ハート飾り枠
                トヨタ記念病院 ハートフルコンサート        2015年2月25日(水)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノ)
みどり
みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノ)
みどり
冬の夜 文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
ピアノアレンジ:丹羽みどり
3 (ピアノソロ)
まだむ楊
文部省唱歌 作詞・作曲:不詳
編曲:石川 芳
4 (ピアノソロ)
りぃ
 
川の流れのように 美空ひばり 作詞:秋元康
作曲:見岳章
編曲:鈴木奈美
5 (ミュージックベル)
全員
冬景色 文部省唱歌 作詞:巽聖歌
作曲:渡辺 茂
6 (ミュージックベル)
全員
春よ来い 文部省唱歌 作詞作曲不詳
7 (ピアノ連弾)
りぃ&みどり
サザエさん テレビアニメ「サザエさん」オープニング曲 作詞:林春生 
作曲:筒美京平
8 (ピアノ連弾)
りぃ&みどり
サザエさん一家 テレビアニメ「サザエさん」エンディング曲 作詞:林春生 
作曲:筒美京平
9 (ピアノソロ)
みどり
夕焼け小焼け 文部省唱歌 作詞:中村雨紅
作曲:草川信
編曲:松下美千代
10 (ピアノソロ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (うた&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.冬の夜・・・・明治45年3月「尋常小学唱歌(三)」で発表された唱歌です。
歌詞の「いくさの手柄を語る」という部分が、戦意高揚であると一部の人々に否定されたことから、
戦後に発行された教科書や各社の「唱歌・童謡集」では「過ぎし昔の思い出語る」と改変されましたが
そうなると、その後の歌詞の「子どもはこぶしをにぎる」という部分の意味が不明となるという問題も残ったそうです。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.雪・・・・おなじみの「雪やこんこ」で始まる曲ですが、
今回はドビュッシー風の雪の降り方で始まるアレンジの曲を弾かせていただきます。
イントロとエンディングは降り続く雪を透き通った音で表せるように、
そしてメロディ部分は子供も犬も元気に走り廻っている様子や、猫が炬燵で丸くなる姿を表現出来るように演奏したいと思います。
(コメント:まだむ楊)



4.川の流れのように・・・・以前、ハートフルコンサートで小坂さんがフルートで演奏されるとき
「次は”川の流れのように”を演奏します。」と曲紹介をしたら、聴いてくださっていた方が
「わぁ~」っとうれしそうに胸の前で手を合わせとっても笑顔になっていらっしゃったのを見て、
ほんとうに幅広い方々から愛されている曲なんだなぁと思いました。

 みなさんに喜んでいただける曲を演奏したいと思いこの曲を選曲しました。
みなさんの人生がおだやかな川の流れのようであるように、
私もみなさんから愛されているこの曲を大事に演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



5.冬景色・・・・この曲は、1913年(大正2年)に『尋常小学唱歌 第五学年用』に掲載された曲です。
文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に2007年(平成19年)に選ばれました。
1番は水辺の朝、2番は田園の昼、3番は里の夕方と、日本の冬の景色を歌っています。
3番の歌詞に「時雨」という言葉が出てきます。

「時雨(しぐれ)」は、辞書には、
「初冬の頃、一時、風が強まり、急にぱらぱらと降ってはやみ、
数時間で通り過ぎてゆく雨。冬の季節風が吹き始めたときの、寒冷前線がもたらす驟雨(しゆうう)
村時雨・小夜(さよ)時雨・夕時雨・涙の時雨などの言い方がある。」

 とあり、2月の終わりには似合わない曲ですが、冬の曲ということで、
今回は、お聴きくださる方々とともに、ミュージックベルで楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.春よ来い・・・・大正時代後期に作曲された童謡です。
歌詞に登場する「歩き始めたみいちゃん」とは、この曲を作詞した相馬御風の長女「文子(ふみこ)」がモデルとされているそうです。
「じょじょ(草履)」「おんも(表・外)」などの幼稚語をうまく取り入れつつ、「あるきはじめた」ばかりのみぃちゃんの視点を通して、
雪に閉ざされた越後の冬で静かに春を待ち望む人々の強い思いが伝わってきます。

 今回は、お聴きくださる方々とともに、ミュージックベルでこの曲を楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.サザエさん・・・・長谷川町子さん原作の漫画『サザエさん』を原作とする幅広い年代の方から人気のテレビアニメのオープニング曲です。
ほんとにみんなが笑顔になる「ルルルルルル~」というコーラスがぴったりの曲だと思います。
陽気で愉快なサザエさんをイメージしてみどり先生と楽しく演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



8.サザエさん一家・・・・テレビアニメ『サザエさん』のオープニング曲と同じ方が作詞や作曲を手掛けたエンディング曲です。
歌が始まる前の前奏がとても印象的で、この演奏を聴いた瞬間「サザエさんだ!」と思わず言ってしまいそうになる
元気な曲です。
家族みんなで楽しいハイキング…素敵な日曜日…とても楽しい気分になります。
サンバ調の楽しいアレンジで演奏します♪ みなさんに歌っていただけたらうれしいです。(コメント:りぃ)



9.夕焼け小焼け・・・・作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、
当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、
教員をしながら、後に童謡を作るようになったそうです。
 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。
 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、
八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。
 
 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、
同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。
しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。

 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

演奏日の感想   2015/2/26UP♪

 
今回は、演奏がとてもスムーズに進み、11曲演奏が終わった時点でまだ11:40くらいでした。
そこで、持っていた楽譜の中から、「ペチカ(ジャズアレンジ)」を弾きました。
余分に楽譜を持っていて良かったです♪


りぃちゃんの感想♪   2015/2/26UP

 今回ソロは、以前から弾いてみたかった『川の流れのように』を演奏させていただきました。
私も大好きな曲ですし、みなさまからも愛されている曲なので大事に演奏することを心がけて演奏しました。
符点がつく音符で前のめりになってしまうクセがあるので、練習の時は気をつけていましたが、
本番は若干前のめりになってしまった気がします。
来月は、もっとゆったり気持ちを込めて演奏できるようにがんばります。

 連弾は、久しぶりに先生とハートフルで演奏しました。
以前にも弾いたことがある曲ですが、以前は連弾を楽しむ余裕がなかったのですが、
今回は先生の音をよく聴いて本番でもとても楽しく演奏することが出来ました。
少し前に進めているのかな…と思いました。
これからも演奏を楽しめるように練習をしっかりして準備していきたいです。

 2階や3階からも聴いてくださっていた方が手を振ってくださったり、話しかけてくださったり、うれしかったです。
 来月も3階までしっかり楽しい音楽が届けられるようがんばります。
newまだむ楊さんの感想♪   2015/2/28UP

 今回のハートフルコンサートは、最初は聴いて下さる方が少なかったのですが
徐々に人が増えていき、2階、3階からも声援を送ってくださる方がいらっしゃったのが嬉しく、励みになりました。

 ソロ演奏は、先月と同じ曲だったので余裕と思っていましたが、思いがけないところでミスをするものです。油断大敵です。

 先生とりぃちゃんの「サザエさん一家」の演奏時には
小声で歌ったり、首を振って拍子をとったりして聴いていて下さった方が
「私は(音楽が)好きなので最後まで聴きたいのだけど、まだ体調が良くなくて…」
と名残惜しそうに病室に戻られました。
音楽を入院中の楽しみの一つにしてもらえたり、励みになればいいな、と思います。
いつも最後に歌う「私にできること」をそのまま伝えたいと思います。
その為には、心に響くような演奏を心掛けてこれからも練習したいと思います。



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