ハート飾り枠
                トヨタ記念病院 ハートフルコンサート        2014年11月23日(日)11:00~12:00
プログラム
演奏:Green Garden (丹羽みどり/りぃ/まだむ楊/ミッキー)
ハート飾り枠
 
1 (ピアノ)
みどり
みどれみ~優  海 オリジナル曲 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノ)
みどり
リンゴの唄 映画「そよかぜ」挿入歌
並木路子・霧島昇
作詞:サトウハチロー
作曲:万城目正
ピアノアレンジ:丹羽みどり
3 (ピアノ)
まだむ楊
ロンドンデリーの歌 アイルランド民謡
4 (ピアノ)
りぃ
ムーン・リバー 映画「ティファニーで朝食を」より 作詞:ジョニー・マーサー 
作曲:ヘンリー・マンシーニ
編曲:鈴木奈美
5 (ミュージックベル)
全員
里の秋 文部省唱歌 作詞:斎藤信夫
作曲:海沼実
6 (ミュージックベル)
全員
もみじ 文部省唱歌  作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
7 (ピアノ連弾)
まだむ楊・りぃ
羽生の宿 文部省唱歌 作詞:ジョン・ハワード・ペイン
作曲:ヘンリー・ローリー・ビショップ
日本語歌詞:里見義
編曲:杉山 飛鳥
8 (ピアノ連弾)
まだむ楊・りぃ・みどり
夕焼け小焼け 文部省唱歌 作詞:中村雨紅
作曲:草川信
編曲:ヤマハミュージックメディア
9 (ピアノ)
ミッキー
I am テレビ朝日「報道ステーション」
オープニングテーマ
作曲:森田真奈美
採譜:荻野祐二(PIANO STYLE)
10 (ピアノ)
みどり
めぐり逢い 「トヨタ TOYOTOWN」 CM曲
TVドラマ「Age'35 恋しくて」BGM
作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (うた&ピアノ)
全員
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。

曲目解説

1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れる丹羽ピアノ教室のテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・という思いも込めています。
(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.リンゴの唄・・・・第二次世界大戦敗戦後の日本で戦後映画の第1号『そよかぜ』(1945年〈昭和20年〉10月10日公開、松竹大船)の挿入歌として発表され、
日本の戦後のヒット曲第1号となった曲だそうです。

 サトウハチローがこの詞を作ったのは戦時中でしたが、「戦時下に軟弱すぎる」という理由で検閲不許可とされ、戦争終了後に発表。
可憐な少女の思いを赤いリンゴに託して歌う歌詞が、戦後の焼け跡の風景や戦時の重圧からの解放感とうまく合っていたのと、
敗戦によって憔悴しきった国民の心を癒される楽曲と評価され、空前の大ヒットとなりました。
2007年(平成19年)には「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.ロンドンデリーの歌・・・・この曲は伝統的なアイルランド民謡です。
そのメロディの美しさから、これまでも様々な歌詞がつけられており、中でも「ダニーボーイ」が有名です。
どの歌詞も、大切な人を思う気持ちが込められており、甘いメロディと溶け合って世界中で歌われています。
大切な人に思いが伝わるように気持ちを込めて演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



4.ムーン・リバー・・・・オードリー・ヘプバーンの主演映画「ティファニーで朝食を」の主題歌で、
「アカデミー主題歌賞」と「グラミー最優秀歌曲賞」を同時に受賞した曲です。
映画では、オードリーがギターを抱えて、どこか寂しげな表情で歌うシーンが印象的です。
とてもきれいなメロディーと不安定な恋心を歌うせつない歌詞がり映画にぴったりだと思いました。
今回はジャズアレンジで演奏します。ムードたっぷりの響きを大事にピアノで歌いたいと思います。(コメント:りぃ)



5.里の秋・・・・1945年(昭和20年)12月24日、ラジオ番組「外地引揚同胞激励の午后」の中で、全国に向けて放送され、
放送直後から多くの反響があり、翌年に始まったラジオ番組「復員だより」の曲として使われたそうです。

 1番ではふるさとの秋を母親と過ごす様子、2番では夜空の下で遠くにいる父親を思う様子、
3番では父親の無事の帰りを願う母子の思いを表現しています。
 秋の曲で私が好きな曲の一つです。
歌詞は、ちょっと悲しいですが(戦争に行ってしまった父親を思い出しながら、栗をたべるところ)、、、、。

「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。
 お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



6.もみじ・・・・1911年(明治44年)『尋常小学唱歌(二)』にて発表された曲です。
作詞者の高野辰之は、碓氷峠にある信越本線熊ノ平駅(現在は廃線)から紅葉を眺め、その美しさに惹かれてこの詞を作ったということです。

「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」にも選ばれています。
 お聴きくださる方々にもミュージックベルの演奏をしていただき、一緒に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.埴生の宿・・・・この曲は、1823年に作詞・作曲され、同年初演のオペラ『ミラノの乙女』の中で歌われた歌曲
『Home, Sweet Home』に、日本語歌詞をつけた曲です。
映画「ビルマの竪琴」やジブリ映画「火垂るの墓」でも使われていて、
NHKの連続テレビ小説「純情きらり」や「ゲゲゲの女房」・「マッサン」でも使われています。
『埴生の宿』とは「土の上にむしろを敷いて寝るような、粗末な家」のことで、「それほど貧しくても我が家が一番である。
それに比べれば、たとえ宝石を散りばめようとも(玉の装い)羨ましくはない(羨まじ)」といった歌詞の内容です。
やっぱりみんな我が家が1番…。家に帰ってきて”ほっ”とした気持ちをピアノであたたかく歌いたいと思います。(コメント:りぃ)


日本で広く親しまれている「埴生の宿」はイングランド民謡です。
私は映画「ビルマの竪琴」で日本兵が日本語でこの歌を歌いだすと、敵であるイギリス兵が英語で合唱するシーンを思い出します。
まさしく「音楽は国境を越える」ですね。
最近ではNHK朝ドラ「まっさん」でスコットランド人の奥さんのエリーさんが、洗濯物を干しながら、よく歌っていますね。
今回もりぃちゃんと気持ちを合わせて弾きたいと思います。(コメント:まだむ楊)



8.夕焼け小焼け・・・・1919年(大正8年)に発表された中村雨紅の詞に、草川信が1923年(大正12年)に曲をつけた童謡です。
今回は、なかよし3人(6手)で連弾します。
3人で演奏する分、ピアノの低い音の方から高い音まで6本の手でたくさんの音で曲を描けます。
ひとつの楽器を何人かで演奏できる…ピアノだからこそ!な感じがします。
なかよし3人組が日暮れまで一緒に遊び、仲よく手をつないで帰る”ほっこり”した雰囲気で
演奏できたらいいなぁ…と思っています。(コメント:りぃ)


 作詞者、中村雨紅(1897-1972)は、
当時の東京府南多摩郡恩方村の神社の子(本名 高井宮吉)として生まれ、東京府立青山師範学校を卒業後、
教員をしながら童話後に童謡を作るようになったそうです。
 野口雨情さんと出会い、彼のようになりたい気持ちから雨紅の名で作品を発表されたということです。
 この「夕焼け小焼け」の詩(1919)は、学生時代、
八王子駅から歩いて3時間以上もかけて実家に帰るときの体験がもとになっているそうです。
 
 1923年(大正12年)、草川信が曲をつけ文化楽社の「文化楽譜-新しい童謡-」に掲載されたものの、
同年の関東大震災で楽譜は出回らない内にほとんど燃えてしまったということです。
しかし、関係者が持っていた13部の楽譜をもとに、全国に広まって行ったとのことです。

 東京都八王子市に「夕焼け小焼けの里」というところがあるそうなので、一度は行ってみたいと思います。

 今回は、3人で1台のピアノで連弾=6手連弾で演奏します。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 皆さんがよくご存じの「夕やけ小やけ」を3人6手で演奏します。三人で演奏するのははじめてですが、
音、リズム、テンポ、心を合わせて演奏したいと思います。(コメント:まだむ楊)



9.I am・・・・この曲を聞くと、ニューヨークっぽさを感じるか(私はさらにその朝の風景を感じます)、
古館伊知郎氏の顔を思い浮かべるかの二択になると思います。ほとんどが後者でしょうが・・・。

前置きが長くなりましたが、この曲はテレビ朝日「報道ステーション」オープニングテーマ(2011年4月~)でおなじみの曲です。
長いこと報道ステーションを見ていたのですが、気づいたら、この曲の虜になってしまい、
さらには楽譜が発売され(耳コピですが)、思わず買って練習していました。

とてもクールな曲なので、ぜひその雰囲気を楽しんでいただければと思います。(コメント:ミッキー)



10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 また、最近では、トヨタ自動車の「トヨタウン」のCMでも使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。

 また、2014年2月1日、息子の結婚式で、最後に新婦が家族に向けての手紙を読む際に、BGMとして弾きました。
その思い出も音色に込めて、毎回弾いていきたいと思います

 因みに原題は「Comme au premier jour」で、直訳では「1日目のように」です。
アンドレ氏が、リサイタルの時に
「邦題の『めぐり逢い』という訳は、自分の本来の意味ではない」とおっしゃっていました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり) 


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)

new演奏日の感想   2014/11/24UP♪

 今月から、高齢者施設の音楽療法の講座を担当しているということもあり、大正~昭和の曲をプログラムに入れていこうと思い、
今回は「リンゴの唄」を弾いてみました。
 会場に来ていただいた方は、その年代の方がいらっしゃいませんでしたが、その方々にも、自分のご両親や祖父母の時代に
このような曲があったのだということの告知になるので、それもいいかな~なんて思いました。

 それから、二歳くらいの男の子が会場にいらっしゃったので、
「後で、一緒にベルをやれるからね♪」
と言って、一緒に楽しんでもらえてよかったです♪

 小さなお子さんから高齢者まで、みんなが一緒に音楽を楽しんでいただけるよう、これからも、工夫していきたいと思いました。


newりぃちゃんの感想♪  2014/11/24UP

 今月は、ミッキーさんも参加してくれて、コンサートの前、窓から見える池に鴨が泳いでいて
みんなで「かわいいね…」とお話ししたり気持ちのいい秋晴れの日の楽しいコンサートでした。
 
 自分の事情でコンサート前のレッスンをお休みしてしまい、心に少し緊張して不安があったので
ソロも連弾も久しぶりにいつもより緊張してしまいました。
でも、その前のレッスンまでにある程度、仕上げていた曲だったので、
そんなに崩れずに演奏できてよかったです。これからは、なるべく心に不安なく演奏に臨みたいです。

コンサート前の合わせ練習をお休みした私にも、先生やまだむ楊さんやミッキーさんが暖かく接して下さってとってもうれしかったです。

ベルのコーナーは、男の子が元気いっぱい楽しそうに参加してくださって、
他に聴いてくださっていたみなさんもひとり2本と積極的に参加してくださり楽しいコーナーでした。

これからも「継続は力なり」…1回のコンサートを大事に、参加していきたいです。聴いてくださった皆さんありがとうございました。

 newまだむ楊さんの感想♪   2014/11/25UP

 今回もプログラムが無くなるほど、たくさんの方が聴きに来てくださいました。

 先生の「リンゴの唄」は、昔、母がよく歌っていたので懐かしくて
なぜか一番の歌詞は覚えているので、今度施設にいる母に歌ってあげようと思いました。

 久しぶりにミッキーさんも参加してくれました。
私は「Iam」を聴くと、古館伊知郎さんの顔を思い浮かべます。
以前に演奏した曲がさらっと弾けるのは羨ましいです。私は去年練習した曲もあやふやになりますから。

 連弾は最近コツのようなものが少しわかってきました。
以前は自分のパートを弾くのが精いっぱいだったのですが、
強調するパートや指が重なるところをどうするか等を考えることが出来るようになりました。
これからもりぃちゃんと連弾を続けていきたいと思います。

 ソロ演奏は、ミスはありましたが、ゆっくり落ち着いて弾けました。
いつも緊張して速く弾いてしまうのですが練習時よりゆっくり弾けたのは、出場回数を重ねたからだと思います。
 これからも人前で弾くことを意識して、現在の練習曲のみではなく、以前演奏した曲も並行して練習していきたいと思います。

 newミッキーくんの感想♪   2014/11/26UP

 今日は久しぶりにハートフルに参加しました。
ここ最近激務に追われており、ちょうど良い気分転換になるかと思い参加しました。

最初は誰もいなかったのですが、次第に人が集まってきて、とてもにぎやかになりました。
元気な子供を見るととても癒されます。

久しぶりに「I am」を弾きました。
1週間前に楽譜引っ張り出して弾いてみましたが、1週間でのリカバーはちょっと短かったかなと反省しています。
ミスはたくさんしましたが、取り合えず止まらないことを心がけました。おかげで気楽に弾けたかと思っています。
その心持ちで他のコンサートやステップで弾けるといいのですけど・・・。

本音はミス無く弾きたいのですけどね。
それは常日頃のピアノに対する向き合い方にもかかわるので、改善するにはとても時間のいることだと思います。
たくさん失敗もしますが見守っていただけると幸いです。

りぃちゃんやまだむ楊さん、そして先生の6手連弾という貴重な演奏も聴けました(さすがに狭そうでしたが(笑))
今度は連弾でハートフルに参加したくなりました。

気分転換になりとても充実した一日になりました。来月も機会があれば参加したいです。




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