ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2016年4月29日(金・祝)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ) みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ) 文部省唱歌 作詞:武島羽衣
作曲:瀧廉太郎
編曲:内田深雪
3 (うた&ピアノ) 未来へ Kiroro 作詞・作曲:玉城千春
ピアノアレンジ:原川誠
4 (うた&ピアノ) ハナミズキ 一青窈 作詞:一青 窈
作曲:マシコタツロウ

編曲:武部聡志
ピアノアレンジ:丹羽みどり
5 (ピアノソロ) 英雄の証 テレビゲームソフト
「モンスターハンター」より
作曲:甲田雅人
編曲:藤井香世子
6 (トーンチャイム・ミュージックベル) 春の小川 文部省唱歌 作詞:高野辰之
改詞:林柳波
作曲:岡野貞一
7 (トーンチャイム・ミュージックベル) こいのぼり 文部省唱歌 作詞:近藤宮子
作曲:不明
8 (ピアノ連弾) 春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:ヤマハ
9 (ピアノ連弾) おぼろ月夜 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
編曲:ヤマハ
10 (ピアノソロ) めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (うた&ピアノ) 私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。



2.花・・・・瀧廉太郎作曲の有名な「花」です。
もともとは明治33年11月1日に共益商社出版から刊行された歌曲集「四季」の第一曲だったそうです。
東京都墨田区では、この曲を「区民の愛唱歌」に指定しています。
皆さんに気持ちよく歌っていただけるように演奏したいと思います。



3.未来へ・・・・1997年にインディーズで既にシングルが発売されていたが、
メジャーデビュー後に収録曲を変えて改めて1998年にシングル化された曲です。
中学校・高等学校の音楽の授業や合唱コンクールでもよく歌われ、卒業ソングとしても知られています。


 僕は10才で2分の1成人式を迎えました。
この曲はお母さんを思った歌なので、「育ててくれてありがとう」と感謝の気持ちをこめて歌います。



4.ハナミズキ・・・・「ハナミズキ=花水木」は別名アメリカヤマボウシともいい、北アメリカ東部産の花木です。
アメリカでの名称はドッグウッド(ダグウッド)、バージニア州の州花ということです。
 1909年から数年にわたって、当時東京市長の尾崎行雄氏がアメリカ合衆国に桜の苗木を贈ったその返礼として
1915年に東京市に贈られたのが日本でのハナミズキのはじまりで、日米親善の木として有名になったそうです。

 この曲は、一青窈さんが2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件をきっかけに作られたとされています。
自分の大切な人とさらにその人の大切な人が幸せである事を
”君と好きな人が百年続きますように~ハナミズキより”と願う歌です。


 この曲は、僕の妹が小さい頃から大好きで、ちょっと難しいけどたくさん練習しました。
「うす紅色のかわいい君」を妹に例えて歌います。



5.英雄の証・・・・今回は、テレビゲームソフト「モンスターハンター」から、シリーズ全体のテーマ曲であり、
初代エンディングテーマ曲でもある「英雄の証」のピアノアレンジバージョンを弾かせていただきます。

 モンスターハンターは現在発売から12年経過しており、最新作では世界中で数百万本売れているゲームです。
トヨタ自動車のCMでもこの音楽が使われているぐらい人気を博しています。

 私は、来月友人の結婚式で二人の思い出の曲として弾くため、幸いにもハートフルの場に漕ぎ着けることができました。

 オーケストラの曲であり、色々な楽器が使われています。
トロンボーン、ヴァイオリン、チェロ、オーボエ、ハープ、太鼓など実に多彩です。楽譜ではかなり忠実に再現しています(つまり難しいです)。
それをピアノで再現・・・とまではいかないものの、異なる音色で弾き分けることを意識したいです。

 また、ほどほどの緊張感を持って、止まらずに弾くことを心がけたいです。



6.春の小川・・・・作詞の高野辰之氏、作曲の岡野貞一氏は、よく二人でコンビを組んで、いろいろな曲を作られました。
「ふるさと」「春が来た」「紅葉」「日の丸の旗(白地に赤く)」おぼろ月夜」もお二人の作品です。
  「春の小川」は、東京の代々木、渋谷を流れていた河骨川(こうぼねがわ/宇田川の支流)をモチーフに、
近隣に住んでいた高野が詞にまとめものだそうです。
 1912(大正元)年、『尋常小学唱歌(四)』に発表されたのですが、
1942年『初等科音楽(一)』では、林柳波によって、「さらさら流る」が「さらさらいくよ」に、
「ささやくごとく」が「ささやきながら」に改定され、3番の歌詞が削除され、現在の歌詞になっています。

 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。
また、今回は、ベルの後、ピアノ連弾でも、また違ったアレンジで、お楽しみいただけることと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。



7.こいのぼり・・・・「屋根より高いこいのぼり・・・・」の歌です。
1931年(昭和6年)12月に刊行された『エホンショウカ ハルノマキ』で発表されたのが最初だそうです。
 作詞者の近藤宮子氏(1907.3.21(明治40)~ 1999.4.8(平成11))は
「さいた さいた チューリップの花が」で有名な「チューリップ」も作詞しています。

 昨年も4月にこのコンサートでベルの演奏をする際、調べたときには、作詞者が「小出浩平」となっているサイトもあり、
????と思っていたのですが、今回またよく調べてみたら、著作権の問題でいろいろあったようですが、
いまでは、近藤宮子氏ということになったようです。

 この曲も、お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。



8.
春が来た・・・・この曲も、「故郷」と同様、作詞作曲の高野・岡野氏のコンビの作品です。
二人は、明治~昭和時代に数多くの作品を残しています。(「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」など)
そのうちの一つで、明治43年(1910)「尋常小学読本唱歌」に発表されたそうです。
 高野氏の故郷である豊田村は、冬が厳しく春の訪れも待ち遠しいため、
春が来たときのうれしい気持ちをこの歌にこめて作られたとのことです。
 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、
その後、ピアノ連弾でも、楽器とアレンジの違いを音楽を楽しんでいただければと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。


 明治43年発行の「尋常小学読本唱歌」にて発表されたそうです。
100年以上経った現在でもその親しみ深い歌詞とメロディで歌い継がれていますね。
春の訪れを喜ぶ姿を頭に描いて可愛らしく演奏したいと思います。



9.おぼろ月夜・・・・おぼろ月夜とは、春の夜に月がほのかに霞んでいる情景を指す季語です。
今年(2016年)1月から、JR東海道線二宮駅で発車メロディとして採用されています。
私にとっては少々難しい連弾ですが、先生にリードしていただいて頑張って弾きたいと思います。

 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています




10.めぐり逢い・・・・私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のソウルノートとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。

演奏日の感想♪   2016/4/29UP

 今日は、祝日ということで、いつもよりたくさんの方が、お聴きくださいました。
そして、今回からベルのコーナーでは、私たち演奏者全員でトーンチャイムで主旋律を演奏し、
お聴きくださる方々には、ミュージックベルをお配りして、今まで通り、和音奏で伴奏をつけていただきました。
 なかなかよかったです。トーンチャイムの柔らかで伸びのある音色は好評で、
また、ベルを初めて持たれた方も、楽しく合奏できました。よかったです。


 ピアノ連弾「春が来た」「おぼろ月夜」の時には、一緒に口ずさんでくださる声がよく聞こえてきて、
楽しんでくださっているなぁと思い、私も楽しく演奏できました。

 「未来へ」「ハナミズキ」の時は、マイクを使わずにソロで歌うので、歌声をよく聞きながら、ピアノ伴奏の音量を調整して弾きました。
特に、「未来へ」は、楽譜通りではなく、メリハリを付けたアレンジで弾きました。バランスよくできたと思います。

 「私にできること」は、今回は、主旋律を優実と生徒の計3人で歌ったので、
私のハモリパートの声も、普通に歌ってちょうどよいバランスになりました。
(私の声が大きいので、いつもは、すごく加減して歌っています(^^;))

 今日は、私の友人も聴きに来てくれました。
彼女はPTAの合唱クラブに20年あまり所属し、別の日程でその合唱のグループでこのハートフルコンサートを行っているのですが、
全体的に、バラエティに富んだプログラムで、飽きずに聴けるので、とてもよかった、
自分たちのときの参考になったという感想をいただきました。ありがとうございました。

 次回からも、みんなが楽しめる内容を企画して継続していきたいと思います。


参加した生徒の感想   4/29UP

1.本日は祝日にもかかわらず、普通に病院が開いていた。
 そのためかいつもよりも多くの患者さんや看護師の方々がいて、いつもよりも視線が多かった。
 その中で弾く事は、人前で弾くことに慣れる為には良いシチュエーションに感じた。

  今日のピアノの出来は、昨日の練習時と比べたら全然良かったのだが、先週のレッスンのほうが数段出来が良かったため残念。
 正直今週は忙しく、また心も穏やかではなかったため練習が出来なかった。
 ピアノの出来は及第点だが、時間の確保という点では落第点である。
 日々の生き方、仕事の取り組み方を見直し、もう少しピアノに注力できるよう整えていかないとなあ。

  ピアノの音に自分の心が現れるはずだから、日々の生き方も大事であると思う。
 良い演奏、良い音で弾くためにも心身ともに健康でありたい。
 そしてせっかく人前でピアノを弾くのだから、今度ハートフルで弾くときは確実に練習時間を確保し、
 もっと上手に弾くよう努力します。



2.今回のハートフルコンサートは祝日で お見舞いの方も多く、また外来も開いていたので たくさんの方がおみえでした。
 始まる前に「ベルもあるのですね」と言って下さった方もいらっしゃいました。そして皆さんベルにも参加して下さいました。

  トーンチャイムは演奏前にほんの少し 手間取りましたが、先生が曲を説明して下さったりして 上手く調整出来たと思います。
 片付けの時にトーンチャイムのケースを上下逆さまにして開いてしまったことが、今回の1番の反省点です。
 今後、楽器の取り扱いには充分に注意します。

  Kくんは喉の調子が良くなかったそうですが、のびやかな歌声で新曲を披露してくれました。

  ミッキーさんはゲーム曲ですが、装飾音満載、アルペジオたっぷりの とても素敵な演奏でした。
 モンハンに気付いて聴きにきて下さった男性もいました。

  自分のソロ演奏は、本番2日前のレッスンで先生に注意していただいた所を直そうと努力しました。
 その結果、その部分は上手く弾けたと思いますが、他の所で力が入ってしまってミスしてしまいました。
 短い曲でも 最初から最後まで 思い通りに弾くのは 私にとっては 難しいことだと感じる毎日です。

  連弾は、先生にリードして頂いて いい感じに弾けたと思います。何人かの方が歌って下さったのも嬉しかったです。

  これからも練習がんばります。




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