トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2011年6月22日(水) | ||||
演奏:丹羽みどり/小坂隆司/りぃ/カスミン/まだむ楊/由夏/ゆうみ | ||||
1 | (ピアノソロ)りぃ | 星に願いを | 映画「ピノキオ」より | 作曲:ハーライン 編曲:鈴木奈美 |
2 | (ピアノソロ)由夏 | デスペラード | イーグルス | 作曲:ドン・ヘンリー/グレン・フライ 編曲:内田美雪 |
3 | (ピアノソロ)カスミン | いのちの名前 | 映画「千と千尋の神隠し」より | 作詞:筧和歌子 作曲:久石譲 編曲:鈴木奈美 |
4 | (ピアノ&電子ピアノ) まだむ楊&由夏 |
アヴェ・マリア | 作曲:バッハ/グノー 編曲:田中雅明 |
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5 | (ピアノソロ)まだむ楊 | 子守歌 | 組曲「ドリー」より | 作曲:G.Uフォーレ |
6 | (ミュージックベル)全員 | 夏は来ぬ★ または かたつむり |
文部省唱歌 文部省唱歌 |
作詞:佐々木信綱 作曲:小山作之助 作詞作曲者不詳 |
7 | (ミュージックベル)全員 | たなばたさま | 文部省唱歌 | 作詞:権藤はなよ 作詞:林 柳波(補作) 作曲:下総皖一 |
8 | (フルート&ピアノ) 小坂隆司&みどり |
シシリエンヌ | 作曲:G.U.フォーレ 編曲:衛藤幸雄 |
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9 | (フルート&ピアノ) 小坂隆司&みどり |
かごめかごめ | わらべうた | 作詞・作曲不詳 編曲:野呂芳文 |
10 | (ピアノ&電子ピアノ) カスミン&みどり |
守ってあげたい | 作詞・作曲:松任谷由実 編曲:丹羽みどり |
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11 | (うた&ピアノ) ゆうみ&みどり |
歌う人 | 作詞・作曲:KOKIA | |
12 | (うた&ピアノ) ゆうみ&りぃ |
私にできること | 作詞・作曲:KOKIA | |
★印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。 | ||||
今回は、愛弟子4名(りぃちゃん、カスミンちゃん、楊さん、由夏ちゃん)と娘のゆうみが参加します。 そして今回、特別のゲストとして、生涯学習音楽指導員ネットワーク愛知のメンバーでもあり、 各地で演奏活動をされている小坂隆司さんをお招きして、フルート演奏をお願いしました。 曲目解説 1.星に願いを・・・・ディズニーアニメ映画の「ピノキオ」の主題歌です。 静かな夜空に輝く星を眺めているという感じのゆったりとした曲。 今回はちょっと大人っぽいジャズ風アレンジでお贈りします。 来月七夕なので、星にちなんだ曲を、と思い選曲しました。 みなさんが短冊に書いた願いが星に届くように演奏したいです。(コメント:りぃ) 2.デスペラード・・・・初めてこの曲を聴いた時、なんだか懐かしさを感じました。 “ならず者”という邦題からは、寂しさを感じましたが、歌詞を調べたら、 「いつまでも落ち込んでいないで一歩を踏み出してみよう」 という前向きな思いが伝わってきました。少し落ち込んだ時に元気が出るような曲です。(コメント:由夏) 3.いのちの名前・・・・2001年公開のスタジオジブリ製作アニメ映画「千と千尋の神隠し」のメインテーマ 「あの夏へ」に歌詞を入れて木村弓さんが歌いました。 他にも平原綾香さんがカヴァーし、TBSテレビ戦後60年特別企画「ヒロシマ」のテーマソングとして使われました。 平原綾香さんの綺麗な歌声と、久石譲さんの美しいピアノのコラボレーションは、 聴いていてとても心地よく、音楽は心を伝えられる大事なものだと感じました。 まだまだ完璧な演奏ではありませんが、止まらずに気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 4.アヴェ・マリア・・・・バッハの「平均律クラヴィーア曲集」第1巻の第1曲「前奏曲」に グノーが旋律を付けた曲です。由夏さんがエレクトーンで旋律を弾き、私がピアノを担当します。 音・リズム・テンポ、心を合わせて演奏したいです。(コメント:まだむ楊) 誰もが一度は聴いた事があるこの曲は、聴いているだけで清らかな気持ちにさせてくれると思います。 ピアノとエレクトーンで演奏する事によって、より聖歌らしさが出るので、 私自身も神聖な気持ちで演奏したいと思います。(コメント:由夏) 5.子守歌・・・・フォーレが子供のために作った曲です。 1度聴くと思わずハミングしたくなるような、微笑ましくて楽しい曲です。 映画「アンドリューNDR114」にも劇中で使われていて、映画も曲も大好きになりました。 (コメント:まだむ楊) ※今回の全員で演奏するミュージックベルは、 当日お子様がいらっしゃった場合は「かたつむり」、 いらっしゃらなかったら、「夏は来ぬ」を演奏しようと思います。 6.夏は来ぬ・・・・この曲は、私にとっては祖母の思い出と重なっています。 この曲を私が始めて知ったのは、小学校4年生のころだったと思います。 当時、初めて自分専用の「ラジカセ」を買ってもらい、面白くって、いろんな曲をラジオから録音したり、 いろんな音を録音して遊んでいました。 私の祖母は、明治34年(1901年)生まれなので、当時は60歳くらいだったと思いますが、 (今生きていれば100歳は超えています、93歳で永眠) 私は、祖母に 「録音するから何か歌って」 と頼み、そのときに祖母が歌ったのがこの「夏は来ぬ」でした。 録音した祖母の歌を何度も再生して聴いたので、今でもこの曲を聴いたり弾いたりすると祖母の歌声が 聴こえてきます。 私にとっては親代わりで、かなり厳しい祖母でしたが、その歌声がとってもかわいかったのが 印象に残っています。 ちなみに当時小4の私には、「夏は来ぬ」という言葉が「夏は来ない」という風にしか思えなくって、 「????」って思ったことも今では楽しい想い出になっています。 因みに、この曲は明治29年5月に「新編教育唱歌集第5集」に発表されたということですから、 祖母は5歳だったんですね~、 祖母が幼児のころに お母さんか誰かから聴いて覚えたんでしょうか? なんだか、あったかい気持ちになります。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 6.かたつむり・・・・この曲は、1911年(明治44年)に「尋常小学唱歌」上に掲載された唱歌の一つで、 今でも、歌い継がれている親しみある歌です。 お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで 選曲しました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.たなばたさま・・・・この曲は、昭和16年3月に文部省発行の『うたのほん 下』に掲載された唱歌です。 中国から始まった日本の伝統行事「七夕祭り」では、短冊に願い事を書き葉竹に飾る行事となりました。 短冊などを笹に飾る風習は江戸時代から始まったもので、日本以外では見られないそうです。 「たなばたさま」の歌詞にある「五色(ごしき)の短冊」の五色(ごしき)とは、 中国の五行説にあてはまる五色で、緑・紅・黄・白・黒のことだそうです。 そして、中国では短冊ではなく五色の糸をつるし、芸事の上達を願うそうです。 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで 選曲しました。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.シシリエンヌ・・・・フォーレの代表作のひとつともいわれるこの曲は、 1897年に作曲・出版された作品です。 元々はチェロとピアノのために書かれたのですが、現在ではフルートをはじめ多くの楽器で演奏されています。 1898年には組曲「ペアレスとメリザンドOp.80)」の中の一曲として管弦楽に編曲されました。 「ペアレスとメリザンド」はメーテルリンクの戯曲ですが、 その付随音楽をドビュッシーが断った(ドビュッシーはオペラ化にしました)ため、 フォーレによって書かれたということです。 この「シシリエンヌ」は、劇中で主人公の二人が愛を語り合うシーンのBGMとして使われています。 「シシリエンヌ」とは、シチリアーノ、シシリアーノ、シチリアーナ、シチリア舞曲とも呼ばれます。 語源は17~18世紀イタリアのシチリア半島起源の舞曲の名称でした。 6/8拍子(または12/8)で、付点リズム(タッカタン・・・)が特徴のゆったりしたテンポの舞曲です。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 9.かごめかごめ・・・・「うしろの正面だあれー」と、その不思議な歌詞から、 色々な解釈で取り上げられて、謎解きされている歌です。 その「わらべうた」が、ジャズ調にアレンジされたものをお贈り致します。(コメント:小坂隆司) 10.守ってあげたい・・・・松任谷由実さんの1981年6月にリリースされた17枚目のシングルです。 映画「ねらわれた学園」の主題歌として制作されました。 この曲の優しく語りかけた詩は素晴らしく、歳を経るほど歌詞の意味が心に刻まれる名曲だと思います。 私自身親の立場になって、この歌は我が子を思う親の気持ちそのままだなと感じました。 ピアノ伴奏は難しく緊張しますが、みどり先生の足を引っ張らないように 精一杯演奏したいと思います。(コメント:カスミン) 11.歌う人・・・・歌詞の中で特に、 「歌える事が命 伝える事が魂 私には声 それぞれ何か授かった理由がある」 「今 歌うわ 信じているから 私の声 響いて誰かに」 「人はみんな役目を持って 誰かの為に ここに居るの」 という所が、とても気に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 12.私にできること・・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。 歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで 「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。 あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。 ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、 私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、 私自身の方がみなさんにいつも励まされて、勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。 なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、 でも生きることを諦めずにいてほしい…。 そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くといいなぁと思います。 今回は、私も大好きなこの曲を、みどり先生とゆうみちゃんが歌ってくれてうれしいです。 心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)
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