ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2019年2月27日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden(みどり/まだむ楊/NH/加藤寛)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
3 (ピアノソロ)
まだむ楊
ホール・ニュー・ワールド 映画「アラジン」より 作詞:ティム・ライス
作曲:アラン・メンケン
編曲:内田美雪
4 (ギター弾き語り)
加藤寛
冬の星座 文部省唱歌 作詞・作曲:ウィリアム・ヘイス
日本語歌詞:堀内敬三
5 (鍵盤ハーモニカ・ピアノ)
みどり・まだむ楊
TVドラマ「聖者の行進」主題歌 作詞・作曲:中島みゆき
編曲:村上由紀
6 (トーンチャイム)
全員
たき火 文部省唱歌 作詞:巽聖歌
作曲:渡辺 茂
7 (トーンチャイム)
全員
冬景色 文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
8 (歌・ピアノ)
NH・みどり
ねむの木の子守歌 作詞:美智子皇后陛下
作曲:山本正美
9 (歌・ピアノ)
NH・みどり
早春賦 文部省唱歌 作詞:吉丸一昌
作曲:中田章
ピアノアレンジ:山田香
10 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
たき火 文部省唱歌 作詞:巽聖歌
作曲:渡辺 茂
編曲:ヤマハ
11 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり
冬景色 文部省唱歌 作詞作曲不詳
編曲:ヤマハ
12 (ピアノ連弾)
まだむ楊・みどり

(無邪気な犬・憂鬱な猫・しあわせな夢)
文部省唱歌 作詞作曲不詳
編曲:秋山さやか
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。
他の演奏日のプログラムを見る

先月のプログラムへ ハートフルコンサートのページへ戻る 翌月のプログラムへ
トップページへもどる
曲目解説


1.みどれみ~優海
 オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」というイメージで作ったので、
コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲「優しい海」を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。

 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.めぐり逢い
 私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲で、
 これまでにいろいろな場面で使用されてきました。
  ・1996年4月 柴門ふみ原作 TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
  ・1995年10月~12月 TVドラマ「恋人よ」BGM
  ・ドキュメンタリー番組の感動の場面のBGM
  ・2013年~ トヨタ自動車「トヨタウン」CM曲

 原題はフランス語「Comme au premier jour」、直訳では「1日目のように」で、
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。

 私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは1992年の冬。
初めて聴いた瞬間に、邦題の「めぐり逢い」という印象がとても強く心に響き、この曲が大好きになりました。
それ以来ずっと弾き続けています。

 気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら弾くと、とても気持ちがいいです。 
 これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 2014年2月1日、息子の結婚式で、新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
 2017年3月30日、娘の優実の結婚式で、新郎入場の際に、BGMとして弾きました。

この曲に関する思い出が、少しずつ、どんどん込められていくので、私はこの曲がますます好きになります。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)




3.ホール・ニュー・ワールド
 ディズニー映画「アラジン」の中で、アラジンとジャスミン姫が魔法のじゅうたんに乗って旅をする時に流れる音楽です。
今回は「美しく響くピアノソロ中級」の楽譜で演奏します。
空飛ぶじゅうたんのように滑らかに演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



4.冬の星座
 1947年(昭和22年)発行の国定教科書『中等音楽』に掲載された曲で、
2007年(平成19年)に日本の歌百選の1曲に選ばれています。
 原曲は、1871年にウィリアム・ヘイス(William S. Hays, 1837 - 1907)によって
作詞・作曲されたアメリカ合衆国のポピュラー・ソング「愛しのモーリー」です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



5.糸
 1998年冬季、今から20年前に放送されたTVドラマ『聖者の行進』の主題歌で、1998年2月4日にCDが発売されました。
今では、結婚式の定番ソングとなっており、 幅広い世代に愛される日本の名曲だと思います。
 歌詞の中の「逢うべき糸に出会えることを 人は
”仕合せ”と呼びます」は、名言だと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.10.たき火
  晩秋~冬といえば、私はこの曲は欠かせないです。
 昭和16年(1941年)に作られた曲です。今でも小学校2年生の音楽の教科書に載っており、
子どもから高齢者まで、歌い継がれている唱歌で、文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 小学校の時、音楽の教科書に載っていました。
冬の教室で、たて笛の練習したり、輪唱したり、楽しんだことを思い出します。
冬景色を思い浮かべて弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



7.11.冬景色

 1913年(大正2年)に『尋常小学唱歌 第五学年用』に掲載された曲です。
1番は水辺の朝、2番は田園の昼、3番は里の夕方と、日本の冬の景色を歌っています。コメント:Saint Cecilia/みどり)


 昭和16年にNHKのラジオ番組「幼児の時間」の番組案内テキストである
「ラジオ小国民」で詩が発表され、12月に「幼児の時間」の放送内で楽曲が発表された。
戦後の昭和24年にも「うたのおばさん」で松田トシや安西愛子が歌い、大衆に広まりました。
 今回は、冬らしい曲「たき火」と「冬げしき」を先生と連弾で演奏します。(コメント:まだむ楊)



8.ねむの木の子守歌
  この「ねむの木」は東京都品川区東五反田に「ねむの木の庭」という品川区立の公園にあります。
もともと平成の美智子皇后の生家の正田家の邸宅があった場所です。
ここには美智子さまに因んだ「プリンセス・ミチコ」というバラの花もあります。

 美智子さまはこのねむの木をご覧になりながらご成長され、聖心女子学院高等科在学中にこの詩をお書きになりました。

 1965(昭和40)年、高校時代に詩歌の交換をしていた皇后陛下の友人がその詩を雑誌に発表して
反響を呼び、この詩を読んだ作曲家の山本正美氏(山本直純氏の配偶者)が感動して作曲し、
秋篠宮文仁親王殿下のご誕に合わせて献上しました。

 翌1966(昭和41)年3月には吉永小百合氏と梓みちよ氏がそれぞれシングルレコードをリリースし、
多くの国民が知ることになりました。

 皇后陛下は作詞著作権を社会福祉法人日本肢体不自由児協会に下賜されています。
また、この協会は作詞著作権料を基金として、昭和42年(1967年)に医療型障害児入所施設、
療養介護事業所、特別支援学校等において永年にわたる功績を収めた者を労るべく
ねむの木賞を制定しています。第1回から毎年だいたい4名が選ばれています。
(コメント:NH)



9.早春賦
 この曲を作詞した吉丸一昌は、今の大分県臼杵市出身で、有名な国文学者であり教育者でした。
中学校教諭、東京音楽学校(現東京芸大)の教授を経て、文部省唱歌教科書編纂委員となり
「木の葉」「故郷を離るる歌」(ドイツ民謡)など、多くの唱歌を作詞しました。
 この「早春賦」は吉丸一昌が、今の安曇野市穂高を訪れた時に、穂高川のほとりで、遅い安曇野の春を表現しました。
 
 作曲家の中田章は、東京都出身で東京音楽学校の教授であり、オルガン奏者であり作曲家でした。
「夏の思い出」「めだかの学校」等を作曲した中田喜直の父親です。
 
 「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれています。(コメント:NH)





12.雪 (無邪気な犬・憂鬱な猫・しあわせな夢)
  1911年(明治44年)に『尋常小学唱歌(二)』で発表された曲です。
冒頭の歌詞を「雪やこんこん」と歌ってしまいがちですが、正しくは「雪やこんこ」です。
「こんこ」は「来んこ=来い」という意味だそうです。
 2007年(平成19年)に文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれました。
 今回は、この「雪」という曲の歌詞の内容=犬は走り回り、猫はこたつで丸くなる」に沿ったアレンジをお楽しみください。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



 少々長い題名ですが、冬の季節の犬と猫の気持ちを表した楽しい曲です。
楽しかったり気が重かったり、でも最後はハッピー。喜怒哀楽を表現出来るように頑張りたいと思います。(コメント:まだむ楊)
演奏日の感想♪  2019/3/1 UP 
 今回から、新たに音楽仲間が増えました。自治区内でメンバー募集し、一緒に演奏していただけることになった加藤さん。
ギター弾き語りで、しみじみ、ほのぼのとした演奏で、とても良い雰囲気でした。
 また、アルトサックスのS・Sさんも聴きに来てくださり、トーンチャイムの演奏にも参加してもらえて良かったです。
聴きに来てくださった患者様方も楽しんでいただけたので、良かったです。

参加した方の感想

まだむ楊さん

 今回は、久しぶりにNさんが来て素敵な歌声を聴かせてくださいました。
美智子皇后様が作詞された「ねむの木の子守歌」は、初めて聞いたのすが、
素敵な歌でNさんに似合ってて、また聴きたいなと思っています。

 そして六丁目バンドのKさんは、しっとりとギターの弾き語りを聴かせてくださいました。
懐かしい歌や皆で一緒に歌える曲が多くて、皆さんトーンチャイムにも積極的に参加していただけたので
やっぱりハートフルコンサートだなあとしみじみ思いました。

 ソロ演奏は練習通りには弾けませんでした。
「先生の完璧な演奏の後で弾くのはいやだ」
とか、ネガテイブな感情を持ったのがいけなかったと思います。
次からは、いっぱい練習したのだから自信を持って演奏したいと思います。

 連弾は途中で入りそびれた箇所があったのですが、先生が合図して下さったので上手く再開できました。
言い方は悪いですが上手に誤魔化せたと思います。

 今回は六丁目バンドのサックス担当の方も聴きに来てくださって、これからも一層楽しいコンサートになりそうです。

私も練習頑張ります。



NHさん

 前回は5月でしたから9ヵ月ぶりに出演させていただきました。
前半不安定だったのです(特に低音や高低差の大きい箇所)が、後半は持ち直して来ました。
前回と比較するとかなり安定して明るく響く声が出てきていると思います。もう一歩頑張りたいです。

 それからご来場の皆様と一緒にトーンチャイムと歌を演奏できてとても楽しかったです。
今回はピアノ中心にギターの弾き語りや鍵盤ハーモニカのアンサンブル等、多種多様な音楽形態で
楽しくてあっという間のコンサートでした。
 聴きにいらしてくださった皆様、一緒に演奏してくださった皆様、ありがとうございました。





他の演奏日のプログラムを見る
先月のプログラムへ ハートフルコンサートのページへ戻る 翌月のプログラムへ
トップページへもどる