ハート飾り枠
         トヨタ記念病院 ハートフルコンサート               2009年5月13日(水)
プログラム
     演奏:丹羽みどり/りぃ/カスミン/taka/ゆうみ
ハート飾り枠
 
1 (ピアノソロ)みどり みどれみ~優  海 作曲:丹羽みどり
2 (ピアノソロ)カスミン ミュゼット 「アンナ・マグダレーナのためのクラヴィーア曲集」より 作曲:J.S.バッハ
3 (ピアノソロ)カスミン 追憶 映画「追憶」より 作曲:M.ハムリッシュ
編曲:岩崎佳子
4 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ もしもピアノが弾けたなら 西田敏行/
TVドラマ「池中玄太80キロ」
第2シリーズ挿入歌・主題歌
作詞:阿久 悠
作曲:阪田 晃一
編曲:上田浩司
5 (ピアノ連弾)カスミン&りぃ テネシー・ワルツ 作詞:P.W.King
作曲:R.Stewart
編曲:吉田洋
6 (ミュージックベル)全員 茶摘み 文部省唱歌 作詞作曲者不詳
7 (ミュージックベル)全員 森のくまさん アメリカ民謡 作詞・作曲:不詳
訳詞:馬場祥弘
8 (ピアノソロ)りぃ めぐり逢い TVドラマ「Age‘35」より 作曲:アンドレ・ギャニオン
9 (ピアノソロ)りぃ ラルゴ 歌劇「クセルクセル(セリセ)」より 作曲:ヘンデル
10 (う た)ゆうみ ハナミズキ 一青 窈
TVドラマ「火曜サスペンス劇場」主題歌
作詞:一青 窈
作曲:マシコタツロウ
11 (う た)taka&ゆうみ ホール・ニュー・ワールド アニメ映画「アラジン」より 作詞:ティム・ライス
作曲:アラン・メンケン
12 (う た&ピアノ)全員 生きてこそ Kiroro/TVアニメ
「甲虫王者ムシキング
 ~森の民の伝説」主題歌
作詞:玉城千春
作曲:Kiroro


 今回は、りぃちゃん、カスミンちゃん、我が息子taka(病院デビュー)&娘ゆうみも参加します♪


曲目解説


1.みどれみ~優海・・・・オリジナル曲。「みどれみ~」は、このサイトのトップで流れるウチのテーマ曲。
「さあ、今から楽しく音楽を始めましょう♪」ってイメージで作ったので、コンサートの始まりにはちょうどいいかも?
と思います。
 そのあと、「レインスティック」の効果音に続けて、「優海」に入ります。

 「優しい海」について・・・・私は「海」が大好きなので、実は、もう一つ海の曲「冬の海」という曲も作ったのですが、
そちらの曲は、中国の楽器=胡弓の曲のため、あえて「の」を除いて「冬海」にしたため、
それに合わせて「優しい海」もひらがなを除いて「優海」にしました。
 それからこの曲名には、もう一つの意味があります。
うちの娘の名前が「優実(ゆうみ)」なので、それもひっかけてあるんです。
優しい子に育つようにとの願いも込めてつけた名前。
 だから、この曲を聴いてくださった方々の心にも、優しい気持ちがいっぱいになればいいなぁ・・・・
という思いを込めています。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



2.ミュゼット・・・・「音楽の父」バッハの作曲した曲です。
ミュゼットとは17世紀から18世紀にかけてフランスの宮廷で大流行した小さなバグパイプのことですが、
バグパイプとは違い、空気を革袋に送る際、奏者の息を口を使って送る代わりに、
ベルトによって腰に取りつけられた「ふいご」を使って送風しました。
このことで演奏する姿が優雅に見えるそうです。
手の弾むようなフレーズと左手で刻むリズム、そして時々織り込まれているユニゾンが印象的な曲なので、
両手のバランスが崩れないように注意して弾きたいです。(コメント:カスミン)



3.追憶・・・・ ご存じの方も多いと思いますが、この曲は1973年に公開された映画「追憶」のテーマソングです。
映画では20年にわたる男女の愛の推移が描かれていて、
その中で過去の思い出をなぞっていくシーンに何度か使用されています。
「追憶」という曲名の通り最初はしっとりとした感じで始まりサビの盛り上がりを経て静かに終わりますが、
その中で気持ちの盛り上がりを上手く表現できるように弾きたいです。(コメント:カスミン)



4.もしもピアノが弾けたなら・・・・ TVドラマ『池中玄太80キロ』第2シリーズの挿入歌として作られ、主演の西田敏行さんが歌い大ヒットした曲です。
あふれる想いを、ピアノでなら伝えられそうなのに…叶わぬ想い、切ない気持ちがいっぱいの曲だと思います。
歌詞にもあるように、人を愛した喜びや 心が通わぬ悲しみや おさえきれない情熱が、ピアノで伝えられたらどんなに素敵だろう…。と私も思います。
私がもっと上手に弾けたなら、代わりに伝えてあげられるのに…と。楽しみながらピアノと向き合い
指先に伝えたい気持ちをいっぱい込めて演奏できるようにがんばっていきたいです。
カスミンちゃんと初めての4手連弾です。心を合わせて演奏したいと思います。(コメント:りぃ)



 西田敏行さん主演の日本テレビ系ドラマ「池中弦太80キロ」主題歌です。
「ピアノが弾けたらいいなぁ」と思う心が、やさしいメロディーで表現された素敵な曲です。
この曲の楽譜を初めて見た時、自分がピアノを始めたばかりの頃の気持ちがよみがえってきました。
あの頃の気持ちを思いだして昔懐かしいぬくもり、やさしさを感じながら演奏したいと思います。
この曲の歌詞のように、誰かのためにピアノを弾く・・・いつの日かそんなことが実現できたらいいなぁと思います。
(コメント:カスミン)



5.テネシーワルツ・・・・パティ・ペイジさんのカバーや日本では和田壽三が訳詞したものを江利チエミさんが歌っていたり、
たくさんの方にカバーされている私も大好きなポピュラーソングです。
 歌詞の和訳は、恋人とテネシー・ワルツを踊っていたとき、旧友と出会い私は彼女に恋人を紹介した。
そして彼女は 彼と踊っているうちに彼の心を奪ってしまった。
あのテネシー・ワルツとあの夜を 私は忘れない。どれほど大きなものを 失ってしまったことか。
そう 大切な彼を失ってしまった…。美しいテネシー・ワルツが流れてた夜…。という内容です。
とても悲しい歌詞ですが、人を想うせつなさを感じさせる大人っぽいメロディーと合わさって
心に沁みていくような曲だと思います。
 カスミンちゃんと初めての4手連弾です。大人の雰囲気をふたりで出せたらいいなぁと思います。(コメント:りぃ)


 1948年にレッド・スチュワートとピー・ウィー・キングによって作られました。
江利チエミさんが歌うテネシーワルツは、しっとりとした大人の曲に歌い上げ、聞き惚れてしまいました。
歌詞は恋人とテネシーワルツを踊っていて、そこで出会った友人に恋人を取られてしまったという失恋の歌ですが、
せつない気持ちが伝わってきます。
りぃちゃんとの4手連弾、楽しく大人の落ち着いたしっとりとしたムードで心をひとつにして演奏したいと思います。
(コメント:カスミン)



6.茶摘み・・・・八十八夜(はちじゅうはちや)は雑節の一つで、立春から数えて88日目の日。毎年5月2日頃です。
 この日に摘んだ茶は上等なものとされ、この日にお茶を飲むと長生きするとも言われているそうです。
 茶の産地京都府宇治市などでは、昔ながらの赤いたすきにかすり姿の女性達が茶畑に入って茶摘みの実演を行い、
お茶のPRも兼ねて一般の人達も参加するイベントが行われるとのことです。
 今回は、お聴きくださるみなさんも一緒にミュージックベルを演奏しながら歌える季節の歌ということで選曲しました。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



7.森のくまさん・・・・この曲の歌詞にはいつも私は 暖かい気持ちを受け止めています。
熊という動物は本体、とても獰猛で怖いと認識していますが、
この歌詞の中では、とても優しくて思いやりのある存在になっています。
また、「熊」は私の友人のハンドルネームでもあり、私はいつもこの曲を弾いたり歌ったりするときには、
いつもその友人のことを思っています。

 今回は、お聴きくださる方々も一緒に歌いながらミュージックベルで合奏して楽しみたいと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)(コメント:Saint Cecilia/みどり)



8.めぐり逢い・・・・TVドラマなどのBGMでよく使われている曲で、私が初めて聴いたのも「恋人よ」というドラマの中でした。
みどり先生がとても大事にずっと弾き続けている曲で、ハートフルでは私も電子ピアノでストリングスの部分を演奏させてもらい
先生とアンサンブルをしています。アンサンブルのお誘いを受けた時もとてもうれしかったのですが、
先生が大事にしている曲を「りぃちゃんもピアノで弾いてみる?」と言ってくださったときに
驚きとうれしさで涙がいっぱい出て泣いてしまったことを演奏していると思い出します。
ピアノ、大好きな先生、仲良くしてくれるお教室のお仲間のみなさん、いつも優しく見守ってくれる主人、
そしてハートフルコンサートで私の演奏を聴いてくださるみなさんとの出会いに感謝して演奏したいです。伝わったらいいな…。(コメント:りぃ)



9.ラルゴ・・・・ヘンデルが1738年にロンドンで初演したオペラ「クセルクセス」の中の一曲です。
歌劇の中のアリアですので本来は歌に伴奏がついた形になっていますが、
オルガンやピアノ、管弦楽曲や、器楽曲など、いろいろに編曲されています。
「安らぎの木陰」という意味があるそうそうです。
『オンブラ・マイ・フ』という別名もあり、独立した小品としてみなさんにもお聴き馴染みがある曲だと思います。
とても美しいメロディーで聴いていると癒され、私も大好きな曲です。
美しいメロディーをピアノで奏でられるように演奏したいと思います。(コメント:りぃ)


10.ハナミズキ・・・・「ハナミズキ=花水木」は別名アメリカヤマボウシともいい、北アメリカ東部産の花木です。
アメリカでの名称はドッグウッド(ダグウッド)、バージニア州の州花ということです。
 1909年から数年にわたって、当時東京市長の尾崎行雄氏がアメリカ合衆国に桜の苗木を贈ったその返礼として
1915年に東京市に贈られたのが日本でのハナミズキのはじまりで、日米親善の木として有名になったそうです。

 この曲は、一青窈さんがアメリカの同時多発テロをきっかけに作られたとされています。
自分の大切な人とさらにその人の大切な人が幸せである事を
”君と好きな人が百年続きますように~ハナミズキより”と願う歌です。

 私は毎年、この時期には弾きたくなる曲です。歌詞に「母の日」「五月」と入っているからだと思いますが・・・・、
今回は、ゆうみが歌います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



11.ホール・ニュー・ワールド・・・・ディズニー映画「アラジン」の主題歌。
劇中でも、アラジンがジャスミンを魔法のじゅうたんに乗せて、すばらしい世界を見せに連れて行ってあげるときに、二人でデュエットしている曲です。
私はこの曲を聴いたり弾いたりすると、その場面が思い浮かびます。
特に、曲の終わりは、満月の中へじゅうたんに乗った二人が消えてゆくところ。ここが一番素敵で気に入っています。
 今回は、taka&ゆうみの兄妹デュエットで、皆様に楽しんでいただければと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)



12.生きてこそ・・・・この曲の歌詞は、こう始まります。
 ママ 私が生まれた日の空は どんな色? パパ 私が生まれた日の気持ちはどうだった?

 サビでは
 生きてこそ 生きてこそ 今ここから始まる
 生きてこそ 生きてこそ 広がってまたつながる

 生きてこそ 生きてこそ 無限に羽ばたいてく夢
 生きてこそ 生きてこそ その根は 深く 太く 強く





 生きる力をもらえるって感じの歌で、まさに病院で演奏するにピッタリだと思います。
これがテレビアニメの主題歌だということも、子どもたちに自然に気持ちが伝わるような気がするので、
とってもいいなーと思います。(コメント:Saint Cecilia/みどり)

new 演奏日のエピソード (Saint Cecilia/みどり)   2009年5月13日UP♪

 今日は、今月に開催されるこの地区でのPTNAピアノステップに参加するカスミンちゃん、りぃちゃんの
練習の場としても、活用させてもらえたことと、
久々に娘のゆうみ、そして初登場の息子takaのデュエットもできて、とても楽しめました。
 お聴きくださったみなさま、ありがとうございました♪


new りぃちゃんの感想♪   2009年5月14日UP

 今日のハートフルも、先生ファミリーのtakaくんとゆうみちゃん、かすみちゃんと一緒で楽しいコンサートでした。
小さいお子さんが準備のときに来てくれて、「こんにちは♪」と声をかけたら、元気に「こんにちは♪」と返してくれて
ベルも一緒に楽しんでくれていました。これからも音楽を好きでいてくれたらうれしぃなぁと思いました。
とてもかわいく元気なお子さんたちでした。楽しかったよ。

 カスミンちゃんと今月も連弾を演奏しました。
先月も弾いた曲だったので、今月は一緒にレッスンを重ねて、曲に雰囲気をつけて演奏することができました。後で録音を聴いたら、私の伴奏が少し大きかったので、カスミンちゃんのメロディーを際立てるように演奏できればよかった…と思いました。
カスミンちゃんのメロディーはしっかり歌えていてきれいでした。
また来月も一緒に連弾できたらいいね。カスミンちゃんありがとう。

 ソロは、先月よりも落ち着いて演奏ができました。『めぐり逢い』は、メロディーの出るべき音がきちんと
出せなくてちがうメロディーになってしまい、緊張の中でも丁寧に音を出せるようにもっと練習を重ねたいと思いました。

 『ラルゴ(オンブラ・マイ・フ)』は、あとで聴いたらテンポが少し速めに感じました。
ゆったりした曲なのでもっとたっぷりめに演奏したいと思います。
メロディーはしっかり出せていたようなので、左手をもう少し丁寧に小さくを気をつけたいです。

 takaくん、ゆうみちゃんの歌は、とても心に響く歌でした。
男性の低い声もお腹にビーンと響いていいですね。凛々しい歌声でした。
ゆうみちゃんの『ハナミズキ』は、とても気持ちがこもっていてうっとり聴き入ってしまいおもわず写真を撮り忘れそうになったくらいでした。
素敵な歌声をありがとう。

 最初から最後まで聴いてくださっていた方も温かい拍手をおくってくださって、演奏のあと笑顔をくださったのがとてもうれしかったです。
ありがとうございました。

new カスミンちゃんの感想♪   2009年5月14日UP

 今日のハートフルコンサートは、りぃちゃんの心を込めた「めぐり逢い」から、
みどり先生の気持ちのこもった演奏の中、ゆうみちゃんとtakaくんの歌声で感動しました。
音楽の素晴らしさを改めて感じることができた一日でした。

 ソロの「ミュゼット」は、りぃちゃんの手助けで、電子ピアノではなかなか味わえない弦の共鳴を使って
バグパイプの持続低音をピアノで表現しました。
ミスが少しあったものの、リズムの速さもまだまだといったところですが、
集中して演奏することができたのでよかったです。
弦の共鳴を利用すると倍音効果でピアノ独特の美しい響きで、演奏も豪華に聴こえるので、
ピアノの楽しさがさらに広がりました。
ピティナステップでは、共鳴が無くとも豪華に聴こえるような演奏で、表現に磨きをかけ
残り2日練習をがんばりたいと思います。

 ソロの「追憶」は、前奏でミスタッチをしてしまい、表現も気持ちに余裕もなく納得のいかない演奏でした。
練習の中でも前奏は苦手な部分で自宅での練習でもミスばかりだったので、本番でも現れるんだなと
練習不足をつくづく感じます。
今日ミスタッチしたところを反省し集中的に練習して、ピティナステップでよい演奏ができるようにがんばります。

 連弾は、りぃちゃんと心をひとつに気持ちをこめて演奏できて、とても楽しかったです。
練習の成果もあり、ミスもほとんどなく気持ちを込めて演奏できたのでうれしかったです。
聴いてくださる患者さまにおちついて聴いていただけるように、癒される演奏を目指していきたいと思います。
また来月も練習をして、りぃちゃんと一緒にハートフルで連弾をしたいです。

 ハートフルコンサートに参加すると、演奏だけではなく、曲についても調べる機会が増えて
音楽の世界が広がるので、とても勉強になりました。

 今日は演奏中少しにぎやかだったので、演奏中は集中力がとても欠かせないものだと感じました。
どんな場所、どんな状況に応じても集中して演奏が出来るような練習もしていこうと思いました。

 ハートフルコンサートでとても貴重な修行の場をいただいたので、
ピティナステップでは今日ミスしたところを集中的に練習して、よい演奏が出来るようにがんばります。

カスミンちゃんのピアノソロ「ミュゼット」演奏


「ミュゼット(バグパイプ)」の持続低音を、
ピアノの共鳴を利用して出すために

りぃちゃんが低音部の鍵盤を
音を出さずに抑えています。
カスミンちゃん「追憶」



カスミンちゃん&りぃちゃんの連弾


りぃちゃん「めぐり逢い」

ゆうみ&みどり「ハナミズキ」

taka&ゆうみ 「ホール・ニュー・ワールド」


「生きてこそ」



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