トヨタ記念病院 ハートフルコンサート 2008年7月20日(日) | ||||
演奏:丹羽みどり/りぃ/mina/カスミン/AA/由桐 豊田市生涯学習センター美里交流館 自主グループ「ベルふぁみりぃ」 |
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1 | (ピアノソロ)みどり | 想い出をかさねて | アンドレ・ギャニオン | |
2 | (ピアノ連弾)AA&みどり | 家路 | 交響曲第9番「新世界」より | 作曲:ドヴォルザーク 編曲:大政直人 |
3 | (ピアノ連弾)AA&みどり | スワニー河 | フォスター | |
4 | (電子ピアノソロ)みどり | G線上のアリア | 管弦楽組曲第3番(BWV1068)より | J.S.バッハ |
5 | (ピアノソロ)りぃ | 翼をください | 赤い鳥 | 作詞:山上路夫 作曲:村井邦彦 |
6 | (ミュージックベル) ベルふぁみりぃ |
夏の思い出 | 文部省唱歌 | 作詞:江間章子 作曲:中田喜直 |
7 | (ミュージックベル)全員 | う み | 文部省唱歌 | 作詞:林柳波 作曲:井上武士 |
8 | (ピアノ連弾)由桐&りぃ | ミッキーマウス・マーチ | 「ミッキーマウス・クラブ」より | 作詞・作曲:Jimmie Dodd 訳詞:さざなみけんじ |
9 | (ピアノソロ)由桐 | アヴェ・マリア | J.S.バッハ/グノー | |
10 | (ピアノ連弾)カスミン&mina | となりのトトロ | 「となりのトトロ」より | 作詞:宮崎駿 作曲:久石譲 編曲:渡辺紀子 |
11 | (ピアノソロ)カスミン | あの日の川 | 「千と千尋の神隠し」より | 作曲:久石譲 編曲:ヤマハミュージックメディア |
12 | (ピアノ&電子ピアノ) みどり&りぃ |
めぐり逢い | TVドラマ「Age‘35」より | アンドレ・ギャニオン |
13 | (うた&ピアノ)みどり | 生きてこそ | Kiroro/TVアニメ 「甲虫王者ムシキング 〜森の民の伝説」主題歌 |
作詞:玉城千春 作曲:Kiroro |
コメント: 今回は、生徒さんが5名、美里交流館のベルふぁみりぃのみなさん7名も参加します。 また、にぎやかで楽しいコンサートになることと思います。 曲目解説 1.想い出をかさねて・・・・この曲も、「めぐり逢い」と同じで、私の好きなアンドレ・ギャニオン様の作品。 曲の構成は、変ニ長調で始まり〔前奏〕〔A〕〔B〕〔A〕〔B〕、〔C〕で変ロ短調に転調し、そしてまた変ニ長調〔A〕〔B〕〔A〕〔Coda〕となっています。 それが、 生きていく中にはいろいろなことが起こり、それは決して楽しいことばかりじゃないけど、 どんなことでもプラスに受け止め、そしてやがてそれが全て「想い出」となって、今の自分になっていくんだね〜 という感じになっています。 自分の思い・想いをしっかりと込めることのできるこの曲も、「めぐり逢い」同様、私は大好きです。 (コメント:Saint Cecilia/みどり) 2.家路・・・・交響曲第9番「新世界」第二楽章 ラルゴ 変ニ長調より抜粋で、ピアノ連弾にアレンジされているものを演奏します。 この曲は、ドヴォルザークの死後にさまざまな歌詞をつけて「家路」「遠き山に日は落ちて」などの愛唱歌に編曲されていますので、お聴きくださる方々にも楽しんでもらえると思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) この曲は、交響曲第9番ホ短調『新世界より』の第2楽章の冒頭から転用された曲です。 日本では、キャンプファイヤーなどで歌われることがあるため、知らない人はまずいないのではないでしょうか。 この曲は、ボヘミア(現在のチェコ)出身のドヴォルザークが、アメリカの黒人音楽に刺激を受け、 「新世界アメリカ」から故郷ボヘミアへ向けて作られた作品だと言われています。 黒人であろうとボヘミア人であろうと、また日本人であろうと故郷を想う心は共通の感情だと思います。 大げさな表現ですが、そういう感情というのは、人間が人間であるための美しい感情のうちの一つであると思います。 そういうものに少しでも近づけることができるような柔らかい、優しい、タッチを心がけたいと思います。(コメント:A.A) 3.スワニー河・・・・この曲は、別名「故郷の人々」といいます。 しかし、フォスターが故郷に流れる河を思い出し、郷愁の念を込めて作った曲ではないようです。 実際、フォスターはスワニー河に行ったことがなく、イメージと合った地名なので題名に採用したそうです。 歌詞の内容は、アメリカ南部で奴隷として働かされていた黒人が、 アメリカ北部に移り、生き延びることができたものの、昔の頃を懐かしく哀しく思い出す曲となっています。 奴隷になった経験はありませんが、故郷や家族を想う心は、普遍的で共感できるものだと思います。 そういうものが少しでも表現できて、感じてもらえるような演奏がしたいです。(コメント:A.A) 4.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、 管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦) だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。 今回は、原曲にできるだけ忠実にピアノソロ用にアレンジされたものを 電子ピアノのストリングスの音色で弾きます。 私はいつもこの曲を弾いていると、自分自身がすごく癒されます。 それは、J.S.バッハが教会のための音楽を作っていたことや、私がSaint Ceciliaにあこがれているからだと思います。 甲府教会で賛美歌を弾いたときのことも思い出しながら弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 5.翼をください・・・・ 子供のころ大好きでよく歌っていて、今も大好きな曲です。 子供のころは、サビの部分「悲しみのない自由な空へ翼はためかせ行きたい」というところが好きでしたが、 大人になった今は「今、富とか名誉ならばいらないけど翼がほしい」という歌詞が1番好きです。 子供のころは、この部分の歌詞の意味があまりよくわかっていませんでした。 お金や名誉がなくても、実際に飛ぶことは出来ないけど、心や気持ちが翼を広げて空を飛べるくらい大きくなれたなら・・・。と憧れます。 演奏するピアノの音も音符に翼をつけて遠くへ、遠くへ飛んでみなさんの心に届いてくれたらいいなぁ・・・と思います。(コメント:りぃ) 6.夏の思い出・・・・夏の曲といえば、やっぱりコレ! という感じです。 歌詞にある「尾瀬」は、群馬県だそうです。私は行ったことがないので、一度は行ってみたいと思っています。
今回は、美里交流館のベルふぁみりぃの方々と一緒にミュージックベルでの演奏をお楽しみいただきたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 7.うみ・・・・この曲も夏の曲では絶対にはずせない曲だと思います。 今回は、美里交流館のベルふぁみりぃの方々と、お聴きくださる方々=全員でミュージックベルで 一緒に音楽を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 8.ミッキーマウス・マーチ・・・・よく効きなれた曲ですが、はじめての挑戦です。 今日は大好きなリーちゃんとの連弾です。 行進曲なので楽しく弾きますので、皆さんも楽しんで聞いてください。(コメント:由桐) みなさんよくご存知のディズニーの曲です。 私のイメージは、ディズニーのいろんなキャラクターがそれぞれ楽器を持ちパレードをしながら リーダーのミッキーマウスの紹介をして、みんなが胸を張って行進してる感じです。 今回演奏するピアノアレンジもとっても楽しく軽やかなアレンジです。 今回は、由桐ちゃんと連弾します。年齢は、私の方がだいぶ年上だけど、ピアノは由桐ちゃんが大先輩!。 由桐ちゃんが連弾してくれると先生から聞いてとてもうれしかったよ♪。由桐ちゃんありがとう。 由桐ちゃんの胸を借りて、元気に楽しく演奏したいです。(コメント:りぃ) 9.アヴェ・マリア・・・・この曲は、CMソングなどでも流れていますが、とても気持ちのいい曲です。 そして、イエス・キリストの母の名前です。 きれいなメロディでとても好きです。意味は調べたけど、私にはよくわからなかったです・・・・・。 もし間違えても、とまらずに弾きたいです。(コメント:由桐) 10.となりのトトロ・・・・「となりのトトロ」は宮崎駿監督、スタジオジブリ制作により1988年公開されたアニメ映画です。 日本の自然の美しさと子供にしか見えない不思議な世界を描いた夢あふれる作品です。 子供のころから何度も観た映画だけど、どれだけ年齢を重ねても素直に楽しめる映画です。 童心に帰ったつもりで楽しく演奏します。(コメント:カスミン) 私が楽しく見ていたトトロを、今では子どもたちが喜んで見ています。 不思議な世界に繰り広げられる親子の愛情や自然への尊敬のまなざしは今見ても新鮮な感情を私の中に呼び起こしてくれます。 先日、改めてこの映画を子どもたちと見ていたときに、昔見たころと今では目線が変わっているのに気づき面白いなと感じました。 私はおかあさんが長女のサツキのことを 「あの子は我慢強いから心配なのよ」 と語るシーンがとても好きです。私もあんな風にしっかり子どもを見つめられる母親になりたいと思います。 トトロの楽しい世界観を表現できるように明るく軽やかに弾きたいと思います。(コメント:mina) 11.あの日の川・・・・私の大好きな映画、『千と千尋の神隠し』に使われた久石 譲さんの曲です。 映画を観ていて、不思議な世界へ通じるトンネルをあの家族と一緒に抜けたときから私はその世界の中に入り込んでしまいました。 「あの日の川」は、千尋がハクの優しさに触れて思わず泣いてしまうシーンで流れていて、千尋の心の内だと思います。 透明感のあるゆったりとした、まさに川の流れのように癒される演奏でがんばります。(コメント:カスミン) 12.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。 私のテーマソングとして毎回弾きます。 ※ストリングス(E・ピアノによる)をバックに入れての演奏です。 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、 実はそれよりも前に、1995年10月〜12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。それからずっと弾き続けています。 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても、絶対に飽きないし、 そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、 『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』 という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。 この曲については、こちらもご覧ください。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 13.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった? 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。 これがテレビアニメの主題歌だということも、子供たちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、 とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)
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