ハート飾り枠
          トヨタ記念病院 ハートフルコンサート                  2013年3月24日(日)
プログラム
        演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/まだむ楊/ミッキー
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)みどり G線上のアリア    管弦楽組曲第3番(BWV1068)より 作曲:J.S.バッハ
編曲:山田香
3 (ピアノソロ)ミッキー 幻想曲「さくら さくら」
~Sakura-sakura: A fantasy for piano~
作曲:平井康三郎
4 (ピアノソロ)りぃ さくら(独唱) 森山直太朗 作詞:森山直太朗 ・御徒町凧
作曲:森山直太朗
5 (ピアノ連弾)まだむ楊・みどり オーラ・リー アメリカ民謡 作詞:ウィリアム・ホワイトマン・フォスディック
作曲:ジョージ・R・プルートン
編曲:岩崎佳子
6 (ミュージックベル)全員 故郷 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
7 (ミュージックベル)全員 春が来た 文部省唱歌 作詞:高野辰之
作曲:岡野貞一
8 (ピアノ・電子ピアノ)
カスミン・りぃ
星に願いを ディズニー映画「ピノキオ」より 作詞:ネッド・ワシントン
作曲:リー・ハーライン
日本語詞:島村葉二
編曲:ヤマハミュージックメディア
9 (フルート・ピアノ)
りぃ・まだむ楊
ムーン・リバー 映画「ティファニーで朝食を」より 作詞:ジョニー・マーサー 
作曲:ヘンリー・マンシーニ
フルートアレンジ:大石三郎 
ピアノアレンジ:山田香
10 (ピアノ・電子ピアノ)
みどり・りぃ
めぐり逢い 作曲:アンドレ・ギャニオン
11 (うた&ピアノ)
みどり・りぃ
私にできること KOKIA 作詞・作曲:KOKIA
印は、「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に選ばれている曲です。


曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」・・・・私は「海」が大好きなので、この曲を作った後に、もう一つ「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓をメインにしたため、あえて「の」を除いて「冬海」にしました。
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 また、この曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」で、優しい子に育つようにとの願いを込めてつけました。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いも込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.G線上のアリア・・・・原曲はヨハン・セバスチャン・バッハ(1685年から1750年)作曲、
管弦楽組曲第3番(BWV1068)の第2曲目「エア(アリア)」です。
 バッハの死後、1871年にドイツのヴァイオリニストのアウグスト・ヴイルヘルミ(1845年から1908年)が
バイオリンのG線(=テーマメロディがバイオリンの四本の弦の一番低い音のG弦)
だけで弾けるように編曲することで、世の中に広く”G線上のアリア”として知られ親しまれる曲となりました。
 今回は、原曲にできるだけ忠実に独奏用にアレンジされたものを、電子ピアノのストリングスとパイプオルガンの音色で
原曲のイメージを極力表現できるように弾きます。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



3.幻想曲「さくら さくら」~Sakura-sakura: A fantasy for piano~・・・・今年も桜の足音が近づいてまいりました。
この曲は「さくら さくら」のメロディをモチーフに作られた曲です。
3つの変奏でそれぞれが華やかに彩られています。曲内には筝、太鼓、篠笛を思わせるメロディーがあり、
それぞれで見事に雰囲気を再現しています。太鼓の音がピアノから聞こえてくるなんて不思議な気がします。

 実は私が子供のころに発表会で弾いたことがあります。改めて練習してみると、
当時はなんでこのように弾いていたのかわからなかった部分も、今は十分理解が出来ます。
そして今なら、当時至らなかった部分にも思いが及ぶ気がします。懐かしさを感じながら楽しく弾こうと思います。(コメント:ミッキー)


4.さくら(独唱)・・・・『さくら』という名のついた曲の中で私はこの曲が一番好きです。
森山さんが友達の結婚式のために作られた曲ですが、卒業式でもよく歌われています。
旅立ちの時に優しく背中を押してくれるような、そして変わらない場所で変わらない友だちがいつも待っていてくれるような
暖かい歌詞が大好きです。歌詞に込められた想いが伝わるように演奏したいです。(コメント:りぃ)



5.オーラ・リー・・・・アメリカの民謡曲で、エルビス・プレスリーの名曲「ラブ・ミー・テンダー」は、この曲をカバーしたものです。
「オーラ・リー」とは、女性の名前だという説があり、この曲が出版された1861年ごろのアメリカは、南北戦争が始まった頃の混乱期で、
故郷に彼女を残して出兵していった多くの兵士たちによって広く歌われたそうです。 (コメント:まだむ楊)



6.故郷・・・・この曲は、作詞の高野辰之が幼少時代を過ごした故郷である長野県下水内郡豊田村の風景・望郷の思いを描写したと伝えられているそうです。
兎を追った山は、大平山・小鮒を釣った川は斑川であるということです。
1914年(大正3年)の尋常小学唱歌の第六学年用で発表されたそうです。
 今回は、お聴きくださる方々にも一緒に歌っていただき、音楽を楽しんでいただければと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.春が来た・・・・この曲も、「故郷」と同様、作詞作曲の高野・岡野氏のコンビの作品です。
二人は、明治~昭和時代に数多くの作品を残しています。(「故郷」「朧月夜」「もみじ」「春の小川」など)
そのうちの一つで、明治43年(1910)「尋常小学読本唱歌」に発表されたそうです。
 高野氏の故郷である豊田村は、冬が厳しく春の訪れも待ち遠しいため、
春が来たときのうれしい気持ちをこの歌にこめて作られたとのことです。
 お聴きくださる方々にも、ミュージックベルの演奏をしていただき、音楽を楽しんでいただければと思います。
 文化庁・(社)日本PTA全国協議会が実施している
「~親から子、子から孫へ~親子で歌いつごう 日本の歌百選」に入っています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.星に願いを・・・・ ディズニーアニメ映画の「ピノキオ」の主題歌です。
静かな夜空に輝く星を眺めているという感じのゆったりとした曲。
今回は、いつも一緒に連弾をするカスミンちゃんと電子ピアノでアンサンブルをします。
いつも隣りで演奏していますが、少し離れても息を合わせて演奏したいです。
そしてジミニー・クリケットがきれいな星空の中でバイオリンを奏でるように電子ピアノを歌わせたいです。(コメント:りぃ)


1940年2月に公開された、ディズニーによるアニメーション映画「ピノキオ」の主題歌です。
ゼペットじいさんは、ある日あやつり人形を作って「ピノキオ」と名づけ、本当の子どもになるように星に願いをかけました。
その時に、コオロギのジミニー・クリケットが「星に夢を祈れば、いつか叶うでしょう」と、この曲をしっとりと歌い上げます。
りぃちゃんと心を合わせて、楽しく演奏したいと思います。(コメント:カスミン)



9.ムーン・リバー・・・・オードリー・ヘップバーン主演映画「ティファニーで朝食を」の中でオードリー自身が歌っている名曲です。
ピアノ以外の楽器にも挑戦してみたくて、小坂さんのフルートに憧れてフルートを初めました。
今回は、まだむ楊さんとはじめてのピアノ・フルートアンサンブルです。
まだまだ初心者ですが、たっぷりの息で3階の方にまで届くように演奏できたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)



10.めぐり逢い・・・・私の大好きなアンドレ・ギャニオンの代表的な曲です。私のテーマソングとして毎回弾きます。
 この曲は1996年4月オンエアされた柴門ふみ原作のTVドラマ「Age'35 恋しくて」でBGMとして使われていましたが、
実はそれよりも前に、1995年10月~12月に放送されたドラマ「恋人よ」や、様々なドキュメンタリー番組のBGMとしても使われています。

 しかし、私が初めてこの曲と”めぐり逢った”のは、確か、1992年の冬だったと思います。
それからずっと弾き続けています。気に入った曲は、どれだけ弾いても、何年経っても絶対に飽きないし、
そのときそのときで、違う、いろんな「めぐり逢い」を心の中に思い描きながら、弾くと、とても気持ちがいいです。 
これからもずっと、「めぐり逢えた」人々に対して、
『ありがとう、あなたにめぐり逢えて私はとても幸せです』
という「感謝の気持ち」をこめて弾き続けていこうと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.私にできること・・・この曲はKOKIAさんが、新潟県中越沖地震の際、提供したということです。
歌うこと(音楽)で、たくさんの人を救おうという気持ちが込められた歌詞が印象的です。(コメント:Saint Cecilia/みどり)


 この曲をテレビで初めて聴いたとき、私の気持ちに歌詞がぴったりで、「この曲を弾き語りで歌いたい♪」と、ひと耳惚れした曲です。
あわてて曲名と歌手名をメモにとりいろいろ調べて楽譜を買いました。
ハートフルコンサートに毎月参加させてもらい、ボランティアという形で演奏させてもらっていますが、
私のつたない演奏にもみなさん笑顔で拍手をくださったり、話しかけてくださったり、私自身の方がみなさんにいつも励まされて、
勇気をもらって逆にボランティアを受けている感じです。
なにかの縁でそのとき出会えたみなさんに感謝の気持ちと、病気のこと…がんばりすぎずに、でも生きることを諦めずにいてほしい…。 
そして今は、東日本大震災で被災された方々にも届くよう、心をこめて伴奏したいと思います。(コメント:りぃ)


new 演奏日の感想 (Saint Cecilia/みどり)   2013/3/27UP♪

 今回は、うちの家族がちょうど入院していたので、一緒に聴いてもらいました。
個人的な感想ですが、入院患者の家族として聴くと、「めぐり逢い」と「私にできること」は、本当に心にしみました。

 生徒たちは、4月のふれあいコンサートの曲のリハーサルもかねて、弾かせていただきました。
良い機会になってよかったです。

 まだむ楊さんの感想♪   2013/3/27UP

 ぽかぽかと暖かい陽が差す春らしい陽気の中でのハートフルコンサートでした。
桜をテーマにした曲や春らしい曲をたくさん聴かせていただきました。
「オーラ・リー」は、ふれあいコンサートでは私はⅡパートを弾く予定ですが、
今回は先生にⅡパートを弾いていただき私はⅠパートを弾きました。
パートを替えて弾く事は演奏相手の気持ちを理解するのに大変役に立つと思います。
この部分は控えめにしよう、とかこの部分は少しでしゃばってもいいかな等
自分のパートばかり弾いていると気が付かないこともありますので、これからは他パートの練習にも力を入れたいと思います。

 「ムーン・リバー」はフルートの伴奏です。伴奏は地味に控えめに主役を盛り上げなければ
いけないのですが、練習不足の為、楽譜を追いかけるのに精いっぱいでフルートの音を聴くことも
電子ピアノに合わせることも出来ませんでした。次回のハートフルコンサートまでに
余裕を持ってフルートの音が聴こえるくらいに練習を重ねたいと思います。

 りぃちゃんの感想♪   2013/3/27UP

  今回のハートフルで初めてフルートを人前で演奏しました。
レッスンや小坂さんとの合わせ練習でもちゃんと出ていた音が、本番では全然出なくて自分でもびっくりしました。
吹く楽器を緊張の中で演奏する難しさを知りました。
伴奏してくれた楊原さんや先生や聴いてくださった皆さんにご迷惑をかけてしまい申し訳なかったです。
次回のハートフルやふれあいコンサートに向けてこの経験を無駄にしないように
緊張しても深い腹式呼吸ができるように練習を重ねたいと思いました。

 ピアノソロや電子ピアノでのアンサンブルは、落ち着いて心を込めてピアノを歌わせることができました。
うたも心を込めて歌えてよかったです。
今日は集中もできていました。ハートフルに毎月出していただくことでピアノで演奏することや歌を歌うことは
だいぶ緊張することなくできるようになってきました。
これも毎月つたない演奏に拍手をくださるみなさんのおかげだと感謝しています。
どんな楽器でもみなさんの拍手になるべく応えられるようにこれからもがんばりたいです。

 カスミンちゃんの感想♪   2013/3/27UP

  今回は、ふれあいコンサートの練習も兼ねて、りぃちゃんに電子ピアノでメロディーをお願いして演奏しましたが、
結果ボロボロの演奏になってしまい、りぃちゃんとお聴き下さる方に申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
今回の演奏は1曲だけということもあり、自宅やレッスンの時は弾けていたので、気を緩んでしまっていたと思います。

 ふれあいコンサートは家族と一緒の演奏になるので、完璧に弾けるように合わせられるようになるまでの努力をして、
今回の様な悔いの残る演奏にならないように、残り1ヶ月練習を頑張りたいです。

 ミッキーくんの感想♪   2013/3/27UP

 今回は春にふさわしい、そして聞き栄えがある曲(かつ難しい曲)を選曲しました。
かなり努力もしたので、聞いていただける方がいるといいなと思っていました。
幸い聞いてくださる方が何人かいらっしゃったため、より弾き甲斐が出てテンションがあがりました。

おかげさまで今日の演奏は、今までのハートフルの中で一番良かった演奏が出来たと思います。
幸いほとんどミスをせず、思いを込めつつ楽しく弾けたと感じています。
ただし、イメージしている理想の姿からはまだまだ遠いです。
ペダルの音はなっているようですし(自分には聞こえていないですが)。
でも今後は、この出来をボーダーラインとして、いろんな曲に取り組んでいこうと思います。




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