が幼少時代を過ごした故郷の風景・望郷の思いを描写したと伝えられ、 兎を追った山は、大平山・小鮒を釣った川は斑川であるということです。 作曲の岡野貞一は、鳥取出身で、こよなく愛し故郷の砂丘のイメージを思い浮かべたであろうと言われています。 この歌は、大正五年(1914)「尋常小学唱歌(六)」にはじめて登場したそうです。 この曲の歌碑が、作詞:高野辰之の出身地豊田村の、岡野貞一の出身地鳥取市の久松公園入口にあるそうです。 因みに鳥取のキャッチフレーズは「山青き水清き ふるさと 久松山」だということです。 今回は、ベルふぁみりぃのみなさんの演奏をお楽しみください。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 5.山の音楽家・・・・ドイツ語の原題は「Ich bin ein musikante(直訳すると「私は音楽家」)」で、 歌詞の内容は、シュヴァーベン(ドイツ南西部の地域)の音楽家たちが、トランペット・バイオリン・ティンパニ・クラリネット・ フルート・ピアノ・トライアングル・ファゴット・ドラムといった楽器を演奏することができるというものですが、 メロディーが、原曲からかなり編集されており、原曲を聴いても同じ曲とは想像がつかないかと思われます。 今回は、ベルふぁみりぃのみなさんの演奏をお楽しみください。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.どんぐりころころ・・・・2007年(平成19年)に「日本の歌百選」に選ばれたこの曲は、 1921年(大正10年)に刊行された『かはいい唱歌』(共益商社書店)に掲載されたのが最初だそうです。 。 JR東日本の青梅線奥多摩駅の発車メロディで「どじょうが出て来て こんにちは ぼっちゃん一緒に 遊びましょう」の部分が使われているとのことです。 後に3番が付け足されています。 3番を作詞した作曲家の岩河三郎は、1986年(昭和61年)、どんぐりころころを合唱曲にするために3番を付け足した折、 「童謡はお母さんの愛情を感じさせる音楽だと思います。母の愛情を表現するために、3番を作りました」と語っているそうです。 3番の詞の内容は以下です。
お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.大きな栗の木の下で・・・・私は、この曲を聴くとおもわず手が動いて踊りたくなります。 みなさんに3番まで歌って楽しんでもらえるように、アレンジを工夫して連弾します。 ピアノを演奏するので踊れない私の代わりにみなさんに歌って踊って楽しんでもらえたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ) 『大きな栗の木の下で』は子供の頃に踊りながら歌っていた記憶があり、とても楽しい曲です。 この曲は、イギリス民謡をもとにした童謡です。 日本に伝わったのは、太平洋戦争後にGHQの人々が歌っていた曲を聞き伝えで歌い出したことがきっかけと言われています。 秋の季節を感じながら、楽しく演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 8.里の秋・・・・1945年(昭和20年)12月24日、ラジオ番組「外地引揚同胞激励の午后」の中で、全国に向けて放送された。 放送直後から多くの反響があり、翌年に始まったラジオ番組「復員だより」の曲として使われたそうです。 1番ではふるさとの秋を母親と過ごす様子、2番では夜空の下で遠くにいる父親を思う様子、 3番では父親の無事の帰りを願う母子の思いを表現しています。 秋の曲で私が好きな曲の一つです。 歌詞は、ちょっと悲しいですが(戦争に行ってしまった父親を思い出しながら、栗をたべるところ)、、、、。 今回は、フルートとピアノで演奏でお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 9.もみじ・・・・1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。 作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったということです。 今回は、フルートとピアノで演奏でお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 10.知らない国々・・・・最近、ほのぼのとしたストーリーで話題になっている「ENEOS」のCM曲です。 原曲はローベルト・シューマン作曲の「子供の情景」の中の第1曲「知らない国々」です。 ピアノパートはほぼオリジナル、それにフルートを電子ピアノによるストリングスの音色のパートを加えて編曲しました。 CMで使われていることで、クラシック曲の名曲にも親しんでお聴きいただけると思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) シューマンのアルバム「子供の情景」の第1番に収められている曲です。 シューマンがはるか遠い国々への憧れを持ち、そんな輝く気持ちを表現した曲と言われています。 幼少期から書物に親しんで、詩人になりたかったシューマンは、詩を音楽で表現したと言われています。 今回は、みどり先生のアレンジを活かして、フルート、ストリングス、ピアノそれぞれが、詩を唄うように 優しく溶け合うような演奏をしたいと思います。(コメント:まだむ楊) 11.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。 それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 今回は、小坂さんのフルートと、りぃちゃんの電子ピアノによるストリングスの音色を加えての演奏です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 12.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、 勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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