ハート飾り枠
   トヨタ記念病院 ハートフルコンサート   2015年12月23日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊/みゆき/あつし/希利)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)
みどり
みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)
りぃ
アメージング・グレイス 讃美歌2編167番 作詞:ジョン・ニュートン
作曲者不詳 
編曲:森乃リコ
3 (ピアノソロ)
あつし
アニー・ローリー スコットランド民謡 編曲:吉田洋
4 (ピアノソロ)
まだむ楊
アラベスク 第1番 作曲:ドビュッシー
5 (フルート&ピアノ)
りぃ&みどり
ホワイト・クリスマス ミュージカル映画
「ホワイト・クリスマス」主題曲
作曲:I.バーリン
編曲:高野令子
6 (うた&ピアノ)
希利&みどり
中島みゆき 作詞作曲:中島みゆき
7 (ミュージックベル)
全員
冬景色 文部省唱歌 作詞作曲不詳
8 (ミュージックベル)
全員
お正月 文部省唱歌 作詞:東くめ
作曲:瀧廉太郎
9 (ピアノ連弾)
みゆき&まだむ楊
文部省唱歌 作詞作曲不詳
編曲:春畑セロリ
10 (ピアノ連弾)
みゆき&まだむ楊
あら野のはてに 讃美歌1編106番 作詞作曲不詳
編曲:三浦真理
11 (ピアノ連弾)
りぃ&みどり
アヴェ・マリア 作曲:シューベルト
12 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
13 (うた&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.アメージング・グレイス・・・・ 2003年にドラマ「白い巨塔」の主題歌にも使われたとても有名な私も大好きな曲です。
とても美しいメロディーで、ジョン・ニュートンの歌詞には神の恵みへの感謝がつづられています。
私も日々生かしていただいていることや、いつもいろんな方たちに支えられていることを感謝しながら演奏したいです。
今回はジャズ風で、遠くからバグパイプがだんだん近づいてきたり、
メロディーが輪唱のように追いかけっこしたりするおしゃれなアレンジをピアノでたっぷり歌えたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



3.アニー・ローリー・・・・スコットランド民謡です。誰もがどこかで聞いたことがあるメロディだと思います。
もともとは叶わない恋を歌った曲だったみたいですが、クリミヤ戦争で軍楽隊が演奏したことにより故郷を偲ぶ曲になったようです。
僕もゆったりしたメロディが好きです。少しでも郷愁を誘えるような演奏がしたいです。(コメント:あつし)



4.アラベスク 第1番・・・・ドビュッシーが1888年に作曲したとされる曲で、
彼の作品の中では初期にあたる時期に作られた大変美しく有名な曲です。
3連譜と8分音符を合わせる所や、一本の線を描くように弾く事等、苦労した点は多かったですが、美しく弾けるように努力しました。
今年最後のハートフルコンサートでアラベスクを弾かせていただけるのは、とても光栄です。心を込めて演奏します。(コメント:まだむ楊)



5.ホワイト・クリスマス・・・・クリスマスシーズンになるとどこからか流れてくる『ホワイトクリスマス』のメロディ。
ビング・クロスビーのとてもポピュラーな曲です。
1954年に、彼とダニー・ケーのコンビが活躍するミュージカル映画「ホワイトクリスマス」の主題歌です。
夢のような白い雪のクリスマス、ツリーのてっぺんには星が輝き、子供たちはソリの音に耳をすます・・・といった
ロマンティックな内容の美しい歌です。
 今回は、フルートとピアノでしっとりと歌うように演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



6.糸
・・・・1998年のテレビドラマ『聖者の行進』の主題歌として使用された曲です。
その後、多くのアーティストによってカバーされています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 ぼくは「糸」という歌を歌います。歌の先生が歌っていたのを見て、歌ってみたいと思ったのがきっかけです。(コメント:希利)



7.冬景色・・・・1913年(大正2年)に『尋常小学唱歌 第五学年用』に掲載された曲です。
1番は水辺の朝、2番は田園の昼、3番は里の夕方と、日本の冬の景色を歌っています。

 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.お正月・・・・共益商社編『幼稚園唱歌』(共益商社楽器店)1901(明治三十四)年7月25日発行の中の一曲です。
作詞者東くめが、東京・浅草の仲見世や境内の羽子板市など、暮から正月にかけての賑わいを観ながらイメージして作ったといわれています。
旋律は、「日本音階(ヨナ抜き長音階)」でできています。
(ヨナ抜き長音階とは、明治時代に伊澤修二によって考案されたもので、ドレミファソラシの七音を、ヒフミヨイムナと呼んで、
ヨ(ファ)とナ(シ)を抜いた五音からできている日本の音階です)。

 今回は、お聴きくださる方々と共に、ミュージックベルの柔らかくて優しい音色で「音楽」を楽しみたいと思います。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



9.雪・・・・皆さまお馴染みの「ゆきやこんこ」で始まる楽しい曲です。
一緒に連弾してくれるみゆきさんとは、かつて小学校のPTA活動を一緒にしていました。
子供の歳も同じで家も近いので2人で自主練習したりしています。自主練習の成果(?)を聴いて下さい。(コメント:まだむ楊)



10.あら野のはてに・・・・16世紀のフランスの伝統的なキャロルが元となった曲で、
英語で一般的に使われる歌詞は、1862年にジェイムズ・チャドウィックが翻訳したものです。
日本でも12月になると良く聴く讃美歌です。
今年はヤマザキのクリスマスケーキのコマーシャルで流れています。連弾で楽しく弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



11.アヴェ・マリア・・・・「アヴェ・マリア」はラテン語で直訳すると「こんにちは、マリア」または「おめでとう、マリア」を意味する言葉だそうです。
この曲は、元々は、ウォルター・スコットの名高い叙事詩『湖上の美人』の、アダム・シュトルクによるドイツ語訳に曲付けされたものであり、
シューベルトの《歌曲集『湖上の美人』》の中の「エレンの歌 第3番」作品52-6(D.839)という曲です
フランツ・シューベルトの最晩年の歌曲の一つで、1825年に作曲されました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


グノーとバッハやカッチーニのアヴェ・マリアと並び、世界三大アヴェ・マリアとされる『シューベルトのアヴェ・マリア』の歌詞は、
スコットランドの詩人ウォルター・スコットによる叙事詩『湖上の美人 Lady of the Lake』から採られているそうです。
この『湖上の美人』の物語の中で、王から追われる身となった「湖上の貴婦人」ことエレン・ダグラスは、
聖母マリアに助けを求めて祈りの言葉を口ずさむ。
そのエレンの歌こそが、シューベルト歌曲『エレンの歌第3番』であり、それが『シューベルトのアヴェ・マリア』として定着することとなったそうです。
 今回は、ピアノ連弾でクリスマスらしく厳かな雰囲気がピアノで表現できるようにみどり先生と演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



12.めぐり逢い・・・・私の大好きな、カナダを代表する作曲家でピアニストのアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。
私のソウルノートとして毎回弾きます。

 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏ご本人が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



13.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

演奏日の感想♪   2015/12/23UP

 今日は、参加予定していた希利くんが、急用で欠席で、残念でしたが、
ほかのみんなで楽しく演奏し、お聴きくださった患者さんたちに、喜んでもらえました。

 みなさん、やはりミュージックベルを一緒に・・・・のときは少しためらわれますが、
やってみると、みんな笑顔で楽しんでベルを鳴らしてくれました。

 来年1月のハートフルコンサートは、ちょうど160回目になります。
来年からも頑張って楽しみつつ、毎月1回のペースで続けていこうと思います。


 あつし君の感想♪   2015/12/29UP

 今回のハートフルはまずまずの出来でした。
あくまでまずまずのレベルなのでまだまだ精進は必要ですが。
演奏前の一言ですが、今回からは曲紹介のみにして、自分が緊張してるだの、練習不足だの、
そういうマイナスの言葉を発しないようにしようと思いました。
 りぃちゃんの感想♪   2015/12/30UP

  今年最後のハートフルコンサートに参加しました。
今年は、1回ハートフルコンサートをお休みしてしまったので、来年は毎月参加をめざして頑張りたいと思います。

 連弾とフルートのアンサンブルは、先生の力もお借りしてとても楽しく演奏できました。
午後からのデイサービスのボランティアでも演奏させてもらいました。
楽しく演奏しているときは、緊張もせず音にも集中できているのが自分で分かるようになりました。
来年からは、ソロの演奏でも連弾やアンサンブルの時のように演奏を楽しんで、
いい音色で演奏できるように努力していきたいです。

 まだむ楊さんとみゆきさんの連弾もすごく楽しそうに演奏されていて、聴いてくださる方も「連弾はいいね♪」とうれしそうでした。

これからの聴いてくださる方への感謝の気持ちを忘れずに演奏していきたいです。

 みゆきさんの感想♪   2015/12/31UP

 練習を再開して3か月。3回目のハートフルコンサートでした。

 緊張は相変わらずですが、だんだん楽しく弾けるようになってきました。
終わったとき、聴いてくださっていた方から「連弾はいいね」と言っていただけたのがとてもうれしかったです。

 楽しく参加できるように練習を続けていきたいと思っています。

 まだむ楊さんの感想♪   2016/01/06UP

 今回はソロ1曲と連弾2曲を演奏しました。
ソロ演奏のアラベスク1番は、音が抜けたり、中盤の盛り上がりのところでミスしたりして不本意なところはありましたが、
3日前のクリスマス会の時よりは、落ち着いて弾けたと思います。

 終了後、先生に
「ペダルの踏み込む時の速度が遅いから踏み始めの部分のペダルが効いていない、もっと速く踏むように」
とアドバイスしていただきました。ペダルは永遠の目標です。来年はペダルを効果的に使えるように練習したいと思います。

 連弾の「雪」を弾き終えた時に聴いて下さってた方が「連弾は楽しくていいねぇ」と声をかけてくださいました。
楽しく聴いていただけた事は本当に嬉しいです。弾いている私達も楽しかったです。
 これからも楽しく聴いていただけるように練習を続けていきたいと思います。

※この文章は2015年12月24日に書かれたものです。更新が遅くなりました。すみません。




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